プロ・パイロット養成コース 一期生 募集要綱 2015年10月入校 民間航空操縦士訓練学校(プロ・パイロット養成コース) JGAS 鹿児島フライトトレーニングセンターに設立される「民間航空操縦士訓練学校」は、次世代を 担うプロ・パイロットの養成に特化した訓練学校です。そして、提供する主要な訓練コースが「プロ・ パイロット養成コース」。エアラインをはじめ航空界で真に活躍できる人材を育成します。 この資料では、民間航空操縦士訓練学校の「募集要綱」について詳しく説明します。入校を希望される 方は、この資料をよく読んで応募して下さい。あなたの入校を心よりお待ち申し上げております。 入校までの大きな流れ 民間航空操縦士訓練学校への入校までは、概ね以下のような流れになります。 2015 年 1月1日 募集開始 [一次試験までに各自で手続き] 航空身体検査(第 1 種相当) の受検について ・航空身体検査のご案内 操縦練習許可書の申請について ・操縦練習許可書の申請方法 2015 年 3 月 31 日 募集〆切 2015 年 4 月 12 日 一次試験(筆記・面接) 2015 年 4 月 30 日 二次試験(操縦適性・面接) 2015 年 5月1日 合格発表 2015 年 5月2日 学科試験対策講座 2015 年 5 月 29 日 入校関連書類 提出期限 2015 年 8 月 31 日 2015 年 10 月 1 日 第1期委任料 一次試験について ・受験を希望される方へ(受験案内) ・受験料のご案内 ・入学試験問題の概要 ・模擬試験問題(3科目) 二次試験について ・二次試験のご案内(受験案内) ・学科試験対策講座の受講申込書 応募資格(受験資格)について 応募書類(受験申込)について 合格後の提出書類(手続き等)について ・一期生 募集要綱(この資料) 訓練費用の詳細について ・教育訓練費及び算定基準 納付期限 入校 1 [入校までに各自で受験] 自家用操縦士 学科試験 (7 月) 航空特殊無線技士 (6 月) 又は 航空無線通信士 (8 月) ・学科試験対策講座(希望者)で説明 まず、全体を理解していただくために、民間航空操縦士訓練学校の受験資格、選考の仕組み、囲みの中 に記載した関連資料等について説明しましょう。 なお、プロ・パイロット養成コースの内容については、当校ウェブサイト、パンフレット、関連資料等 をご覧下さい。 コースの内容、パンフレット、関連資料等のダウンロード 〈プロ・パイロット養成コース〉 http://www.jgas-aircraft.co.jp/school/cap-next/course01.html 受験資格 応募資格(次ページ)を満たしていなければ受験できないのは当然ですが、応募資格の「身体要件」で 求められている「航空身体検査(第 1 種相当)に適合(合格)していること」は、入校時ではなく受 験時の要件です。つまり、一次試験までに第1種相当(第1種航空身体検査証明、初回取得時に実施す る航空身体検査の項目と同じ)で、航空身体検査を受ける必要があるということです。詳しくは「航空 身体検査(第1種相当)のご案内」をお読み下さい。また、航空身体検査を受検し適合(合格)すると 航空身体検査受検後1ヶ月以内に航空機操縦練習許可書の申請を行わなければなりません。この申請 も受験までに済ませて下さい。詳しくは「操縦練習許可書の申請方法」をお読み下さい。 入学試験の実施について プロ・パイロット養成コースでは、将来、確実にプロとして通用する人材を選抜するため、入学試験を 実施します。受験日程などの入試情報は「受験を希望される方へ」で詳しく説明しています。また、受 験料については「受験料のご案内」に示しています。なお、一次試験では筆記試験が行われますが、当 校の入学試験は、大学入試のような一般的な入学試験とは異なる考え方に基づいて実施されます。詳 しくは「入学試験問題の概要(出題の傾向と対策) 」をお読みいただくとともに「模擬試験問題(3科 目) 」を参照して下さい。また、二次試験については「二次試験のご案内」をお読み下さい。 入校許可者(合格者)が入校までに受験する国家資格 入校許可者(合格者)は、入校までに ①航空無線通信士(又は、航空特殊無線技士)資格の取得(訓 練で航空無線を使うため)及び ②自家用操縦士技能証明の学科試験(全5科目)に合格すること(合 格していなければ飛行機を飛ばして行う実地試験を受けられない)が必要です。このため入校許可者 及び補欠合格者を対象とした「学科試験対策講座」を実施します(希望者のみ)。詳しくは「二次試験 のご案内」及び「学科試験対策講座の受講申込書」をお読み下さい。 以上の通り、この募集要綱の他にも多くの関連資料がありますので、各資料を注意深くお読み下さい。 2 プロ・パイロット養成コース 募集要綱 概要、取得資格、募集人数、入校日等 エアラインをはじめ航空界で通用するプロ・パイロットの養成に特化した訓練を提供 概要 最新鋭の訓練機を用いることで次世代系の運航にかかる訓練も提供 週5日全日制、全寮制、鹿児島空港隣接、格納庫内にある校舎など良好な訓練環境 海外でのライセンス取得とは比較にならない国内一貫の高品質な訓練を実施 訓練修了時までに取得 事業用操縦士技能証明、計器飛行証明、飛行機陸上単発・多発限定、航空無線通信士 する国家資格※1 航空英語能力証明(レベル 4 以上) 訓練中・修了後に実施 するサービス 基準飛行時間※2 就職先の紹介、就職支援 自家用操縦士課程(83 時間 30 分)、事業用操縦士・計器課程(150 時間) 多発限定課程(30 時間) 全課程合計 263 時間 30 分 単発:シーラス式 SR20 型(233 時間 30 分) 使用器財等 多発:テクナム式 P2006T 型(30 時間) FTD(Flight Training Device) 、CBT(Computer Based Trainer)他 入校許可者(合格者) 6名 補欠合格者※3 3名 入校日 2015 年 10 月 1 日(入寮日は入校日以前で十分に余裕を持った日に設定) 訓練期間 2年 ※1)航空無線通信士 航空無線通信士資格の取得は、入校許可者(合格者)の自主的な学習による取得を求めます。関連座学は設定していません。 ※2)基準飛行時間 基準飛行時間は、教育訓練計画(シラバス)で定められた値であって、訓練の進捗状況により変わることがあります。実際の 飛行時間が基準飛行時間に満たない場合でも、国家資格を取得できれば訓練の修了が可能です。より短い飛行時間で訓練を 修了できれば、前納委任料(教育訓練費)の返納がより多くなる可能性があります。詳しくは「教育訓練費及び算定基準」を 参照して下さい。 ※3)補欠合格者 補欠合格者とは、入校許可者(合格者)が入校を辞退等した時に繰上許可(合格)とする者をいいます。詳しくは6ページを お読み下さい。 応募資格 資格・飛行経験※1 未経験者 年齢・性別 入校時点で満 18~35 歳(性別不問) 学歴 高等学校卒業程度の学力を有すること(高等学校卒業資格は不要) 身体要件 航空身体検査(第 1 種相当)に適合(合格)していること その他※2 入校に必要な書類を指定された期日までに提出できること等 ※1)飛行経験 飛行機陸上操縦士技能証明(ライセンス)をお持ちの方も応募できますが、入校後は他の訓練生と共に自家用操縦士課程から 訓練を始める必要があります。 ※2)その他 その他の要件については、この募集要綱の中で適宜、説明しています。 3 応募書類(受験申込書)及び応募方法 1.一次試験・受験申込書 ................................. 1通 2.写真※1 ............................................................... 3枚 必要書類 3.本籍の記載のある住民票の写し ............. 1通 4.一次試験・受験料 ........................................... 「受験料のご案内」を参照 5.返信用封筒※2 .................................................. 1枚 下記送付先住所あて、受験料と共に必要書類をお送り下さい 1.郵便小為替:受験料を郵便小為替で送る場合は、受取人の欄に「株式会社 Japan 応募方法 General Aviation Service」と忘れずに記入をお願いします。簡易書留等の配送 履歴を確認できる方法でお送り下さい 2.現金:受験料を現金で送る場合は現金書留で郵送して下さい 3.銀行振込:銀行振込による受付は行っておりません 応募〆切り 2015 年 3 月 31 日(必着) 〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町 3-1-15 藤野ビル 5F 送付先住所 株式会社 Japan General Aviation Service 運航本部 JGAS 鹿児島フライトトレーニングセンター準備室 一次試験の日程、場所等の情報については「受験を希望される方へ」に詳しく書かれ 備考 ています。試験当日に持参する書類を忘れると受験できませんのでご注意下さい。 二次試験については、別途、関連書類をお送りしてご案内いたします。 ※1)写真 応募前6ヶ月以内。脱帽、上半身を写した台紙に貼らないもの。縦 4 cm、横 3 cm(履歴書用と同サイズ) 。 ※2)返信用封筒 定型郵便封筒「長形3号」の表面に応募者の氏名・住所を書き 82 円切手を貼って下さい。 入学金、教育訓練費及び入校書類、入校説明会 入学金 不要 教育訓練費 教育訓練費及び算定基準を参照のこと (入校許可者のみ) 1.入校誓約書※1 .................................................. 1通 入校書類 2.教育訓練委任契約書※1 ............................. 2式 3.契約者の印鑑証明※2 .................................... 1通 4.連帯保証人の印鑑証明※2 .......................... 1通 入校書類受付方法 入校説明会(兼 契約締結会)の場に必要事項を記載の上ご持参下さい 入校説明会 2015 年 5 月31日(契約者は出席必須) 入校説明会開催場所 東京(詳しくは「入校説明会のご案内」に記載) 備考 入校説明会後に入校許可書を交付します。入校説明会にご出席いただけない場合は、 入校辞退とみなし入校許可を取り消します。 ※1)入校誓約書、教育訓練委任契約書 これらの書類は入校許可者に「入校説明会のご案内」と共に郵送します。ご契約内容等を十分ご確認いただき、必要事項をお 書きになって入校説明会の場にお持ち下さい ※2)印鑑証明 入校説明会前 3 ヶ月以内に発行されたもの。 4 教育訓練の委任と受任 民間航空操縦士訓練学校への入校は、フライトクラブ(考え方の例としては自動車教習所)に通っての ライセンス(自動車免許)取得とは異なり、あくまでも「学校への入学」という考え方に基づいていま す。在学中に教室での座学と飛行機による操縦訓練を受け国家資格を取得し「卒業」する形態です。 従って、入校許可者(又は、その代理人=契約者)は、当校に教育訓練を委任(任せて委ねる)し、当 校が受任(任されることを引き受ける)する形態をとります。委任と受任は、当事者間の任意の約束に よって成立しますので詳しい「契約書」を交わさなければなりません。つまり、この契約書にご同意い ただくことも応募要件のひとつです。せっかく試験に合格し入校を許可されても、契約書にご同意い ただけなければ、当校は教育訓練を受任することができません。当該、契約書(教育訓練委任契約書) には、以下のような内容が含まれています。 委任料(教育訓練費) 上記の通り、民間航空操縦士訓練学校では「委任された教育訓練」を「受任して教育訓練を提供」する ため、一般的に授業料や訓練費などと呼ばれている教育訓練にかかる費用を、一括して「委任料」と呼 んでいます。当校は教育訓練を提供して委任料を頂戴する(これを「受領」と呼ぶ)わけです。 この委任料の金額、納付と受領の仕組みは「教育訓練費及び算定基準」で詳しく説明しています(契約 書の条文では、なかなか理解できないかもしれません) 。複雑に思えるかもしれませんが、訓練生の負 担を少しでも軽減し、かつ当校も確実に訓練を提供できる画期的な料金システムです。内容をご理解 いただき、確実な委任料(教育訓練費)の納付をお願いします。この料金システムにご同意いただくこ とも応募要件のひとつです。せっかく試験に合格し入校を許可されても、この料金システムにご同意 いただけなければ、当校は教育訓練を受任することができません。 訓練の追加 当校独自の優れた教育訓練計画(シラバス)に基づく2年の訓練期間、基準飛行時間は、入校した訓練 生が目標を達成し、必要な国家資格を取得するために十分な余裕を持っています。 しかし、航空機の操縦は初めて経験する者にとって決して簡単なことではありません。また、訓練によ る技倆の向上は一直線ではなく、時には踊り場状態に陥ることもあるでしょう。国家試験前には、教官 の判断で座学や実機訓練が追加される場合もあり得ますし、担当省庁の試験官による国家試験は一発 勝負ですから、たまたま失敗することだってないとは言い切れません。 このような「教育訓練計画にない追加の訓練」には追加教育訓練計画が策定され、追加委任料(追加教 育訓練費)が必要になります。詳しくは「教育訓練費及び算定基準」をご覧下さい。追加教育訓練は、 ないに越したことはありませんが、可能性としては考えられる事態です。この追加委任料の仕組みに ご同意いただくことも応募要件のひとつです。 5 訓練の停止、退学 健康上の理由(航空身体検査で不適合になった)や不慮の事故など、何らかの外的要因により教育訓練 の継続が困難になった場合、また、飛行機の操縦にどうしても慣れることができず、一旦訓練を中断し 話し合った方が良いと判断された場合などは、訓練を一時的に停止することがあります。 また、訓練の再開が困難だと判断された場合、国家資格を取得して訓練を修了(卒業)できる見込みが ないと判断された場合は、退学していただく場合もないとは言い切れません。 非情な処分のように思われるかもしれませんが、だらだらと不要な訓練費用をかけさせるよりも訓練 生にとって優しい処分であると当校は考えます。このような処分があることにご同意いただくことも 応募要件のひとつです。 なお、このような場合の委任料(教育訓練料)の返還(これを「返納」と呼ぶ)については「教育訓練 費及び算定基準」で詳しく説明しています。 その他の注意事項 民間航空操縦士訓練学校への応募については、以下の注意事項にもご留意下さい。 ① 繰上許可(合格)とする者(補欠合格者)の扱い 二次試験では6名の入校許可者(合格者)及び3名の補欠合格者を決定します。補欠合格者は、入校許 可者が入校を辞退した場合に繰上許可(合格)とする者で、入校許可者からの辞退の申し出があった 時、入校許可者が必要な入校手続きを行わなかった時などに補欠合格者本人に通知します。なお、繰上 許可されても、通知の時期によっては入校が難しかったり準備が間に合わないなどといった不都合が 生じることもあるでしょう。手続き上のご相談(入校手続きの期日、委任料の納付期限など)には、柔 軟に対応します。ご相談下さい。また、入校は必須ではありませんのでご安心下さい。 補欠合格者は、繰上許可(合格)とされなかった場合、二期生の募集時に一次試験免除の特典が与えら れます。なお、補欠合格者の優先順位は、補欠合格者本人に対してもお答えいたしません。 ② 委任料(教育訓練費)に含まれない費用 航空身体検査受検料、国家試験の受験料、合格して技能証明を取得した際に必要となる免許書登録税 その他各種の手続き費用、これらに関連した交通費などは委任料に含まれておりません。また、制服、 各種指定教材も委任料には含まれていません。詳しくは「教育訓練費及び算定基準」をご覧下さい。 ③ 訓練中の生活について 当校は週5日の全日制、全寮制の学校です。入居していただく寮(借り上げアパート等)の物件は、入 校日が近づいてから確保します。もちろん、入寮日は入校日以前で十分に余裕を持った日に設定しま すが(目安として8月下旬~9月上旬) 、このような一期生固有の事情があるため明確な家賃をご案内 6 することができません。物件は、鹿児島空港近隣の霧島市国分、姶良、隼人で確保する予定ですので、 近隣の物件(1R や1K のアパート等)相場を調べていただき、家賃の大体の目安をつけておいて下 さい(大雑把な感触で言えば2万円~4万円/月額です)。 なお、どうしても寮に入ることができない固有の事情がある方は、個別にご相談下さい。入寮は入校の 要件ではありませんが、学習効果を高めるための非常に重要な要素(訓練生同士の助け合い)です。 通学には自動車が必要ですが、自動車(自動車免許)を持っていない、あるいは訓練生同士での相乗り が困難であるなど、何らかの施策が必要となった場合は、当校が責任を持って対処します(但し、ガソ リン代などの実費は訓練生にご負担いただきます)。 その他、水道光熱費、交通費、通信費、食費など、いわゆる訓練中の生活費が委任料(教育訓練費)の 他に必要ですのでご承知おき下さい。 事業許可取得にかかる重要事項 民間航空操縦士訓練学校の運営母体である株式会社 Japan General Aviation Service は、現在、 航空法第2条第21項/第123条第1項にかかる航空機使用事業の許可申請の準備中です。この募 集要綱に定める訓練生の募集は、当該事業許可を取得し、かつ運航許可が計画通り認められることを 前提に設定しておりますが、これらの許可取得が遅れるなどした場合、訓練開始の遅れ、または募集 の一時的な中断もしくは中止する場合があります。あらかじめご了承下さい。なお、万が一、これら 事業許可取得に際し重大な懸念等が生じた場合、入校許可者には個別にご連絡いたします。 一期生の募集要綱は以上です。 7 民間航空操縦士訓練学校 一期生 一次試験・受験申込書 私は、下記注意事項を了承し、一次試験・受験料 金 円(消費税込み) 及び必要書類を添えて 民間航空操縦士訓練学校 一次試験の受験を申し込みます。 2015年 月 日 住所: 氏名: 電話番号: /日中連絡先: 電子メール※: ※ご記入のメールアドレスは PC からのメール受信ができること (注意事項) 1.「受験を希望される方へ」をよく読んで申し込んで下さい 2.受験料は募集中止以外のいかなる理由によっても返却しません 3.必要書類に不備がある場合、お申し込みを受理できない場合があります 4.合格発表は当校ウェブサイトへの掲示及びメールにより行います 5.電話による合否のお問い合わせには応じられません 6.申込者の個人情報は、民間航空操縦士訓練学校の受験及び入校に関する事務手続き以 外に使用しません 7.万が一、株式会社 Japan General Aviation Service の航空機使用事業にかかる許 可取得が遅れるなどした場合、訓練開始の遅れ、または募集の一時的な中断もしくは 中止する場合があります Safety and Good Flight Always "Safety and Good Flight Always"は 株式会社 Japan General Aviation Service のスローガンです お問い合わせ 株式会社 Japan General Aviation Service 〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町 3-1-15 藤野ビル 5F 運航本部 JGAS 鹿児島フライトトレーニングセンター準備室 TEL : 03-5643-1833 FAX : 03-5643-1836 E-mail : [email protected] 入学案内&最新情報 WEB で公開中!
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