白鳥温泉上湯、下湯指定管理者仕様書 白鳥温泉上湯、下湯の指定管理者が行う管理の基準及び業務内容については、この仕様書 によるものとする。 1.運営方針 指定管理者は、白鳥温泉上湯、下湯の管理運営をするにあたり、関係するそれぞれの条 例、規則等を遵守し、以下に掲げる項目に沿ってその管理運営を行うものとする。 (1)指定管理者は、えびの市白鳥温泉施設条例に基づき管理運営を行うこと。 (2)公の施設であること念頭におき、公平な運営を行うこと。 (3)効果的かつ効率的な管理運営を行い、経費縮減に努めること。 (4)適切な管理運営を行うとともに、使用者への充実したサービスを提供すること。 (5)個人情報の保護に努めること。 (6)業務に関する情報の積極的な公開に努めること。 (参考:えびの市の公の施設に係る指定管理者の指定手続きに関する条例) 2.施設の概要 白鳥温泉上湯 敷地面積 構 造 延べ床面積 施設内容 白鳥温泉下湯 敷地面積 構 造 延べ床面積 施設内容 1.7545ha(国有林借受面積) 木造一部鉄筋コンクリート建て 620.04㎡ 宿泊棟、蒸し風呂、露天風呂、貯水槽、ポンプ小屋、 送水ポンプ(白鳥神社内)、駐車場、遊歩道 2.1084ha(白鳥キャンプ場含む) 木造建てコロニアル葺 262.44㎡ 総合案内所(本館)、休憩所、浴場棟、貸切風呂、貯水槽 ケビン(5人用6棟・6人用2棟・7人用1棟)、林間広場 フィールドアスレチック、駐車場 3.施設利用者の状況 白鳥温泉上湯 平成24年度 利用者数 平成25年度 利用者数 平成26年度 利用者数 33,552人 37,017人 31,988人 白鳥温泉下湯 平成24年度 平成25年度 平成26年度 利用者数 利用者数 利用者数 32,884人 36,573人 35,617人 4.業務内容 (1)管理施設の庶務及び財務に関すること ①使用状況及び事業等に係る報告書の提出。 (2)管理施設の管理運営及び利用計画に関すること。 (3)管理施設の使用許可及び利用料金の収受に関すること。 ①使用許可申請・使用許可書の交付等の事務 ②利用料金の徴収事務 ③使用時間・使用許可を制限する事務 (4)管理施設の設備等維持管理及び操作に関すること。 ①管理施設等の建物内、屋外の警備業務 ②管理施設等の建物内、屋外の清掃業務 ③管理施設等の設備に係る保守管理及び点検 ④上水道及び温泉等の公衆衛生に係る管理 ⑤備品等の保守管理 ⑥管理施設等に係る公共料金の支払いに関すること。 ⑦その他管理施設の管理運営・操作に必要なこと。 (5)その他、管理施設の管理運営に必要なこと。 ①管理業務に必要な体制の整備 ②情報の公開及び個人情報の保護に関する措置 ③防犯対策、防災対策等の使用者の安全の確保に関する措置 ④経営状況を説明する庶務、経理等の事務 5.営業期間 営業期間は、通年とする。 6.休館日 白鳥温泉上湯 毎月第1火曜日 白鳥温泉下湯 毎月第3火曜日 ※当該火曜日が国民の祝日に関する法律第3条に規定する休日に該当するときは、その 翌日とする。ただし、市長が必要と認めるときは、これを変更することができる。 7.使用時間 次のとおりとする。ただし、市長が必要と認めるときは、これを変更することができる。 施設の名称 区 個室 白鳥温泉上湯 分 使用時間 宿泊 午後 4 時から翌日午前 10 時まで 休憩 午前 11 時から午後 3 時まで 広間 休憩 午前 9 時から午後 4 時まで 浴場 入浴 午前 7 時から午後 8 時まで 休 養 施 設 宿泊 (ケビン) 休憩 午後 4 時から翌日午前 10 時まで 休憩施設 休憩 午前 9 時から午後 5 時まで 研修施設 宿泊 午後 4 時から翌日午前 10 時まで 研修・休憩 午前 9 時から午後 5 時まで (ただし、宿泊がある場合は午前 11 時から午後 3 時までとする。) 一般浴 午前 9 時から午後 8 時まで 白鳥温泉下湯 貸切風呂 午前 11 時から午後 3 時まで 福祉浴・介護浴 午前 9 時から午後 8 時まで 浴場 入浴 午前 7 時から午後 8 時まで 8.使用料金 次のとおりとする。ただし、市長が必要と認めるときは、これを変更することができる。 入浴料(白鳥温泉上湯、下湯共通) 区分 金額 中学生以上 310 円 小学生 210 円 入浴回数券 100 枚つづり 24,800 円 60 枚つづり 15,500 円 35 枚つづり 9,300 円 11 枚つづり 3,100 円 白鳥温泉上湯 区分 宿泊 単位 金額 摘要 1 室 1 泊 11,310 円 1 室 3 人までの基本料金 個室 中学生以上 1 人 1 泊 3,350 円 4 人からの加算料金 風呂つき 小学生 1 人 1 泊 2,780 円 4 人からの加算料金 個室 中学生以上 1 人 1 泊 2,780 円 小学生 1 人 1 泊 2,160 円 休憩 個室 中学生以上 1 人 1 日 1,090 円 風呂つき 小学生 1 人 1 日 770 円 個室 中学生以上 1 人 1 日 650 円 小学生 広間 1 人 1 日 430 円 中学生以上 1 人 1 日 510 円 小学生 1 人 1 日 310 円 白鳥温泉下湯 区分 単位 宿泊 休養施設(ケビン) 中学生以上 1 人 1 泊 2,780 円 小学生 金額 1 人 1 泊 2,160 円 研修施設 1 棟 1 泊 3,400 円 小テント 1 張 1 泊 1,440 円 休憩 休養施設(ケビン) 中学生以上 休憩施設 貸切風呂 1 人 1 日 650 円 小学生 1 人 1 日 430 円 中学生以上 1 人 1 日 460 円 小学生 1 人 1 日 250 円 研修施設 摘要 1 棟 1 日 2,060 円 一般浴 1 室 60 分 1,500 円 延長は、30 分毎に 750 円増 福祉浴・介護浴 1 室 90 分 1,500 円 延長は、30 分毎に 500 円増 持込みテント 1 人用 1 張 1 泊 620 円 2 人用以上 1 張 1 泊 920 円 備考 1 使用料には、消費税等を含むものとする。 2 宿泊及び休憩は入浴料を含み、食事及び入湯税は含まない額とする。 3 4 障害者の休憩料は、半額とする。ただし、10 円未満については切り捨てるものとする。 上表に記載のない施設の使用料については、えびの市立公園条例の例による。 9.管理物件について (1)物品について ア 市の所有する物品については、えびの市財務規則(昭和47年えびの市規則第2 号)に基づき適切に管理しなければならない。 イ 指定期間中における物品台帳の整理は、指定管理者が行うこととする。 ウ 委託代金により物品を購入したときは、購入後の物品は市の所有に帰属するもの とする。なお、物品台帳については、下記表のとおり取扱うこととする。 物品項目 物品Ⅰ 項目規定 指定管理終了後の 取扱 指定物品台帳に記載されているもの 引継ぐ 物品Ⅱ 市が判断して指定管理者が購入・調達したもの 物品Ⅲ 指定管理者が任意で購入・調達したもの 指定管理者が撤 去・撤収する (2)土地(施設敷地)及び立木等について ア 指定管理者は敷地への構造物・植栽及び形質の改変などを行おうとする場合は、 事前に市と協議し、承諾を得ることとする。 イ 立木・遊歩道・展望所・駐車場は施設管理一体として、指定管理者が管理するこ ととする。 10.リスクの分担 管理業務に関するリスクの分担については、下記のとおりである。 種 類 内 容 負担者 市 指定管理者 物価変動 人件費、物品費等物価変動に伴う経費 ○ 金利変動 金利の変動に伴う経費の増 ○ 地域との協調性 ○ 周辺地域・住民及び 指定管理、運営業務内容に対する市民及び 施設利用者への対応 施設利用者からの反対、訴訟、要望への対応 法令の変更 税制度の変更 ○ 上記以外 ○ 施設管理、運営に影響を及ぼす法令変更 ○ 指定管理者に影響を及ぼす法令変更 施設管理、運営に影響を及ぼす税制変更 一般的な税制変更 ○ ○ ○ 政治的、行政的理由から、施設管理、運営業務の 政治、行政的理由に 継続に支障が生じた場合、又は業務内容の変更を よる事業変更 余儀なくされた場合の経費及びその後の維持管理 経費における当該事情による増加経費負担 不可抗力 書類の誤り 資金調達 ○ 不可抗力(暴風、豪雨、洪水、地震、落盤、火災、 争乱、暴動その他の市又は指定管理者のいずれの 責めにも帰すことのできない自然的又は人為的な 現象)に伴う施設整備の修復による経費の増加及 び事業履行不能 ○ 仕様書等が市の責任を持つ書類の誤りによるもの ○ 事業計画等指定管理者が提案した内容の誤りによ るもの 経費の支払い遅延(市→指定管理者)によって生 じた事由 ○ ○ 経費の支払い遅延(指定管理者→業者)によって 生じた事由 経年劣化によるもの ○ ○ 経年劣化によるもの (修繕1件当たり 30 万円以下のもの) 施設・設備の損傷 資料等の損傷 第三者の行為から生じたもので相手方が特定でき ないもの ○ 第三者の行為から生じたもので相手方が特定でき ないもの(軽微なもの) ○ 管理者としての注意義務を怠ったことによるもの ○ 第三者の行為から生じたもので相手方が特定でき ないもの(極めて小規模なもの) ○ 第三者の行為から生じたもので相手方が特定でき ないもの(上記以外) 第三者への賠償 ○ ○ 管理者としての注意義務を怠ったことにより損害 を与えた場合 上記以外の理由により損害を与えた場合 ○ ○ セキュリティ 警備不備による情報漏洩、犯罪発生 ○ 事業終了時の費用 指定管理業務の期間が終了した場合または期間中 途における業務を廃止した場合における事業者の 撤収費用 ○ 11.管理執行体制 一日あたりの現場人員は下記のとおりである。 総支配人・・・・・ 1名 受付及び接客・・・各3名(上湯、下湯) 夜間警備 ・・・・ 各1名(上湯、下湯) 浴場清掃員 ・・・ 各1名(上湯、下湯) 清掃員 ・・・・・ 各1名(上湯、下湯) 合計 13名(総支配人:1名 上湯:6名 下湯:6名) 12.協議 指定管理者は、この仕様書に規定するもののほか、指定管理者の業務の内容及び処理に関 する処理について疑義が生じた場合は、市と協議し決定するものとする。
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