LEC の広場 No.1 発行日 2015.6.8 発行 日本福祉大学 LEC会運営委員会 生涯学習受講生の手でつくる会報誌です (通刊 ごあいさつ No. 50) LEC運営委員会 会長 大村浩嗣 みなさまごきげんよう!今年度 LEC 運営委員会の会長に就任しました大村浩嗣(ひ ろし)です。 会員の皆様方と楽しみながら学ぶ喜びを共有したいと思っておりますのでどうぞよ ろしくお願い申し上げます。 私は 10 年以上前から講座の受講生として参加しておりますが、毎年新鮮さと新しい 発見・知らなかったことを知る喜びを感じております。 LEC 会は日本福祉大学生涯学習センターと連携を取りながら皆様方の学習成果の向 上と会員相互の親睦と交流を図る、というのが主たる目的となっております。 今後とも会員(受講生)の皆さまが快適に受講され学習の成果が実感できるような運 営に心がけてまいりたいと思っております。 そのために皆様方の率直なご意見をお聞かせいただきたいと願っております。早速で すが 6 月 27 日(土)午後 1 時より講座連絡者会・受講生交流会が開催されます。受 講生ならどなたでも参加できますので、この機会に是非ご参加いただき率直なご意見を いただければ大変うれしく思います。(詳しくは本紙4ページをご覧ください。) さらに秋に開催されます生涯学習フェスティバルは学習成果発表の場でもあります ので、各講座でユニークな発表をして盛り上げていただければ大変ありがたく思います。 今年度もお互いに実り多い成果を目指して頑張りましょう。 <受講生の代表 LEC 会運営委員> LEC 会とは、当年度の受講生全員が自動的に加入する親睦交流組織です。つまり、 受講生の皆さん全員が LEC 会の一員です。LEC 運営委員は生涯学習講座の受講生を代 表して、皆さんのお世話役を担っています。「学びの場を充実させたい」、「こんな講座 があったらうれしい」など受講生の声を事務局に届け、受講生同士の交流を促すイベン ト企画などを行っています。 皆さんも LEC 会活動に参加し、一緒に学びの輪、交流の輪を広げてみませんか?運営 委員会に興味のある方、一緒に活動いただける方は、生涯学習センターまで、お問い合 わせください。 2015年度 LEC 運営委員会は次の7名です。 <前列左より> ・鈴木 容子(文章論) ・大村 浩嗣(古文書・情報・中国語) ・近藤 千恵子(知多半島 SGG クラブ) *中央は川田センター長 <後列左より> ・岡田 稜彦(総合・中国語) ・石黒 新二(中国語) ・市野 忠士(古文書) ・鈴木 堅司(文章論、スペイン語) ジョセフ・コカイ講師の紹介 「もう一つの Welcome to Everyday English」講座 Self-introduction I was born and raised in Hungary, my parents, brothers and most of my folks still live there. I went to a teachers training college in Budapest and started working as a high school teacher after graduation, but my hunger for adventure wasn’t satisfied, so I left for Australia. I went to a business college there and stuck there for quite a few years. I thought I was going to stay there for the rest of my life but my Japanese sweetheart lured me over to Japan some eleven years ago and here I am. I married to my Japanese girl and we have a lovely five year old daughter. I’ve worked as an English teacher since I arrived in Japan, mainly as a junior high and elementary school ALT. Lately I work in Costco, too as a night merchandize stocker for exercise and some extra cash. I am going to do my best and hope that everyone will enjoy our classes as well as benefit from them. ハンガリーで生まれ、育ちました。両親や兄弟、家族はハンガリーにいます。ブダペ ストの大学で講師になるための勉強をし、卒業後は高校教師になりました。しかし、そ れだけでは満足せずオーストラリアへ旅立ちました。ビジネススクールに通い、数年間 オーストラリアに住んでいました。そこでそのまま一生暮らす予定でしたが、11年前、 ある日本人女性に引き留められました。そして今日本に住んでいます。 その日本人女性と結婚し5歳の愛娘がいます。日本に来てからは英語講師として働い てきました。主に中学校や小学校のALTをしてきました。今はコストコでもちょっと した運動と小遣い稼ぎのために夜間の在庫管理をしています。 皆さんが授業を楽しめるように、またこのクラスで成果を得ることができるように一 生懸命がんばります。 「漢字力の衰え」 受講生 中村 尚 40 年ほど前の事であるが、台湾の設計士が私を訪れた事がある。そこで名古屋の老舗ホテ ルを予約しようと電話をかけた。まず、お客の名前「鄭さん」を伝えたが「ていさん」の漢 字がわからない。「丁重(鄭重)」と云う漢字と説明するが、わからない。 「おおざと(漢字のつくり、右側に阝)」を書いて「香典(香奠)」の「でん」がわかりま せんか?これもわからない。そこで台湾の英雄「鄭成功(ていせいこう)」を知っていますか。 これもダメ。こりゃ、ダメだ。平仮名で「てい」と書いておいてくれと頼みました。鄭成功 は台湾では誰もが知っている名前です。 中国語を十年ほど前に勉強していた事がある。先生は中国から来た若い女性「湛(たん)」 さんという。この中国語塾の事務局の人は「たん」が書けない。読めない。日本の有名な首 相だった石橋湛山の「たん」であるが知りませんかと云っても首がふれない。 最近の若い人はパソコンのせいか「漢字が読めない」 「書けない」人が多い。誠に残念であ る。幕末の英雄〝勝海舟″は、手紙を全て漢文で書いていた。ペリー来航の記念物展示の際 に、その手紙も展示されていた。案外、当時の著名人としては当たり前のことだったようだ。 知多半島SGGクラブ活動体験記 当クラブは創立16年目となったこの 4 月早々、半田国際交流協会より依頼を受け、 姉妹都市オーストラリア・ポートマッコーリーの市長一行と同市のコアラズオーケスト ラ一行の通訳をアテンドさせていただきました。これまでにも依頼をされてきた業務で すが、あらためて様々な準備や勉強の機会を与えられ、各メンバーには緊張の年度初め となりました。 具体的にはゲスト到着時の出迎えに始まり、歓迎会、表敬訪問や市内視察、送別会、 見送りに至るまで活動可能な少数のメンバーが時間をやりくりし、連日多忙に大活躍し た9日間でした。ゲストの訪問期間にはちょうど市内各地区で春の山車祭りが開催され、 特に長身で目立つ市長さんはじめ一行はあちこちで声をかけられ、地元の人たちとの交 流を楽しむ場面はとても微笑ましく、私たちもアテンドを大変楽しみました。 特筆すべきはメンバーの事前準備と現場での臨機応変な対応です。短時間のうちに何 箇所もの見学が予定されていて、事前に何度も現地を下見して情報収集したり、訪問先 と連絡をとり念入りな打ち合わせをしたりと自主的な準備を惜しまないメンバーには 本当に頭が下がります。そして予定外のハプニングや計画変更はガイドにつきものです が、今回のような公式な行事の中でのそれは、逃げることができない窮地の中で底力的 な度胸が必要とされます。予定に全くなかった内容の通訳をいきなり振られながらも見 事切り抜けたという報告も複数あり、メンバーの責任ある対応にあらためて当クラブを 誇りに思います。 【山車祭りを楽しむ市長一行】 【南吉記念館にて館長さんの説明を通訳するメンバー】 今年度は公式ゲストガイドの予定や、9月に始まる「英語でふるさとガイド」に向 けての準備も本格的になって参ります。知多半島 SGG クラブへの応援をよろしくお 願いします。 (知多半島SGGクラブ 杉浦弥生) 「英語でふるさとガイド 2015【半田市共催】」講座のご案内 知多半島SGGクラブが、この地域の観光スポットを英語でガイドするノウハウを伝授します。今回も「おもてなし」 をキーワードに、旬のスポット3ヶ所を取り上げます。 ① 「醸造の町武豊と武豊線」・・・武豊線は今年 3 月 1 日電化開業されました。 ② 「家康の母於大の方とゆかりの地」 ・・・2015 年は家康 400 回忌にあたります。 ③ 「常滑焼物散歩道とセントレア」・・・中部国際空港は 2005 年の開港から 10 年になりました。 今回も、講座の進行は SGG クラブが主体となって担当しますが、Native アドバイザーと共に多面的な学習活動を目指 します。あなたの英語力を生かし、地域文化の知識や興味をさらに広げ、それらを外国人ゲストに伝えてみませんか? ●日程:9/5・12・26、10/3・17・31、11/7・14・21・28 ●時間:13:25~14:55 ●曜日:土曜日 ●受講料:一般 16,000 円、半田市在住在勤 15,000 円(消費税・テキスト代込み) <イベントのお知らせ> ~ 講座連絡者会・受講生交流会~を開催します~ 今年度も、 「講座連絡者会・受講生交流会」を6月27(土)13:00~15:00 半田キャンパスの会議室2にて開催する予定です。当日は、お菓子やお茶の用意もあ ります。お茶を飲みながら、講座の様子、感想などをお聞かせください。 昨年は、 20名近いご参加がありました。和やかなムードで、終了予定時間まで、お話がつき ないくらい沢山のご意見をいただきました。受講生ならどなたでもご参加いただけま すので、ぜひご参加ください。お待ちしております! LA 企画&LAの紹介 LA(LEC Assistant)とは、生涯学習センター(LEC)で行われる講座のアシスタントのこ とを言います。LA は日本福祉大学の学生で構成されており、現在 14 名で活動しています。主な活動内容は、情報分野の講座の準備 から当日のお手伝いなどです。講座内では LA が受講生一人一人の 質問にお答えしています。他に生涯学習フェスティバルなどでも、 お手伝いしています。 今年は新たに新入生 4 名が仲間に加わり、ますます元気に活動し ていきますので、よろしくお願いします!! ♫ LA企画・パソコン講座のお知らせ (^^♪ 「LA 企画~オリジナルフォトムービーをつくろう!~」を 8/6(木) に開講予定です!あなたの素敵な写真をもっと素敵にしてみませんか? 皆さんがデジタルカメラやスマートフォンで撮った思い出の写真をパソコン に入れて、音楽付きのオリジナルフォトアルバムや、シールを作ったりします。 興味のある方は、生涯学習センターまでお問い合わせください♫ LAメンバーの紹介 ●代表:中田 健太(理学療法学専攻 4年) ●副代表::神谷 匡彦(作業療法学専攻 3 年)、林田 有司(健康情報専修 3 年) 國木 崇行(理学療法学専攻 3 年)、山内 綾佳(理学療法学専攻 3 年)、 田口 奈穂(理学療法学専攻 3 年)、喜多 夏希(介護学専攻 3 年)、 佐藤 日向(介護学専攻 2 年) 、 磯部 春香(介護学専攻 2 年)、 伊藤 光次郎(健康情報専修 2 年)、前田 創(理学療法学専攻 1 年)、 川田 浩平(理学療法学専攻 1 年)、 冨永 千聖(作業療法学専攻 1 年)、 坂口 瑛亮(介護学専攻 1 年) この会報誌「LECの広場」は皆様の投稿で作られています。近況、短信、何でも結構です。投稿をお待ちしています。 また、http://www.netnfu.ne.jp/lec/community/ から「LEC の広場」バックナンバー、最新情報もご覧頂けます。
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