カレッジ通信 岐阜第一高等学校 カレッジコース 平成27年6月 第3号 分野でつながりやすくなってきている現状、英語に触れる方法はいくらでもあります。例えば、 テレビでやっている洋画や海外のドラマなどを見たりすると、実際の会話が耳に入り会話の 「いろは」が学べると思います。でも、そういうのって中々「手軽に」とはいかないのが現状。 そこで、その気軽さを重点に考えたとき、「音楽」を聴く、という方法にたどり着くわけで す。では、 「何を?」 「どのように?」聴けばいいのか。 まずは、何を?の部分ですが、英語の歌であれば何でも良いかと思います。まあ、何でもと 長雨の候、カレッジコースの皆様、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。なんて、 仰々しく書き始めたけど、時候の挨拶の使い分け方知っているかな?これから社会に出ると使 う機会(主に文書作成等で)が増えると思うから、勉強してみてはどうだろうか。 さて、6月、梅雨の時期。最近は気象の変化も大きく、不安も募りますが、そんなことより もK先生の誕生日の月だからね!よろしくっ! では本題。今月のテーマは下記のような感じでいかせてもらいます。 言えば語弊があるので、例えば、ヒップ・ホップなどはあえて言うと、非常に難しいと思うの で(ダメというわけではない) 、 「英語が聴き取りやすければ」と限定しておきましょうか。 しかし、普段から聴かないし知識がないよ、という人向けに10曲ピックアップしましょう (いくらでもお勧めはあるのだけれど) 。 ... 参考程度に手軽に楽しんでもらえればいいと思いますよ。出来たら感想を言っていただけたら 嬉しいかも! バンド名、曲名 の順です。 ・Carpenters : Yesterday Once More(言わずと知れた名曲、カレンの発音が聴きやすい) ・Journey : Open Arms (最近?は映画、海猿の主題歌にも) ・Wham! : Last Christmas (クリスマスの定番?曲ですね) ・Culture Club: Karma Chameleon (サビの部分は耳にしたことがあるかも) ・Cyndi Lauper: Time After Time (この人の髪の毛の色は真似しないように!) のか、ということに対してです。まずは受験に、将来的には英会話に、英語力・リスニング力 ・The Beatles : All Together Now (歌詞がすごく簡単なので初心者向け) は繋げていきたいところ. . . でも、一体どのように力をつけていって良いのやら。 ・David Bowie : Heroes (デビッド・ボウイの歌詞にしては単純かな?) ・Judas Priest: Painkiller (メタルな曲だけど、歌詞は案外単純?) れば話は変わってくるかもしれないけれど。普段から勿論勉強はしていると思うけど、出来る ・Train (今っぽい?発音な曲) ようになった実感するのはテストの結果を見た時ぐらいかな? ・Taylor Swift: Red 賛否両論です。何がそうなのかというと、リスニングに英語の歌を聴くことが有効かどうな 中々普段使わないと言葉って覚えられないですよね。英会話を普段から使うような環境にあ : Drive By (現在世界で絶大な人気のテイラースウィフトの曲) では、「どのように?」という質問の回答にですが、「英語耳ドリル ここで、ポイント ・普段の単語や文法を覚えることは絶対に必要 松澤 喜好 著」によ ると、初めての場合同じ曲を300回は聴く必要があるとのこと。最初の100回は歌詞を見 ないで聴いて、次の100回は歌詞と発音記号を見ながら、最後の100回は歌と一緒に歌う。 これは、疎かにせず今ままでどおり勉強していきましょう。学問に王道はなし。 という方法をとればやがてなれてゆき、他の曲でのその訓練でのスパンが短くなっていくよう 地道な努力こそが大切です。 です。「聴き流す」だけでは勿論駄目です。集中して耳を傾けなければ多分1000回聴いて も同じことだと思います。何だか少々手軽という言葉が胡散臭くなってきたようにも思えます さて、少し話がずれてしまった(もちろん大切なことだけど、今回は置いておいて)ので話 が、無意識でできる勉強ってほとんどないから(あるのかもしれないけれど)、その部分はや を戻しますと、リスニングはやっぱり聴いて覚えないと、何ともならない部分があります。確 っぱり我慢して取り組まないとね!それからあくまでこれをメインに考えないでください かに、発音記号は辞書や単語帳に書いてはあるけれど、なかなかイメージしにくい部分があり ね!歌詞って、日本の曲もそうだけど、あまり意味をなしていないこともあるし、時間があれ ますよね。 ば映画や海外のテレビ番組に触れてほしいです。音楽を聴きながら、というのは楽しみながら やはり、音で聴いて覚える。これが重要なことなのではないでしょうか。まあ、インターネ ット他様々なツールのおかげで、世界はかつてないほどグローバル化し、世界の人々と色々な やる方法だ、ということをお忘れなく。最後に、言葉は触れ続けないと忘れていってしまいま す。そうならないために常に言葉と触れあっておく、ということを念頭に置いておきましょう。
© Copyright 2024 ExpyDoc