エネルギー安全保障は原子力が柱

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2015/9/8
日本原子力学会シニアネットワーク連絡会(SNW)
第 16 回シンポジウムのご案内
エネルギー安全保障は原子力が柱
国民の豊かな生活の維持と産業・経済の持続的発展に欠かせないエネルギー供給
は、東日本大震災から4年以上が経過した現状で、原子力発電所の停止により電力
供給の不安定、不透明な状況が続き、さらに電気料金の高騰を招いています。
資源小国の我が国が長期のエネルギー安定供給を確かなものにするためには、エ
ネルギー自給率を高め、我が国に相応しいバランスのとれたエネルギーミックスを
追求する必要があります。その際のエネルギー源の選択では3E+Sを同時に達成
することが求められます。これを一国主義で完結することは不可能です。燃料の調
達や地球環境問題では国際的視点が欠かせません。その中で準国産エネルギーであ
る原子力発電は、今後とも一定の役割を果たし続けなければなりません。
政府は 2030 年の温室効果ガス低減目標(2013 年比)を 26%として、ベストミッ
クスの数値目標をまとました。しかしながら、2030 年以降の長期・超長期の議論
は進んでいません。原子力発電に限らずどの発電方式でも、計画から操業までに長
期のリードタイムが必要です。2030 年以降の安定電源を実現するには、今からで
も検討を始めないと間に合いません。
現下の喫緊の課題は、既設原子力発電プラントの早期再稼働です。これまでに「新
規制基準」に「合格」したのは5基にすぎず、審査の大幅な加速が望まれる一方、
科学的根拠のない 40 年運転期間の制約も大きな足枷となることが懸念されます。
政府は強力なリーダーシップのもとに、福島の早期復興と堅固なエネルギー安全
保障を確立しなければなりません。
これらの課題を踏まえ、「エネルギー安全保障は原子力発電が柱」と題し、我が
国に相応しいエネルギー安全保障とエネルギーミックス、ならびにエネルギー政策、
原子力政策実現のための国民の理解への取り組みを論点として、シンポジウムを開
催します。
シンポジウムの第1部では、エネルギー安全保障にどう取り組むべきか、および
ドイツがどのように取り組んでいるかについて講演をいただき、第 2 部では諸問題
の解決にむけ、海外の事例も踏まえて幅広いパネル討論を行います。
皆様のふるってのご参加をお願いします。
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プログラム
日時: 2015 年 10 月 3 日(土)13:00~17:30 (開場 12:30)
終了後懇親会予定
場所: 東京工業大学ディジタル多目的ホール(大岡山キャンパス西 9 号館)
(地図添付)
主催: (社)日本原子力学会 シニアネットワーク連絡会 (SNW)
共催: エネルギー問題に発言する会、エネルギー戦略研究会(EEE会議)、
後援: (一社)日本原子力産業協会、(一財)日本原子力文化財団、
(一社)原子力国民会議
参加費:1,500 円(会場借用料、資料代として)
ただし学生・一般参加者は無料
総合司会:石井正則(SNW代表幹事)
開会挨拶:小川博巳 (SNW会長)
(13:00~13:10)
第一部
基調講演 1
(13:10~14:00)
「我が国のエネルギー安全保障と原子力」
講演者 山名 元 氏
(京都大学 名誉教授)
基調講演 2
(14:00~14:40)
「ドイツの“脱原発”最新事情」
講演者 川口マーン恵美 氏 (作家)
休憩
(14:40~14:50)
第二部 パネル討論
(14:50~17:20)
モデレーター:早瀬佑一 (原子力学会 SNW、元東京電力)
パネリスト:秋元圭吾氏 (地球環境産業技術機構主席研究員)
諸葛宗男氏 (元東京大学大学院特任教授)
井川陽次郎氏 (読売新聞論説委員)
川口マーン恵美氏 (作家)
小川博巳 (原子力学会SNW会長)
パネリストの問題提起
(14:50~15:50)
休憩
(15:50~16:00)
パネル討論
(16:00~17:10)
まとめ
(17:10~17:20)
閉会挨拶:金子熊夫(エネルギー戦略研究会会長、EEE会議代表)
(17:20~17:30)
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17:40 から東工大食堂にて懇親立食パーティ(会費制)を行ないます。ぜひご参加いた
だき、講師やパネリスト、参加者相互の交流を深めて下さい。
 懇親会費:3,500 円(ただし、学生は 1,000 円)
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参加登録
9 月 20 日(日)までに以下をコピーして [email protected] 宛に送信して下さ
い。個人情報は本シンポジウムの目的以外には使用致しません。
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日本原子力学会シニアネットワーク第 16 回シンポジウム申込
・ 氏名:
(ふりがな:
)
・ 懇親会参加の有無: 参加
不参加(どちらかを削除して下さい)
・ 所属・肩書き(元職も適宜):
次の内該当するものを記載して下さい(複数可)
:原子力学会、SNW(正会員、協
力会員)、エネルギー問題に発言する会、EEE会議、前記以外の原子力関係者{含
むOB}、一般参加者、学生
・ E-mail address:xxx@yyyyy(連絡先として記入下さい)
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会場アクセスマップ(東工大大岡山キャンパス)
交通:東急大井町線・目黒線 大岡山駅下車徒歩 1 分
シンポジウム会場:ディジタル多目的ホール
西 9 号館:下記 28 番の建物です。
東京工業大学
大岡山キャンパス交通案内
ディジタル多目的ホール
大岡山西 9 号館
懇親会会場
東工大大学食堂棟 2 階
正門
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東急
大岡山駅