ポケットに新しい パートナーを

ポケットに新しい
パートナーを
モバイルテクノロジーにより、保険会社と契約者との
間に新たなつながりが生れつつあります。
62
%
EIU のアンケートに参加した保険会社
幹部の62%が、モバイルには独自の
機能があり保険業界を一変する可能
性があると考えています。
26
%
一方、同じく EIU のアンケートによると、モバイル経
由で保険会社とやり取りしたことがあると答えた回
答者は、26%にとどまっています。
テキサスを拠点とし軍関係者にサービスを提供する USAA では、顧客の派遣
先を問わず対応する必要性から、モバイルサービスが業務に不可欠な存在と
なっています。2013年の記録は以下のとおりです。
モバイルによる
やり取りは、
5億9,000万件
オンラインでの
やり取りは、
3億5,000万件
音声通話は
1億1,000万件
さらに、保険会社が従来の保険商品を新たな方法で提供する
ことも可能になります。
「オンデマンド」保険もその1つです。
日本の保険会社である東京海上日動火災保険は、
日本の通信企業で
ある NTT Docomo と連携し、時間や場所を問わずモバイルデバイス
から加入できる
「ワンタイム保険」
を販売しています。
Docomo では、空港では
旅行保険、
ゴルフ場では
ゴルフ保険、
スキー場で
はスポーツ・レジャー保険
を提案しています。
保険会社は、個人データの収集・使用に対する顧客の懸念を
和らげ、
メリットを実証する必要があります。
76 87
–
%
消費者の76%∼87%が、モバイル
データのプライバシーとセキュリティ
に懸念を示しています。
32
%
保険会社の32%が、保険契約
リスクに関するデータを収集
しています。
33
%
またさらに33%は、3年以
内に収集する計画です。
懸念の軽減とメリット実証に成功すれば、保
険会社はモバイルデータを活用して顧客に
応じた新サービスを提供し、顧客のリスクや
リスク軽減方法についてアドバイスできるよ
うになるでしょう。それが、全体的な損害の減
少につながるはずです。
協賛:
© The Economist Intelligence Unit 2014. 無断転載を禁じます。
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