嘉麻市地域防災計画 -主な修正内容- 1.前回防災会議後(H26.7)に寄せられた意見等 ・国土交通省九州地方整備局遠賀川河川事務所飯塚出張所 ・福岡県嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所 ・嘉麻警察署 ・かま男女共同参画推進ネットワーク ・庁内各課 2.意見等をふまえた主な修正箇所 注)ページ番号は、前回防災会議の「嘉麻市地域防災計画修正案」に付したもの (1)災害予防計画における修正等 ①避難行動要支援者名簿について ・避難行動要支援者名簿に記載する対象者を追記(基本事項として防災計画に明記)P2-46 ○一人暮らしの高齢者(65 歳以上) ○知的障がい者(療育手帳 A1) ○高齢者のみの世帯(65 歳以上) ○精神障がい者(精神保健福祉手帳 1 級 ○介護保険の要介護者(要介護認定 3 以上) ○その他生活の実態等から支援が必要と認 ○身体障がい者(等級 2 以上) められる人 ・避難行動要支援者名簿に記載する事項を追記(年齢、情報提供同意の有無、情報伝達方法、 支援時の留意事項等)P2-46 ・その他、避難行動要支援者名簿については、嘉麻市災害時要援護者支援プランにおいて必要 な事項(上記の名簿記載の対象者、対象者の個人情報の収集・共有方法等)を定めることを 追記。 (2)災害応急対策計画における修正等 ①職員の配備基準について ・警報等の発表単位の修正(筑豊地方⇒市域)P3-1 ・第3配備(災害対策本部)の配備基準に追記(特別警報が発表されたとき)P3-1 ②地域対策支部における災害情報の取り扱い ・災害情報は災害対策本部に報告、同本部と連絡をとり活動することを明記 P3-4 ③災害対策本部組織について ・機構改革に伴い災害対策本部組織を修正(別紙) ・機構改革に伴い配備基準を修正 P3-1 ④避難所の開設・運営について ・避難所開設の報告先を文教班に修正、また、文教班は報告をまとめて総務班に報告すること を追記 P3-84 ・避難者カードの記入単位は、世帯単位とともに個人単位とすることを追記 P3-85 ⑤安否確認の方法について ・避難支援を行う団体等に最新の避難行動要支援者名簿を提供することを追記 P3-90 ・安否確認の方法を追記(消防団、社会福祉協議会による確認、避難行動要支援者名簿による 確認、避難所の避難者名簿による確認)P3-91 (3)男女共同参画の視点からの修正等 ①男女共同参画の視点からの対策等を追記 ・総則「基本目標」に追記(防災会議に委員に女性登用を推進等) ・予防「防災知識の普及」に追記(男女のニーズの違い等に配慮) ・予防「防災意識調査」に追記(男女別にアンケート調査を実施) ・予防「避難所管理・運営体制」に追記(男女共同参画の認識を深め、体制を検討)P2-42 ・予防「指定避難所の設備等」に追記(女性や子育て家庭等のニーズに配慮した施設)P2-41 ・予防「女性・子育て家庭に対する対策」を新たに記載(下記のとおり)P2-47 (1) 組織体制の整備 市は、男女のニーズの違いや女性・子育て家庭に配慮するため、男女共同参画室と連 携し、地域住民や自主防災組織の育成・指導を通じて、女性・子育て家庭を支援する体制 づくりを推進する。 (2) DV 等被害者に対する情報管理 市は、DV・ストーカー行為、児童虐待を受け、危害を受ける恐れがある者が含まれる 場合、等会社の個人情報の管理を徹底することに努める。 ・応急「職員の動員要請」に追記(子育てや介護等家庭的責任を有する職員も参画できるよう 子育て・介護等を支援)P3-3 ・応急「ボランティアへの対応」に追記(女性への暴力等の予防に関する注意喚起等)P3-57 ・応急「避難所の運営担当」に追記(避難所派遣職員は男女で構成、女性や乳幼児等のニーズ に配慮した運営 P3-85 ・応急「避難所の自主運営体制の確立」に追記(避難所運営組織の班長は男女で構成)P3-86 ・応急「避難所の管理運営の留意点」に追記(家庭動物のためのスペースの確保、トイレは男 女の割合1:3)P3-87 ・応急「避難の長期化への対応」に追記(乳幼児・障害児のいる家庭専用部屋を設置、女性や 子どもに対する暴力・DV 等を予防するためのパトロール)P3-87 ・応急「避難所等の整備」に追記(希望者への防犯ブザーの提供)P3-88 ・応急「炊き出しの実施」に追記(炊き出しの際、性別や年齢等により役割を固定化させない ことに配慮)P3-98 ・復旧「公共職業安定所の措置」に追記(女性の雇用の促進)P6-9 ・復旧「災害復興計画」に追記(復興のあらゆる場の組織に女性の参画を促進)P6-19 ②「男女共同参画の視点から」等の文言を追記 ・避難所生活における二次的苦痛を防止するための組織づくり、人づくり等 P1-36 ・ボランティア活動の普及啓発、ボランティアリーダー等の育成等 P1-36 ・要配慮者、避難行動要支援者の安全確保にかかる組織体制等の整備 P1-37 ・消防団における防災指導及び後方支援活動などの強化 P2-1 ・自主防災組織の組織化・育成 P2-2 ・自主防災組織における研修会、防災訓練、資機材の整備等 P2-3 ・ボランティアリーダー及びコーディネーターの育成 P2-6 ・市職員に対する防災知識、役割分担等に関する防災教育の実施 P2-7 ・学校等における教職員研修の充実 P2-7 ・社会教育における防災に関する知識の普及啓発 P2-10 ・避難所開設・運営マニュアルの作成 P2-42 ・メンタルヘルスケアに係る相談体制の整備 P3-70 (4)その他の修正等 ・総則「関係機関等の業務の大綱」の一部修正(機関名称の修正:九州旅客鉄道、福岡県広域 森林組合等、機関の削除:西部ガス) ・応急「被害調査」の一部修正(災害関係情報収集用カメラや福岡県災害情報収集システムを 活用する際に連携する関係機関に「警察」を追記) ・嘉麻峠-小石原断層が活断層として認定 P1-26 ・防災会議の協議事項 P2-1 ・在宅等の要配慮者への支援内容の充実 P3-93
© Copyright 2025 ExpyDoc