- 岐阜県高校演劇

第63回岐阜県高等学校演劇大会 運営上の諸注意
(1) 基本方針
① 大会の参加型・・・・コンクール主義を排し、大会そのものの完結性を目指す。
② 大会の資質向上・・・・上演校は全日程、加盟校は最低1日の参加を原則とし観客と交流を図る。
③ 大会を文化創造の拠点とする・・・・大会を学習の場とし、文化発信の活動を目指す。
(2) 全般について
① 創作の場合を除き、著作権者から上演許可を必ず得てください。上演許可書が提出されない場
合は出場することができません。なお創作の場合にも、引用のある場合は注意してください。
② 上演日は、上演校用の名札の着用をお願いします。
③ リハーサル20分(入れ替え5分)
・仕込み15分・上演60分以内・撤去5分の原則を守り、
円滑な舞台進行に協力してください。
④ 会場周辺での声出しは、指定の場所でお願いします。
⑤ 会場に持ち込む道具類・装置には、学校名を必ず記入してください。会場備品の使用を希望す
る場合には、必ず舞台監督会議でご相談ください。
⑥ 事前に配布された資料によく目を通して、提出資料には記入もれがないよう、また仕込み・撤
去・場面転換が安全かつスムーズにできるよう、事前準備を十分して上演に臨んでください。
⑦ 十分な打ち合わせと最高のコンディションでの上演のために、大会について疑問な点があれば、
各パート担当者にお気軽に質問してください。
(3) 舞台監督について
① 舞台設営に関する対外的な折衝をするポストです。装置・照明・音響を含めて把握し、代表者
としてすべて解決できるよう準備をしておいてください。
② 舞台監督会議での確認事項を、部員全員に確実に伝えてください。
③ 大会期間中は、会場に到着したら受付にて必要事項を記入してください。上演日であれば、
受付にて進行状況を絶えず確認し、スムーズな上演が行えるよう留意してください。
④ 「仕込み・撤去」の時には、必ず腕章をつけて舞台中央に立ち、全体の指揮と最終確認をお願
いします。
(4) リハーサルについて
① 進行パートの担当者が案内します。入れ替え時刻の5分前に、受付上2階ホワイエに集合して
ください。
② リハーサルのために必要な準備については、舞台監督会議の折に申し出てください。
③ 入れ替え時間後にリハーサルを行ってください。入れ替え時間で行えることは以下の通りです。
キャスト ・・・・ 舞台花道または舞台上での声出し
照
明 ・・・・ サスバトンを下して、トップサスの粗振り・カラーフィルターの交換、
フロントのカラーフィルター交換(以上、照明パートの実行委員が行います)
音
響 ・・・・ 持ち込み機材の接続(音響パートの実行委員が行います)
、音出しチェック
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④ リハーサルは20分間です。終了時には、舞台上を空の状態にしてください。
⑤ バミリテープは、必ず指定の色に学校名を記入して使用してください。その際、できるだけ
少ない枚数でお願いします。また、蓄光テープは本番前の仕込み時に、バミリテープの上に重ね
て貼ってください。
⑥ 客席でプロジェクター等を使用する場合はリハーサル時に設置場所の確認を行ってください。
⑦ スモークマシンの使用については、事前の許可が必要です。ヒアリング時にお申し出ください。
⑧ リハーサル後に最終ヒアリングを楽屋1で行います。変更があれば、その時お申し出ください。
(5) 楽屋について
① 楽屋は舞台裏にあります。舞台と近いので、室内だけではなく廊下でも静かにしてください。
② 楽屋での作業・打ち合わせは静かに行い、備え付けの鏡・洗面台はきれいにして退室してくだ
さい。ゴミは各校でお持ち帰りください。貴重品の管理は、自校でお願いします。
③ 楽屋への部員以外(家族・OGBなど)の立ち入りは禁止とします。
(6) 舞台について
① 舞台の大きさは、間口7間(約13メートル)
、高さ3間(約5.5メートル)です。
② 搬出入口は上手奥になります。扉のサイズは、縦290センチ・横190センチです。また、
搬出入口外には屋根がありますが、雨除けにはなりません。会場下見の折に確認してください。
③ 綱場、緞帳などの操作盤は、舞台下手にあります。
④ 会場備品は、必要数を上手袖に用意します。仕込み前に必ず確認してください。
⑤ 袖が狭いので、装置の留め置きは困難です。留め置きがどうしても必要な場合は、ヒアリング
時にご相談ください。
⑥ 舞台を汚したり、傷つけたりしないようご注意ください。
⑦ 人形立て用のウエイトと、クランプは進行パートで用意します。必要な場合は、ヒアリング時
にお申し出ください。
⑧ 液体(水・ジュースなど)
、生火、火薬(クラッカー・花火など)の使用は禁止されています。
⑨ 紙吹雪・雪などを降らせて上演後に掃除の必要がある場合は、ヒアリングでお申し出ください。
⑩ スモークマシンを使用される場合は、事前許可が必要です。ヒアリング時にお申し出ください。
⑪ 借用可能な会場備品は、別表の通りです。
(7) 吊りものについて
① 吊りものがある場合は、重さ・幅・高さ・奥行きを装置図に記入して下さい。使用できるバト
ンは、美術バトン1・2・3・5・6です。ただし、厚みのあるものは、
「バトン3」を使用
してください。
② 吊りこみは、上演前日の上演終了後・上演日の朝・上演日の昼休みのいずれかで行います。
吊りこみに必要な器具(ワイヤー・カラビナなど)は上演校で用意してください。
③ 吊りこみ時に、位置確認のバミリをお願いします。
④ 撤去は、上演直後・上演日の昼休み・最終上演終了後のいずれかで行います。
⑤ 上演中に吊りものの昇降を希望される場合は、ヒアリング時にお申し出ください。綱元は会館
職員が担当します。
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(8) 装置について
① 舞台床面に、傷を付けたり色を付けたりすることがないようご配慮ください。引きずって動か
すものについては、とくに床との接触面の処理を念入りにお願いします。
② 舞台に直接何かを貼り付ける(コード処理も含む)場合は、必ず養生テープを使ってください。
ガムテープは使えません。
③ 上演中に袖幕・引き割り幕を操作される場合は、上演校にてお願いします。引き割り幕の操作
は、舞台下手袖です。
④ 平台等の会場備品は、進行パートで必要数を用意します。数量は以下のとおりです。
品
名
平
台
箱
馬
開き足(高・中)
寸
法
数
量
6尺×6尺×4寸
7
4尺×6尺×4寸
11
3尺×6尺×4寸
11
3尺×3尺×4寸
2
3尺×4尺×4寸
2
1尺×1尺×6寸
44
3尺・4尺
各10
(9) 搬出から仕込みについて
① 1校目の仕込みは、トラックから舞台上に直接装置を搬入します。その他の上演校は、駐車場
の指定された場所に一旦装置を降ろしてください。雨の場合に備えて、ブルーシート等の準備を
してください。
② トラック到着予定時刻は搬入時刻の原則2時間前です。もし当日変更がある場合は、すみやか
に受付までご連絡ください。
③ 仕込み前に作業が必要な場合は、駐車場内の指定されたエリア内で行ってください。作業用に
電源等が必要な場合は、ヒアリング時にお申し出ください。
④ 前日からトラックを駐車する必要のある場合は、ヒアリング時にお申し出ください。
⑤ 仕込み前に照明の粗仕込みをします。その間に可能な範囲で舞台上に装置を搬入してください。
⑥ 照明の粗仕込みが完了しサスバトンがアップした後、進行係の合図で装置の仕込みを開始しま
す。15分以内でお願いします(計時は、装置の仕込み時間のみ)
。
⑦ 装置の仕込み終了後に照明合わせの作業を行います。場合によって、仕込みの邪魔にならない
よう照明合わせを開始しますので、ご了承ください。その場合は必ず上演校の了解を取ります。
⑧ 仕込み時には、以下のことにご注意ください。
(ア) 仕込み時は、全員履物を必ずはいてお願いします。
(イ) 床面に直接釘を打つ事が出来ません。平台にけこみを釘で打つことは可能です。
(ウ) 人形立て押さえが必要な場合はあらかじめお申し出ください。ウエイトを用意します。
(エ) 前日に仕込み後にリハーサルをする上演校について、バミリの時間が別途必要な場合は、
あらかじめお申し出ください。時間を確保します。
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(10) 照明について
① 基本仕込み以外の器具・カラーフィルターの使用については、舞台監督会議でご相談ください。
② 照明仕込みの時、サスあたりのわかる人が舞台上で指示をお願いします。
③ 照明のインカムは、照明仕込みの終了後に、実行委員から受け取ってください。
④ 上演中の調光卓・ピンスポットなどの操作は、上演校で行ってください。ピンスポットは、
客席最後部に簡易ピンスポットを2台設置します。
⑤ 調光卓の操作は、
《マニュアル3段》
《シーン記憶》
《サブマスター記憶》のいずれかの方法で
行ってください。
⑥《シーン記憶》
《サブマスター記憶》は、20分のリハーサル中に行ってください。記憶データ
は、外部記憶媒体にバックアップします。
⑧ 基本仕込みについて
(ア) 地明かりの生(♯W)は、1・2サスとも中外の2分割になっています。
(イ) 振りやカラーフィルターの変更可能な灯体は○番号で示してあるものです。ただし、
ギャラ灯りは色替えのみ可能です。
(ウ) トップサスの吊り位置は基本仕込み図のとおりです。吊り位置の変更はできません。
(エ) 照明のあたりについては、舞台監督会議の全体会で確認をしてください。
⑦ 持ち込み機材について
(ア) ヒアリング資料に記入の上、設置が可能かどうかご相談ください。
(イ) 吊りこみの時間は、上演の前日になる可能性もあります。ご了承ください。
(ウ) 持ち込み機材について、灯体の種類・容量・コンセントの形などをお知らせください。
(エ) 大道具の火入れについても、持ち込み機材として報告してください。
(オ) コロガシの設置は仕込み時間内で行ってください。
⑩ フロントの振りかえには緞帳を上げる必要があります。ご了承ください。
⑪ 操作表の空欄には、希望の色を入れることができます。カラーフィルターについては、会館に
あるものは貸し出しできます。ないものについては、上演校で準備してください。
⑫ 漏電装置が付いている関係で、手製の星球を設置することができません。ご了承ください。
(11) 音響について
① 音響操作席は、客席後方下手側に設置します。機材の操作は上演校で行ってください。
② 持ち込み機材はヒアリング資料に記入し、ご相談ください。接続コードは各校で準備してくだ
さい。ミキサー側の接続端子は標準プラグ(モノラル)または、キャノンプラグです。なお、
ミキサー側の入力チャンネルは、ステレオの音響機器は2ch、モノラルの音響機器は1ch必
要となります。
③ 実行委員会で準備する機器を以下に記載します。
(1)ミキサー
YAMAHA MGP24X
1台
(2)CD/MDプレーヤー ONKYO
X-N7FX
(3)CDプレーヤー
CDP-XB920 1台
SONY
1台
④ 爆竹、クラッカーなどの火気を発するものは一切使用できません。おもちゃのピストルの火薬
やロスコでも会館と消防署の許可が必要です。必要な場合は、各校の顧問の先生と相談の上、
舞台監督時にご相談ください。会館の床や壁などの施設をたたいて、音を出すことは禁止です。
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⑤ プロジェクター、パソコンなどを持ち込む場合には、機器を乗せる机と電源の準備をしますが、
スクリーンの準備はできません。その他の機器を持ち込むときには、必ずヒアリングの際に相談
してください。
⑥ 高校演劇において上演時に使用する効果音楽に対するJASRACへの著作権使用許可は不
要です。ただし、著作権を侵害しないように利用してください。また、MDなどにダビング・編
集して使用する際には、上演中オリジナルのCDを音響効果席に準備してください。
⑦ 上演の際、舞台上でアナウンス用のマイク・陰マイクを使用したいときには、ヒアリングの際
に準備しておく場所を明示してください。
⑧ ビデオ撮影をする場合は、受付で撮影許可証を受け取って客席中央最後部にあるビデオ撮影席
でお願いします。電源コンセントを多少用意しますが、数に限りがあるので各自でバッテリーの
準備をお願いします。なお、上演校の都合により撮影禁止になっている場合がありますので注意
してください。
⑨ 自校の上演前に場内に流して欲しいBGMがあれば、音源を上演当日に持参してください。
希望がなければ実行委員会で準備したものを流します。BGMは1ベル前までとします。
(12) 開演から終演・撤去まで
① ベルは進行パートが操作します。以下、上演までの流れは、下記の通りです。
(5分前)
【1ベル → 会場案内アナウンス 】
(上演開始時刻)
【作品名・学校名アナウンス → 2ベル(客電OFF) → 上演 】
② 開帳担当者は、1ベル前に下手に待機してください。進行パートで緞帳を操作しますので、
合図をしてください。
③ 閉帳担当者は、終演前までに下手に待機してください。進行パートで緞帳を操作しますので、
合図をしてください。
④ 袖幕・引き割り幕を操作された場合は、上演校で現状復帰してください。
⑤ 舞台監督は、両袖の忘れ物確認を行ってください。
⑥ すべての撤去が完了した時点で、舞台監督は「撤去完了」を進行に告げてください。
(13) 会場について
① 上演中の入場は、2階上手側のみになります。光が漏れないよう注意してご入場下さい。
(14) 幕間討論について
① 幕間討論会は、上演終了後直ちに緞帳前にて実施します。予定時間は10分間です。
② 上演校の参加者は撤去を優先し人数を決めてください。遅れて参加することがないように、
あらかじめ参加者を決めておいてください。
③ 他校の上演を観劇し、積極的に幕間討論に参加して下さい。
(15) 各校別講評について
① 各校別講評は、次の上演校の終演後に楽屋にて行います。
② その日の最終上演校は、一校前の講評が終わり次第、引き続き行います。
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(16) 広報について
① 上演を見終わった後、お客様アンケートやメッセージボードへの記入にご協力下さい。
② 大会最終日には、広報関係の資料一式を、上演校ごとにお渡しします。
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