大越拠点づくりニュース 第1号 - UDCT田村地域デザインセンター

大越 拠点づくり ニュース
平成 31 年 3 月に開設が予定されている(仮称)田村中央スマートインターチェンジを新たな交通結節点と
して、周辺を内外の交流や地域振興を促進する拠点化を検討します。
「ニュース」は大越交流拠点化構想検討
協議会が検討過程を報告するとともに、幅広く地域のご意見を集めることを目的に発行するものです。
問い合わせ先:大越行政局産業建設課 0247-79-2194
田村地域デザインセンター(UDCT)0247-82-6110
1
第
号
2015 年 10 月
大越交流拠点化
構想検討協議会
大越交流拠点化構想検討協議会
○(仮称)田村中央スマートインターチェンジを活かした
交流拠点づくりの検討を進めます
大越町牧野地区において、磐越自動車道の(仮称)田村中
央スマートインターチェンジの開設が計画されています
(詳細は裏面をご覧ください)
。スマートインターチェンジ
開設により、大越町、田村市の利便性が向上し、新しい交通
の流れが生まれることが期待されます。この効果を地域の
活性化につなげていくため、スマートインターチェンジ計
画地の正面に位置する旧牧野小学校跡地なども活用して、
地域内外の交流拠点づくりを検討します。
【構成員】
大越町における地域の代表など約 25 人(区長、認定農
業者会、ひまわり会、大越まちづくり協議会、社会福祉
協議会、商工会、学識者、PTA・子育て世代ほか)。
【目的】
スマートインターチェンジ周辺を内外の交流や地域振興
を促進する拠点化することについて、目標、計画および
取り組み内容を構想としてとりまとめます。
【構想の位置づけ】
市と地域での協働での取り組みも見据え、まずは地域が
主体となって、拠点づくりの方向性を作成するものです
○平成 28 年 3 月を目標に交流拠点の構想をまとめます
交流拠点の構想の検討・作成を目的とする「大越交流拠点
化構想検討協議会」を発足し、8 月 7 日に第一回を開催い
たしました。スマートインターチェンジの計画概要や地域
の現状について確認し、今後、具体的なアイディアを構想と
してまとめていきます。
検討経緯をニュースとして大越町内に配布するなど、よ
り多くの地域の声、ご意見などをお伺いしながら進めてい
きます。
交流拠点についての検討内容
地域の意見・アイディアから構想を作ります
スマートインターチェンジを活かした地域づくりの取り
地域の様々な方が集まりアイディア等出し合
組みとして、例えば、下記の内容が考えられます。大越町の うワークショップ(意見交換会)を実施します。ど
まちづくりとあわせて、具体的に検討していきます。
なたも参加いただけます。ぜひご参加ください。
● 農業 :地域内外の人が訪れることを活かし、農産物
直売や特産品の加工・販売、体験農園や民泊
などで地域資源として活かしていくこと。
● 観光 :あぶくま洞や高柴山などに加え、地域文化や
農業の体験など、より多様な観光の実現を図
ること。
● 暮らし:地域の人が集まり、レクリェーションやスポ
ーツなど、新しい活動の場を作りだすこと。
● 産業 :新たな産業団地として造成工事が進められて
いる旧大阪セメント工場跡地などとも連携
して、地域の産業の活性化を図ること。
拠点づくりワークショップ
(意見交換会)
10/20(火)18:00∼20:00
【会場】大越行政局
大越ならではの拠点づくりのアイディアや実現に
向けた課題などを出しあいます
【申込み・問い合わせ先】
大越行政局産業建設課 0247-79-2194
※会場準備のため申込みは 10/13(火)まで
(仮称)田村中央スマートインターチェンジの計画概要
■計画概要
○路線名:東北横断自動車道 いわき新潟線
○連結位置:田村市大越町牧野地内
○国道 349 号の接続箇所:旧牧野小学校跡地の正面
■計画交通量、供用予定時期
○計画交通量:約 610 台/日
○供用予定時期:平成 31 年 3 月
国道
田村市役所
288
号
都路町
船引三春 IC
常葉町
船引町
大越町
田村市産業団地
大越行政局
東線
磐越
JR
【計画についての問い合わせ先】
田村市建設部建設課計画係 0247-81-2513
磐越自動車道
(仮称)田村中央
スマート IC
国道 349 号
■管理・運営形態
○運用形態:24 時間
○対象車種:ETC 車載器を搭載した全車種
○利用形態:一旦停止型、フルインター
(上下線ともに出入り可)
田村市
滝根町
小野 IC
(仮称)田村中央スマートインターチェンジに期待される効果
① 住民の生活環境や利便性の向上
② 緊急医療等の支援
田村市から磐越自動車道を利用するには、船引三春
田村市には、第二次・第三次救急医療施設がなく、磐
IC もしくは小野 IC を利用しているが、市内から磐越
越自動車道を利用し郡山市内の医療施設への搬送時間
自動車道へのアクセス時間が短縮され、住民の生活環
が短縮され、患者への負担軽減及び救命率の向上が期
境や利便性が向上する。
待できる。
③ 田村市の産業振興の支援
④ 田村市の観光振興の支援
(仮称)田村中央スマート IC 近くの大越牧野工業団
周辺には、鍾乳洞「あぶくま洞」や「入水鍾乳洞」
、
地には、数多くの事業所や工場が立地し、高速道路へ
高柴山、お人形様など市を代表する観光資源があり、
のアクセスが改善されることで、工場等の物流の時間
(仮称)田村中央スマート IC により、高速道路からの
短縮や利便性が向上し、更なる企業進出が期待できる。
利便性が向上し、観光客の増加が期待される。
⑤福島県の震災復興(原子力事故災害復興)
田村市は、県内陸部と浜通り地方を高速道路や幹線道路で結ぶ重要な位置にある。
(仮称)田村中
央スマート IC の設置により浜通り地方への既存アクセスルートのほか複数ルートの選択が可能と
なり、交通混雑解消や浜通り地方と県内陸部を結ぶ道路ネットワークの強化が図られ、原子力事故
災害からの復興に向けた除染作業や、中通り地方や浜通り地方の復興に寄与することが期待される。
スマートインターチェンジの開設を活かして、地域の活性化・住環境の向上を図ります。
構想づくり、さらには実現に向けた取り組みにご参加ください。