物流出前授業概要 (PDF) - 社団法人・神奈川県トラック協会

物流出前授業について
平成27年1月14日 資料
一般社団法人
神奈川県トラック協会
物流出前授業とは?
実施の背景・内容
○背 景
トラック運送業界では、 ドライバーの高齢化が進んでおり、将来的には深刻
な ドライバー不足に陥ることが懸念されているため、若手ドライバーの確保は
業界で最も大きな問題となっています。
所管省庁である国土交通省及び業界団体の(公社)全日本トラック協会では
連携して対策に乗り出しており、その一環として「ドライバー不足の対策してい
ますか?~トラック運送業界の人材採用に向けて~」を平成26年9月に作成、
この中でトラック協会による「物流出前授業」「合同就職説明会」「職業体験」等
の実施が効果的として推進しています。
○出前授業の内容
トラック運送事業がどのような職業か具体的に理解し、身近な職業として関心
を持ってもらうことで、将来の進路選択に役立ててもらうことを目的として開催
いたします。当協会では、県教育委員会の協力のもと、平成26年度より工業高
校を中心に実施しています。
実施内容は、対象人数・学校設備・開催時間等の条件により、
①乗車体験を中心とした授業〖1クラス(~40名程度)向け〗
②座学講義を中心とした授業〖1学年(100名~)向け〗
の2つに大きく分かれています。
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物流出前授業の開催例①
乗車体験を中心とした授業〖1クラス向け〗
~ スケジュール例 ~
時
場
対
内
間:11時00分~11時45分(1時限程度)
所:△△△高等学校 正門前駐車場
象:△年生 30名程度(最大50名)
容:
11時00分 授業開始 挨拶・物流の説明(全体)
11時10分 トラックの説明 (全体)
11時15分 トラックの試乗体験 ※運転は出来ません
(A~Cの各グループに分かれて実施)
※試乗しながら、ドライバーの日常業務、
車両の特性、死角等について各自に説明
11時40分 質疑応答
11時45分 授業終了
参加車両:
大型バルク車
大型、中型ウイング車等
※車両は会場により異なります
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物流出前授業の開催例①
乗車体験を中心とした授業〖1クラス向け〗
~ 当日の様子 ~
業界・試乗用トラックについて全体説明
バルクローリー車の特性を見学
トラックの運転席に試乗
ウイング車の構造を体験
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物流出前授業の開催例①
乗車体験を中心とした授業〖1クラス向け〗
~ 結果(実例) ~
※アンケート集計結果より抜粋
◆授業の内容について
よかった
どちらでもない
よくなかった
26名
3名
0名
・普段乗ることがないトラックに乗れて貴重な体験だった。
・トラックがどんどんハイテクになっていることを知ることができた。
◆授業に参加しての感想を自由に書いてください
・トラックについてよく知ることができる機会だった、次はエンジン
をかけたい。
・今まで知らない知識を得られ、充実した時間がすごせた。
・トラックが動かないと、私たちが物を買えなくなることなど知るこ
とができた。
・運転の難しさが分かった。走っているトラックには気をつけないと
いけないと分かった。
○平成26年12月18日
神奈川新聞
(湘南版)
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物流出前授業の開催例②
座学講義を中心とした授業
〖1学年向け〗
~ スケジュール例 ~
時
場
対
内
間:18時00分~19時00分(1時限程度)
所:〇〇〇高等学校 体育館
象:定時制1年~4年生 約100名
容:18時00分 授業開始
18時05分 ①DVD上映
18時15分 ②免許制度の説明
18時30分 ③物流業界の説明
18時40分 ④物流会社の説明
18時55分 ⑤質疑応答
19時00分 授業終了
当協会作成(平成27年3月)のDVD
教材リーフレット
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物流出前授業の開催例②
座学講義を中心とした授業
〖1学年向け〗
~ 当日の様子・結果(実例) ~
業界についての説明
物流会社についての説明
○主な質疑応答内容
Q.外国人でもトラックドライバーになれますか?
A.滞在資格などの法律をクリアした状態ならば問題はありません
Q.大型免許を取得するには時間はどのくらいかかりますか
A.30時間程度の教習が必要です
〇自由感想
・トラックを運転している人たちが、僕らの生活を支えていると知るこ
とができてよかった
・遠いと思いがちなトラックも、身近な産業の1つだと思いました
・環境対策にも力を入れて、効率だけではないということがわかった
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物流出前授業の開催例②
座学講義を中心とした授業
〖1学年向け〗
~ 実施結果(実例) ~
神
奈
川
新
聞
平
成
27
年
3
月
3
日
物
流
ウ
ィ
ー
ク
リ
ー
平
成
27
年
3
月
2
日
8