外部評価委員会に関する訓令 - 防衛省 情報検索サービス

防衛装備庁令第21号
外部評価委員会に関する訓令を次のように定める。
平成27年10月1日
防衛装備庁長官
渡辺
秀明
外部評価委員会に関する訓令
(設置の目的)
第1条
防衛装備庁に外部の学識経験者等からなる外部
評価を行うための委員会(以下「外部評価委員会」と
いう。)を設置する。
2
外部評価委員会は、外部評価対象の研究開発項目(
以下「対象項目」という。)毎に設置するものとし、
その設置及び個別名称は、防衛技監が定める。
(対象事項及び技術事項)
第2条
防衛技監は、研究開発評価会議に関する訓令(
平成27年防衛装備庁訓令第20号)第2条第3号の
規定に基づく研究開発項目及び第4号、第5号を参考
に対象項目を選定する。
2
防衛技監は、対象項目について、外部評価委員会に
諮るべき技術事項(以下「評価対象事項」という。)
を指定する。
(委員委嘱)
第3条
委員は、前条第2項で指定された評価対象事項
に関連する分野について学識経験を有する者等のうち
から、防衛技監が委嘱する。
2
評価の客観性、公正性及び中立性を確保するため、
防衛装備庁(平成27年10月以前は防衛省技術研究
本部)に所属したことがある者(技術顧問を除く。)
又は防衛省と対象項目に係る契約関係のある企業、団
体等に所属する者は、原則として委員に委嘱すること
ができない。
3
委員は、評価対象事項について、客観的かつ公正、
中立の立場で適正な評価を行うものとする。
4
委員の委嘱期間は、対象項目の終了(事後評価時点
)までとする。ただし、委嘱期間途中での離任を妨げ
ない。
(外部評価委員会の運営)
第4条
外部評価委員会は、委員の同意を得て、防衛技
監が招集する。
2
外部評価委員会に委員長を置き、委員の互選により
選出する。
3
委員長は、外部評価委員会の議事進行を行う。
4
委員は、外部評価委員会への出席に代えて、書面(
電子メール等の手段を含む。)をもって意見を述べる
ことができる。
5
委員長は、外部評価委員会における評価結果をとり
まとめ外部評価報告書を作成し、防衛技監へ報告する
ものとする。
(幹事)
第5条
外部評価委員会に幹事1人及び副幹事1人を置
く。
2
幹事は、技術戦略部革新技術戦略官をもって充てる。
3
幹事は、委員長及び委員を補佐する。
4
副幹事は、技術戦略部技術計画官をもって充てる。
5
副幹事は、幹事が職務を遂行できないとき又は幹事
が欠けたときは、幹事の職務を行う。
(評価の方法)
第6条
外部評価委員は、専門的な観点から討議を行い
適正な評価を実施する。
(評価結果の取り扱い)
第7条
外部評価委員会における評価結果については、
原則として、外部評価委員会の後開催される当該対象
項目の研究開発評価会議において、幹事から紹介する
ものとする。
2
第4条第5項で作成された外部評価報告書は原則と
して開示するものとする。開示に当たっては、個人情
報、企業秘密の保護、国家安全保障及び知的財産権の
取得状況等に十分配慮するものとする。
(関係職員の協力)
第8条
外部評価委員会は、対象項目の評価を行うため
に必要があると認めるときは、幹事を通じ、内部部局
の部長、長官官房装備官、長官官房装備開発官、研究
所長、先進技術推進センター所長等(以下「関係部局
の長」という。)に対して、資料又は情報の提供その
他必要な協力を求めることができる。
2
関係部局の長は、外部評価委員会に対し、必要な協
力を行わなければならない。
(庶務)
第9条
外部評価委員会の庶務は、技術戦略部技術計画
官技術評価室において行う。
(雑則)
第10条
この訓令の実施に関する細部の事項は、技術
戦略部長が定める。
附
則
この訓令は、平成27年10月1日から施行する。