男女雇用均等・仕事と家庭の両立支援に 取り組む先進企業のご案内

男女雇用均等・仕事と家庭の両立支援に
取り組む先進企業のご案内
どんな企業がいいのかな?
・ずっと働き続けたい
・仕事もプライベートも思いっきり楽しみたい
・結婚しても、子供ができても、働きたい
埼玉労働局雇用均等室
写真提供:埼玉県観光課、(社)埼玉県物産観光協会
1 均等・両立推進企業表彰
男女ともに職業生活の全期間を通じて持てる能力を発揮できる職場環境の整備が求められています。
「女性労働者の能力発揮を促進するための積極的な取組(ポジティブ・アクション)」及び「仕事と育児・介護との両立
支援のための取組」を推進している企業を表彰しています。
厚生労働大臣 最優良賞
「女性労働者の能力発揮を促進するための積極的な取組」及び「仕事と育児・介護との両立支援のための取組」を推進
し、その成果が顕著である企業
均等推進企業部門
ファミリー・フレンドリー企業部門
女性の能力発揮を促進するために取組を推進して
仕事と育児・介護が両立できる様々な制度を持ち、
いる企業のうち、その内容・成果等に応じて表彰し
多様でかつ柔軟な働き方を労働者が選択できるよう
ています。
な取組を推進している企業のうち、その内容・成果
○厚生労働大臣優良賞
等に応じて表彰しています。
○都道府県労働局長優良賞
○厚生労働大臣優良賞
○都道府県労働局長奨励賞
○都道府県労働局長優良賞
○都道府県労働局長奨励賞
ポジティブ・アクションに取り組んだり、
その趣旨に賛同する企業が取得できるマークなんだ。
女性でも活躍できる企業選びに使えるね!
平成26年度 受賞企業のご紹介
平成26年度 均等推進企業部門 労働局長優良賞
川口信用金庫
(川口市、850人、金融業)
○取組
副支店長以上の管理職になるために必須である渉外課に女性が少ないことから、女性の積極的配
置、研修や勉強会への参加奨励を行っている。また、男性側に対しても女性の部下育成のための研
修を行うなど、多方面から女性の活躍促進に取り組んでいる。
○成果
渉外課の女性職員比率の上昇、係長クラス以上の女性職員比率の上昇とともに、平成26年4月に
は念願の女性初の副支店長が誕生した。
平成26年度 均等推進企業部門 労働局長優良賞
埼玉縣信用金庫
(熊谷市、2,339人、金融業)
※13頁参照
○取組
女性の積極的な職域拡大と管理職登用のため、多様な研修を実施し、能力拡大を図っている。そ
の他、ポジティブ・アクションの方針や、活躍している女性の働く姿を庫内誌や会社案内パンフレ
ット等に掲載。庫内へのPRを行っている。
○成果
営業担当者の女性比率13.23%、係長クラス以上の女性比率5.9%を計上。平成25年には女性初
の支店長クラス1名が誕生し、平成26年には3名へと増加。現在も後に続く人材の育成に努めている。
−1−
平成26年度 ファミリー・フレンドリー企業部門 労働局長奨励賞
社会福祉法人 杏樹会
(入間市、385人、福祉(介護・保育)業)
※14頁参照
○取組
規定上の各種制度利用対象者以外の職員に対しても、個別事情に係る相談により制度を認めるな
ど、柔軟な仕事と家庭の両立支援策を講じている。
さらに、管理職に対する各種制度利用をする部下への対応研修の実施、休業者が出た部署に関する
他部署からの応援・新規採用等の早期検討も行い、職場理解と仕事と家庭の両立がしやすい環境づ
くりにも配慮している。
○成果
育休については、平成23∼25年度で女性は取得率・復職率ともに100%、男性は1人取得してい
る。また、各年度において、短時間勤務利用者が8∼9人出ている。
これまでの受賞企業のご紹介
※「均等」…均等推進企業部門 ※「FF」…ファミリー・フレンドリー企業部門 (50音順)
曙ブレーキ工業 株式会社
・・・
H24 FF 大臣優良賞、H20 FF 局長優良賞
H17 均等 局長優良賞(6頁参照)
株式会社 イビサ
・・・
H17 均等 局長奨励賞
協和界面科学 株式会社
・・・
H24 FF 局長優良賞(7頁参照)
生活協同組合コープみらい ・・・
H11 均等 室長賞(11頁参照)
株式会社 埼玉りそな銀行
・・・
H20 FF 局長優良賞、H19 均等 局長優良賞(12頁参照)
三州製菓 株式会社
・・・
H25 均等 局長優良賞(6頁参照)
新日本無線 株式会社
・・・
H14 FF 局長賞
西武鉄道 株式会社
・・・
H24 FF 局長優良賞(10頁参照)
株式会社 太陽商工
・・・
H15 均等 局長優良賞
津田工業 株式会社
・・・
H25 FF 局長奨励賞(6頁参照)
花菱縫製 株式会社
・・・
H12 FF 局長賞
株式会社 ベルーナ
・・・
H25 均等 局長優良賞
ボッシュ 株式会社
・・・
H20 FF 大臣優良賞、H16 FF 局長賞(8頁参照)
株式会社 武蔵野銀行
・・・
H25 均等 局長優良賞(12頁参照) 株式会社 八木橋
・・・
H19 均等 局長優良賞、H13 FF 局長賞
「均等・両立推進企業表彰」受賞企業
◇ 「女性の活躍推進」「仕事と家庭の両立支援」の取り組みで成果を上げ、厚生労働省の表彰を受けた全国の企業を紹介しています。
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/koyou/kintou/jyusyou07.html
◇ 平成25年度以前の「均等・両立推進企業表彰」受賞企業については、以下の埼玉労働局内HPをご覧ください。
http://saitama-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/hourei_seido_tetsuzuki/koyou_kintou/kigyoshokai.html
−2−
2 「子育てサポート企業」とは?
少子化が急速に進行する中、子どもが健やかに生まれ、育成される環境を更に改善し、充実させることが必要です。
次世代育成支援対策推進法により、仕事と家庭の両立支援(ワークライフバランス)を進めるため「行動計画」を立て
て実施し、一定の要件を満たした企業は、「子育てサポート企業」として厚生労働大臣の認定を受けることができます。
この認定を受けた企業のみ「くるみんマーク」を使用できます。
次世代法による認定マーク
「くるみん」
3 次世代育成支援対策推進法の改正について
平成26年4月に次世代法が改正されました。①平成37年3月31日まで10年の延長、②現行くるみん認定基準の
改訂、③新たな認定制度「プラチナくるみん」の創設、が大きな柱となっています。
くるみん認定
くるみんマークを取得した企業は以下の基準を満たしています。
※下線:改正部分(平成27年4月1日より)
1 雇用環境の整備について、行動計画策定指針に照らし適切な行動計画を策定したこと
2 行動計画の計画期間が、2年以上5年以下であること
3 策定した行動計画を実施し、計画に定めた目標を達成したこと
4 平成21年4月1日以降に策定・変更した行動計画について、公表および従業員への周知を行っていること
5 計画期間において、男性従業員のうち育児休業等を取得したものが1人以上いること
6 計画期間において、女性従業員の育児休業取得率が、70%(75%)以上であること
※ 5、6については、常時雇用する従業員が300人以下の企業には一定の緩和要件あり
7 3歳から小学校就学前の子どもを育てる従業員について、「育児休業に関する制度、所定外労働の制限に関する
制度、所定労働時間の短縮措置または始業時刻変更等の措置に準ずる制度」を講じていること
8 次の①∼③のいずれかを具体的な成果に係る目標を定めて実施していること
① 所定外労働の削減のための措置
② 年次有給休暇の取得の促進のための措置
③ 短時間正社員制度、在宅勤務、テレワークその他働き方の見直しに資する多様な労働条件の整備のための
措置
9 法および法に基づく命令その他関係法令に違反する重大な事実がないこと
詳しくは次のページで♪
サイトでも詳しく見れるよ。
http://saitama-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/
ホームページトップから、以下をクリック
−3−
プラチナくるみん認定
くるみんマークの認定要件よりも以下の点が優れています。
◇ 男性の育休取得について、次の①又は②を満たすこと
① 計画期間において、男性労働者のうち、配偶者が出産した男性労働者に占める育休を取得した者の割合が
13%以上であること
② 計画期間において、男性労働者のうち、配偶者が出産した男性労働者に占める育休を取得した者及び育休等
に類似した企業独自の休暇制度を利用した者の割合が30%以上であること
◇ 計画期間において、女性労働者の育休取得率が75%以上であること
◇ 次の①又は②を満たすこと
① 計画期間において、子を出産した女性労働者のうち、子の1歳誕生日に在職している者の割合が90%以上で
あること
② 計画期間において、子を出産した女性労働者及び子を出産する予定であったが退職した女性労働者のうち、
子の1歳誕生日に在職している者の割合が55%以上であること
※ 常時雇用する従業員が300人以下の企業には一定の緩和要件あり
◇ 育休等を取得し又は子育てをする女性労働者が就業を継続し、活躍できるよう、能力向上やキャリア形成のため
の支援などの取組の計画を策定し、これを実施していること
12 色から選べる
んだって!
参考:トモニンの紹介
親や家族などの介護のために、やむを得ず仕事を辞める介護離職が増加しています。仕事と介護を両立できる職場環境の
整備を図り、離職を防止することは、企業の持続的な発展にも優秀な従業員の採用・定着にもつながるとされています。
そこで厚生労働省は、仕事と介護を両立できる職場環境の整備促進に取り組むことを示すシンボルマークを作成し、介護
離職を防止するための取組に向けた社会的気運の醸成を図っています。
「仕事と介護を両立できる職場環境」の整備促進のためのシンボルマーク
トモニン
結婚・出産・育児の他にも人生ではいろいろなライフイベントがあるよね。
例えば介護。
まだ先かもしれないけれど、いつかの可能性のために企業選びの時に考え
てみてほしいな?
−4−
4 埼玉県内「子育てサポート企業」
(くるみん認定企業)
企 業 名 索 引
※ 業種別・新規認定順
※ 従業員数:平成26年9月末時点
子育てサポート企業認定マークを「くるみん」っていうんだね!
働きながら、家庭も大事にできる企業選びに使えるよ!
ねぇ、知ってる?
赤ちゃんが大事に包まれる「おくるみ」と、「職場ぐるみ・会社ぐるみ」で子供の
育成に取り組もう、という意味が込められているんだよ。
−5−
製造業
製造業
ブリヂストンフローテック 株式会社
三州製菓 株式会社
(加須市 525人)
※ くるみん認定日:平成26年7月29日
(春日部市 255人)
※ くるみん認定日:平成25年9月4日
1 埼玉県多様な働き方実践企業 平成25年度ゴールド認定
1
2
3
4
均等・両立推進企業表彰(均等推進企業部門)
平成25年度局長優良賞
埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度プラチナ認定
埼玉県あったか子育て企業賞 平成22年度奨励賞
平成16年度埼玉県男女共同参画推進事業所認定
●取組
仕事と家庭の両立支援、働きやすい環境整備を
目標に掲げ、育休要領を見直し、ワークライフバ
ランス施策として週2日のノー残業デーを設定し、
メリハリある働き方を推進している。その他、バ
ースデー休暇、ボランティア休暇、ファミリーサ
ポート休暇についても、継続的に取得を促してい
る。
●取組
両立支援の概要を各部署に掲示し、社員全員に周
知を行い、アンケート等で社員のニーズを把握し利
用しやすい制度づくりを行っている。また、複数の
仕事をこなせる一人三役を推進し、社員間で仕事の
代行ができるようになっている。その結果、育休取
得率100%、復職率100%となった。
復職後は短時間勤務制度とフレックスタイム制度
を併せて利用し、仕事と家庭の両立を実践している。
●メッセージ
働きやすい環境を整備したことで、社員にとっ
て仕事と家庭を両立できる職場になったと思う。
今後は、さらにこれらを根付かせる仕組みづくり
に積極的に取り組む必要があると考える。
●メッセージ
三州製菓独自の一人三役と一善活動で働きやすい
職場環境になり、社員のやる気や意欲向上につなが
っている。
両立支援を充実させるには、まず会社の風土や環
境を整えることが重要ではないかと考える。
曙ブレーキ工業 株式会社
津田工業 株式会社
(羽生市 1,101人)
※ くるみん認定日:平成19年11月13日
平成25年6月24日
(東松山市 222人)
※ くるみん認定日:平成21年11月27日
平成25年1月7日
1 均等・両立推進企業表彰(ファミリー・フレンドリー企業部門)
平成24年度大臣優良賞・平成20年度局長優良賞
2 均等・両立推進企業表彰(均等推進企業部門)
平成17年度局長優良賞
3 埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度プラチナ認定
4 埼玉県あったか子育て企業賞 平成20年度大賞
1 均等・両立推進企業表彰(ファミリー・フレンドリー企業部門)
平成25年度局長奨励賞
2 埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度ゴールド認定
3 平成21年度さいたま輝き荻野吟子賞
4 埼玉県あったか子育て企業賞 平成21年度奨励賞
●取組
社員が働きやすい環境作りを目標に、育児・介
護等を理由とした退職者への再雇用制度、育休の
3歳11ヶ月までの延長、育児支援サービスを制度
化。
また、子育て中の父親が参加できる講座の開催、
職場参観日の開催等、男性の育児への参加意識の
高揚を図っている。それにより、家庭内のコミュ
ニケーションが円滑になり、仕事にも活きている。
●メッセージ
曙ブレーキは働く人にやさしい会社である。優
秀な人材を確保できるよう、これからも仕事と家
庭の両立支援のための取組を進めていく。
●取組
−6−
「両立指標」の指標項目を活用・社員からの情
報収集により、制度の改善点を検討し、見直し改
善を図っている。また、あらゆる機会を通して社
内外へのPRにも努めている。
●メッセージ
「仕事を通して社会に貢献する」「社員の夢の
実現」という会社理念を掲げているとおり、仕事
と家庭生活における幸せを考えた場合、次世代育
成支援の取組を積極的に推進する必要があると考
える。
製造業
株式会社 クリタエイムデリカ
株式会社 本田技術研究所
(越谷市 230人)
※ くるみん認定日:平成25年1月7日
1 埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度プラチナ認定
(和光市 14,000人)
※ くるみん認定日:平成24年6月20日
平成21年7月24日
平成19年5月9日
●取組
育児・介護相談窓口の設置、安心して育児休暇
を取得し、復帰後も子育てをしながら働けるよう
に保育園の設置・充実に取り組んでいる。相談窓
口は、当初女性社員に対する窓口という雰囲気だ
ったが、男性社員の育休取得者が誕生したことに
より、啓発活動が進み、男性社員も積極的に育児
参加できる環境になっている。
●取組
時間外勤務の免除/制限や短時間勤務の導入、
定時退社日の設定等、働き方の選択肢の充実を図
っている。また、従業員の育児相談窓口を社内に
設置し、制度内容を社内報やポスター、イントラ
ネット等で周知している。
結果、産前産後休暇取得者の100%が育児休業
を利用し、育児休職復職後も約半数が短時間勤務
制度を利用している。
●メッセージ
社員が仕事も家庭も両方を大事にできる、働き
続けやすい職場となっている。
社会全体でますます雇用環境の整備が進んでい
くことに期待する。
●メッセージ
多様性尊重の観点から、従業員一人ひとりが活
き活きと高い目標に取り組めるよう、より一層働
きやすい環境の実現を目指した取組を行っている
が、更なる働きやすさ向上のための施策を今後も
展開していく。
株式会社 朝日ラバー
協和界面科学 株式会社
(さいたま市 249人)
※ くるみん認定日:平成23年11月24日
(新座市 62人)
※ くるみん認定日:平成23年7月25日
1 均等・両立推進企業表彰(ファミリー・フレンドリー企業部門)
平成24年埼玉労働局長優良賞
2 埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度ゴールド認定
3 埼玉県あったか子育て企業賞 平成19年度奨励賞
●取組
社員同士のコミュニケーションの場「和(なご
み)」を通じ、両立支援の取組内容を周知すると
ともに、更なる要望の把握に努めている。
その結果、育児休暇明けのほとんどの社員が短
時間勤務を利用しているなど、仕事と家庭の両立
が図れている。
●取組
出産・育児等に関する相談窓口を設け、社員の
相談に応じている。仕事と家庭の両立支援制度に
関するレジュメを作成し、説明も行っている。育
児休業取得者には、希望に応じて毎月、仕事に関
する資料と社内の出来事をまとめた冊子を自宅に
送付しており、こうした取組みの結果、子育て中
の従業員を支援する社内風土が出来上がった。
●メッセージ
くるみん認定企業ということで、「働きやすい
企業である」との認識が得られ、特に新卒採用に
おいて応募人数が増えている。
個々のキャリア形成のためにも、より働きやす
い環境作りを進める必要があると考える。
●メッセージ
子育てをする社員の就業環境を整えることは社
会的使命だと感じている。
仕事と家庭の両立支援制度の実施には、チーム
ワーク・タイムマネジメント・効率性が求められる
中、子育ても仕事も楽しめる会社を目指している。
−7−
製造業
リズム時計工業 株式会社
ハスクバーナ・ゼノア 株式会社
(さいたま市 475人)
※ くるみん認定日:平成23年5月24日
(川越市 383人)
※ くるみん認定日:平成23年5月11日
1 埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度ゴールド認定
1 埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度ゴールド認定
2 埼玉安全衛生表彰 平成23年度埼玉労働局長奨励賞
●取組
妊娠中・出産後の健康管理から復職後までの諸
制度をまとめたマニュアルを作成し説明会を開催
する等、社員に対して情報提供をし、制度の利用
促進に努めている。また「リズムカムバック制度」
(再雇用制度)を創設し、結婚や出産、育児、介
護、配偶者の転勤等により退職した社員が再び働
くことができる環境を整えている。
●取組
両立支援に関する各種規定の説明会開催や相談
窓口の設置、社内イントラによる情報提供の結果、
男性の育休取得の増加など職場の理解と意識が醸
成されてきている。また、認定後3年経過を機に
『労使ワークライフバランス委員会』を設置し、
労使委員による議論と検証を進め弊社実情に則し
た多様な働き方を推進している。
●メッセージ
リズム時計(株)では、上記制度の普及により
男性社員の育児休業の実績もある。
これからも男女ともに仕事と家庭を両立できる
ような施策を講じ、働きやすい職場環境の確立に
取り組んでいくことが重要と考える。
●メッセージ
スウェーデンを本社とするグループの一員とし
て、次世代育成の枠に囚われず、育児・介護・時
短に係わる多様な働き方を労使で検討・推進して
いくことで、包括的な意味での仕事と生活の調和
を目指している。
曙ブレーキ岩槻製造 株式会社
ボッシュ 株式会社
(さいたま市 980人)
※ くるみん認定日:平成23年3月18日
1 埼玉県あったか子育て企業賞 平成22年度奨励賞
(東松山市 5,229人)
※ くるみん認定日:平成22年6月25日
1 均等・両立推進企業表彰(ファミリー・フレンドリー企業部門)
平成20年度厚生労働大臣優良賞
平成16年度都道府県労働局長賞
2 埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度プラチナ認定
3 埼玉県あったか子育て企業賞 平成22年度大賞
●取組
両立支援制度周知用パンフレット等を作成し、
産休取得者(その配偶者)や社員に配布するとと
もに、随時社員へのアンケートを実施し、両立支
援に対するニーズの把握に努めている。
その結果、育休取得者が増え、育休からの復職
後も半数以上の社員が短時間勤務制度を利用して
いる。また、地域や社員の家族との交流の場を設
けている。
●取組
従業員の意見を反映させた目標の作成・達成の
ための労使委員会を設置し、定期的な意見集約を
行っている。法を上回る制度整備、関連休暇の一
時有給化、「子育てマップ」による各制度及び手
続きの周知、意識改革などを実施している。
その結果、女性の育休取得率はほぼ100%、男
性も毎年数名ずつ発生している。
●メッセージ
仕事と家庭を両立させるための複数の措置を講
じることによって、一人ひとりが能力を発揮し、
働き続けやすい職場となっている。
未来の社会の担い手を育てるためにも、社会全
体で子育て・両立支援に取り組む必要があると考
える。
●メッセージ
人こそが企業の財産であり、従業員が健康で安
心して長く働けることが一番大切である。家庭生
活を充実させてリフレッシュし、会社で力を発揮
してもらうべく両立支援措置を講じることが必要
と考える。
−8−
製造業、情報通信業
サンケン電気 株式会社
株式会社 武蔵野
(新座市 1,450人)
※ くるみん認定日:平成21年7月23日
(朝霞市 8,100人)
※ くるみん認定日:平成21年2月23日
1 埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度ゴールド認定
2 埼玉県あったか子育て企業賞 平成19年度奨励賞
1 埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度プラチナ認定
●取組
各種制度の充実とワークライフバランス支援体
制の整備、併せて各種制度を利用しやすい職場風
土づくりに努めており、女性の育休取得率は100
%となっている。また、男性の育休取得促進や子
育て参加に関する啓蒙活動も積極的に行っており、
育休や育児短時間勤務の利用実績が定着している。
●取組
要望を制度に反映できるよう、出産経験のある
女性からヒアリングを行うとともに、男性社員の
意識改革を行うために担当者自ら育休を取得し周
知した。引き続きワークライフバランスの取れた
職場環境整備を進めている。
●メッセージ
●メッセージ
サンケン電気(株)は「従業員一人ひとりを尊
重し、すべての従業員に公平に接する」ことを経
営理念に掲げている。この考えを基本として、従
業員の能力開発に必要な機会の提供、安全で働き
やすい職場環境の整備に注力している。
(株)武蔵野は、大手コンビニエンスストア向
けのお弁当やおにぎり、サンドイッチ、調理麺な
どの製造を手掛けている。
今後も従業員がイキイキと働き続けることがで
きる職場環境整備を進めていく。
情報通信業
東光 株式会社
株式会社 OKIソフトウェア
(鶴ヶ島市 512人)
※ くるみん認定日:平成20年7月29日
(蕨市 1,219人)
※ くるみん認定日:平成26年7月1日
1 埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度ゴールド認定
●取組
育児休暇については法令基準はもとより、職場
復帰後についても短時間勤務の適用を小学校入学
までとし、仕事と家庭の両立できる職場環境づく
りに努め、育児休業取得対象の社員については実
績ベースで取得率100%となっている。
●取組
専用ホームページの開設、eラーニングの実施、
ワーキングマザー相談員の設置、上司へのサポー
ト等、仕事と家庭の両立のための制度を運用し、
社員が活き活き働ける環境・雰囲気づくりを行っ
ている。
●メッセージ
平成23年には「社員の仕事と子育ての両立支援」
を宣言し、埼玉県「子育て応援宣言企業」(現在
は「多様な働き方実践企業」に発展)に認定登録
された。女性の活用については、長く働ける職場
づくりに努めていることから、子育てをしながら
女性が活躍できる職場となっている。
●メッセージ
利用しやすい制度の導入と周囲の相互理解によ
り、男女ともに働きやすい職場を実現させている。
社員が活き活きと働くことは仕事にも相乗効果
が生まれると考えており、今後もこの活動を継続
させていきたい。
−9−
情報通信業、運輸業
AGS 株式会社
株式会社 アルファプラス
(さいたま市 700人)
※ くるみん認定日:平成25年8月30日
(越谷市 33人)
※ くるみん認定日:平成25年3月8日
1 埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度ゴールド認定
1 埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度プラチナ認定
●取組
育児支援制度の社内セミナーや管理者研修を実
施し、仕事と家庭の両立を職場全体でサポートす
る意識を浸透させている。また、育休から復帰す
る前に面談を行い、復職への不安を取り除き、ス
ムーズに復帰できるよう支援している。在宅勤務
制度や小学3年修了時までの短時間勤務延長など、
制度の拡充にも取り組んでいる。
●取組
育児・介護に関する諸制度や手続き方法を具体
的にまとめた「両立支援ガイドブック」を作成し、
産休取得者やその配偶者に配布するとともに、社
内アンケートを実施し、両立支援に関するニーズ
の把握に努めている。
その結果、社員個々の状況に応じて、様々な支
援制度を活用し、安心して育休取得・復職ができ
ている。
●メッセージ
毎年10人程度の社員が育休を取得し、復職後も
短時間勤務制度などを利用して仕事を続けている。
AGS(株)は、ワークライフバランスを充実
させ、子育てをしながら、仕事にもやる気を持っ
て取り組んでいける会社である。
●メッセージ
社員一人ひとりが持つ能力を十分に発揮するこ
とができるよう、効率的な働き方の構築や仕事と
家庭を両立させるための環境作りを進めている。
未来を担う子どもたちが健やかに育まれる社会
づくりに、企業として貢献できるよう努力してい
く。
運輸業
T&D情報システム 株式会社
西武鉄道 株式会社
(さいたま市 395人)
※ くるみん認定日:平成20年4月14日
平成22年1月18日
平成24年5月18日
(所沢市 4,000人)
※ くるみん認定日:平成23年7月4日
1 均等・両立推進企業表彰(ファミリー・フレンドリー企業部門)
平成24年度局長優良賞
2 埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度ゴールド認定
●取組
全社員に仕事と家庭の両立支援を推進するため、
規程だけではなく、コンプライアンス・マニュア
ル(全員配布)にも記載し、啓蒙活動を行ってい
る。その成果もあり、女性のみではなく男性の育
児休業も平成25年度は8名あった。また、子育て
支援の短時間勤務も多く活用されている。
●取組
「出産・育児ガイドブック」を作成し、育児支
援制度の浸透を積極的に図ってきたことにより、
女性の育児を理由とした離職者がほとんどいなく
なった。また、通常泊り勤務のある駅係員や乗務
員でも育児をしながら働けるように、短時間勤務
等の制度運用・利用促進・周囲の理解促進に注力
していく。
●メッセージ
ホームページや名刺に「くるみん」マークを掲
載し、仕事と子育ての支援に積極的な企業として
社員に浸透・定着している。また、新規採用学生
にも、社員に優しい企業としての一指標として理
解されており、継続して取り組んでいく。
●メッセージ
西武グループのグループビジョンである「でか
ける人を、ほほえむ人へ。」を実現するため、そ
の基盤である社員自身がほほえみながら日々の生
活を送れるよう、多様な働き方ができる環境整備
を今後も積極的に進めていく。
−10−
小売業
小売業
ホシザキ北関東 株式会社
株式会社 カインズ
(さいたま市 450人)
※ くるみん認定日:平成26年7月1日
1 埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度ゴールド認定
(本庄市 7,310人)
※ くるみん認定日:平成20年8月26日
平成24年8月22日
平成26年6月18日
1 埼玉県多様な働き方実践企業 平成26年度プラチナ認定
●取組
産休・育休相談窓口を設置するとともに、社内
制度の理解のために育休マニュアルを配布し、ス
ムーズに復職できるよう支援している。
現在では、育休取得者の職場復帰率が100%と
なっており、全員が短時間勤務制度を利用してい
る。
●取組
仕事と家庭の両立ができる職場環境を目指し、
様々な制度整備を行っている。例えば、育児短時
間勤務制度を小学校3年生まで利用できる制度、
男性社員が配偶者の出産・退院時にそれぞれ休暇
を取得できる制度である。さらに、年2回取得可
能なバケーションについても、取得できる日数を
増やすなど多方面からの支援を進めている。
●メッセージ
今後は、介護に関しても支援の検討を進めてい
く。
さらに、仕事と家庭を両立できる制度の充実を
図り、がんばる社員が様々なライフイベントを迎
えても仕事を継続できる職場環境整備を引き続き
行っていく。
●メッセージ
働く意欲のある女性が、出産後も安心して働き
続けることができるよう、制度を整備、積極的に
運用・推進している。
生活協同組合コープみらい
株式会社 日本アポック
(さいたま市 13,900人)
※ くるみん認定日:平成19年6月4日
平成22年8月2日
平成25年3月15日
(川越市 355人)
※ くるみん認定日:平成23年5月12日
1 埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度プラチナ認定
1 均等・両立推進企業表彰(均等推進企業部門)
平成11年度埼玉女性少年室長賞
2 埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度プラチナ認定
3 埼玉県あったか子育て企業賞 平成21年度大賞
●取組
男性の育休促進のために、制度をまとめたしお
りの配布、部内ニュースでの取得事例の紹介を行
っている。
また、ワークライフバランスの促進を目指し、
残業削減や有給休暇取得促進の取組を行っている。
●メッセージ
少子高齢化が進む中で、安定した労働力を確保
するためにも、仕事と育児や介護などが両立でき、
長く働き続けられる職場づくりは必須の課題と認
識している。
−11−
●取組
法定基準を上回る産前休業日数の付与(出産予
定日以前8週間について取得が可能)、小学校3
年生までの子を養育する従業員に対する勤務時間
短縮制度(5・6・7時間のいずれかの勤務時間
を選択することが可能)、育児状況に合わせた始
業・終業時刻の変更等、柔軟に対応している。
●メッセージ
妊娠・出産・育児を理由にしての離職率が低く、
育児休業後の勤務時間短縮制度を活用し、多様な
働き方ができる職場風土が定着している。
小売業、金融業
金融業
生活協同組合連合会
コープネット事業連合
全国生活協同組合連合会
(さいたま市 1,300人)
※ くるみん認定日:平成19年6月4日
平成23年4月14日
(さいたま市 170人)
※ くるみん認定日:平成25年6月24日
1 埼玉県多様な働き方実践企業 平成25年度ゴールド認定
1 埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度ゴールド認定
●取組
男性の育休促進のために、制度をまとめたしお
りの配布、部内ニュースでの取得事例の紹介を行
っている。
また、ワークライフバランスの促進を目指し、
残業削減や有給休暇取得促進の取組を行っている。
●取組
一般事業主行動計画推進のため、育児・看護・
介護に関する諸制度をまとめたハンドブックの作
成など周知に努めた結果、制度利用者は着実に増
えている。今後も相談窓口の拡充やハンドブック
の改訂などを通じ、利用促進を強化していく。
●メッセージ
少子高齢化が進む中で、安定した労働力を確保
するためにも、仕事と育児や介護などが両立でき、
長く働き続けられる職場づくりは必須の課題と認
識している。
●メッセージ
制度の定着には粘り強い働きかけが不可欠。担
当部門の負担は小さくないが、必ず効果が現れる
ので、あきらめずに取り組んでほしいと思う。
株式会社 埼玉りそな銀行
株式会社 武蔵野銀行
(さいたま市 約6,700人)
※ くるみん認定日:平成20年6月13日
平成23年5月24日
1 均等・両立推進企業表彰(ファミリー・フレンドリー企業部門)
平成20年度局長優良賞
2 均等・両立推進企業表彰(均等推進企業部門)
平成19年度局長優良賞
3 埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度プラチナ認定
4 埼玉県あったか子育て企業賞 平成20年度奨励賞
5 平成17年度さいたま輝き荻野吟子賞
(さいたま市 2,342人)
※ くるみん認定日:平成22年6月15日
1 均等・両立推進企業表彰(均等推進企業部門)
平成25年度埼玉労働局長優良賞
2 埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度プラチナ認定
3 平成24年度さいたま輝き荻野吟子賞(いきいき職場部門)
●取組
社員全員がライフイベントに対応しつつ、能力
を発揮し活き活きと働き続けるための就業継続支
援を行っている。
・短時間勤務制度、託児所入所時期に見合った育
休制度等の導入
・育休者のスムーズな職場復帰や就業意識向上に
向けた育休前後の人事部面談の実施
・行内通達閲覧システムの導入による自宅PCか
らの自己啓発支援
●取組
育児支援制度の充実や社内保育園の設置など仕
事と家庭の両立支援のための環境整備を積極的に
行っており、セミナーの実施や社内報・社内LA
N等の活用により各種制度について社内の理解浸
透に努めている。制度利用者も着実に増加してお
り、結婚・出産を理由とした退職者も減少してい
る。
●メッセージ
(株)武蔵野銀行では、やる気と能力のある社
員が性別に関わらず経験や知識を活かし、活き活
きと働ける企業を目指している。少子高齢化への
企業の社会的責任を果たすことで、雇用を通じて
埼玉県の経済活性化にも繋がると考える。
●メッセージ
従業員一人ひとりが働きがい、働きやすさを実
感し、性別・年齢・職種に関わらず、能力を最大
限発揮できる環境づくりを進め、全従業員が仕事
と家庭を両立できる働き方を実現していく。
−12−
金融業、不動産業、学術研究、医療・福祉
不動産業
埼玉縣信用金庫
株式会社 中央住宅
(熊谷市 1,884人)
※ くるみん認定日:平成22年5月22日
(越谷市 655人)
※ くるみん認定日:平成21年6月30日
1 埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度プラチナ認定
2 平成23年度さいたま輝き荻野吟子賞(いきいき職場部門)
●取組
ノー残業デーの周知徹底による所定外労働の削
減に取り組み、営業店の評価項目にも導入してい
る。
また、職場復帰支援を主な目的とし、育児休業
を取得中の女性従業員を対象とする「がんばるマ
マ応援セミナー」を開催。復職にあたる不安解消
や子育てを行う従業員同士の情報共有が図れた。
今後も、継続的な実施を検討している。
●取組
育児に係る社員対象の「時間単位の年次有給休
暇制度」、一定の要件を満たす社員対象の「育児
短時間勤務制度(小学校4年生まで)」、男性社
員対象の「配偶者出産特別休暇(2日間)」を設
けている。その結果、出産が理由の退職はほぼ0
となり、短時間勤務制度利用者は2年前と比較し
て約20%増となった。
●メッセージ
子育て中の社員が柔軟な働き方ができるよう、
出産・育児等が理由の退職者への「再雇用登録制
度」等、各種制度を整えるとともに、在社時間短
縮や長時間労働撲滅等、労働環境改善によるワー
クライフバランスの推進をしている。
●メッセージ
従業員のワークライフバランスの実現は、すべ
ての従業員が能力を十分に発揮できる環境を作る
ことにある。育児休業や育児短時間勤務の取得率
だけでなく、時代に合わせた制度の充実を図るこ
とが必要であると考える。
学術研究
医療・福祉
独立行政法人 理化学研究所
株式会社 ウイズネット
(和光市 3,400人)
※ くるみん認定日:平成21年1月9日
(さいたま市 4,091人)
※ くるみん認定日:平成26年6月18日
1 埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度プラチナ認定
1 埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度プラチナ認定
●取組
一人ひとりの多様な状況に個別に対応する相談
窓口の設置や、育児・介護中の職員の仕事を補助
する代替要員の配置(研究系)など、仕事と育児
や介護との両立を支援する各種制度を充実させて
いる。また、小児救急医療、介護、ライフプラン
に関する研修等を行い、ワークライフバランスも
推進している。
●取組
7割を占める女性社員が、そのキャリアをあき
らめることなく、結婚・出産・育児に取り組むこ
とができるよう、育休規程を見直し、短時間勤務
の推奨、社内託児所の設置等で、積極的に子育て
支援をしている。昨年は、男性社員1名が育休制
度を利用するなど、男性の育休取得も支援してい
る。
●メッセージ
女性が35%を占める理研では、仕事と育児や介
護との両立を支援する様々な取組を行い、働きや
すい環境を整備している。
事業所内託児施設や各種支援制度等を利用し、
出産後も多くの職員が働き続けている。
●メッセージ
加速度を増す少子高齢社会において、(株)ウイ
ズネットにとっても次世代の継続的な人材確保は
最優先事項である。介護離職予防とともに多様な
働き方を支援する制度等の充実を図り、社員の個
々のライフスタイルや価値観に柔軟に対応できる
制度作りを目指している。
−13−
医療・福祉
医療法人社団 白桜会 新しらおか病院
医療法人 狭山中央病院
(白岡市 128人)
※ くるみん認定日:平成25年5月31日
(狭山市 150人)
※ くるみん認定日:平成25年5月16日
1 埼玉県多様な働き方実践企業 平成25年度ゴールド認定
1 埼玉県多様な働き方実践企業 平成25年度ゴールド認定
●取組
従業員が産休や育休を取得しやすい環境を提供
するため、休業明けの短時間勤務制度を導入して
いる。また、有給休暇取得促進や産休・育休・復
職後の諸制度に関するマニュアル配布等、両立支
援制度の周知を行うことで、男女ともに育児に参
加できる環境を整えている。
●取組
出産・育児に伴う就業の継続・職場復帰につい
て相談窓口を設け、院内保育や短時間勤務の推奨
等によって、従業員の希望に沿った就業の継続・
復帰をバックアップしている。その結果、各部署
と保育室の繋がりが深くなり、出産・育児を理由
とする不本意な退職が減り、看護職員等の安定し
た人員確保ができている。
●メッセージ
育休後も安心して子育てができる職場環境の提
供に努めているため、出産や育児に関する退職は
なく、安定した人材の確保につながっている。今
後も両立支援に取り組んでいきたい。
●メッセージ
現在、出産を理由とした退職はなく、今後適齢
期を迎える若い従業員にも「安心して働ける職場」
ということがアピールできている。仕事と家庭の
両立を支援することは、個人のキャリアの維持や
穏やかな社風に貢献できると考えている。
医療法人 三愛会 埼玉みさと総合リハビリテーション病院
医療法人 愛應会
(三郷市 350人)
※ くるみん認定日:平成25年1月23日
(加須市 198人)
※ くるみん認定日:平成23年6月1日
1 埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度ゴールド認定
●取組
男女問わず育休取得と職場復帰のしやすい環境
を整備するため、小学校就学前の子どもを育てる
従業員が利用できる認可外保育室を設置し、24時
間保育・休日保育を充実させるなど、安心して働
き続けられるような環境作り・雰囲気作りを行っ
ている。
●取組
妊娠・育児をしている従業員が働き続けられる
環境を作るため、事業所内保育園を設置するとと
もに、パンフレット等を作成し、産休者へ配布す
るなど利用促進に努めている。その結果、出産後
の復職者が増え、職員の定着にも役立っている。
また、従業員アンケートにて、24時間保育や勤
務日以外の保育希望があることを把握し、利用目
的を拡大するなど、生の声に耳を傾けている。
●メッセージ
仕事と家庭を両立させることができる、働きや
すい環境を作ることによって、全ての従業員がそ
の能力を十分に発揮できると考えている。今後も
医療を通して従業員全員で社会貢献に取り組んで
いきたい。
●メッセージ
仕事と家庭の両立に向けて、研修や制度の説明
など意識改革を行うことにより、従業員の理解が
深まり働きやすい環境となった。
今後も、さらに働きやすい環境作りのため、両
立支援の取組を続けていくことが大切であると考
えている。
−14−
医療・福祉、複合サービス、サービス業
社会福祉法人 殿山福祉会
社会福祉法人 杏樹会
(新座市 200人)
※ くるみん認定日:平成21年11月19日
(入間市 385人)
※ くるみん認定日:平成20年10月1日
1 埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度ゴールド認定
2 埼玉県あったか子育て企業賞 平成21年度奨励賞
1 埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度プラチナ認定
2 平成24年度さいたま輝き荻野吟子賞(いきいき職場部門)
●取組
「両立支援制度のしおり」等の資料配布や年1
回の研修、復帰後も仕事と家庭を両立できるよう
な精神的なバックアップを実施。様々な取組を継
続的に行うことで、従業員全体に理解と協力が得
られる環境が形成され、男女ともに浸透している。
その結果、男性の育休取得者の実績が5人、女
性は毎年1∼2人取得している。
●取組
現場からの声をもとに、非常勤従業員も含め、
妊娠しても働き続けられるよう、育休の取得促進
や面談、相談体制、育児・介護規定の整備等を行
っている。
育休3日間を有給扱いにする制度を導入したこ
とにより、男性の育休取得者も数名出ている。子
育ての経験が保育・介護の現場に活かされている。
●メッセージ
未来の社会の担い手を育てるためにも、社会全
体で子育て・両立支援に取り組む必要があると考
える。
●メッセージ
従業員の様々なライフイベントに柔軟に対応す
ることにより、一人一人が能力を発揮し、働き続
けやすい職場環境を構築している。女性の就労促
進に取り組むためには、男性を含めた働き方改革
が必要だと考える。
複合サービス
サービス業
日本郵政共済組合
株式会社 アドバンファシリティズ
(さいたま市 141人)
※ くるみん認定日:平成25年6月3日
(加須市 79人)
※ くるみん認定日:平成23年6月20日
平成26年7月10日
1 埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度ゴールド認定
●取組
育児・介護に関する各種制度等を紹介するガイ
ドブックを作成し、全従業員に配布するとともに、
有給休暇の取得促進・定時退社日の設定などメリ
ハリある勤務時間管理に関し、定期的に周知を行
っているほか、アンケートや育休取得者へのフォ
ローアップなども実施し、制度への理解度向上や
育休等取得者の増加につながっている。
●メッセージ
従業員が仕事と子育てを両立させることができ、
従業員全員が働きやすい環境を作ることによって、
すべての従業員がその能力を十分に発揮できるよ
うにするため、各種制度への理解浸透や職場風土
づくりの推進に継続して取り組む必要があると考
える。
−15−
●取組
平成23年度に初めてくるみんの認定を受けて以
来、諸制度の充実をはじめ、残業時間削減、有給
休暇取得率の向上を重点項目として、WLBの浸
透を図っている。
特に子育て支援に関しては、厚生労働省イクメ
ンプロジェクトのイクメンサポーターへの登録・
宣言を行い、男性社員の育児支援活動に力を入れ
ている。これにより、平成25年度に男性管理職初
の育休取得者を出すことにつながった。
●メッセージ
全社員がワークライフバランスの意識を高め、
既婚者も未婚者も働きやすい職場環境の中で、活
発にコミュニケーションが図れ、社内の雰囲気が
より明るくなるよう、今後も継続的に様々な施策
を講じていく予定である。
サービス業
シーケーエンジニアリング 株式会社
株式会社 コマーム
(さいたま市 690人)
※ くるみん認定日:平成26年2月14日
(川口市 199人)
※ くるみん認定日:平成25年12月9日
1 埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度ゴールド認定
1 平成25年度 さいたま輝き荻野吟子賞(いきいき職場部門)
2 埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度プラチナ認定
3 埼玉県あったか子育て企業賞 平成22年度奨励賞
●取組
ワークライフバランスを実現するべく、定時退
社日の設置、有給休暇取得促進日の設定及びリフ
レッシュ休暇の取得促進を図り、実施状況に関す
る進捗管理を行っている。また、男性の育休利用
促進のために社内イントラで周知を図っており、
利用実績が出ている。
●取組
一人ひとりの働き方の希望を尊重し、正社員以
外の短時間正社員・契約社員・パート社員・臨時
登録スタッフの雇用区分を設定。本人の意思を優
先し、状況に応じた働き方の変更も柔軟に実施し
ている。
働きやすい環境とするため企業内保育所施設を
設置したことで、育休や介休取得後の復帰社員が
増加している。
●メッセージ
育休を終えて戻りたいと思ってもらえる会社に
なれるように、達成感・やる気を持って活き活き
と働ける環境作りを図り、仕事と家庭の両立支援
策が充実したものとなるよう今後も取り組んでい
きたい。
●メッセージ
質の高い保育・子育て総合サービスを提供する
専門企業として、顧客満足度及び社員満足度の高
い「あったかくてつよい会社」をめざし、社員が
ライフステージに合わせた幸せな働き方を選べる
会社を追求している。
株式会社 ファニーワーク
ホンダ開発 株式会社
(上尾市 140人)
※ くるみん認定日:平成25年1月7日
(和光市 2,580人)
※ くるみん認定日:平成24年6月29日
1 埼玉県多様な働き方実践企業 平成24年度ゴールド認定
●取組
実際に産休・育休から復帰する社員が働きやす
い職場環境を考えるプロジェクトチームを発足。
小学生未満の子を持つ社員に対する短時間勤務制
度や時差出勤制度、育児サービス利用費用助成制
度を新設した。これにより育休利用者が増え、復
職後もほとんどの社員が各種制度を利用している。
●取組
従業員には社内掲示と冊子にて育児に関する社
内制度や取り組みを周知し、子育てサポートであ
ることを意識づけしている。取組を続けてきたこ
とで、育休取得や職場復帰が当たり前の企業体質
が生まれ、近年では男性社員も育休を取得してい
る。
●メッセージ
教育サービスを提供する弊社が本当の顧客満足
を追求するためには、まず社員一人ひとりが活き
活きと活躍できるような環境への取組が必須と考
え、相談窓口など個々の状況に合わせた支援を行
っている。
●メッセージ
ホンダ開発(株)は人間尊重を基本理念とした
企業である。活気ある職場を目指し、これからも
更なる育児支援に取り組んでいく。
また、地域社会や地球環境などの社会的ニーズ
に対しても、基本理念に基づき様々な取組を行っ
ている。
※ このパンフレットは、表彰・認定制度及び表彰・認定企業を紹介するものです。
各企業の募集状況等は、直接企業へお問合せください。
−16−
5 企業についてもっと知りたい!
厚生労働省の運営するサイトでは、女性の活躍推進や、仕事と家庭の両立に取り組んでいる企業の情報を
紹介しています。その他、職場の安全や若者の採用に積極的な企業情報も紹介していますので、企業研究の
ひとつとしてご活用ください。
女性の割合・役職トップ・男女差など
各企業の情報を検索できます
経営トップからのメッセージ・女性
社員への会社の期待度がわかります
http://www.positiveaction. jp/pa/index.php
http://www.positiveaction. jp/declaration/
ポジティブ・アクションに賛同します
※ ポジティブ・アクション
男女労働者間に生じている格差を是正するために、女性が少ない職種で女性社員や女性管理職を増やすなど、女性の活躍を促進する取組のこと
http://www.ryouritsu. jp/
http://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzenproject/
企業の「行動計画」(仕事と子育ての両立
支援の計画)や「子育てサポート企業」を
検索できます
あんぜんプロジェクトは、労働災害のない日本を目
指して、「働く人」「企業」「家族」が元気になる職場
を創るプロジェクトです。
企業が安全方針、取組状況、労働災害の発生状況等
の情報を掲載しています。
※ 行動計画は、従業員規模により策定義務のない場合
があります。また、企業のHP等で公開し、両立支
援のひろばに掲載のない場合があります。
全国では346事業場、埼玉では9事業場登録
(平成26年10月14日現在)
安全対策に積極的に取り組んでいる企業である
ことを広く世の中にアピールできます
「あんぜんプロジェクト」公式ロゴマークだよ。
これから見かけることが多くなりそうだね!
−17−
◇ 公表情報 ◇
・社内教育、キャリアアップ制度等
・新卒者等の採用実績、定着状況
・求める人材
・前年度の有給休暇および育休の実績
・前年度の所定外労働時間実績
など
http://saitama-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/
埼玉の若者応援企業
若者応援企業は、若者(35歳未満)のための
求人をハローワークに提出し、若者の採用・
育成に積極的で詳細な企業情報・採用情報を
公表する企業です。
職場の風景の画像など
も公開している企業も
あるから、企業イメージ
とのギャップを少なくで
きるね!
事業所PRシートは、こんなかんじで見られます。
お問い合わせ
6 関連情報
新卒応援ハローワークは、大学院・大学・短大・高専・専修
学校の学生や卒業後 3 年以内の方の就職を支援する専門の
ハローワークです。
−18−
埼玉労働局雇用均等室
※土日祝日を除く 8:30 ∼ 17:15
〒330-6016
さいたま市中央区新都心11‐ 2 ランド・アクシス・タワー16階
T E L:0 4 8 − 6 0 0 − 6 2 1 0
FAX:0 4 8 − 6 0 0 − 6 2 3 0
◇ 雇用均等室では、男女雇用機会均等法をはじめとして、育児・介護休業法、パートタイム労働法、
次世代育成支援対策推進法に基づいて、労働者、事業主に対する相談や指導等を行っています。
平成 26 年 11 月