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平成27年3月1日発行 (毎月1日発行) 第653号
経 営 革 新 等 支 援 機 関
エコアクション 2 1 地 域 事 務 局
ものづくり支援事業埼玉県地域事務局
官 公 需 総 合 相 談 セン ター
組合をサポートし 企業を育てる
次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 セ ン ター
埼 玉 県 多 様 な 働 き 方 実 践 企 業
埼 玉 県 防 犯 の ま ち づ くり推 進 事 業 者
月刊
2015
商工埼玉 3
3
【抜粋版】
ビジネスインフォメーション
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1
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目
【特集記事】中小企業・小規模事業者関係の
平成 26 年度補正予算/平成 27 年度予算案の概要
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1~2
中央会の動き ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
次
管内ファイル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・4
☆すすめ!組合青年部!☆Part2・・・・・・・・
・・・・・4
ホームページ
SAITAMA経済グラフ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
SAITAMA業界レポート ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
組合・団体通信 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
ひろば ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・8
クリップ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・8
中小企業・小規模事業者関係の
平成26年度補正予算/平成27年度予算案の概要
中小企業・小規模事業者関係の平成26年度補正予算・平成27年度予算案の主な概要を紹介します。
連携・組織化の支援
○中小企業連携組織対策推進事業(平成27年度7.1億円)
中小企業・小規模事業者の連携・組織化の推進等を図るため、中小企業・小規模事業者の集合体である
組合等への支援を行う。また、外国人技能実習生受入事業を行う組合(監理団体)等の事業の適正化を支援
する。
ものづくり・サービスの革新支援
○ものづくり・商業・サービス革新事業(平成26年度補正1,020.4億円)
国内外のニーズに対応したサービスやものづくりの新事業を創出するため、認定支援機関やよろず支援
拠点等と連携して、革新的な設備投資やサービス開発を行う中小企業を支援します。
(補助率:3分の2)
省エネルギー関連支援
○地域工場・中小企業等の省エネルギー設備導入補助金(平成26年度補正929.5億円)
地域の工場・オフィス・店舗等の省エネルギーに役立つ設備の導入等を支援します。
(補助率:2分の1)
○エネルギー使用合理化等事業者支援補助金(平成27年度410億円)
工場・事業場等における省エネルギー設備・システムへの入替や製造プロセスの改善等の改修により省
エネルギーや電力ピーク対策を行う際に必要となる費用を補助します。
創業支援
○創業・第二創業促進補助金(平成26年度補正50.4億円・平成27年度7.6億円)
新たな需要を創造する新商品・サービスを提供する創業者に対して、店舗借入費や設備費等の創業に要
する費用の一部を支援します。開業形態は、企業組合や協業組合も対象となります。
(補助率:3分の2)
小規模事業者支援
○小規模事業者支援パッケージ事業(平成26年度補正252.2億円)
小規模事業者が、商工会議所・商工会と一体となって、販路開拓に取り組む費用を支援する等、小規模
事業者の事業の持続的発展をパッケージで支援します。
地域資源活用支援
○ふるさと名物応援事業(平成26年度補正40億円・平成27年度16.1億円)
中小企業・小規模事業者が中小企業地域資源活用促進法などに基づき行う地域資源を活用した商品など
の開発等に対する取組を支援します。
1
イノベーション促進支援
○革新的ものづくり産業創出連携促進事業(平成27年度128.7億円)
中小ものづくり高度化法に基づく特定ものづくり基盤技術に「デザイン開発技術」を加え、中小企業が産
学官連携して行う技術開発等を支援する。また、中小企業が大企業や大学等の知見を活用して行う研究開
発も支援する。
○商業・サービス競争力強化支援事業(平成27年度9.9億円)
中小企業が、
「新連携」の認定を受け、①「中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドライン」に沿っ
て行う、または、②産業競争力強化法に基づく「企業実証特例制度」若しくは「グレーゾーン解消制度」を活
用して行う、革新的なサービス開発を支援する。
○中堅・中小企業への橋渡し研究開発促進事業(平成26年度補正14.2億円)
中堅・中小・ベンチャー企業が、革新的な技術シーズを事業化に結びつける「橋渡し」機能を有する機関
の能力を活用して、共同研究を実施する際に、NEDOが支援します。
○ロボット導入実証事業(平成26年度補正22億円)
ものづくり分野やサービス分野等、ロボット未活用領域において導入実証を実施し、導入事例の創出を
通じて生産性向上を図るとともに、ロボット導入に関する実現可能性調査を実施し、費用対効果を示すこ
とでロボット導入を促進します。
○ロボット介護機器開発・導入促進事業(平成27年度25.5億円)
高齢者の自立支援、介護実施者の負担軽減に資するロボット介護機器の開発・導入を促進します。
海外展開支援
○中小企業・小規模事業者海外展開支援事業(平成27年度25億円)
海外での販路開拓を目指す中小企業に対し、海外展開事業計画の実現可能性調査を実施したり、展示会、
常設展への出展支援、海外バイヤーとの商談の機会を提供し、販路開拓を支援します。
人材支援
○中小企業・小規模事業者人材対策事業(平成26年度補正60.1億円・平成27年度10億円)
地域の事業者のニーズを把握した上で、大企業、地域の金融機関等と連携して、中小企業・小規模事業
者が必要とする人材を地域内外から発掘し、紹介・定着まで一貫した支援を実施します。また、地域の中
小企業・小規模事業者が集まり、単独では実施できない人材育成を共同で進めることを支援します。
商店街・まちづくり支援
○地域商業自立促進事業(平成27年度23億円)
商店街が取り組む事業のうち、地方自治体との密接な連携を図り、先進性の高い事業をソフト・ハード
の両面で補助し、商店街の中長期的発展、自立化を支援します。
○中心市街地再生事業費補助金(平成26年度補正22億円)
市町村が策定した中心市街地活性化基本計画に基づき、民間事業者が実施する地域の中心市街地活性化
に必要な施設の改修・リノベーション等、雇用や地域の消費活性化に対して即効性が期待できる事業であっ
て、中心市街地及び周辺地域も含めた経済活力を向上させる事業に絞って支援します。
下請事業者の支援
○下請中小企業・小規模事業者自立化支援事業(平成27年度5億円)
やる気と能力のある中小企業・小規模事業者間の有機的な連携促進等、下請中小企業・小規模事業者の
自立化に向けた取組を支援します。
2
会 の
央
中
動 き
組合役職員等研修会を開催
本会は、1月21日(水)、大宮ソニックシティ905
会議室において、「組合役職員等研修会」を開催しま
した。
第一部のテーマ【
「2020年東京オリンピック・パラ
リンピック」
活用による自治体、企業等に向けた地域
活性化戦略プランについて】を、関東経済産業局地
域経済部地域経済課課長補佐の幸物正晃氏から説明
を受けました。
第二部のテーマ【
「経済産業省関連予算について」
~平成26年度補正予算案、平成27年度予算案~】を、
関東経済産業局産業部中小企業課総括係長の秋山裕
之氏から説明を受けました。参加者一同、それぞれ
に高い関心を示していました。
西部支部新春交流会を開催
埼玉県中小企業団体中央会西部支部
西部支部(大木敬治支部長:埼
玉県商店街振興組合連合会理事
長)は、2月5日(木)、川越支所
管轄の組合の相互交流と連携強化
を図る目的で、新春交流会を開催
しました。
当日は、組合役職員等41人が参
講演を行う今西隆夫氏
加し、第1部の講演会では、株式
会社商工組合中央金庫さいたま支店長今西隆夫氏を
講師に迎え、
「最近の経済情勢と中小企業の動向」を
テーマに講演会が行われました。
続いて、第2部の交流・懇親会では、参加者と今
西氏を交えての懇談や組合間との交流が図られ、和
やかなうちに会を終了しました。
3月
行事予定
◎第3回事務局代表者等研修会→総務企画部
3月4日
(水)
13:00~15:30
講 演:13:00~14:00
テーマ:‌
「小川和紙を取り巻く環境と組合活動
について」
講 師:埼玉県小川和紙工業協同組合
実演・体験:14:00~15:30
小川町和紙体験学習センター
中央支部研修会・交流懇親会を開催
埼玉県中小企業団体中央会中央支部
中央支部(岡野元昭支部長:埼玉県トラック協同
組合連合会顧問)は、2月3日(火)、大宮本部管轄
の組合役職員等30人の参加の下、
「中央支部研修・交
流懇親会」を開催しました。
研修会では、岡野支部長より「我が社・我が組合
の経営理念~発見!ごみの山からお宝が~」と題し
て、経営者としての姿勢や取組成果などを詳細に示
しながら講演が行われ
ました。
その後、交流懇親会
が開催され、参加者に
よる積極的な情報交換
が行われました。
官公需受注対策懇談会を開催
本会は、2月5日(木)、大宮ソニックシティにお
いて、神奈川県官公需適格組合協議会の浦上裕史会
長を講師に招き、
「事例で学ぶ、官公需施策の動向及
び受注確保に向けた取組み・折衝術」をテーマに「官
公需受注対策懇談会」を開催しました。
浦上会長は、随意契約の重要性や防災協定締結の
優位性、行政機関
への積極的な提案
活動などにも言及
し、豊富な折衝経
験に基づく説得力
のある説明に、参
加者は大いに刺激
を受けました。
説明を行う浦上裕史氏
◎組合決算セミナー→情報調査部
3月17日(火)14:00~16:00
大宮ソニックシティ9F「901研修室」
◎平成26年度第5回正副会長会議→総務企画部
3月18日(水)12:00~13:30
パレスホテル大宮3F「撫子の間」
◎‌平成26年度第3回理事会・第1回評議員会→総
務企画部
3月18日
(水)14:00~16:00
パレスホテル大宮3F「チェリールーム」
※詳しくは、本会担当までお問い合わせください。
3
☆すすめ!組合青年部!☆
管内ファイル
Part.2
表彰伝達式・新年懇親会開催される
埼玉県電気工事工業組合
埼玉県電気
工事工業組合
(沼尻芳治理事
長、 さ い た ま
市 北 区、 組 合
員1,226人)は、
12月12日(金)
に「表彰伝達式」を、また、1月29日(木)に「新年
懇親会」
を、清水園において開催しました。
両日とも、ご来賓や組合役職員等300人が出席
しました。
「表彰伝達式」では、経済産業大臣表彰
を始め各賞の表彰が執り行われました。経済産
業大臣表彰(電気工事士の部)は、浦和支部長で
もある値賀信彦常務理事が、長年の功績が認め
られ栄誉に輝きました。
また、我が国の電気事業に貢献された「澁澤賞」
に、久喜支部長でもある鈴木徹夫常務理事が受
賞しました。
「新年懇親会」では、沼尻理事長が「組合財政基
盤を固め、
『更なる成長』を実現するためには、更
なる信頼と事業を生み出し、より強い組合を作
り出していかなくてはならない。
」と主催者挨拶
を述べました。その後、
参加者相互に親睦を深 組合支援部
TEL
(048)
641-1315
めました。
川口機械工業企業研究会
青年部名
川口機械工業企業研究会は、日本の
産業の要である「ものづくり」に励む青
年の輪を広げることを目的に月に一度
研究会を開いており、11月の研究会
では、2年に一度開催されるJIMTOF
(日本国際工作機械見本市)の見学を行いました。
機械組合で唯一ブースを展示している小原歯車さん
へ向かい、小原社長から「各メーカーの展示機にセット
されているワークが今まさに流通している旬なもので
ある」という話をいただきました。
今、業界でどのような加工技術が必要とされている
かを知り、その必要とされている技術をいかに自社に
フィードバックできるかを考える良い機会になりました。
JIMTOFでは、ただ最新の工作機械を見るだけでは
なく、情報交換の場としても活用することができ、充
実した研修でした。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
SA I T AMA
経済グラフ
埼玉県の「景気」DIの推移(前年同月比)
2015
埼玉県の「売上」DIの推移(前年同月比)
(H26年2月~H27年1月)
(H26年1月~H26年12月)
50
30
20
-10
20
-4 -2
-9
-20
-17
-13
-18-14
-19
-20
-26
-28
-33
-40
30
30
0
-30
44
40
17
10
0
1月
-13
-19
-20
-26
10
-13
-22
-33 -33
-20
-28
-23
-17
-18
-27
-19
-28
-20
-31
0
-30
-10
-20
-33
-30
9
0
0
-3
-2
-24
-17
-24
-70
-80
-9
-10
-24 -24 -28
-30 -28
-28
-38
-36
-30
-38
-50
-60
-3
-6
-9
-23
-40
-50
0
-14 -10
全 業 種
-60
全 業 種
製 造 業
-70
製 造 業
非製造業
-80
非製造業
-32
-42
-31
-44
-41
-90
-90
H26年 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 H27年
2月
1月
H26年 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 H27年
2月
1月
埼玉県中小企業団体中央会が県内の地区、業界を代表する組合の役職員に情報連絡員を委嘱し、その方々から提供
を得た中小企業の景況、売上をグラフ化したものです。
4
SAITAMA 業界レポート 2015 1月
酒造製造業
(全県地区)
1.平成26年度埼玉県の原料米価格が決定し、過去10年では最も大
幅な値下げとなった。従来は仮価格で売買し、後日価格決定後精算
する方式であったが、今後は当初から正価格で売買する方向で調整
することとした。
2.吟醸酒特に720㎖、2,000円以上の高級酒の売行きが好調である。
醤油製造業
(全県地区)
平成27年1月分の埼玉県内醤油メーカー12社の醤油出荷数量は
273.1㎘であり、前年1月の265.94㎘と比べ7.16㎘増加した。
生麺製造業
(全県地区)
1.大型小売店における販売価格は安定してきたが、依然として低価
格で推移しており、納入事業者の先行きは不透明。
2.異物混入やノロウイルスの報道をうけて、食品の安全・衛生対策
を強化する動きが出ている。
3.中小事業者による工場直売は堅調な動き。
肉加工品製造業
(全県地区)
豚の出荷が伸び悩んでいるなか、関東での豚流行性下痢(PED)の
発症が見受けられるようになってきた。相場的には上旬に高い値を付
けたが、中旬以降は前年並みの値を推移した。
繊維・同製品製造業
(所沢地区)
春・夏物の需要期に入り、織物生産・出荷も活発となってきた。受
注は企業間に若干の増減がみられるが、前年同月比ほぼ横ばいに推移
した。
花卉卸売業
(全県地区)
平成26年は、夏場のゲリラ豪雨、秋の大型台風と各地に被害があり、
この天候不順は花卉生産への深刻な影響が出ている。また、消費税増
税後の個人消費の低迷傾向はまだまだ続いている。
複合業種
(卸売団地)
(所沢地区)
原油安による収益改善にはしばらく時間が必要と思われる。
複合業種
(卸売団地)
(熊谷地区)
買い控えの傾向がみられる。今後続くようであれば何らかの対応が
必要となる。
人形小売業
(さいたま地区)
正月を迎えお雛様の飾り付けが華やかになったが、出足は鈍い。そ
れでも、1月後半より訪れる購買客は上向いている。2月下旬から開
催されるまちかど雛めぐりを中心に市内の諸団体が岩槻のPRイベン
ト等を準備しており、この盛り上がりに期待したい。
石油小売業
(全県地区)
市場価格が下がっているため、来店客数が微増した。
複合業種
(小売)
来店客数は変わらないが、売上は減少した。
(さいたま地区)
電機器具小売業
(全県地区)
今年3月いっぱいで2店退会します。51店が49店になります。理
由は高齢化です。今後ますます退会が多くなりそうである。
木材・木製品製造業
(秩父地区)
1月は原木の入りが回復した。今後チップ価格が上昇することを期
待する。
複合業種
(小売業)
(入間地区)
年末年始のセールや忘年会、新年会、バル等のイベントがあり、少
し盛り上がったように思う。
木材・木製品製造業
(秩父地区)
特殊な製品を取り扱っているところは、多少好転している部分もあ
るが、中堅企業では、受注も減り、販売価格も下がり、全体的に悪化
の傾向である。
廃棄物処理業
(行田地区)
廃棄物処理業界では排出事業者のコスト削減の意識の広がりによ
り、過当競争や不適正処理につながりかねない偽装リサイクルが見受
けられる。これらは優良産業廃棄物処理事業者認定や業界のレベル
アップに逆行している排出事業者共に適正処理の意識を共有してこそ
業界の体質改善が図れると思う。
印刷業
(全県地区)
毎年この時期に人員調査の報告を受けているが、増えた報告はほと
んどなく、減少するばかりである。
銑鉄鋳物製造業
(全県地区)
1.鋳物生産量は前年同月比▲7%(前月比▲5%)となったが、用途
別では金属工作・加工機械用、その他の輸送機械用で3%増加、自
動車用、産業機械器具用は▲10%で業種間のばらつきが際立って
いる。
2.製品単価推移は、その他の一般・電気機械用、自動車用で改善が
見られるものの、その他用途では値戻しが見られず、全体では横ば
いで推移している。
金属製品製造業
(上尾地区)
前年同月と比較しても、製造業は1月の稼働日数が少ないため単月
で見ると収益性が悪い。
一般機械機器製造業
1社休業連絡あり。
(全県地区)
一般機械機器製造業
(川口地区)
受注残はここ数カ月1.0カ月~1.1カ月あるが、受注単価は厳しく収
益性は低い。
一般機械機器製造業
(鷲宮地区)
排水場に設置してある発電機(停電時利用)の受注もあり、受注は好
転している。
電気機械器具製造業
(さいたま地区)
一部建設業界を除き決して良い状況ではない。特に電機系は苦戦し
ている。
ガス製造業
(全県地区)
販売量は1月が寒かったものの家庭用、事業所用は微増。工業用は
減少している。売上高は増加しているが原料高によって販売価格が上
昇しているためであり、収益は変わらず。円安の影響もあり、原料価
格は今がピークと想定されている。
学習塾
(全県地区)
1月22日は、埼玉県私立高校の入試解禁日で、どの塾も入試直前
対策に余念がない。県立高校入試は3月2日なので私立高校合格から
1カ月以上の間延びした期間があるが、この間が指導するものにとっ
ても生徒にとっても、まさに正念場である。
3月の新学期スタートも見据えた準備も必要で、気が抜けない日々
が続く。
電気工事業
(全県地区)
1. 東電引込線委託工事12月分は前月分と比較して48.47%増の
3,014件。金額は32.08%増の20,556,330円
2.共同購買部工事材料(電線類)の単価は前月分と比較して2.52%
~4.35%の増である。
板金工事業
(全県地区)
仕事量はあるが、円安の影響が続いており、原材料の値上げにより
収益の圧迫など厳しい状況である。
鉄骨工事業
(全県地区)
業界の就業人口は高齢化しており、また、昨今の需要増から人手不
足や技術の伝承などの問題が表面化している。そのため、業界をあげ
てPR活動や処遇改善への取り組みを行っているが、なかなか解決に
は至っていない。
塗装工事業
(全県地区)
消費増税による負担増の影響も落ち着き気味で、塗装の仕事は順調
である。
管工事業
(川越地区)
もっと利益率の良い仕事を受注しないと、当組合も経営が苦しくな
ります。新規事業の受注を拡大するのも必要です。
貨物運送業
(川口地区)
軽油価格が昨年7月をピークに連続して値下がりし、1月価格も大
幅な値下げとなっており、
コストに関しては各社ホッとしている反面、
肝心の荷動きについては大きな変化は見られない。
5
組合・団体通信
新春講演会並びに賀詞交歓会を開催
埼玉県中小企業団体青年中央会
埼玉県中小企業団体青年中央会は、2月3日
(火)
、大宮サンパレス(さいたま市大宮区)におい
て「新春講演会並びに賀詞交歓会」を開催し、組合
青年部の役職員、来賓など約60人が参加し、新
年を祝いました。
講演会では、ハートシステム株式会社代表取締
役坂内正氏(写真右)が「金融機関は中小企業のど
こを見て融資しているのか」というテーマに基づ
き講演を行いました。同氏は、某金融機関で中小
企業担当をしていたこともあり、金融機関が中小
企業に融資する際に重視する点や、中小企業側の
申請する際の注意点等について語りました。
講演を行う坂内正氏
賀詞交歓会では、はじめに田中大裕会長が主催
者挨拶として、
「今年の10月16日(金)に行われる埼玉県中小企業団体青年中央会40周年記念式典へ向けて、会
員同士の結束を強め40周年を成功させたい。」などと述べま
した。
その後、来賓祝辞として、渡部貞一埼玉県中小企業団体
中央会専務理事からご祝辞をいただき、今西隆夫商工組合
中央金庫さいたま支店長のご発声で乾杯、開宴しました。
なお、賀詞交歓会途中に、各単会のアピールの場を設け、
新たに本青年中央会へ加入した埼玉県屋外広告業協同組合
青年部の紹介も行い、参加者同士、交流を深めました。
挨拶を行う田中会長
新年賀詞交歓会を開催
埼玉県工業団地連合会
埼玉県工業団地連合会は、2月16日(月)、ホテル
ブリランテ武蔵野(さいたま市中央区)において「平成
27年新年賀詞交歓会」を開催し、会員組合役職員、来
賓など約20人が参加し、新年を祝いました。
賀詞交歓会に先立ち、株式会社イマージョン代表
取締役の藤井正隆氏が「脱下請!脱価格競争!確実に
成長する経営法則 」というテーマに基づき講演を行い
ました。
同氏は、年間100社以上の企業に自ら足を運んだ経
挨拶を行う小嶋会長
験と研究を通して得た起業事例と理論より、
「脱下請・
脱価格競争」を目指しながらブレない強固な経営体質
作りについてわかり易く語りました。
その後、賀詞交歓会が開催され、参加者による活
発な意見交換が行われました。
講演を行う藤井正隆氏
6
連 携
ひろば
埼玉県、埼玉りそな銀行がそれぞれ主催し、本会も
「埼玉県農商工連携フェア」
後援した「埼玉県農商工連携フェア」
「農と食の展示・
商談会2015」
が、2月4日
(水)
、さいたまスーパーア
「農と食の展示・商談会2015」
リーナにおいて同時に開催されました。
開催される
これは、豊かな自然と恵まれた大地から得られるさ
いたまの魅力ある農産物・食材が、さいたまスーパー
アリーナに集い、来場者の試食などを通じて商談や意
見交換を行う催しです。展示ブースには技術開発の
PRコーナーや「農」と「食」の新たな連携の創出に役立
てる相談コーナー、埼玉のブランド農産物や6次産業
化紹介コーナーなども設けて活況を呈しました。
組合関係では、秩父観光土産品協同組合がカエデ樹
液で作ったサイダー等を出品、埼玉県酒造組合は組合
傘下の美味しい「埼玉の地酒」を用意し、さらに本会傘
下の食料品製造関係業関係組合の多数の組合員が出展
するなど、より一層の販路拡大に向けての情報発信を
行いました。
「彩の国ビジネスアリーナ2015」inさいたまスーパーアリーナ
幅広い産業分野の優れた技術・製品・サービスが集
う国内最大級のビジネスマッチングイベント「彩の国
ビジネスアリーナ2015」が、平成27年1月28日(水)、
29日(木)の2日間、さいたまスーパーアリーナにて
開催されました。
埼玉県、公益財団法人埼玉県産業振興公社、県内金
融機関等が主催し、本会も後援している本イベントは
「世界をリードする技術が集結」をスローガンに、中小
企業の受注確保、販路拡大、技術力向上等を目的とし、
広域的な企業間ネットワーク形成による新たなビジネ
スチャンス創出の場を提供する展示商談会です。
組合関係では埼玉県鍍金工業組合・オッスイレブン
テクニカル協同組合が加工技術・部品部門に、埼玉皮
革関連事業協同組合が製品部門に、埼玉県石油業協同
組合がエネルギー・環境部門にブースを設け、大いに
製品や活動をPRしました。
クリップ
地方分権一括法(第4次)に伴う中小企業等協同組合等の一部改正について
「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進
を図るための関係法律の整備に関する法律」
(第4次一
括法)が成立し、平成27年度4月1日から施行され、
国から地方公共団体への事務・権限の移譲等が行われ
ます。
この法律により、中小企業等協同組合等における所
管行政庁について、国から都道府県知事に移管される
場合があります。
詳細は、本会組合支援部又は各支所にお問い合わせ
ください。
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詳細は、本会情報調査部にお問い合わせください。 TEL 048(641)1315
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