『ニュルンベルク協定』合意までの経緯説明

『ニュルンベルク協定』合意までの経緯説明
2015.05.29
2015.07.25
WUSV→SVJ
SV 総会にて、ヘンケ会長任期満了退任に伴う会長選挙を経て、メスラー氏が新会長に就任(SV 会長は自動的に WUSV 会長でもある)
突如、WUSV より SVJ に通達 「WUSV 世界選手権への日本の申し込みに関して、WUSV メスラー会長とタウバー審査員長による決定事項とし
て SVJ=1、JSV=2、PD=2 の割り当てで申し込むことができます。この通達後 2 週間以内に WUSV 事務局に申し込んでください。この平和的
な解決方法に貴方が協力してくださるなら感謝いたします」
山田理事長と私(益田)は、その決定に非常に驚いています。SVJ=1 枠、JSV / PD=4 枠。これは公平ではありま
2015.07.28
SVJ→WUSV
せん。日本では同じ日に二つの選考会が開催されました。岐阜で SVJ 主催=18 出場者 19 頭、審査員:益田氏(SV)
Diegel 氏(SV)。千葉で JSV / PD 主催=6 出場者 8 頭、審査員:高橋氏(JKC)安達氏(JKC)
↑
添付の PDF は両選考会の成績表です。私は更に報告することがありますので申込みはお待ちください。
2015.08.06
SVJ→WUSV
2015.08.24
WUSV→SVJ
合同会議通知
WUSV の定款に基づき、そしてこれまでの状況を考慮し、二つの選考会の成績を重ねて、点数の順番で日本代表を
SVJ はこの 5 週間の間に、
決定することを SVJ は提案します。この方法が公平でありすべての出場者の理解が得られます。
メール送信時の添付資料以
添付の PDF はその提案の根拠となる WUSV 定款資料と提案を基に作成した日本代表のメンバー表です。
外に、総数 100 ページ以上
「日本での長期に渡る法的な問題をも含むさまざまな事柄をクリアにするために、SV 司法顧問レメレ氏に立ち会っ
の資料と証拠及びビデオを
ていただき、共同の会議を開催いたします。この会議にはメスラー会長も出席します。日時は 9 月 4 日、金曜日、
提出。日本におけるさまざ
午前 10 時、ニュルンベルク、グルンディヒスタジアム。これまでのすべての資料は既に SV 司法顧問レメレ氏が保
まな問題の理解をメスラー
管しており(日本の出来事に)精通されています。この会議に PD と JSV の代表者も招待いたしました。この招集
会長に訴える。
は貴会にとって非常に重要です。どうぞ必ず出席してください。私たちは将来のための和解が完全に可能であると
↓
考えています」
2015.08.28
WUSV→SVJ
「WUSV 世界選手権、日本代表の申し込みとチームキャプテンに関する説明、そしてあなた方の質問も 9 月 4 日、
金曜日の合同会議においてできます」
合同会議
出席者:メスラーSV / WUSV 会長、タウバーWUSV 副会長、ルックス WUSV 事務総長、ゼテッキーSV 事務局長、レメレ SV 司法顧問、
2015.09.04
金曜日
SVJ 山田理事長、SVJ 益田事務局長、JSV 山口会長、JSV 平田理事、JSV 鈴木理事、PD 釼持理事長
議論、質問、確認を経て、最終案として過去の出来事をすべて忘れ去り WUSV が作成した協定書に署名するかどうかを、それぞれの協会が 2015
年 12 月 31 日までに判断することとなった。WUSV 世界選手権、日本代表に関する事項は予定審議時間を大幅にオーバーしていたため、WUSV
世界選手権で審査員長を務めるタウバー氏が、日本のチームキャプテンに益田氏を推薦したのみで、日本代表メンバーは三協会で協議して決定し、
9 月 7 日、月曜日の WUSV 総会までに WUSV に届け出ることとなった。
© SVJ
合同会議後、直ちに三協会で WUSV 日本代表に関する協議。
出席者:SVJ 益田事務局長、JSV 山口会長、JSV 平田理事、JSV 鈴木理事、PD 釼持理事長
金曜日
SVJ は二つの選考会の成績を一つにして、点数順に上位 5 名が日本代表となる方法を主張。
JSV、PD は WUSV の最初の通達どおり SVJ=1 枠、JSV=2 枠、PD=2 枠を主張。
結論に達せず。
金曜日
合同会議と日本代表に関する協議後、SVJ は協定書に署名をしてメスラー会長に提出。
土曜日
日本代表メンバーの件は結論に至らず。
日本代表メンバーに関する最終協議
日曜日
出席者:SVJ 山田理事長、SVJ 益田事務局長、JSV 山口会長、JSV 平田理事、JSV 鈴木理事、PD 釼持理事長
協議の末、最終決定として SVJ=2 枠+R (No.6)、JSV / PD=2 枠+1 (No.5)、チームキャプテン望月氏、副キャプテン益田氏とすることに三協会
が合意。
日本代表メンバーに関する合意後、JSV、PD が協定書への署名の意思をメスラー会長に報告。直ちにメスラー会長が調印式をセッティング、三
協会の代表が招集された。
日曜日
協定合意署名
出席者:メスラーSV / WUSV 会長、タウバーWUSV 副会長、ルックス WUSV 事務総長、SVJ 山田理事長、SVJ 益田事務局長、JSV 山口会長、
PD 釼持理事長。
午後 1 時、SVJ の署名済みの協定書に JSV、PD が署名。調印式後、メスラー会長が SVJ 山田理事長に月曜日の WUSV 総会への出席を要請。
WUSV 総会
2015.09.07
月曜日
日本からの出席者:SVJ 山田理事長、SVJ 益田事務局長、JSV 山口会長、JSV 平田理事、PD 釼持理事長
WUSV 総会にて、長期に渡って問題のあった日本に関しては、WUSV 作成の協定書に三協会が合意し署名したことによって、すべて解決したと
メスラー会長が報告。日本の三協会の出席者に対する満場の拍手によって WUSV 総会においても認められた。
要訳、敬称略、氏名順不同、協会順不同
2015.09.12
© SVJ