一緒に働きたい学生との「出会い」に関する調査

[報道関係各位] 【2015 年 12 月 17 日】
新卒採用担当者、人事決裁権者、経営者・役員、計 400 名に聞いた
一緒に働きたい学生との「出会い」に関する調査
採用担当者の 7 割が
「学生からの応募を待っているだけ」
採用担当者が感じたイマドキ就活生の「悲しいギャップ 10 選」を掲載
企業から“スカウト”される就職活動イベント『逆求人フェスティバル』を手がける株式会社ジースタイラス(代表取
締役社長 折阪佳紀)は、企業の採用担当者や人事決裁権者、経営者・役員を対象に一緒に働きたい学生との「出
会い」について 2015 年 10 月 28 日~10 月 30 日にかけインターネット調査を行ないました。報道の一資料として、ぜ
ひご活用ください。
● 調査方法
【概要】
1. 調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用した
WEB アンケート方式で実施
2. 調査対象者:アイリサーチ登録モニターのうち、従業員数 10 名以上 1,000 名以下の企業に勤務している全国
の 25 歳以上の新卒採用に携わっている採用担当者、人事決裁権を持っている方、中小企業の経営者・役員
の男女を対象に実施
3. 有効回答数:400 名(新卒採用経験 3 年以上ある方 200 名、人事決裁権を持っている方 100 名、新卒採用を
行なっている中小企業の経営者・役員 100 名)
4. 調査実施日:2015 年 10 月 28 日~10 月 30 日
● トピックス
■新卒採用担当者は希望する一定の条件を満たした学生に出会えているのか?
人事決済権を持っている方は 7 割以上が「出会えていると思う」と回答
新卒採用経験 3 年以上ある方や中小企業の経営者・役員は約 4 割以上は「出会えていると思わない」と回答
■希望する学生と「出会えていない」要因とは?
1 位「会社の知名度がそこまで高くなく学生に気づいてもらえていないから」58.0%
■新卒採用時、学生からの応募を待っている状態になりがちと感じる要因とは?
「採用手法が毎年パターン化してしまっている」42.4%
大手ポータルサイトに学生集めをまかせっきりになってしまっている」35.8%
■学生との出会いの手法について試したいもの
1 位「希望する一定の条件を満たした学生に出会える場所」が 87.8%
★本調査に関するお問い合わせ先★
PR 事務局(株式会社 one 内) 担当:熊崎・馬淵
Tel:03-6328-2883 E-mail:[email protected]
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[報道関係各位] 【2015 年 12 月 17 日】
● 調査結果
Q1.あなたが希望する学生を採用するために「出会い」は大切だと思いますか。(単数回答)【n=400】
希望する一定の条件を満たした学生を採用するために「出会い」は大切だと思うかお聞きしたところ、全体の 97.0%
の方が「大切だと思う」と回答しました。
Q2.あなたが新卒採用で使用している出会いの手段として利用しているものをお答えください。(複数回答)
その中で、最も利用しているについてお答えください。(単数回答)【n=400】
採用に携わる方に新卒採用で使用している出会いの手段として利用しているものをお聞きしたところ、第 1 位に選
ばれたのは「大手採用系ポータルサイト」52.0%となり、最も利用している出会いの手段としても同じく 1 位として選ば
れる結果になりました。多くの採用担当者は「大手採用系ポータルサイト」を利用して新卒採用を行なっているようで
すが、実際に出会いたいと思う学生に出会えているのでしょうか。次の設問で実際に出会えている割合についてお
聞きしてみました。
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[報道関係各位] 【2015 年 12 月 17 日】
Q3.あなたは希望する学生に出会えていると思いますか。(単数回答)【n=400】
Q1 で 9 割以上の方が希望する学生を採用するために「出会い」は大切だと回答していましたが、新卒採用担当者
の方は果たして実際の採用現場で希望する一定の条件を満たした学生に出会えているのでしょうか。人事決裁権
を持っている方、新卒採用経験 3 年以上ある方、新卒採用を行なっている中小企業の経営者・役員の方と 3 タイプ
別にお聞きしたところ、人事決裁権を持っている方は「出会えていると思う」72.0%と回答しました。しかし、新卒採用
経験 3 年以上ある方や中小企業の経営者・役員の方の回答を見てみると約 4 割以上は「出会えていると思わない」
と感じているようです。同じ採用に携わる方でも採用に関わる立ち位置やポジションが異なると新卒採用での出会い
について捉え方に大きな差があるようです。
Q4.あなたが希望する学生と「出会えていると思わない」要因としてあてはまるものをすべてお答えください。
(複数回答)【n=157】
次に希望する学生と「出会えていると思わない」要因としてあてはまるものをお聞きしたところ、「会社の知名度がそ
こまで高くなく学生に気づいてもらえていないから」58.0%、「業界イメージに捕らわれて学生に興味を持ってもらえて
いないから」43.3%の 2 つの要因が多く選ばれました。2 つの要因に共通しているのは、企業が学生にあまり知れ渡
っていないという壁にぶつかり、採用担当者が望む出会いのチャンスを掴めていない現実があるのではないでしょう
か。
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[報道関係各位] 【2015 年 12 月 17 日】
Q5.あなたの勤務している企業は、新卒採用にあたり、学生からの応募を待っている状態になりがちと感じる
事はありますか。(単数回答)【n=400】
採用担当者の方に勤務している企業で新卒採用にあたり、学生からの応募を待っている状態になりがちと感じる事
があるかお聞きしてみました。全体で見てみると約 7 割の方が「待っている状態になりがち」と答えました。次に 3 タ
イプ別で見てみたところ、人事決裁権を持っている方は 81.0%が、「待っている状態になりがち」と答えました。人事決
裁権を持っている方は、新卒採用経験 3 年以上ある方と経営者・役員の方に比べ 18.5 ポイント高い結果となりまし
た。同じ採用担当者であっても、人事決裁権を持っている方とそうでない方とでは感じ方には違いがあるようです。
学生との出会いの手段として大手採用系ポータルサイトや一般公募などで募集をしているにも関わらず、採用担当
者の方はなぜ待っている状態になりがちだと感じるのでしょうか。
Q6.学生からの応募を待っている状態になりがちと感じる事であてはまるものをお答えください。
(複数回答)【n=273】
学生からの応募を待っている状態になりがちと感じる理由を 3 タイプ別にお聞きしたところ、それぞれ理由が異なり
ました。
前問で人事決裁権を持っている方が採用に対して応募を待っている状態になりがちと感じることの理由として大手
ポータルサイトの利用に不満を感じているのかもしれません。
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[報道関係各位] 【2015 年 12 月 17 日】
Q7.あなたは、今までに採用したい学生と、実際に面接会場に集まった学生に差を感じた事はありましたか。
(単数回答)【n=400】
今までに採用したい学生と、実際に面接会場に集まった学生に差を感じた事があるかお聞きしたところ、59.3%の採
用担当者の方が「差を感じた」となりました。では、どのような場面、シチュエーション、学生の行動で差を感じたので
しょうか。
Q8.前問で「差があった」とお答えの方にお聞きします。
過去の経験において、どのような時にギャップを感じましたか。(自由回答)【n=237】
【ギャップ 10 選】
◆基本的に就職に対しての気持ちが軽く感じられ、業界の事や企業の事をよく分からない生徒が多い。(新卒採用
経験 5 年以上 41 歳男性)
◆自分自身の好きな事を探していない。(会社経営者・役員 71 歳男性)
◆当社が求めている学生のスペックに合わない学生が多く集まった。(新卒採用経験 9 年以上 65 歳男性)
◆親御さんの方が熱くて、当の本人は会社への情熱や希望を語らない。(新卒採用経験 11 年以上 41 歳女性)
◆服装が私服だった時。(人事決裁権を持っている 41 歳男性)
◆書類や面接で熱意があるように振る舞っていたが、面接をしているうちに希望は別の企業にあると感じられた。
(新卒採用経験 3 年以上 34 歳女性)
◆給与の事ばかりで奉仕の気持ちが感じられなかった。(会社経営者・役員 56 歳男性)
◆学生の熱意はそもそも内定を得るための熱意で、当社への熱意ではない事が分かるから。(新卒採用経験 3 年
以上 53 歳男性)
◆業務内容を理解していない。ただ安定的だからといった安易な動機で受けているなと思った。(人事決裁権を持っ
ている 55 歳男性)
◆採用しようと面接を設定しても、ドタキャンが多いから。(会社経営者・役員 38 歳男性)
◆コミュニケーション能力の高い学生を求めていたが、実際会ってみるとそうでもなかった。(新卒採用経験 3 年以
上 33 歳女性)
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[報道関係各位] 【2015 年 12 月 17 日】
Q9.面接を行なう前段階で学生と出会える手法があるとします。
下記の学生との出会いの手法について、あなたが試したいと思うかをお答えください。(単数回答)【n=400】
学生との出会いの手法について採用担当者が試したいと回答した方が多かったものは、「希望する一定の条件を満
たした学生に出会える場所」87.8%で 1 位となりました。2 位は「自社の魅力を学生に伝えられる場所」85.8%で、3 位
は「学生と面接以外でコミュニケーションがとれる機会」84.3%となりました。採用担当者の方々は出会いの場所や出
会いの先にある学生とのコミュニケーションを重要視しているのではないでしょうか。
【最後に】
近年、就職率が低くなっているのは不況が原因とも言われていますが、企業自体の知名度が低いために採用にこ
ぎ着けない採用担当者が多い事が今回の調査より分かりました。また、6 割以上の採用担当者が学生との出会い
を待っている状態にある事も採用のミスマッチを増幅させる大きな要因となっているのではないでしょうか。まだまだ
学生からの応募を待っている企業の採用担当者も多いようですが、出会えるチャンスを増やすためには今回の調
査の回答にもあったように「企業が提唱する希望条件を絞って面接する事」、「会社に効果的だと思う採用方法を提
案する事」等今までの採用方法とは異なる新しい採用方法にチャレンジしてみると良いかもしれません。
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[報道関係各位] 【2015 年 12 月 17 日】
● 報道関係者様へ
~引用・転載時のクレジット表記のお願い~
※本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例> 「株式会社ジースタイラスが実施した調査結果によると…」 「株式会社ジースタイラス調べ」「株式会社ジー
スタイラスの調査によると…」など
● 担当窓口に関して
※
逆求人に関してのお問い合わせ・インタビュー等をご希望の方は、下記に直接お問い合わせいただきますと
スムーズです。
<担当者情報>
担当者名:株式会社ジースタイラス 川中 義卓(かわなか
メール :[email protected]
TEL
:03-5840-8770
FAX
:03-5840-8771
携帯電話:090-5219-5104
よしたか)
● 会社概要
会社名
株式会社ジースタイラス
代表取締役社長 折阪 佳紀
本社所在地
〒112-0004 東京都文京区後楽 2-2-10
松屋ビル 9 階
事業内容
【サーチ事行】ハイスペック学生に特化した「エグゼクティブサーチ」
【イベント事業】1 日に学生 50 人が企業にプレゼンする「逆求人フェスティバル」
【WEB 事業】学生の自己 PR 写真など豊富な情報からスカウトメール「逆求人ナビ」
【コンサルティング事業】インターンシップ、新卒採用、組織課題解決コンサルティング
資本金
設立
URL
1,000 万円
2004 年 9 月 13 日
http://www.gstylus.co.jp/
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