設 定 マニュアル [ 2011.10.21 ] 目次 管理ツール Integration-Panel へのログイン方法 ………………………………………… 2 DNS 設定手順……………………………………………………………………………………… 3 サイト設定手順……………………………………………………………………………………11 メール設定手順……………………………………………………………………………………35 1 管理ツール Integration-Panel のログイン方法 A2Z サーバの DNS 設定・ウェブサイト設定・メール設定は、 管理ツール「AIntegration- Panel」で行ってください。 (1) 管理ツールの管理画面にアクセスします。 ●管理画面の URL https://satXX.a2z-server.jp:8080/ (2) ログイン情報(クライアント ID・パスワード)を入力します。 (3) 入力後、[ログイン]をクリックします。 2 DNS 設定手順 ■ はじめに ドメインのゾーン情報の登録には、ドメインレジストラに対する設定とサーバに対する設定 が必要です。 ※ドメインを別の DNS サーバで管理している場合、この作業は必要ありません。 ■ ドメインの購入 ドメインレジストラよりドメインを購入します。 ■ ドメインレジストラでの設定作業 ドメインを購入したレジストラにてドメインに対するネームサーバを設定します。 設定作業はレジストラが提供しているコントロールパネルで行うか、レジストラに設定を依 頼する必要があります。設定方法についてはドメインを購入したレジストラにお問い合わせ ください。 ドメインに設定するネームサーバは、次のページのとおりです。 3 ドメインを運用する A2Z サーバ 設定するネームサーバ sat01.a2z-server.jp ns01.a2z-server.jp dns01.a2z-server.jp ns02.a2z-server.jp dns02.a2z-server.jp ns03.a2z-server.jp dns03.a2z-server.jp ns04.a2z-server.jp dns04.a2z-server.jp ns05.a2z-server.jp dns05.a2z-server.jp ns06.a2z-server.jp dns06.a2z-server.jp ns07.a2z-server.jp dns07.a2z-server.jp ns08.a2z-server.jp dns08.a2z-server.jp ns09.a2z-server.jp dns09.a2z-server.jp ns10.a2z-server.jp dns10.a2z-server.jp sat02.a2z-server.jp sat03.a2z-server.jp sat04.a2z-server.jp sat05.a2z-server.jp sat06.a2z-server.jp sat07.a2z-server.jp sat08.a2z-server.jp sat09.a2z-server.jp sat10.a2z-server.jp 4 ■ゾーン情報の追加方法 サイトで利用するドメインの DNS ゾーン設定を行います。 (1) 管理画面上部の「DNS」タブをクリックします。 (2) 中央にある[ツール]から[新規 DNS ゾーン追加(簡易設定)]をクリックします。 5 (3) 必要な情報を入力します。 テンプレート : 「Default」のみ選択可能です。 ドメイン : ドメイン名を指定します。(例 example.co.jp) 使用可能文字列:半角英数時 使用可能文字数:48 文字 IP アドレス : ドメイン名に対応する IP アドレスを選択します。 ※ 全て必須項目です。 (4) 入力後、緑色の[DNS レコード作成]をクリックします。 6 正常に作成されると、以下のように情報が表示されます。 (5) DNS ゾーン一覧より、(4)で登録したドメインをクリックします。 7 (6) [Records]タブを選択します。 (7) 設定内容に誤りがないか確認します。 [新規 DNS ゾーン追加(簡易設定)]により作成を行った場合は、必要最小限のレコード が自動作成されます。 設定に誤りや追加したい項目がある場合は、ここで削除、追加を行います。 8 ● レコードを削除する場合 i. 削除したいレコードの右側にある赤いマークをクリックします。 ii. 「このレコードを削除してよろしいですか?」というメッセージが表示され ますので、「OK」を選択すると削除されます。 ● レコードを追加する場合 i. 追加したいレコードのボタンをクリックします。 ※ここでは例として「NS」を追加します。 9 ii. 必要な情報を入力します。 ゾーン : ドメインを入力します。 ネームサーバ : 指定したいネームサーバを入力します。 有効期限(TTL) : キャッシュ生存期限を秒単位で指定します。 A2Z サーバの標準は「86400」です。 有効 : レコードを有効にする際にチェックします。 A2Z サーバの標準は「チェック有」です。 iii. 入力後、緑色の[保存]をクリックします。 10 正常に作成されると、今回登録したレコードが追加され、ゾーン情報が 表示されます。 11 サイト設定手順 ■ はじめに サイトの運用を行うためには、以下の設定が必要です。 ・ウェブサイトの作成 ・サブドメインの作成 ・データベースの作成 ・SSH・FTP ユーザーの作成 ■ ウェブサイトの作成 サイトで利用するドメインでウェブサイトを運営できるよう、ウェブサイトの設定を追加し ます。 (1) 管理画面上部の「サイト」タブをクリックします。 12 (2) サイドメニューにある[サイト]から[ドメイン]をクリックします。 (3) 中央にある[新規ドメイン追加]をクリックします。 13 (4) 必要な情報を入力します。 IP アドレス : 利用ドメイン名に対応する IP アドレスを選択します。 ドメイン : 利用ドメイン名を入力します。(例 example.co.jp) 入力可能文字列:半角英数字 入力可能文字数:48 文字 サーバエイリアス : SeverAlias の有無を選択します。 PHP : PHP の利用モードを選択します。 Mod-PHP:Apache のモジュールとして PHP を利用しま す。 CGI:PHP を CGI として利用します。 Disabled:PHP を利用しません。 有効 TIPS : ウェブサイトを有効にする際にチェックします。 PHP モードの特徴について 【 Mod-PHP 】 ¾ Apache のモジュールとして実行するため、実行速度が高速です。 ¾ 実行権限は apache ユーザーとなります。 【 CGI 】 ¾ Apache から CGI として PHP を実行するため、実行性能は Mod-PHP に比べて劣ります。 ¾ CGI として実行されるため、Perl の CGI と同様 SuEXEC の規則に従う必要があります。 ¾ 実行権限は各ユーザーとなります。 14 (5) 入力後、緑色の[保存]をクリックし、設定を追加します。 正常に作成された場合は、以下のように表示されます。 15 (6) ウェブサイトへのアクセス可否を確認します。 ウェブブラウザで、登録したドメインへアクセスします。 http://ドメイン名/ 対象ドメインが DNS により名前解決できる場合は、 Welcome to your website! というページが表示されます。 ● DNS による名前解決ができない場合 i. 下記ファイルをメモ帳などで開きます。 C:\WINDOWS\system32\drivers\etc\hosts ii. ファイルに以下のような行を追加して保存します。 IP アドレス ドメイン名 [例] 64.151.108.216 www.example.co.jp iii. ウェブブラウザで、登録したドメインへアクセスします。 http://ドメイン名/ Welcome to your website! というページが表示されれば OK です。 16 ■注意事項 ・CGI の利用について A2Z サーバで CGI プログラムが動作可能なディレクトリは/cgi-bin/ のみとなります。 例)http://www.example.co.jp/cgi-bin/example.cgi これ以外のディレクトリで CGI プログラムを実行したい場合は、実行するディレクトリに 以下のファ イルを配置してください。 ファイル名 .htaccess ファイルの内容 Options +ExecCGI ・カスタムエラーページについて カスタムエラーページを有効にした場合、下記ディレクトリに、エラー時に表示されるコンテンツフ ァイルを配置してください。 配置ディレクトリ:対象サイトのドキュメントルート/error/ ファイル名:(エラーコード).html A2Z サーバでカスタムエラーページに対応しているエラーコードは、400,401,403,404,500,503 です。 17 ■ サブドメインの作成 作成したウェブサイトのサブドメインを作成します。 (1) 管理画面上部の「サイト」タブをクリックします。 (2)サイドメニューにある[サイト]から[サブドメイン]をクリックします。 18 (3)中央にある[新規サブドメイン追加]をクリックします。 (4)必要な情報を入力します。 サブドメイン名 : サブドメイン名を入力します。 入力可能文字列:半角英数字 入力可能文字数:48 文字 例:sub 親ドメイン : 親ドメインを選択します。 例: example.co.jp サブドメインディレクトリ : サブドメインのコンテンツを配置するディレクトリを入力し ます。親ドメインのドキュメントルートの相対パスとなりま す。 入力可能文字列:半角英数字 入力可能文字数:48 文字 例:sub 有効 :サブドメインを有効にする際にチェックします。 19 (5)入力後、緑色の[保存]をクリックし、設定を追加します。 (6)正常に作成された場合は、以下のように情報が表示されます。 (7)親ドメインのドキュメントルートディレクトリにサブドメイン用の ディレクトリを作成します。 例:sub (8)作成したサブドメインディレクトリにコンテンツを配置します。 20 (9)ウェブブラウザからサブドメインへのアクセス可否を確認します。 例:http://sub.example.co.jp/ 対象ドメインが DNS により名前解決できる場合は、 Welcome to your website! というページが表示されます。 ● DNS による名前解決ができない場合 iv. 下記ファイルをメモ帳などで開きます。 C:\WINDOWS\system32\drivers\etc\hosts v. ファイルに以下のような行を追加して保存します。 IP アドレス ドメイン名 [例] 64.151.108.216 www.example.co.jp vi. ウェブブラウザで、登録したドメインへアクセスします。 http://sub.example.co.jp/ Welcome to your website! というページが表示されれば OK です。 21 ■ アクセス解析について A2Z サーバでは作成したサイトの解析ソフトとして、Webalizer を提供しています。 ●アクセス解析画面のアクセスパスワード設定 (1) リストからパスワード設定を行うドメインを選択します。 (2) [Stats]タブをクリックします。 22 (3) 必要な情報を入力します。 ウェブ統計のパスワード: アクセス解析画面にアクセスする為のパスワードを 入力します。 入力可能文字列:半角英数字 入力可能文字数:32 文字 (4) 入力後、緑色の[保存]をクリックします。 23 ●アクセス解析画面のアクセス方法 (1) アクセス解析画面へはブラウザから下記 URL にてアクセスします。 http://ドメイン名/stats/ 例:http://example.co.jp/stats/ (2) 認証画面が表示されますので必要な情報を入力します。 ユーザー名 パスワード : admin : 対象ドメインのウェブ統計のパスワード (2) 認証に成功するとアクセス解析画面が表示されます。 Webalizer の各項目については公式サイト(http://www.mrunix.net/webalizer/)にて ご確認ください。 24 ■ 注意事項 ・サイトを作成した当日はアクセス解析処理が行われていないため、アクセス解析画 面をご覧になることはできません。 ・毎日 0:30 にアクセス解析処理が更新されます。 25 ■ データベース作成 対象サイトで利用するためのデータベースを作成します。 (1)管理画面上部の「サイト」タブをクリックします。 (2) サイドメニューにある[データベース]から[データベース]をクリックします。 26 (3) 中央にある[新規データベース追加]をクリックします。 27 (4) 必要な情報を入力します。 タイプ : データベースの種類です。「MySQL」のみ選択可能です。 データベース名 : 設定したいデータベース名を入力します。 データベース名の重複防止のため、先頭にクライアント ID が自動付加されます。クライアント ID が「a2z000」で、入力 欄に「db」と入力した際に作成されるデータベース名は、 「a2z000db」となります。 入力可能文字列:半角英数字 入力可能文字数:48 文字 データベースユーザー : データベースにアクセス可能なユーザー名を入力します。 こちらもデータベース名と同様、先頭にクライアント ID が自動で付加されます。 入力可能文字列:半角英数字 入力可能文字数:8 文字 データベースパスワード: データベースにアクセスする為のパスワードを入力します。 使用可能文字列:半角英数字記号 入力可能文字数:32 文字 パスワード強度 : パスワードの強度を判定します。 データベース文字セット: データベースの文字コードを指定します。 「UTF-8」のみ選 択可能です。 有効 : この DB を有効にする際にチェックします。 28 (5) 入力後、緑色の[保存]をクリックすると、データベースが作成されます。 正常に作成された場合は、以下のように表示されます。 29 ●データベースを編集する場合 A2Zサーバでは、データベースの編集ツールとして phpMyAdmin を提供しています。 ⅰ.データベースリストにてデータベース管理ツールのアイコンをクリックします。 ⅱ.アクセスするデータベース情報を入力します。 ユーザー名 パスワード : 対象データベースのユーザー : 対象データベースのパスワード ⅲ.認証に成功すると対象のデータベースのみにアクセス可能な権限で phpMyAdmin に アクセスします。 ※phpMyAdmin の使用方法については公式サイト(http://www.phpmyadmin.net/)にてご確認ください。 30 ■ SSH・FTP ユーザーの作成 設定したウェブコンテンツ領域へアクセスするための SSH・FTP ユーザーを作成します。 (1) 管理画面上部の「サイト」タブをクリックします。 (2) サイドメニューにある[ユーザー]から[SSH・FTP ユーザー]をクリックします。 31 (3) 中央にある[新規 SSH・FTP ユーザー追加]をクリックします。 32 (4) 必要な情報を入力します。 ドメイン : アクセスしたいドメインを選択します。 ユーザー名 : 設定したい FTP ユーザー名を入力します。 FTP ユーザー名の重複防止のため、先頭にクライアント ID が自 動付加されます。クライアント ID が「a2z000」で、 入力欄に「user」 と入力した際に作成されるユーザーは、 「a2z000user」となりま す。 入力可能文字列:半角英数字 入力可能文字数:27 文字(クライアント ID【aXXX】4 文字 を含めない) パスワード : ユーザーに対応するパスワードを設定します。 入力可能文字列:半角英数字記号 入力可能文字数:32 文字 パスワード強度 : パスワードの強度を判定します。 有効 : このユーザーを有効にする際にチェックします。 A2Z サーバの標準は「チェック有」です。 33 (5) 入力後、緑色の[保存]をクリックすると、FTP ユーザーが作成されます。 正常に作成された場合は、以下のように表示されます。 (6) 設定したユーザーとパスワードでサーバへ SSH 接続および FTP 接続が可能か確認します。 ※接続先SSHサーバおよびFTPサーバは、ユーザーを登録したA2Zサーバの 管理ツールのドメイン名(satXX.a2z-server.jp)を指定してください。 ※接続時の初期ディレクトリは対象ドメインのドキュメントルートになります。 34 メール設定手順 ■ はじめに A2Z サーバで使用する MTA は Postfix となります。メール設定の前に、DNS 設定により対象 ドメインの MX レコードが本サーバに設定されていることをご確認ください。DNS 設定が行 われていない場合、メール設定を完了してもメールの送受信が正常に行われません。 ■ メール設定 利用したいメールアドレスを追加します。 (1)管理画面上部の「メール」タブをクリックします。 (2) サイドメニューにある[メールアカウント]より[メールドメイン]をクリックします。 35 (3) 中央にある[新規ドメイン追加]をクリックします。 ※下にある「メールドメイン」項目に、対象ドメインが既に存在している場合は、ドメインを追 加する必要はありませんので、この項目は実行せず(6)へ進んでください。 (4) 必要な項目を入力します。 ドメイン : メールを利用したいドメインを指定します。 例:example.co.jp 使用可能文字列:半角英数字 使用可能文字数:48 文字 有効 : このドメインを有効にする際にチェックします。 36 (5) 入力後、緑色の[保存]をクリックします。 正常に作成されると、以下のように表示されます。 (6) サイドメニューにある[メールアカウント]より[メールボックス]をクリックします 37 (7) 中央にある[新規メールボックス追加]をクリックします。 (8) 必要な項目を入力します。 メールアドレス ◇Alias : @より前の部分を入力します。 例)sample 使用可能文字列:半角英数字 使用可能文字数:32 文字 ◇Domain 選択式です。メールアドレスを利用したいドメインを 選択します。 例)example.co.jp パスワード : メールアドレスに対応するパスワードを設定します。 使用可能文字列:半角英数字記号 使用可能文字数:32 文字 パスワード強度 : パスワードの強度を判定します。 メール容量 : 50MB 固定です。 38 (9) 入力後、緑色の[保存]をクリックします。 正常に作成されると、以下のように表示されます。 追加したいメールアドレス分、(6)~(9)の手順を繰り返します。 39 (10) 下にある「メールボックス」項目に、設定したメールアドレスが全て追加されている かを確認します。 (11) メーラーを利用し、作成したアドレスで、メール送信処理、受信処理が可能か確認し ます。正常に送信、受信の処理が可能であれば、問題ありません。 メーラーの設定 SMTP サーバ:登録したメールドメインの MX レコードに記載されているドメイン名 例) mail.example.co.jp POP サーバ :登録したメールドメインの MX レコードに記載されているドメイン名 例) mail.example.co.jp 受信時のアカウント ユーザーID:登録したメールアドレス 例)[email protected] パスワード:メールアドレス登録時に設定したパスワード 送信時のアカウント 認証方法:SMTP 認証(LOGIN) ユーザーID:受信と同じメールアドレス パスワード:受信と同じパスワード 40
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