栄村のみなさまへ２０１１年５月危険・全壊という「言葉」に負けず、愛着の住まいに「修復」という選択肢を震災被災建物の修復・建て起こし説明相談会雪解けも進み、被害状況も徐々に明らかになる一方、罹災度認定も出揃ってきたこの時期、震災に耐え残った家をどうするか、真剣に考え始められた方も多いことと思います。一方で建物ばかりでなく、地盤災害と言われる被害の状況を目の当たりにしながら、復興の根幹をなす住まいの修復情報となると、まだ少ない様子です。そんな折ですが、このたび新潟県中越地震以来の様々な被災地において、多くの建物の修復を重ねてきた専門家による、コストを含めた具体的な事例を含めて、皆様にご紹介、ご説明をさせていただくことになりました。建物を解体してしまえば、再建の道は容易ではなく、また慣れ親しんだ暮らしや、地域の関係も絶たれることになりかねません。地域の復興・再生にためにも、少しでも役立てていただければと思います。週末のお忙しい折とは思いますが、皆様のご参加をお待ちしております。１．日時・会場・スケジュール ● ５月２２日（日）栄村役場地階会議研修室午前１０時～１２時説明会、午後１時～５時個別建物の現地相談２．内容（参加費・相談料は無料です）【説明会】「なぜ解体ではなく、修復なのか新潟県中越・中越沖地震の修復事例に学ぶ修復」長谷川順一【展示】阪神大震災、および新潟県中越地震での、実際の家屋修復事例の写真展示「地震発生時より強く！」をめざした、耐震補強のしかたについて【相談】時間の許す限り窓口個別相談を実施。また建物の実地調査と診断・相談も行います。工務店の方へのアドバイスも含めた、協働による建物修復の具体的助言も致します。３．個別ご相談をご希望される方へ家屋の写真や、図面（できればコピー）をお持ちいただくとよいです。お抱えの大工さんがおられる方は、ご一緒にお越しくださると、話もスムースに進みます。なお当日だけでは応じきれない場合も想定されます。その場合は日時を改めて、ご相談をさせていただくことを予めご了承ください。その他：近隣市町村でのご被災者、町内会、行政関係、地域支援団体の方も、どうぞご参加ください。主催：特定非営利活動法人日本民家再生協会〒１０２－００８５東京都千代田区六番町１－１電話 03-5216-3541㈹当日連絡 090-3098-8683（長谷川）力：社団法人日本曳家協会千葉県市原市能満 2089-59 TEL.：0436-75-7781 協後援：栄村