オイスカ「子供の森」計画・子ども親善大使事業 開催計画 1 趣旨 オイスカの「子供の森」計画は、1991年の事業開始より世界35の国・地域で約4,70 0学校などで展開され、世界各地で森の回復や子どもたちによる森林や環境保全活動が活発に行 われています。 一方、無謀な開発や自然災害などの深刻な問題も多発しております。 今、世界各地で直面している課題や未来を担う子どもたちの声を日本の子どもたちを始めとし た多くの市民に届け、 「子供の森」計画の成果を共有するため、2012年より「子供の森」計 画・親善大使事業として、海外で活動に参加している子どもたちや、現地スタッフ、コーディネ ーターを日本に招聘し、活動報告や交流活動を行います。 2015年は6カ国から8チームを招聘し各地域において日本の子どもたちと交流を深め、日 本の子どもたちに海外の状況やオイスカの活動について理解を深めてもらいます。 2 期日(北海道) 2015年(平成27年)8月5日(水)~8月8日(土) 8月5日(水) 成田空港 ⇒ 新千歳空港、札幌市内 8月6日(木) 札幌の子どもたちと交流、植樹体験 8月7日(金) 札幌市内、近郊 視察 8月8日(土) 新千歳空港 ⇒ 成田空港 * 札幌滞在中は、オイスカ北海道支部会員宅 ホームステイ 3 来道メンバー (1) 親善大使: ① 国・人数:ミャンマー、マレーシアの子ども各2名 計4名 ② 年齢・性別:12歳前後(日本の学年で小学6年生程度) 、性別・不明 (2) 現地スタッフ(通訳、引率) ミャンマー、マレーシアから各1名 (3) オイスカ本部(東京)スタッフ 1名 4 交流会、植樹体験の主な内容・場所等 (1) 期日:8月6日(木) 9時30分~16時30分 〔終了時刻は予定〕 (2) 内容: ① 集合・出発 〔集合・出発:札幌市内中心部/移動中にオリエンテーション〕 *参加応募者に別途連絡 ② 植樹体験・記念植樹 〔道民の森 青山中央地区 オイスカの森〕 ③ 酪農体験(見学) ・交流 〔町村農場、江別市篠津〕 (3) 移動:中型貸し切りバスで移動(定員35名) (4) 昼食・植樹用具等 昼食、植樹用具等はオイスカ北海道支部が準備・提供 5 参加費:無料 6 交流メンバー・持ち物 (1) 交流メンバー ① 公募する小中学生 10名~15名程度および引率指導者 ② オイスカ北海道支部スタッフ 4~5名 (2) 個人持ち物 雨具、飲み物(水筒) 、軍手、筆記用具 1 〔公益財団法人 オイスカ について〕 オイスカ・インターナショナル(The Organization for Industrial, Spiritual and Cultural Advancement-International)は、「すべての人々がさまざまな違いを乗り越えて共存し、地球上の あらゆる生命の基盤を守り育てようとする世界」を目指して 1961 年に設立されました。 本部を日本に置き、現在 34 の国と地域に組織を持つ国際 NGO です。 公益財団法人オイスカ(以下、オイスカ)は、1969 年にオイスカ・インターナショナルの基本理 念を具体的な活動によって推進する機関として生まれ、主にアジア・太平洋地域で農村開発や環境保 全活動を展開しています。 特に、人材育成に力を入れ、各国の青年が地域のリーダーとなれるよう研修を行っています。オイ スカの研修を修了した各国の青年は、それぞれの国で農村開発に取り組んでいます。 国内では、農林業体験やセミナー開催などを通しての啓発活動や、植林および森林整備による環境 保全活動を展開しています。 ≪公益財団法人オイスカ≫ □ 本部 〒168-0063 東京都杉並区和泉 2-17-5 TEL: 03-3322-5161 / FAX: 03-3324-7111 E-mail: [email protected] URL: http://www.oisca.org/ 代表理事 中野 利弘 □ 北海道支部 事 務 所 〒062-0931 北海道札幌市豊平区平岸1条1丁目9-6 ラルズビル3F TEL:011-867-9684 / FAX:011-867-9684 会 長 横山 清 (アークス社長 ラルズ会長) 副 会 長 杉井 恭子、平尾 三郎 事務局長 佐藤 文夫 ≪オイスカの活動≫ オイスカでは理念の実現に向け、 「ふるさとづくり」を活動の根幹にすえています。 オイスカの目指す「ふるさと」とは、地球上に生きる人間や他の生命がバランスを保ちながら共 生する持続可能な世界です。 この「ふるさと」を守り育てるための実践活動がオイスカの活動であり、これを「ふるさとづく り」と呼んでいます。 現在、 「人材育成」 「農村開発」 「環境保全」 「普及啓発」の 4 つの分野と「子供の森」活動を行っ ています。 ◎ 人材育成 オイスカは,国際協力の分野でも人材の育成がとても重要と考えています。 農山村部で、その地域の「ふるさとづくり」に取り組む青年の育成のため、拠点となる研修 センターを国内外に設置。 とくに、日本に受け入れての国内研修では、農業や工業などの技術面の指導だけでなく、さ まざまな困難に耐えうる強さや他と調和できる柔軟性などを培うため、規律ある日常生活を通 したオイスカ独自の研修プログラムを実施しています。 国内外での研修を通して、これまでたくさんの有為な青年を輩出してきました。 彼らは母国でそれぞれ活躍するとともに、現地でのオイスカ活動も支えてくれています。 2 ◎ 農村開発 オイスカは活動開始当初の1960年代、食糧危機に苦しむ人たちのため、日本から技術 者を派遣して農業技術の普及に努めました。 その後、食糧危機は収まりましたが、国づくりの基礎は農業を中心とした第一次産業をし っかりとやることだという考えを変わらず持ち続けています。 現在も、農村部の人々が衣食住を満たしながら自然とも調和した暮らしを実現できるよう に、地域の住民とともに対策を考え、持続可能な開発を展開しています。 特に、それぞれの地域にある資源を活かしたその地域にふさわしい方法を考え、有機 循 環型農業の普及や地域産業育成のための活動を展開しています。 ◎ 環境保全 水を安定供給する森林を守ることは、農村開発に欠かせないことです。 また近年、地球温暖化問題が深刻になる中、二酸化炭素を吸収してくれる森林の役 割が ますます高まっています。そのためオイスカでは、農村開発と並行して各地で緑化活動を行 っています。 地域住民が森林や環境の大切さを知り、自ら森林保全に取り組むよう、各地で環境教育や 住民主体の植林を行うほか、学校を拠点に子どもたち自身が森づくりを行う「子供の森」計 画を進めています。 このほか近年は日本国内においても、植林や森林整備活動を行っています ◎ 普及啓発 オイスカが行っている全ての活動は、自分たちの営みの場である「ふるさと」、ひいては 地球の環境を守るために、いま何が必要でそのために何ができるかを考え、行動することか ら始まります。 多くの人々が考え行動するきっかけを作れるように、オイスカでは、日本各地で国際理解 や環境保全に関するセミナー、農業や森林整備の体験活動を実施。 また、日本から海外へ年間1,000名を越える植林ボランティアを派遣しています。さ らに、子どもたちを対象とした学校林保全活動や「森のつみ木広場」を実施するほか、国際 社会への提言など、幅広い取り組みを行っています。 ◎ 「子供の森」計画 (CFP:Children’s Forest Program) 子どもたち自身が、学校の敷地や隣接地で苗木を植えて育てていく実践活動を通じて「自然を 愛する心」 「緑を大切にする気持ち」を養いながら、地球の緑化を進めていこうというプログラ ムです。 1991年に始まったこの活動は、2015年3月末現在、35の国・地域の4,692の学 校などが参加するまでにその輪が広がっています ◎ オイスカ北海道支部の活動 ※ 北海道「山・林・SUN」体験「子供の森」計画 ◯ 春季事業「グリーンウェーブ」 恵庭市「えこりん」村 ◯ 春・夏期 育林事業 ◯ 岩見沢万字線植樹会 ◯ 秋期事業「CGCの森」 ※ 「森のつみ木広場」 ◯ 第37回 :東区栄町小学校 ◯ 第38回 :岩見沢市生涯学習センター ◯ 第39回 :恵庭市「えこりん」村 ◯ 第40回 :東区 はらっぱ保育園 ※ 「学校林・遊々の森」全国子どもサミット 3 ※ オイスカ東日本大震災復興支援「海岸林再生プロジェクト」報告会 ※ 海外派遣支援事業 ◎ オイスカが海外活動を行っている国・地域 国・地域名 アゼルバイジャン インド インドネシア ウルグアイ カンボジア スリランカ タ イ 中 国 パプアニューギニア パラグアイ バングラデシュ 東ティモール フィジー フィリピン ブラジル マレーシア ミャンマー 日 本 人材育成 農村開発 環境保全 普及啓発 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 4 *
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