Nagios Log Server – VM ディスクサイズの変更 目的 この資料では、Nagios Log Server 仮想マシンイメージ(VM)のディスクサイズを増やす方法につい て説明します。 対象読者 この資料は、VMware 仮想マシンで稼働している Nagios Log Server のディスクサイズを増やしたい Nagios Log Server 管理者を対象としています。 準備作業 重要! 仮想マシンのサイズ変更作業によりシステムが破損する可能性があります。作業を開始 する前に、Nagios Log Server インストレーションのバックアップを取得してください。 仮想ディスクのサイズ変更 最初に、Nagios Log Server 仮想マシンイメージに割当てているディスク容量を変更します。 VMware ESX サーバには仮想マシンが稼働した状態で仮想ディスクサイズを変更する機能があり ます。環境によってはこれが安定して動作しない可能性があるため、この機能は使用しないでくだ さい。仮想ディスクサイズを変更する前に仮想マシンを停止させてください。 Step 1. Nagios Log Server サーバが起動中の場合は、停止させます。 Step 2. 仮想マシンのディスクサイズを変更します。 VMware ESX の場合: Step a. 仮想マシンを選択して「サマリ」タブを選択します。 Step b. コマンドセクションで「設定の編集」をクリックします。 Step c. 「ハードウェア」タブ画面で「ハードディスク 1」を選択して「プロビジョニング 済みサイズ」に新しいサイズを入力します。 Step d. 「OK」をクリックします。 VMWare Player の場合: Step a. 仮想マシンを選択して「仮想マシン設定の編集」を選択します。 Step b. 「ハードウェア」タブ画面で「ハードディスク(SCSI)」を選択して「ユーティリテ ィ -> 拡張」を選択します。 Step c. 「ディスク最大サイズ」に新しいサイズを入力します。 ジュピターテクノロジー株式会社 VM ディスクサイズの変更 rev 1.0 1 Nagios Log Server – VM ディスクサイズの変更 Step d. 「拡張」をクリックします。 Step e. 「OK」をクリックします。 Step f. 仮想マシン設定画面の「OK」をクリックします。 パーティションのサイズ変更 次に、Nagios Log Server 仮想マシンの Linux パーティションテーブルを編集し、変更したディスクサ イズを認識させます。この作業には cfdisk ユーティリティを使用します。 Step 1. Nagios Log Server 仮想マシンを起動します。 Step 2. ターミナルエミュレータを起動し、Nagios Log Server にログインします。 Step 3. 以下のコマンドを実行し、現在のディスク容量を確認します。 # df –h 以下のような結果が表示されます: [root@localhost ~]# Filesystem Size rootfs 99G devtmpfs 995M tmpfs 1003M /dev/sda1 99G df -h Used Avail 1.8G 96G 148K 995M 0 1003M 1.8G 96G Use% Mounted on 2% / 1% /dev 0% /dev/shm 2% / メモ: Nagios Log Server 2015R2.2 のディスクサイズは 100GB です。 Step 4. cfdisk を使用してパーティションを新しいサイズで再作成します。 # cfdisk /dev/sda ジュピターテクノロジー株式会社 VM ディスクサイズの変更 rev 1.0 2 Nagios Log Server – VM ディスクサイズの変更 Step 5. Delete を選択して Enter を押します。 Step 6. New を選択して Enter を押します。 ジュピターテクノロジー株式会社 VM ディスクサイズの変更 rev 1.0 3 Nagios Log Server – VM ディスクサイズの変更 Step 7. Primary を選択して Enter を押します。 Step 8. Enter を押して新しいサイズを受け入れます。 メモ: 下はディスクサイズを 200GB に拡張する場合の例です。 ジュピターテクノロジー株式会社 VM ディスクサイズの変更 rev 1.0 4 Nagios Log Server – VM ディスクサイズの変更 Step 9. Bootable を選択して Enter を押します。 Step 10. Write を選択して Enter を押します。 ジュピターテクノロジー株式会社 VM ディスクサイズの変更 rev 1.0 5 Nagios Log Server – VM ディスクサイズの変更 Step 11. yes と入力し Enter を押します。 Step 12. Quit を選択して Enter を押します。 Step 13. 仮想マシンを再起動します。 # reboot ジュピターテクノロジー株式会社 VM ディスクサイズの変更 rev 1.0 6 Nagios Log Server – VM ディスクサイズの変更 Step 14. 以下のコマンドを実行して、変更後のディスク容量を確認します。 # df –h 以下のような結果が表示されます: メモ: 以下は 200GB に拡張した場合の結果例です。 [root@localhost ~]# Filesystem Size rootfs 197G devtmpfs 995M tmpfs 1003M /dev/sda1 197G df -h Used Avail Use% Mounted on 1.8G 194G 1% / 148K 995M 1% /dev 0 1003M 0% /dev/shm 1.8G 194G 1% / お問い合わせ 弊社では、Nagios Log Server に関するご意見、フィードバックをお待ちしております。 Nagios Log Server についてご不明な点がございましたら、以下までお問い合わせください。 ジュピターテクノロジー株式会社(Jupiter Technology Corp.) 住所: 〒183-0023 東京都府中市宮町 2-15-13 第 15 三ツ木ビル 8F URL: http://www.jtc-i.co.jp/ 電話番号: 042-358-1250 FAX 番号: 042-360-6221 ご購入のお問い合わせ: お問い合わせフォーム https://www.jtc-i.co.jp/contact/scontact.php メール [email protected] 製品サポートのお問い合わせ: カスタマーポータル https://www.jtc-i.co.jp/support/customerportal/ 本文書に関する諸権利は、特に記載されているもの以外は、すべてジュピターテクノロジー株式 会社に帰属しており、著作権法上認められた場合を除き、無断使用・無断転載を禁止します。 ジュピターテクノロジー株式会社 VM ディスクサイズの変更 rev 1.0 7 Nagios Log Server – VM ディスクサイズの変更 日本語マニュアル発行日 2015 年 09 月 09 日 Copyright © 2015 ジュピターテクノロジー株式会社 All Rights Reserved. ジュピターテクノロジー株式会社 ジュピターテクノロジー株式会社 VM ディスクサイズの変更 rev 1.0
© Copyright 2025 ExpyDoc