平成27年度第1回城陽市手話施策推進会議議事録 ●日時:平成27年9月1日(火)午後1時30分開始 ●場所:城陽市役所 出席委員 2階 第1会議室 伊勢村委員、奥田(治)委員、志藤委員、柴田委員、田島委員、長山委員、持 田委員、山﨑委員、山下委員、岡委員、吉田委員 欠席委員 奥田(雄)委員、白井委員、西江委員、林委員 事務局 村福祉保健部次長、成田福祉課長、伊庭障がい福祉係長、 西村障がい福祉係主任、 手話通訳・小山障がい福祉係嘱託職員、友岡障がい福祉係嘱託職員 1.開 会 2.委嘱書の交付 市長より委嘱書交付 3.市長より挨拶 4.委員紹介(別紙 委員名簿) 5.城陽市障がい者自立支援協議会について 事務局より資料1をもとに説明 ◎議事録の公開について 事務局:この会議については議事録の公開を考えており、議事録の確認については会長 に一任したいがどうか 委 員:異議なし 6.会長及び副会長の選出 ・会長については、委員の互選により志藤委員に決定 ・副会長については、会長の選任により柴田委員に決定 7.議事 ①手で輪を広げる城陽市手話言語条例について 事務局より資料2をもとに説明 1 ②手話に関する施策を推進するための方針について 事務局より資料3をもとに説明 ③手話に関する施策の取り組みについて 事務局より資料4をもとに説明 ④質疑・応答 委 員:施策の取り組みについて3点伺いたい。 1点目、資料4(3)手話奉仕員養成後期課程は昼開催と夜開催を隔年で実施だ が、毎年実施でないのは財政上の問題か。前期課程終了後1年間待つと、手話の 技量が落ちてしまう。 2点目、 (7)保育園・幼稚園への手話教室について、終了後にどこかで発表した とか地元のろうあ協会と交流するようになったとか何か成果はあるのか。 3点目、当日配布資料のパンフレット、非常に良い中身だが、どこに配布し何部 あるのかなど活用について聞きたい。余分があるなら何部かもらうことはできる か。 事務局:1点目については体制上の問題などあるが、手話を使わないと技量が落ちてしま うという指摘はもっともであり、今後昼夜とも開催できるように調整を検討した い。 2点目については平成26年度に試行的に開始し、本格実施は今年度始めたばか りの事業なので、まだ何かにつながったということはないが、今日のご意見を踏 まえて今後の事業を実施していきたい。 3点目について、パンフレットは市の自立支援協議会聴覚言語障がい者支援部会 で作成したもの。聴覚障がい者と日頃接点が無い方々に理解を広めたい。初版は 1000部印刷し、配布先もおおむね決まっている。残りの分について提供でき るかは調整したい。今後データをホームページにアップロードする予定である。 委 員:保育園や教育機関での手話指導について、市のろうあ協会の会員9名では負担が 大きいのではないか。他の山城地域のろうあ協会が支援することはできないのか。 企業での手話通訳は企業秘密の問題などがあり通訳を断られる事例もある。市で は企業に対する支援はどのようにしているのか。 事務局:講座開催時に市内の関係者からの協力だけでは厳しいということがあれば、その 他の地域の方から協力いただくことも検討したい。また、今年京都府聴言センタ 2 ーも市内にオープンしたので、センターにも協力をお願いしていきたい。 企業への支援は今年から開始したばかりでまだ手探り状態である。皆さんからの 意見を活かし来年度検討していきたい。 会 長:この会議は施策について調査・研究を行うことがミッションであり、委員でも調 査・研究をしていきたい。 委 員:小中学校での福祉体験学習では手話への要望もある。積極的に連携していきたい ので、福祉体験学習も活用していただきたい。 委 員:市の登録手話通訳者は23名だが、全員が活動しているわけではなく、手話技術 も差がある。市で新たにステップアップ講座していただけることはありがたい。 手話通訳の派遣報償費は1,470円/1時間で、平成14年頃から変わってい ない。 他市では3,000円/1時間のところもある。1,470円の根拠は当時のホ ームヘルパーの家事援助の単価に合わせたはずだが、ヘルパーの単価はこの間上 がっているのに手話通訳者の報償費は上がっていない。手話通訳の仕事は決して 無償のボランティアではなく責任のある仕事だと思っている。報償費は手話通訳 技術向上のための研修や学習に使っている。 条例ができたので、手話通訳者の地位向上のためにも報償費を上げることを検討 してほしい。 事務局:派遣の報償費は京都府や近隣市など1,470円のところも多いが、額を改定し た自治体があることも事実である。 この場で「上げます」ということは言えないが、見直しについて検討はしていき たい。 委 員:出前講座はお願いすれば実施してもらえるのか。団体の勉強会で手話を学びたい。 事務局:現在まだ市の出前講座メニューには登録していない。内容や方法等詰めたうえで 登録をしたい。 委 員:出前講座は市の通訳者や地域のろうあ者、手話サークルが行くことになると思う が、うれしい反面皆さんの負担が増えないか心配している。 手話に関する研修や学習方法についての調査研究を聴覚言語障がい支援部会など で行うということだが、どういうイメージか。 3 パンフレット好評をいただいてうれしいが、コピーなどで利用する際は出典「城 陽市自立支援協議会聴覚言語障がい支援部会」を明記してほしい。 事務局:調査研究については市だけで行うことは難しいため、当事者など含めて協議して いきたいという思いだが、まだ内容が固まっているわけではない。 委 員:条例は非常に良い内容であり、施策も具体的に煮詰めていって欲しい。 鳥取県が手話パフォーマンス甲子園をするように、城陽市でも小さなものでよい ので何かイベントをして多くの市民にPR・啓発をして欲しい。 会 長:市で検討して欲しい。この会議でも具体的な意見があれば集めていきたい。 8.その他 なし 9.閉 会 ※城陽市手話施策推進会議は、来年度以降5月頃と11月頃の年2回開催予定。 4
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