長崎県内でこんな事案が発生しています。 不審な電話や還付金詐欺にご注意ください! 【平成27年度】 発 生 日 発生場所 平成28年2月29日、3月2日 長崎市、佐世保市及び雲仙市 【事案1・佐世保市】 平成 28 年 2 月 29 日(月)午前 11 時半頃、市内の後期 高齢者医療被保険者(70 歳代・女性)宅に、市役所職員 健康保険課カトウを名乗る男性から電話があった。 「手続きがされていない還付金が3万円程ある。今からで も手続きができるので、振込先の銀行口座を教えてほし い。あと、キャッシュカードはもっているか」との内容だ った。 「市役所の人がそのようなことを聞くのはおかしい」と 言うと電話が切れた。 その後、電話の内容を不審に思い市役所に問合せをした ことで、事案が判明した。 【事案2・佐世保市】 平成 28 年 2 月 29 日(月)正午頃、市内の後期高齢者医 療被保険者(80 歳代・男性)宅に、市役所保険課職員を 名乗る男性から電話があった。 「奥さんの医療費還付3万 7,000 円の通知を送ってい るが、まだ手続きがされていない。振込先の銀行口座を教 えてほしい。あと、キャッシュカードはもっているか」と の内容だった。 電話の内容について不審に思い、何も答えずに電話を切 った。 その後、市役所に問合せの電話をしたことで不審電話で あったことが判明した。 【事案3・佐世保市】 平成 28 年 2 月 29 日(月)正午頃、市内の後期高齢者医 療被保険者(80 歳代・女性)宅に、市役所国民健康保険 課職員タカハシを名乗る男性から電話があった。 「ご夫婦分の手続きがされていない医療費の還付金が 3万円程ある。手続きをしたいので、振込先の銀行口座と 暗証番号を教えてほしい。あと、キャッシュカードはもっ ているか」との内容だった。 銀行名を答えたが、不審に思いそれ以上のことは話さずに 電話を切った。 その後、市役所に問合せの電話をしたことで不審電話であ ったことが判明した。 【事案4・雲仙市】 平成 28 年 2 月 29 日(月)、市内の後期高齢者医療被保 険者(80 歳代・男性)宅に、市職員ヤスダを名乗るもの から「還付金 3 万 2,280 円について、昨年の 12 月に黄色 の封筒で通知をしたが、手続きがまだである。期限が過ぎ ているので口座番号を教えてほしい」と電話があった。農 協の口座で良いか尋ねると、「農協の口座には振り込めな いので、郵便局か銀行にしてくれ」と言われたことを不審 に思い、還付金の内容を詳しく聞いたところ、「再度、電 話する」と言い電話が切れた。 電話の内容について不審に思い総合支所に問合せをした ことで、事案が判明した。 また、上記の対応中に、同地区の他の被保険者からも同 様の確認電話があり、内容や金額も同じであった。 【事案5・長崎市】 平成 28 年 3 月 2 日(水)午前 10 時半頃、市役所のタカ ハシと名乗る男性から電話があった。 「医療費の還付金が ある。昨年書類を送ったが、手続がないので電話をしてい る。後ほど十八銀行から連絡させるので携帯電話の番号を 教えるように」と言われ、携帯電話の番号を教えた。その 後、十八銀行の行員を名乗る男性から電話があり、ATM で の手続を指示されたが、本人が「来客中で時間がない」と 返答し電話を切った。 不審に思い市役所へ確認の電話をしたことで、事案が判 明した。 【事案6・長崎市】 平成 28 年 3 月 2 日(水)午前 11 時半頃、国保課を名乗 る男性から「約 3 万円の還付金がある。請求期限が切れる ので、手続のために口座番号を教えてほしい」との電話が あった。不審に思い「市役所へ出向く」と言うと、相手が 「自宅を訪問する」と返答した。重ねて「自分で市役所へ 問い合わせる」と言うと電話が切れたことを不審に思い市 役所へ確認の電話をしたことで、事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成28年2月29日 佐世保市 【事例1】 平成 28 年2月 29 日(月)午前9時頃、市内の 80 歳代 (女性)宅に、市役所職員タカハシを名乗る男性から電話 があった。 「保険料の還付金がある。手続きをお願いしたいので十 八銀行に書類を送った」と言って電話が切れた。 電話の内容について不審に思い市役所に問合せをした ことで、不審電話であったことが判明した。 その後、十八銀行のサカモトを名乗る男性から電話があ ったが、「銀行にそのような職員はいない」と答えると一 方的に電話が切れた。 【事例2】 平成 28 年2月 29 日(月)午前 11 時 40 分頃、市内の 80 歳代(女性)宅に、市役所保険課職員を名乗る男性か ら電話があった。 「医療費還付 3万 1,000 円の通知を去年5月に送って いる。12 月が期限であったが手続きがされていない。今 から手続きをしたいので、振込先の銀行口座と暗証番号を 教えてほしい。あと、キャッシュカードはもっているか」 との電話があった。 「暗証番号を忘れてしまい、今はわからない」と答える と、「後ほど銀行から電話がかかってくるので、その時に 答えてください」と言って電話が切れた。 その後、電話の内容について不審に思い市役所に問合せ をしたことで、事案が判明した。 【事例3】 平成 28 年2月 29 日(月)正午頃に、市内の 80 歳代(女 性)宅に、市役所保険課職員タカハシを名乗る男性から電 話があった。 「医療費還付 3万 1,000 円の通知を去年5月に送って いる。12 月が期限であったが手続きがされていない。通 知は確認されましたか」との電話があった。 「本人が留守なのでわかりません。かけなおすので所属 と名前、電話番号を教えてください」と言ったところ一方 的に電話が切れた。 電話の内容を不審に思った家族の方が、本当に払い戻し がないか確認のため市役所に問合せをしたことで、事案が 判明した。 【事例4】 平成 28 年2月 29 日(月)正午頃に、市内の 80 歳代(男 性)宅に、市役所保険課職員タカハシを名乗る男性から電 話があった。 「医療費還付 3万 2,600 円の通知を去年5月に送って いる。12 月が期限であったが手続きがされていない。今 から1時間以内に手続きを行うので、銀行名と暗証番号を 教えてほしい。あと、キャッシュカードはもっているか」 との電話があり、何も教えずに電話を切った。 その後、十八銀行総務課の職員を名乗る男性から電話が あったが、「銀行に総務課などない」と答えると一方的に 電話が切れた。電話の内容について不審に思い市役所に問 合せをしたことで、事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成28年2月16日 佐世保市 平成28年2月16日(火)に、市内の70歳代(女性) 宅に、市役所職員を名乗る者から電話があった。 「保険料の還付が2,860円ほどある。還付をしたい ので振込先の銀行を教えてほしい」との内容だった。 「役所に関するものは全て口座登録してある」と答えたら 確認のためだと言われ、不審に思いながらも銀行名と口座 番号を伝えると電話が切れた。 翌日、前日に伝えた銀行の行員を名乗る者から「あなた の口座が悪用されています」との電話があったが、電話の 内容について不審に思い電話を切った。 その後、確認のため市役所に問合せの電話をしたことで 事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成28年2月17日 長崎市 平成28年2月17日(水)正午頃、後期高齢者医療被 保険者(80歳代・女性)宅に男性から電話があった。 「保 険料の還付金が約6万円ある。ATM へ行って手続するよう に」と、商業施設内の ATM へ行くよう指示された。指示さ れた ATM へ行き操作をしようとしたが、相手の指示内容が 聞き取れず操作できずにいると、別の ATM へ行くよう指示 された。しかし今度も操作がうまく行かなかったので、翌 日(2月18日)の午前9時半に再度電話をすると言われ た。 不審に思い確認のため市役所へ問い合わせをしたこと で、事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成28年2月17日 長崎市 平成28年2月17日(水)正午頃、後期高齢者医療被 保険者(80歳代・女性)宅に男性から電話があった。 「保 険料の還付金が約6万円ある。ATM へ行って手続するよう に」と、商業施設内の ATM へ行くよう指示された。指示さ れた ATM へ行き操作をしようとしたが、相手の指示内容が 聞き取れず操作できずにいると、別の ATM へ行くよう指示 された。しかし今度も操作がうまく行かなかったので、翌 日(2月18日)の午前9時半に再度電話をすると言われ た。 不審に思い確認のため市役所へ問い合わせをしたこと で、事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成28年2月12日、15日 大村市 【事案1】 平成28年2月12日(金)午後2時過ぎ、大村市の安 全対策課へ後期高齢者医療被保険者(70歳代)から電話 があった。 本日午後2時頃、自宅に、市役所の健康保険課のナカイ と名乗る者から、「医療費の還付金が3万3,650円あ る。口座に振り込みたいがどこの銀行を利用しているか」 と電話があった。十八銀行を利用していると伝えたとこ ろ、十八銀行から電話があるので待つように言われた。 しばらくして、十八銀行本店のアベと名乗る者から電話 があり、スーパーのATMに今から行くよう指示された が、遠いので直接銀行へ行くと伝えたところ、「そこでは 手続きができないのでタクシーでATMへ行き、そこにナ カムラという者がいるので帰りは送って行く」と言われ た。不審に思い、市役所に電話したことで事案が判明した。 【事案2】 平成28年2月15日(月)午前9時半頃、後期高齢者 医療被保険者(70歳代)から市役所に電話があった。 本日午前9時頃、自宅に、若い男性から、「保険料・医 療費の過払いがあるため払戻金約3万円がある。振込先の 金融機関を教えてほしい」との内容だった。金融機関名は 伝えたが口座番号は伝えていないとのこと。 相手は、「こちらで直接、銀行に手続きをする」と言っ たので、不審に思い市役所に電話したことで事案が判明し た。 発 生 日 発生場所 平成28年2月1日、2月10日 佐世保市、川棚町 【事案1・佐世保市】 平成28年2月1日(月)午前10時30分頃に、市内 の後期高齢者医療被保険者(80歳代女性)宅に、市役所 職員を名乗る者から電話があった。 「保険料の還付が5年分で3万3,000円ほどある。 12月末までの期限だったが、今手続きをすれば間に合う ので振込先の銀行を教えてほしい」との内容だった。 直接、市役所の窓口に手続きしに行くと答えたところ、 窓口ではだめだと言われ、銀行名を教えると「銀行の者が 30分後に電話する」と言って電話が切れた。 不審に思い市役所へ確認の電話をしたことで事案が判 明した。 【事案2・川棚町】 平成28年2月10日(水)、午前11時50分頃、川 棚町役場職員を名乗る男から電話があった。「役場から青 い封筒の郵便が来ていないか、医療費の払い戻しの通知な ので、銀行の振込先を教えてほしい」という内容だった。 銀行の通帳は、持っていない。最近は不審な電話が多い ですねと言ったところ、電話を切られたということだっ た。 発 生 日 発生場所 平成28年2月3日、2月8日 長崎市、松浦市 【事案1・長崎市】 平成28年2月3日(水)午後1時頃、市の職員を名乗 る男性から市内の後期高齢者医療被保険者(80歳代・女 性)宅に電話があった。「保険の還付金が約4万円ある。 また掛け直す」と言われ、電話はすぐ切れた。電話が非通 知設定であったので、不審に思い市役所へ確認の電話をし たことで事案が判明した。 【事案2・松浦市】 平成28年2月8日(月)午後3時頃、市内の後期高齢 者医療被保険者宅に、健康ほけん課のシミズと名乗る者か ら還付金の件で電話があった。電話で口座番号を尋ねられ たことを不審に思い、市役所に来たことで事案が判明し た。 発 生 日 平成28年1月22日~2月1日 発生場所 長崎市、松浦市 【事案1・松浦市】 平成28年1月25日(月)午後1時頃、市内在住の後 期高齢者医療被保険者宅に市役所職員を名乗る男性から、 「医療費の払い戻しが3万円ほどある」という内容の電話 があった。 電話で還付金の連絡があることを不審に思い、市役所に 確認の電話をしたことで事案が判明した。 【事案2・長崎市】 平成28年2月2日(木)午前9時半頃、保険課のイワ イと名乗る男性から電話あった。「医療費の払い戻しが約 3万 5,000 円ある。どの銀行の口座を持っているか」と聞 かれたので銀行名と答えると、ATMでの操作を指示され た。 すぐに電話を切ったが、その後、不審に思った本人が市 役所に確認の電話をしたことで事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成28年1月22日~2月1日 長崎市、佐世保市、島原市、諫早市 【事案1・佐世保市】 平成 28 年1月 22 日(金)正午頃に、市内の 70 歳代 (女性)宅に、市役所健康保険課職員を名乗る者から電話 があった。 「以前に医療費の還付書類を送っていたがまだ返送さ れていない。まだ手続きができるので、振込先の銀行を 教えてほしい」との内容だった。銀行名を教えると「銀行 の者が後から電話する」と言って電話が切れた。不審に 思い市役所へ問合せたことで、事案が判明した。 【事案2・佐世保市】 平成 28 年1月 22 日(金)午後1時頃に、市内の 70 歳 代(女性)宅に、市役所保険課職員を名乗る者から電話が あった。 「12 月 25 日期限の保険税の還付書類を送っていたがま だ手続きをされていない。まだ間に合うので、振込先の銀 行を教えてほしい」との内容だった。銀行名を教えると「銀 行の者が後から電話する」と言って電話が切れた。不審に 思い市役所へ問合せたことで、事案が判明した。 【事案3・諫早市】 市内の後期高齢者医療被保険者宅に市役所職員を名乗 る者から電話があった。 「医療費の還付が3万 6,000 円あ るが、1年前に通知をしていたが連絡がない。口座、キャ ッシュカードをもっているか」との内容で、銀行名と支店 名は伝えたが、口座番号は不審に思って伝えず電話を切っ た。駐在所に相談したところ市役所に確認するように言わ れた。不審に思い市役所へ来庁したことで、事案が判明し た。 【事案4・長崎市】 平成 28 年1月 29 日(金)午後1時頃、保険課のヤマシ タと名乗る者から市内の後期高齢者医療被保険者(80 歳 代・男性)宅に電話があった。「保険料の払戻が約2万円 ある。銀行の口座に振り込んでよいか。携帯電話の番号は 何番か」としつこく聞かれたので、電話を切った。その後、 不審に思った家族が市役所へ確認の電話をしたことで事 案が判明した。 【事案5・島原市】 平成 28 年2月1日(月)午前 10 時頃、市内の後期高齢 者医療被保険者(女性)宅に市役所保険課白木と名乗る 男性から電話があり、医療費の還付金が3万 8,500 円ある ので、スーパーのキャッシュコーナーに行くように指示が あった。昨年夫が入院した時の医療費の戻りがあると 思い、指示されるままに 499,753 円振り込んでしまった。 後で考えて、不審に思い市役所に電話しとところ、白木と いう職員が市役所保険課にいないということで、事案が判 明した。 発 生 日 発生場所 平成28年1月22日 長崎市、大村市 【事案1・長崎市】 平成28年1月22日(金)午前11時頃、市内の後期 高齢者医療被保険者(70歳代・女性)宅に市役所健康保 険課のヤスダと名乗る男性から電話あった。「健康保険の 払い戻しが約3万円ある。後ほど十八銀行の行員から連絡 をさせる」との内容だった。 同日午前11時20分頃、今度は十八銀行のサカモトと 名乗る者から電話があり、「自動送金の操作方法を知って いるか。また、携帯番号を教えて欲しい」と聞かれたので 携帯番号を教え、ATMにて残高照会をし、結果を返答し たが、払い込みはしていない。 不審に思い市役所へ確認の電話をしたことで、事案が判 明した。 【事案2・大村市】 平成28年1月22日(金)午前11時40分頃、市内 の後期高齢者医療被保険者(70歳代)宅に、市役所の健 康保険課の安田と名乗る男性から電話があった。「平成2 2年度から26年度の医療費の還付金が3万3,980円 あるが、手続きがなされていない」という内容だった。 銀行名・口座番号を聞かれ教えたところ、その銀行の通 帳は使えないので、通帳・キャッシュカード・携帯電話を 持って午後0時30分に指定されたATMへ行くように 指示された。 指定のATMに行かなかったら電話があり、「体調が悪 く行けない」と伝えると電話を切られたとのこと。被保険 者が長男に連絡し、長男が国保けんこう課へ来たことで事 案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成28年1月14日 長崎市 平成28年1月14日(木)午前11時頃、後期高齢者 医療被保険者(70歳代・女性)宅にカガと名乗る男性か ら電話あった。 「医療費の戻りがあるので、キャッシュカードの番号を 教えて欲しい」との内容だったが、本人が「カードの番号 は覚えていない」と答えたら電話が切れた。 不審に思い市役所へ確認の電話をしたことで、事案が判 明した。 発 生 日 発生場所 平成28年1月13日 佐世保市 平成28年1月13日(水)午前11時頃、市内の後期 高齢者医療被保険者(70歳代・女性)宅に、市役所職員 カンダを名乗る男性から電話があった。 「医療費等の払い戻しが4万 2,000 円あるので、近くの ATMで手続きをしてほしい。ATMに行ったら親和銀行 の行員から電話があるのでその指示に従ってほしい」との 内容だった。 本人が家族に相談したところ、家族が電話の内容を不審 に思い、本当に払い戻しがないか確認のため市役所に問合 せの電話をしたことで、事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成28年1月13日 大村市 平成28年1月13日(水)午後3時50分頃、大村市 の国保けんこう課へ後期高齢者医療の被保険者(70歳 代)が来庁した。 本日午前10時頃、自宅に若い男性から電話があり、「高 額医療の申請がまだされていないので、銀行のキャッシュ カードを持っているか」と聞かれたので、「十八銀行のカ ードを持っている」と答えたところ、 「十八銀行の人から 電話があるので、しばらく待つように。今日、銀行に行っ てください」と言われた。 息子が帰ってから一緒に行くと伝えたら、電話を切られ たとのこと。 市からの通知文書(75歳到達時の保険証、届出書類等) があったので、書類を持参し市役所へ来たことで事案が判 明した。 発 生 日 平成28年1月5日 発生場所 佐世保市 平成28年1月5日(火)午前中に、市内の後期高齢者 医療被保険者(70歳代・女性)宅に、市役所健康保険課 職員でフジイを名乗り電話があった。 「平成22年から平成26年の医療費の還付がある。 手続きは済みましたか」との内容だった。 不審に思い、市役所の電話番号と内線番号を尋ねたとこ ろ電話が切れた。 その後、確認のため市役所に問合せの電話をしたこと で、事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成28年1月5日 長崎市 【事例1】 平成27年12月25日(金)昼頃、社会保険課と名乗 る男性から電話あった。 「保険料の還付がある。10 月末で所管が社会保険事務 所に替わったので連絡するように」と言われ、電話をする と口座番号を教えるように言われたが、手続きは自分から 社会保険事務所へ出向くと言って電話を切った。 その後不審に思った本人が、社会保険事務所(年金事務 所)と市役所へ出向き、電話の内容を報告したことで、事 案が判明した。 【事例2】 平成27年12月28日(月)午前11時頃、市の国民 健康保険課職員を名乗る男性から電話あった。「市の手違 いで、本日中に手続きが必要である。銀行には自分が代わ りに行くので、質問に答えてほしい」と言われたが、市の 職員が代わりに銀行へ行くと言われたことを不審に思い、 電話を途中で切ったが、念のため市役所に電話をしたこと で事案が判明した。 【事例3】 平成28年1月5日(火)午前9時20分頃、ホケン課 のフジイと名乗る男性から電話あった。 「保険料の還付がある」と言われたが、「原爆手帳を持 っているので医療費は払っていない」と答えたら電話を切 られた。不審に思った本人が市役所に電話をしたことで事 案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成27年12月25日 長崎市 平成27年12月25日(金)昼頃、市役所のホンダを 名乗る男性から電話あった。 「給付金の戻りが約3万円ある。ATMへ行くように」 という内容であったため、出かける準備をしていたが、 不審に思い市役所へ確認の電話をしたことで事案が判明 した。 発 生 日 発生場所 平成27年12月22日、24日 佐世保市、平戸市 【事例1】佐世保市 平成27年12月22日(火)午前11時頃、市内の 80歳代(男性)宅に、市役所職員を名乗る男性から電話 があった。 「医療費の還付があるので、手続きをしてほしいが銀行 口座はあるか」と言う内容だった。銀行名のみ答えると「振 込の手続きについては、30分以内に銀行の担当者から電 話させる」と言って電話が切れた。 その後、電話の内容について不審に思い市役所に問合せ の電話をしたことで、事案が判明した。 【事例2】佐世保市 平成27年12月22日(火)正午頃、市内の70歳代 (女性)宅に、市役所健康保険課オオモリを名乗り電話が あった。 「保険料の還付が約3万9,000円ある。27年1月 に書類を送ったが受け取りがまだなので急いで手続きを してほしい」という内容で、キャッシュカード、口座番号 や残高を聞かれた。口座番号等を答えると「振込の手続き については、後で銀行の担当者から電話させる」と言って 電話が切れた。 その後、親和銀行職員を名乗る者から電話があり、支店 はお客が多いので、午後1時までに近くの商業施設敷地内 にあるATMへ行くよう指示された。 電話の内容について不審に思い、市役所に問合せの電話 をしたことで、事案が判明した。 【事例3】平戸市 平成27年12月24日(木)、市役所健康保険課の オオモリと名乗るものから、「5年分の医療費の払い戻し が3万3,980円あるので金融機関と口座番号を教えて ください」と電話があった。不審に思い「市役所に直接連 絡します」と言うと電話が切れた。 発 生 日 発生場所 平成27年12月18日、22日 長崎市、佐世保市 【事例1】長崎市 平成27年12月22日(火)午前9時頃、長崎市の後 期高齢者医療被保険者(80歳代・女性)宅に、市役所職 員の森を名乗る男性から電話あった。 「医療費の還付が2年分ある。書類を送ったが見ている か」との内容であったが、非通知だったので不審に思って 電話を切った後、市役所に確認したことで、事案が判明し た。 市役所は、内容からして不審電話であるので、警察へ相 談するように伝えた。 【事例2】佐世保市 平成27年12月18日(金)正午頃に、佐世保市の後 期高齢者医療被保険者(70歳代・女性)宅に、市役所保 険課職員を名乗る男性から電話があった。 「医療費の払い戻しが2万5,000円ある。振込の手 続きについては…」との電話があり、すぐに詐欺だと気付 いたので自分から電話を切った後、市役所に確認したとの ことで、事案が判明した。 市担当課で調べたところ、後期・国保等の税還付や医療 給付等の還付はなく、電話で金融機関に誘導したり、AT Mでの操作(振込み)を指示することはない。また、電話 をかけた職員もいなかったことを伝え、今後も注意するよ う呼びかけた。 発 生 日 発生場所 平成27年12月21日 大村市 平成27年12月21日(月)午後2時30分頃、大村 市の国保けんこう課へ後期高齢者医療の被保険者(80歳 代)から電話があった。 本日午前9時頃、自宅に、市役所の医療保険課職員「サ トウ」と名乗る男性から、「今月20日が締め切りの高額 医療があるので、手続きが必要。銀行はどこか。ATMは 利用しているか」との電話があった。今から外出するので、 午後こちらから電話をかけると言うと、いきなり電話を切 られた。 郵便局へ用件があり行ったところ、警察官が還付金詐欺 に注意するよう呼びかけていて、朝の電話が詐欺かもしれ ないと思い、市役所へ電話したことで、事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成27年12月17日頃 長崎市 平成27年12月7日頃に、市役所保険課の職員を名乗 る者から電話あった。 「払い戻しが約4万円あるので銀行から振り込む」との 内容だったが、振り込みがなく、連絡もないので市役所へ 電話したことで、事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成27年12月17日 大村市 平成27年12月17日(木)午後4時頃、大村市の国 保けんこう課へ後期高齢者医療の被保険者(70歳代)か ら電話があった。 同日午前中、自宅に市役所の保険係職員の「鈴木」と名 乗る者から、「11月初めに書類を送付していたが、手続 きがされていない」との電話があった。書類は見ていない と答えると、「郵便局の手違いで、他にも数件届いていな いところがある」と言われ、電話が切れた。 不審に思い市役所へ電話したことで、事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成27年10月頃、12月10日 平戸市 【事案1】 10月に市役所職員を名乗る男性から電話があり、「今 から医療費の戻り分として3万円程 度を振り込むから家 に3時間ぐらい居てくれ。振り込みが終わったら親和銀行 から電話がある」とそれだけ言われて電話を切られた。待 っていたが親和銀行からの連絡もなく、通帳を確認しても 振り込みがなかった。 市役所に確認の電話をしたことで、事案が判明した。 【事案2】 平成27年12月10日(木)午前11時頃、市役所職 員を名乗る者から、 「国民健康保険の医療費の払い戻しが ある」と電話があった。申請がされていないため手続きを してほしいといわれたので、詐欺ではないか確認するため に折り返し電話をするといい、電話を切った。 確認のため市役所に電話をしたことで、事案が判明し た。 発 生 日 発生場所 平成27年12月15日 佐世保市 平成27年12月15日(火)午前10時頃、市内の7 0歳代(男性)の高齢者宅に、市役所職員カワシマを名乗 る男性から、「医療費の還付金が41,500円ある。 8月に書類を送付している。11月までが締め切りになっ ていたが手続きがされていない。締め切りが過ぎているた め市役所での手続きができないので、携帯を持って近くの ATMで手続きをするように」と電話があった。 「手続きは親和銀行の本店に行く」と答えると、本店で はできないので、自宅近くの商業施設敷地内にあるATM を勧められた。 ATMに着くと携帯に親和銀行のヤマグチと名乗る男 性から電話があり、お金が戻ってくると思い指示どおりに ATMを操作した。 翌16日(水)午前10時頃に、昨日と同じ市役所職員 カワシマを名乗る男性から電話があり、還付金の残りがま だ24,600円あった。昨日と同じように携帯を持って 近くのATMで手続きをするように言われた。 前日と同 じよう男の指示どおりにATMを操作した。 その後、帰宅途中で不審に思い市役所に問い合わせて、 2日間で48万円を2回、合計96万円を振込んでしまっ たことが発覚した。 発 生 日 発生場所 平成27年12月11日、14日 長崎市、大村市 【事例1】長崎市 平成27年11月10日頃、市役所職員を名乗る男性か ら「約4万円の払い戻しがあるが、手続きがまだである。 10月末が手続きの締め切りだったので国から通知があ る」と言われた。本人は、国からの通知を待っていたが、 1カ月経っても通知がないので、12月11日に市役所に 確認の電話をしたことで、事案が判明した。 【事例2】長崎市 平成27年12月11日(金)市役所福祉課職員を名乗 る年配の男性から電話があった。 「医療費の払い戻しが4万円あると通知したが返信が ない。どこの銀行の口座を持っているか」と尋ねられたの で十八銀行に口座があると答えると「後日銀行から電話が ある」と言われ電話を切られた。12月14日(月)に、 今度は十八銀行員を名乗る若い男性から電話があり「携帯 を持って本店へ行くように」と指示があったが無視した。 不審に思い確認のため市役所に電話をしたことで、事案 が判明した。 【事例3】長崎市 平成27年12月14日(月)午前10時頃、男性から 電話あった。 「保険金の還付がある」と言われ、電話番号や預金額を 聞かれ教えた。口座番号は教えていない。電話を切ろうと しても切らせてもらえなかったので不審に思い市役所に 電話をしたことで、事案が判明した。 【事例4】長崎市 平成27年12月14日(月)午前10時頃、市役所健 康保険課職員を名乗る男性から電話あった。 「医療費の還付金が約4万円ある。11月末までの申請 だと郵送で通知していた。通帳を持っている銀行はどこ か」と聞かれたので銀行名を答えると「銀行の方から電話 をかける」と言われたので携帯の番号を教えたが、不審に 思い市役所に電話をしたことで、事案が判明した。 【事例5】長崎市 平成27年12月14日(月)午後2時頃、市役所国保 の高齢者担当タカハシを名乗る男性から連絡あった。「保 険料の還付があるが、今日中の手続きが必要である。小江 原の十八銀行へ行くように」と言われ、タクシーで駆けつ けたが忘れ物に気づき、一旦帰宅した。その際不審に思い 市役所に電話をしたことで、事案が判明した。 【事例6】大村市 平成27年12月14日(月)午前11時頃、大村市の 国保けんこう課へ後期高齢者医療被保険者から電話があ った。 本日午前10時55分頃、自宅に、市役所の福祉課職員 を名乗る者から「医療費の計上ミスで約4万円の還付金が あり文書を送付していたが、まだ手続きがされていない。 手続きの締切が12月11日だったので、後程、銀行から 電話がある」との電話があったが、不審に思い、すぐに市 役所へ電話ししたことで、事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成27年12月9日~10日 佐世保市 【事例1】 平成27年12月9日(水)午前11時半頃に、市内の 80歳代(女性)の高齢者A宅に、市役所健康保険課職員 アベを名乗る男性から電話があった。 「健康保険での還付金があり水色の封筒を送っていた が届いているか」と電話があった。「自分の名前宛では届 いていない。主人の名前ではないのか」と聞き返したとこ ろ「○○○○様ですよね」と言われたので「はい」と答え、 健康保険の通知は主人宛にしか来ないと思っていたので 「私の名前で来るのはおかしいですよね」と言うと電話が 切れた。 その後、不審に思い市役所に問合せの電話をしたこと で、事案が判明した。 【事例2】 平成27年12月9日(水)午後2時頃に、市内の80 歳代(女性)の高齢者B宅に、市役所職員を名乗り電話が あった。 「4年分の保険料の払い戻しが約4万円ある。振込の手 続きについては、後で銀行の担当者から電話させる」と言 う電話があり、話が終わるとすぐに電話が切れた。 電話の内容について不審に思い市役所に問合せの電話 をしたことで、事案が判明した。 【事例3】 平成27年12月10日(木)午前9時半頃に、市内の 70歳代(女性)の高齢者C宅に、市役所医療保険課職員 を名乗る男性から電話があった。 「医療費の払い戻しが約4万円ある。青色の封筒で書類 を送ったが届いていないか」と尋ねられたので、届いてい ないと答えたら「振込の手続きについては、後で銀行の担 当者から電話させる」と言うと電話が切れた。 電話の内容について不審に思い市役所に問合せの電話 をしたことで、事案が判明した。 【事例4】 平成27年12月10日(木)午後に、市内の70歳代 (女性)の高齢者D宅に、市役所保険課職員スズキを名乗 る男性から電話があった。 「医療費の払い戻しがある。手続きは済みましたか」と 電話があった。不審に思いながらも「入院していた分は手 続きをして還付金は既に受け取りました」と答えると「家 に伺います」と言って電話が切れた。 電話の内容について不安になり市役所に問合せの電話 をしたことで、事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成27年12月9日 大村市 【事例1】 平成27年12月9日(水)、後期高齢者医療被保険者 Aさん(70歳代)宅へ、3万円の還付金があるので、通 帳・キャッシュカードを持って、スーパー隣接のATMの 前に来るよう電話があった。その際、携帯電話の番号を聞 かれたAさんが自分の番号がわからないと言うと、相手に 電話するように指示され、電話をしたことで携帯番号を教 えることとなった。 Aさんは、指示されたATMの前に行ったが誰も来なか ったので帰ったとのこと。 その後、何度か相手から電話がかかってきたが、Aさん の夫が電話に出たところ、電話が切られたことを不審に思 い、確認のため市役所へ来たことで、事案が判明した。 【事例2】 平成27年12月9日(水)、後期高齢者医療被保険者 Bさん(70歳代)宅に、市役所職員を名乗る者から、5 年分の医療費33,000円の還付金があるとの電話があ った。 電話の相手は、Bさんの住所を正しく読めず、どこから かけているか等聞いていたら電話が切れた。Bさんには、 11月にも同様の電話があっており、確認のため役所へ来 たことで事案が判明した。 【事例3】 平成27年12月9日(水)、後期高齢者医療被保険者 Cさん(70歳代)宅に、市役所けんこう課職員を名乗る 者から「青い封筒を4月に送付した」という内容の電話が あった。確認のため市役所へ電話をしたことで事案が判明 した。 発 生 日 発生場所 平成27年12月7日 波佐見町 平成27年12月7日(月)に町内男性宅へ、亡くなっ た母(当時91歳)の高額療養費を約2万円返すと男性か ら電話があった。 「以前通知を出していたが、連絡がなかったので電話を した。農協の口座を教えてほしい」と言われ、とっさに農 協の口座を伝えてしまった。 電話を切った後、間違った口座を伝えたことに気づき役 場へ来庁したとのことで、事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成27年12月4日~7日 長崎市 【事例1】 平成27年12月3日(木)午前11時頃、市の健康保 険課のカネコを名乗る男性から電話があった。「保険金の 払い戻しが約3万円あり、10月末に封書を送っていた が、手続きがされていない。十八銀行飽の浦支店の ATM へ行き、電話の指示に従い手続きをするように」との内容 だった。別の支店ではだめなのかと尋ねると、電話が切れ た。不審に思い確認のため市役所に電話をしたことで、事 案が判明した。 【事例2】 平成27年12月3日(木)午後2時半頃、市役所保険 課職員を名乗る男性から電話があった。 「保険料の払い戻しがあるので、社会保険事務所 (03-6316-495●)へ電話をするように」と指示され、折 り返し電話をしたところ、口座番号とキャッシュサービス の利用があるか聞かれたので、口座番号を教え、キャッシ ュサービスは利用していないと答えた。事務所の所在地を 尋ねると「県庁の近くで、長崎市カミマチ」と長崎市に存 在しない町名を答えたので電話を切った。その後不審に思 い市役所に電話をしたことで、事案が判明した。 【事例3】 平成27年12月3日(木)午後3時半頃、社会保険庁 職員を名乗る男性から電話あった。 妻が受電したため、電話内容の詳細は不明だが、番号 03-6316-495●へ電話をするよう伝言があった。帰宅後、 電話をするも繋がらなかったため、不審に思い市役所に電 話したことで、事案が判明した。 【事例4】 平成27年12月3日(木)午後2時半頃、保険福祉課 の鈴木を名乗る男性から電話あった。 「医療費の戻りが約4万円ある。十八銀行のキャッシュ カードを持って銀行へ行くように」と言われたが、親和銀 行のカードしかないと答えると電話が切れた。 平成27年12月4日(金)朝、親和銀行のナカムラと 名乗る男性から電話があり、十八銀行の支店へ行くように 指示されたが、友人も同じような電話がかかっており、不 審に思い市役所に電話したことで、事案が判明した。 【事例5】 平成27年12月4日(金)午前9時50分頃、保険課 のカネコと名乗る男性から電話あった。 「還付金が約3万円ある。今年3月に通知をしたが、手 続きがまだなので口座番号を教えるように」と言われ、銀 行の支店を教えた。折り返し電話をすると言われ、電話は いったん切れた。 この話を聞いた夫が不審に思い市役所に電話したこと で、事案が判明した。 【事例6】 平成27年12月4日(金)午前10時頃、市役所職員 を名乗る男性から電話あった。 医療費か何かの払い戻しがあるという内容だったが、何 度も質問すると電話を切られたので、不審に思い市役所に 電話したことで、事案が判明した。 【事例7】 平成27年12月4日(金)午前10時頃、健康保険課 カネコを名乗る者から電話あった。 還付金があるので、携帯を持っているかと聞かれ、不審 に思い問いただすと電話が切れたため、市役所に電話した ことで、事案が判明した。 【事例8】 平成27年12月4日(金)午前10時頃、市の健康保 険課カネコを名乗る者から電話あった。 「還付金が5年分で約3万円ある。銀行に委託している ので、銀行から電話がある」と言われ電話が切れた。10 分後、親和銀行の行員を名乗る男性から電話があり、「銀 行の支店の窓口は混雑しているので、11時半に携帯を持 って、ATM へ行くように」と指示された。すぐに銀行へ電 話し、窓口は混雑していないことを確認したので、不審に 思い市役所に電話したことで、事案が判明した。 【事例9】 平成27年12月4日(金)午前11時頃、市役所職員 を名乗る男性から電話あった。 「医療保険の払い戻しがあるが、通知は見ていないか。 手続きは社会保険事務所がするので後日ハガキを出す」と 言われ電話が切れた。不審に思い市役所に電話したこと で、事案が判明した。 【事例10】 平成27年12月4日(金)正午頃、市役所医療福祉課 職員を名乗る男性から電話あった。 「数年分の医療保険の払い戻しがあるので、書類を送っ ていた」言われたので、「見ていないので再度送ってほし い」と言い、電話を切った。還付金が本当にあるのか不審 に思い市役所に電話したことで、事案が判明した。 【事例11】 平成27年12月4日(金)午後1時頃、福祉課職員を 名乗る男性から電話あった。 「医療費の払い戻しが約4万円あるが、今日が手続きの 締め切りである。午後2時頃電話する」と言われ、電話が 切れた。 午後1時20分頃、十八銀行のナカムラと名乗る男性か ら口座にお金が振り込まれたとの電話があり、確認のため 市役所に電話したことで、事案が判明した。 【事例12】 平成27年12月4日(金)午後1時半頃、保険福祉課 スズキと名乗る男性から電話あった。 「医療費の払い戻しが約4万円ある」と言われ、何月分 の医療費なのか尋ねると回答がなかった。「還付は受け取 っている」と言うと「調べてからかけ直す」と言われ電話 が切れた。不審に思い市役所に電話したことで、事案が判 明した。 【事例13】 平成27年12月4日(金)午後3時半頃、健康保険課 の職員を名乗る者から電話あった。 「還付金が2年分で約4万円あるので、通知をしたが 11月を過ぎても連絡がない。携帯番号を教えて欲しい」 と言われ、答えずにいると「市役所の窓口で手続きをする ように」と言われ電話が切れた。不審に思い市役所に電話 したことで、事案が判明した。 【事例14】 平成27年12月7日(月)午後2時20分頃、市役所 職員を名乗る男性から電話あった。 「医療費の戻りが約5万円ある。9月に通知をしたが、 11月末期限の手続きがまだなので社会保険事務所 (03-6316-495●)に連絡するように」と言われ、 「還付金 を取りに行くので事務所の場所はどこか」と尋ねると「口 座振り込みのみ」と返答があった。不審に思い市役所に電 話したことで、事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成27年12月8日 諫早市 平成27年12月8日(火)午前中に、市内の後期高齢 者医療被保険者(70歳代・女性)宅に、保険課のオオク マと名乗る男性から電話が入った。 「還付金があるので口座番号を教えてほしい」との内容 だったが、この様な電話が何度もかかってきていたため、 還付金の内容を詳しく聞こうとすると電話が切れた。 その後、不審に思い市役所に問い合わせの電話をしたこ とで事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成27年12月3日、4日 佐世保市 【事例1】 平成27年12月3日(木)午前10時頃に、市内の8 0歳代(女性)の高齢者宅に、市役所保険課職員を名乗る 男性から電話があった。 「3月に還付金の書類を送ったが手続きをされていな い。受取期限の10月末が過ぎてしまったので還付金の業 務を銀行に委託している。銀行で手続きをしてほしいの で、どこの銀行の口座を開設しているか教えてほしい」と 尋ねられたので、口座を持っていることを伝えると電話が 切れた。その後、不審に思い市役所に問合せの電話をした ことで、事案が判明した。 【事例2】 平成27年12月4日(金)午前9時頃に、市内の70 歳代(女性)の高齢者宅に、名前は名乗らずに国民健康保 険の件で話があると電話があった。 「国民健康保険の還付金が43,521円ある。書類を 送っていたが確認したか」と尋ねられたので、届いていな いと答えたら「最近、郵便局員が書類を紛失したケースが 6件報告されている。同じ理由だろう。口座番号は分かっ ているので、午後に振込む」と言われた。その後、不審に 思い市役所窓口に相談に来られたことで、事案が判明し た。 【事例3】 平成27年12月4日(金)午前9時半頃、市内の70 歳代(女性)の高齢者宅に、市役所医療福祉課職員を名乗 る男性から電話があった。 「平成20年から平成23年の医療保険の払い戻しが 45,231円ある。郵便局の不都合により振込み出来な かった方にお知らせをしているが、通知は届いているか。 振込むので口座を教えてほしい」との内容だったが、「通 知を再度郵送してほしい」と答えると電話が切れた。 不審に思い市役所に問合せの電話をしたことで、事案が判 明した。 発 生 日 発生場所 平成27年11月30日 佐世保市 【事例1】 平成27年11月30日(月)午前10時頃、市内の8 0歳代(女性)の高齢者宅に、市役所職員を名乗る男性か ら電話があった。 「過去2年間の還付金が43,521円あるので振り込 みたいが口座を持っているか」と尋ねられたので、口座が あることを伝えたら電話が切れた。 その後、銀行職員を名乗り「モリタという担当者が行く ので、携帯を持ってATMへ行ってほしい。携帯電話の番 号を教えてほしい」との電話があった。「携帯番号がわか らない」と言うと、後日電話すると言って切れた。不審に 思い市役所に問合せの電話をしたことで、事案が判明し た。 【事例2】 平成27年11月30日(月)午前10時頃、市内の7 0歳代(女性)の高齢者宅に電話があった。 「過去4年間の還付金が43,521円あるので振り込 みたいが口座を持っているか」と尋ねられた。最近、医療 費の払戻通知が届いていたため、その件と思い込み口座が あることを伝えたら「後ほど銀行から電話がある」と言っ て電話が切れた。 10分後に、銀行職員ナカタを名乗り電話があり「期限 が切れているので機械でしか手続きができない。ATMに 行ってほしい」と言われた。支店のATMに行くと言った ら、無人のATMを勧められ不審に思い電話を切った。そ の後、市役所窓口に相談に来られたことで、事案が判明し た。 発 生 日 発生場所 平成27年12月3日 長崎市 【事例1】 平成27年12月3日(木)午前9時半頃、保険係職員 を名乗る男性から電話があった。 「3年間遡って保険料の払い戻しがある。はがきで通知し たが手続きがされていない」との内容で、不審に思い問い ただすと電話を切られたため、確認のため市役所に電話を したことで事案が判明した。 【事例2】 平成27年12月3日(木)午前11時15分頃、市役 所保険課職員を名乗る男性から電話あった。 「保険料の払い戻しがあり、通知をしていたが手続きがな い」との内容だったが、通知を受け取っていないので問い ただすと電話を切られたため、市役所に電話をしたことで 事案が判明した。 【事例3】 平成27年12月3日(木)午後1時頃、市役所職員を 名乗る者から電話あった。 「保険料の還付通知を9月に送っている。手続きが本日ま でだが、出来ない場合は社会保険事務所に電話をするよう に」との内容であり、不審に思い市役所に電話をしたこと で事案が判明した。 【事例4】 平成27年12月3日(木)午後1時頃、市役所職員を 名乗る女性から電話あった。 「保険料の払い戻しの書類を9月に送っている。手続きの 締め切りが11月末だった。担当は社会保険事務所」との 内容で、詳しく話を聞こうとしたら電話を切られた。不審 に思った家族が市役所に電話をしたことで事案が判明し た。 発 生 日 発生場所 平成27年11月24日 佐世保市 平成27年11月24日(火)午後2時頃、後期高齢者 医療被保険者Aさん(70歳代・男性)宅に、長崎県合同 庁舎職員のタケダを名乗る男性から電話があった。 「保険料の還付が34,000円程度あり、手続きの書 類を9月に送ったが申請がされていない。口座に振込みを 行いたいが口座はあるか」との内容だった。口座があると 答えると、「1時間後に銀行から電話をするので、口座番 号と携帯電話の番号を教えてほしい」と言われた。 不審に思ったAさんが電話を切り、市役所に問い合わせ たことで事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成27年11月2日、20日 長崎市 【事例1】 被害者 79 歳女性 発生日 平成 27 年 11 月 2 日 被害の程度 未遂 相手方 市の保険年金課ヤマダ(男性) 詐欺の内容 医療費の還付金(約4万円) 4月に青い封筒で通知したが、提出がないので振り込 概要 み口座を教えて欲しいと言われたので銀行名を教え た。 詐欺と判明した経緯 特記事項 本人は原爆手帳所持者なので、医療費の還付金が発 生しない。 警察へ相談済み 【事例2】 被害者 81 歳女性 発生日 平成 27 年 11 月 20 日 被害の程度 未遂 相手方 男性 詐欺の内容 医療費の還付金(約4万円) 概要 詐欺と判明した経緯 特記事項 還付金の振り込み先口座を聞かれ、銀行名と支店名を 答えた。 本人が銀行に確認したら、振り込みがないことが判明 した。 警察へ相談するよう助言した。 【事例3】 被害者 79 歳女性 発生日 平成 27 年 11 月 20 日 被害の程度 未遂 相手方 市役所職員を名乗る男性 詐欺の内容 医療保険の還付金(約4万円) 概要 詐欺と判明した経緯 特記事項 還付金があるので商業店舗の ATM へ行くように指示さ れた。 店舗に行くために利用したタクシーの運転士が不審に 思い、警察及び市役所へ連絡した。 なし 【事例4】 被害者 77 歳女性 発生日 平成 27 年 11 月 20 日 被害の程度 未遂 相手方 福祉課のスズキ(男性) 詐欺の内容 医療費の還付 概要 還付漏れがあったので、後ほど銀行から連絡があると 言われた。 詐欺と判明した経緯 不審に思った本人が市役所へ連絡した。 特記事項 警察へ相談するよう助言した。 【事例5】 被害者 75 歳女性 発生日 平成 27 年 11 月 20 日 被害の程度 未遂 相手方 男性 詐欺の内容 社会保険の還付金 概要 現在使用している銀行口座について聞かれたが、答え なかった。 詐欺と判明した経緯 不審に思った本人が市役所へ連絡した。 特記事項 警察へ相談するよう助言した。 【事例6】 被害者 後期高齢者被保険者の男性 発生日 平成 27 年 11 月 20 日 被害の程度 未遂 相手方 市役所職員を名乗る男性 詐欺の内容 医療費の還付金 概要 還付金を受け取りに社会保険庁へ行くよう指示された が、何も答えなかったら電話が切れた。 詐欺と判明した経緯 不審に思った本人が市役所へ連絡した。 特記事項 なし 【事例7】 被害者 81 歳男性 発生日 平成 27 年 11 月 20 日 被害の程度 未遂 相手方 広域連合職員を名乗る男性 詐欺の内容 医療費の還付金 概要 本人の携帯電話から折り返し電話をするように指示さ れた。 詐欺と判明した経緯 不審に思った妻が広域連合へ連絡した。 特記事項 なし 発 生 日 発生場所 平成27年11月18日、20日 長崎市 【事例1】 ※被害あり 平成27年11月18日(水) 、 「社会保険から平成25 年度分の還付金があるので、電話して確認してほしい」と 男性から電話があった。指定された番号にかけると、今使 っている銀行・支店・口座番号・預金残高・暗証番号を教 えるよう言われ、すべて答えて電話を切った。 翌11月19日、電話がかかり、ATMに行って操作す るように言われた。還付金があると思い込んでしまい、言 われたとおりにすると、口座から67万円の現金が引き落 とされていた。 同日、市役所へ連絡したことで、事案が判明した。 【事例2】 平成27年11月20日(金)、広域連合のモリヤマと 名乗る者から、「医療費の払戻しがあるので、携帯電話か ら折り返し連絡をほしい」という内容の電話があった。 不審に思い広域連合に問合せの電話をしたことで、事案 が判明した。 発 生 日 発生場所 平成27年11月16日~18日 長崎市、佐世保市 ○事例1・佐世保市 平成27年11月16日(月)午前9時頃、市内の後期 高齢者医療被保険者(80歳代・女性)宅に、市役所保険 課職員を名乗る男性から、「8月に37,500円の還付 通知を青い封筒で送っている。今日までに受け取りをしな いと無効になるので口座に振込みを行いたい。どこの銀行 か教えてほしい」という電話があった。 銀行名を答えると、後ほど銀行から電話をさせると言わ れたが、不審に思いに市役所職員か尋ねたところ、 「はい、 そうです」と言って電話を切られた。 その後、市役所に問合せの電話をしたことで、事案が判 明した。 ○事例2・長崎市 平成27年11月17日(火)午前中に、市の福祉課オ オクラと名乗る若い男性から、「保険料の還付が3万円ほ どある。口座を教えてくれたら振り込む」との電話があっ た。保険料の還付には心当たりがなかったが、高額療養費 の還付には心当たりがあったので後ほど申請書を提出す ると答えると、電話連絡でいいので市役所の内線37に電 話をするようにと言われた。 不審に思い市役所に問合せの電話をしたことで、事案が 判明した。 ○事例3・長崎市 平成27年11月18日(水)午前9時頃、十八銀行ナ カムラと名乗る男性から「高額療養費の計算で間違いがあ り、約4万円の払い戻しをしたい。ついては十八銀行公会 堂前支店にモリタという女性がいるので携帯電話を持っ てきてほしい」との電話があった。 不審に思い電話を切ったが、携帯電話の番号を相手に教 えてしまったので不安になり、市役所に問合せの電話をし たことで、事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成27年11月11日 佐世保市 【事例1】※被害あり。別途、新聞記事添付 平成27年11月11日(水)午前9時頃、市内の後期 高齢者医療被保険者Aさん(80歳代・女性)宅に、国民 健康保険のタカハシを名乗る男性から電話があった。 5月に10月締め切りの書類を送ったが届いていない か。保険料の還付金が3万2千円程度あるので、携帯を持 って近くのATMで手続きをするように言われた。ATM のそばにはモリタと言う女性が待っているので、15分以 内にATMに行くように指示された。 ATMに着くと携帯に電話があり口座番号と残高を聞 かれた。お金が戻ってくると思い男の指示どおりにATM を操作した。なお、その際に振込明細書を捨てるように指 示された。(被害額498,687円) その後、不審に思い市役所に問合せをしたことで、事案 が判明した。 【事例2】 平成27年11月11日(水)午後、市内の後期高齢者 医療被保険者Bさん(80歳代・女性)宅に、保険年金課 シラキを名乗る男性から電話があった。 医療費の還付が40,250円あり、書類を送付してい る。10月31日締め切りになっていたが手続きがされて いない。締め切りが過ぎていると市役所での手続きができ ないため、銀行の振込先口座を教えてほしいと言われた。 口座番号を聞かれたことで不審に思い、「後から市役所 に電話します」と答え電話を切った。 その後、不審に思い市役所に問合せの電話をしたこと で、事案が判明した。 【事例3】 平成27年11月11日(水)午後4時30分ごろに、 市内の後期高齢者医療被保険者Cさん(80歳代・男性) 宅に、佐世保市保健所の職員を名乗り電話があった。 保険料の払い戻しが3~4年分で27,000円ある。 期限が迫っているので手続きをしてほしいと言われた。 「市役所がいきなり電話でそのようなことを言うわけ がない。詐欺の電話ではないか」と答えたら電話が切れた。 その後、不審に思い市役所に問合せの電話をしたこと で、事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成27年10月27日~11月10日 佐世保市、島原市、大村市、壱岐市 ○事例1・壱岐市 【概要】 平成27年10月27日(火)正午頃、市内の後期高齢 者医療被保険者(70歳代・女性)宅に、市役所健康保健 課職員を名乗り電話があった。 還付金の連絡が5月にあったか聞かれ、手続きをするよ う言われた。還付金の34,500円を口座に振り込むの で本店の ATM ではない所へ行くよう言われた。 近くの ATM に行くと言うと、前田か前川という女性が待 っていて操作を教えるため、連絡が取れるよう携帯電話の 番号を聞かれた。 ATM に行くと誰もいなかったが、すぐに携帯に電話がか かり、都合で行けなくなったので電話で操作を指示すると 言われた。 指示どおりに操作をし終えて通帳を確認すると約50 万円を2回に分けて振り込んでいたため、すぐに市役所健 康保健課に電話をしたことで事案が判明した。 【対応】 還付すべき保険料や医療費がないことを伝え、消費生活 センターへ電話をつないだ。 振込先の口座を早急に凍結する必要があるため、警察にす ぐに相談するよう伝えた。また、二次被害を防止するため 電話番号の変更を勧めた。 ○事例2・島原市 【概要1】 平成27年10月29日(木)、市内の後期高齢者医療 被保険者(70歳代・女性)宅に市役所職員を名乗る者か ら保険料について電話があったが、内容がよくわからなか ったため、市役所へ行くと言うと電話を切られた。 不審に思い、市役所に確認の電話をしたことで事案が発覚 した。 【概要2】 平成27年11月4日(水)、市内の後期高齢者医療被 保険者(80歳代・男性)に市役所から電話があり、平成 20年度から24年度分の医療費の払い戻しが3万円く らいあるため、振込口座を教えてもらいたいとの内容だっ た。 金融機関名のみ答えると、銀行から再度電話があるとのこ とであったが、名前を尋ねると電話が切れた。 不審に思い、市役所に確認の電話をしたことで事案が発覚 した。 【対応】 不審電話だと思われるため引き続き注意していただく ようお願いし、また不審電話があった場合は市役所へ連絡 するよう伝えた。 ○事例3・佐世保市 【概要1】 平成27年11月4日(水)午後1時頃に、市内の後期 高齢者医療被保険者(70歳代・女性)宅に、市役所保険 課タケダを名乗り電話があった。 平成20年度から平成23年度の医療費の払い戻しが3 万円あり、5月に書類を送付し9月締め切りになっていた が手続きがされていない。急いで振込むので銀行の振込先 口座を教えてほしいとの内容だった。 口座番号を聞かれたことを不審に思い、かけ直すと答える と電話が切れたため、市役所に問合せをしたことで、事案 が判明した。 【概要2】 平成27年11月5日(木)正午頃、市内の後期高齢者 医療被保険者(70歳代・男性)宅に、市役所保険課サト ウを名乗り電話があった。 医療費の払い戻しの書類を送ったが手続きがされていな い。振込先の口座番号とキャッシュカードを持っているか 教えてほしいとの内容だった。 以前、保険料の還付手続きをしており、電話でキャッシュ カードのことを聞かれたことを不審に思い電話を切った。 その後、市役所に問合せをしたことで、事案が判明した。 【概要3】 平成27年11月6(金)午後1時頃に、市内の後期高 齢者医療被保険者(80歳代・女性)宅に、保険課職員を 名乗り電話があった。 先月締め切りの保険料の還付金があるが手続きがされて いない。還付金の振込みを行うので、銀行口座を教えてほ しいとの内容だった。 不審に思い「口座番号がよくわからない」と伝えると電話 を切られたため、市役所に問合せをしたことで事案が判明 した。 【対応】 市担当課で調べたところ、後期・国保等の税還付や医療 給付等はなく、電話で金融機関に誘導したり、ATMでの 操作(振込み)を指示することはない。また、電話をかけ た職員もいなかったことを伝え、今後も注意するよう呼び かけた。 ○事例4・大村市 【概要】 平成27年11月10日(火)、市内の後期高齢者医療 被保険者(70歳代)宅に、佐世保市役所の職員と名乗る 者から「病院の窓口支払分の5年分の返金がある。10月 末が期限だった。」と電話があった。確認のため市役所へ 電話をしたことで事案が発覚した。 【対応】 後期高齢者医療の医療費、保険料等について確認後、返 金できるものがないことを説明し、不審電話と思われるこ とを伝え、今後とも同様の電話には注意するよう伝えると ともに、警察へも連絡するよう勧めた。 発 生 日 発生場所 平成27年11月5日 長崎市 平成27年11月5日(木)午後1時頃、後期高齢者医 療被保険者Aさん宅に市役所保険年金課のホリエと名乗 る男性から、医療費の戻りの通知を出していたとの電話が あった。Aさんが何度も氏名を聞くと、電話を切られた。 Aさんは不審電話と認識していたが、念のため市役所に確 認をしたことで事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成27年10月21日 佐世保市 【事例1】 平成 27 年 10 月 21 日(水)午前 10 時 15 分頃に、後期 高齢者医療被保険者Aさん(70 歳代・女性)宅に、市役 所保険課スズキを名乗り電話があった。 「還付金が4万円程度あり、10 月上旬に書類をお送り した。受取期日が 10 月 16 日までだったので、いつもの銀 行口座に振り込みを行う」との内容であった。 不審に思ったAさんが、夫と電話を代わったところ電話 が切れたため、市役所に問合せの電話をしたことで事案が 判明した。 【事例2】 平成 27 年 10 月 21 日(水)午前 10 時 20 分頃に、後期 高齢者医療被保険者Bさん(70 歳代・女性)宅に、市役 所福祉課職員を名乗り電話があった。 「還付金 43,521 円があり、書類を送付していたが、受 け取り期限が過ぎている」との内容で、「書類を受け取っ ていない」と答えたら電話が切れた。 不審に思い市役所に問合せの電話をしたことで、事案が 判明した。 発 生 日 発生場所 平成27年10月19日、22日 長崎市、佐世保市 【事例1:佐世保市】 平成 27 年 10 月 19 日(月)、後期高齢者医療被保険者A さん宅に佐世保市医療保険課職員を名乗り電話があった。 「平成 22 年から平成 27 年の間に、3万円ほど医療費の 払い戻しがあるがまだ受け取っていない。振込むので銀行 の口座番号を教えてほしい」と電話があった。 口座番号を聞かれたことで不審に思い、「口座番号は教 えられない」と答え電話を切った。その後、確認のため市 役所に問合せの電話をしたことで、事案が判明した。 【事例2:長崎市】 平成 27 年 10 月 21 日(水)午前11時頃、後期高齢者 医療被保険者Bさん宅に市役所保険課を名乗る男性から 電話があった。男性は、 「平成 20 年から 23 年分の医療費 43,250 円の支給がある」と言い、振り込みのための住所、 氏名、生年月日、電話番号、携帯番号を尋ねてきた。Bさ んが十八銀行に口座があると答えたところ、「十八銀行か ら電話がある」と言い、電話が切れた。 その後、十八銀行の中村と名乗る者から電話があり、ド ラックストアのATMに松井という人物がいるので、手続 きに行くように指示があった。Bさんが銀行の窓口へ行く と言うと、手続きができないと言い電話が切れた。 発 生 日 発生場所 平成27年10月7日~10月14日 長崎市、佐世保市、諫早市、平戸市 【事例1:諫早市】 平成27年10月7日(水)午前9時20分頃、後期高 齢者医療被保険者Aさん(70歳代・女性)宅に、諫早市 役所のオカムラと名乗る男性から電話があった。 後期高齢者医療保険で高額療養費の支給が32,800 円あるが、申請書が届いていないかという内容だった。届 いていないと答えると、携帯電話と金融機関口座の有無を 尋ねられ、申請期限は切れているが、1週間以内に青い封 筒で用紙を送るので記入して返信するよう言い電話は切 れた。不審に思ったAさんが市役所に問合せの電話をした ことで、事案が判明した。 【事例2:佐世保市】 平成27年10月9日(金)午後1時頃、後期高齢者医 療被保険者Bさん(70歳代・女性)宅に、市役所職員タ ナカを名乗り電話があった。 「国民健康保険料の還付金の書類を送っていたが提出 されていないので受け取りができない。本日が受け取り期 限なので、銀行で払い戻しを行う。カードを持ってスーパ ーのATMまで来てほしい。電話で操作方法を指示する」 と内容だった。 Bさんは、ATMに行って電話を待ったが電話がかかっ てこなかったため、不審に思い市役所に問合せの電話をし たことで、事案が判明した。 【事例3:平戸市】 平成27年10月13日(火)、後期高齢者医療被保険 者Cさん宅に、市役所職員のナガオカという者から、昨年 末に医療費の還付があるので振込通知を送ったが、受け取 りがなかったがどうしたのかと電話があった。 Cさんが通知は届いていないことを伝えると、「1月に 郵便局に確認したら郵送されていたので届いているはず だ。今から近くのATMに携帯電話と印鑑を持っていって ほしい。後から銀行員のタナカがくるので指示に従って手 続きしてほしい」と言われたため、スーパーのATMに行 ったが、タナカというものはいなかった。すると、またナ ガオカから電話があり通帳の残高や暗証番号を聞かれ不 審に思ったCさんは、近くにいた店員に電話をかわろうと すると切られた。その後、市役所に問合せの電話をしたこ とで、事案が判明した。 【事例4:長崎市】 平成27年10月14日(水)午前8時50分頃、後期 高齢者医療被保険者Dさん宅に市役所ホケン課のナガオ カと名乗る男性から電話があった。男性が「医療保険の件 で」と言い出したので、不審に思ったDさんの夫が電話を 切り市役所へ連絡をしたことで、事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成27年10月1日 佐世保市 【事例1】 平成27年10月1日(木)に、後期高齢者医療被保険 者Aさん(70歳代・女性)宅に、市役所保健福祉課スズ キを名乗り電話があった。 「医療保険金の還付として43,521円発生し、通知 をお送りした。受け取り期日が9月18日までだったの で、本日銀行口座に振り込みを行う。後ほど銀行より連絡 がある」との内容であった。不審に思ったAさんが、市役 所に問合せの電話をしたことで、事案が判明した。 【事例2】 平成27年10月1日(木)午後1時頃、後期高齢者医 療被保険者Bさん(70歳代・女性)宅に、市役所保健福 祉課スズキを名乗り電話があった。 「9月末までの医療保険金の還付が43,521円あ る。保健福祉課のミスがあったため、直ちに銀行に振込む。 後ほど、銀行から連絡がある」との内容だった。 その後、午後2時20分頃に銀行員を名乗る者から電話 があり、自動送金の指示を受け、商業施設のATMから送 金するように言われたBさんが「場所がどこかわからな い」と答えると電話が切れた。 不審に思ったBさんが市役所に問合せの電話をしたこ とで、事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成27年9月29日~10月1日 長崎市、南島原市 【事案1・長崎市】 平成27年9月29日(火)14時半頃、「市役所で後 期高齢者の調査をしている者」と名乗る男性から長崎市内 の後期高齢者医療被保険者Aさん宅に電話があった。男性 から「体の悪いところはないか」 「年齢はいくつか」 「何人 暮らしか」という質問をされたので質問に答えていたが、 「預金は 1,000 万円以上あるか」という質問をされたので 不審に思い息子に電話を替わると言うと電話が切れた。 【事案2・長崎市】 平成27年9月30日(水)14時半頃、長崎市内の 後期高齢者医療被保険者Bさん宅に市役所職員を名乗る 男性から電話があった。 「医療費の戻り32,890円がある。郵便局の通帳が ないか?」と尋ねられたので「息子が持っている」と答え ると電話が切れた。不審に思ったBさんが市役所に確認の 電話を入れたことで事案が判明した。 【事案3・南島原市】 平成27年10月1日(木)午前中、南島原市内の後 期高齢者医療被保険者Cさん宅に市役所職員を名乗る男 性から電話があった。「医療費の還付金がある。今年の6 月分で、すぐに書類を提出しないと42,000円返せな い。市内スーパーに職員を行かせるので、そこに来てほし い」という内容で、指示に従った。スーパーで待っていた が、誰も来ず、携帯電話に連絡があり、スーパーの前にあ るATMの操作を指示された。操作は出来ないと断った が、言葉巧みに誘導され、振込限度額の50万円に近い金 額を振り込んでしまい、口座番号や暗証番号も教えてしま った。 その後、話を聞いたCさんの家族が銀行と警察に行った ことで事案が判明した。 発 生 日 平成27年9月25日 発生場所 長崎市 平成27年9月25日(金)午前9時半頃、市内の後期 高齢者医療被保険者Aさん(80歳代・男性)宅に若い男 性から電話があり、 「平成20年の制度改正によって33, 000円ほど医療費の払い戻しがあるとの通知をしたが、 連絡がなかったので電話をした」との内容だった。 携帯電話の番号を聞かれ持っていないことを告げると 電話を切られたため、不審に思ったAさんが広域連合へ問 合せをしたことで事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成27年9月9日 佐世保市 平成27年9月9日(水)午前9時すぎに、市内の後期 高齢者医療被保険者Aさん(80歳代・女性)宅に、親和 銀行の職員を名乗り電話があった。 「医療費の払い戻しが約3万円ある。親和銀行のキャ ッシュカードを持ってスーパーのATMに来てほしい。そ の他、最近いつお金をおろしたか。通帳残高はいくらか。 」 と電話で尋ねられた。 「医療費の払い戻しは親和銀行ではなく、郵便局の口座 へ振り込んでほしい。また、親和銀行の残高は5万円程度 しかない」と電話で答えると、「また後で連絡する」と言 って電話が切られた。 その後、電話がなかったことから不審に思い、市役所に 問合せの電話をしたことで事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成27年9月10日 南島原市 平成27年9月10日(木)午前10時項、市役所職員 を名乗る男性から後期高齢者医療被保険者Aさん(70歳 代・女性)宅に、「医療制度が変わり、32,081円の 還付金がある。半年前に通知をしていたが、連絡がなく電 話した」と電話があった。今日手続を行うと言われ、振込 ロ座を聞かれたため銀行を伝えると、再度連絡すると言わ れて電話を切れた。10分後電話があり「あなたの振込先 銀行の最後の取引日と、通帳残高を言って欲しい」と言わ れ、残高を聞かれたことはないと言うと「必要だ。左の方 から言うように。定期もしているのでしょう」と言われた が断った。男性から「あなたの指定した銀行にはシステム が備わっていない。近くのスーパーに設置してあるATM に来て欲しい。そこで機械の操作を教える」と言われ、家 族が帰ってきてから行くと言ったが、今日中に振込むに は、すぐに手続をしなければならないためもうー度調べる と言われた。弟に電話のことを伝えると、詐欺ではないか と言われ、確認のため市役所に問合せの電話をしたことで 事案が発覚した。 発 生 日 発生場所 平成27年8月5日前後、19日、24日 佐世保市 【事例1】 平成27年8月5日前後に、後期高齢者医療被保険者A さん(80歳代・女性)宅に、佐世保市役所職員を名乗り 電話があった。 「医療費の払い戻しが3万2千円程度あるので振り込 みます。携帯電話の番号を確認しておきたい」との内容だ った。 このとき電話機に、相手方の番号が表示されず非通知と なったので、不審に思い携帯電話を持っていたが「携帯電 話は持っていない」と言って電話を切った。 後日、払い戻しがあると聞いていたので今日まで待って いたが、振り込みがなかったので、確認のため市役所に問 合せの電話をしたことで、事案が発覚した。 【事例2】 平成27年8月19日(水)、後期高齢者医療被保険者 Bさん(80歳代・男性)宅に、市役所○○年金課の職員 アキヤマを名乗り電話があった。 「ご主人の医療費の払い戻しで手続きがまだの分があ る。青い封筒で期限を7月までとしていたが、この電話で ご主人の口座を教えてもらえればまだ間に合う。ご主人の 口座が分からなければ奥さんの口座でも大丈夫」との内容 だった。 Bさんは不審に感じ、「今から出かけないといけないた め、後から市役所に電話します」と言って電話を切った。 その後、市役所に問合せの電話をしたことで、事案が発 覚した。 【事例3】 平成27年8月24日(月)午前9時30分頃に、後 期高齢者医療被保険者Cさん(70歳代・女性)宅に、市 役所国民健康保険課職員のサトウを名乗り電話があった。 「7月末までに手続きしていただかないといけない 32,700円の還付金の書類を送付したが、まだ手続き をされていません。親和銀行の行員に対応させますのでよ ろしくお願いします」との内容だった。 その後、親和銀行本店の行員を名乗る者から「俵町のA TMで手続きをしてもらう必要がある。手続きの方法が難 しいので女性のナカムラと言う行員を俵町のATM前で 待機させます。何時ごろ都合がよろしいですか」と電話で 尋ねられた。 「俵町ではなく、近くの親和銀行浜田町の窓口がいい」 と答えたが、「ATMじゃないと難しい、午前中までに対 応してほしい」と言われた。不審に思ったCさんが市役所 に問合せの電話をしたことで、事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成27年8月21日 長崎市 平成27年8月21日(金)、市役所の保険課職員を名 乗る男性から払戻しがあると後期高齢者医療被保険者A さん(70歳代・女性)宅へ電話があった。「1月に封筒 (緑か青と言っていた)を送った。7月31日までだった が連絡がないので電話した。こちらから振り込むので銀行 は」と聞かれ十八銀行と答えた。「他にキャッシュカード はあるか」と聞かれ、ないと答えると「十八銀行から電話 がある」と言われた。その後、十八銀行で担当をしている というワタナベと名乗る男性から電話があり「深堀支店の ナカムラを行かせるのでショッピングセンターのATM の前で待っていてください。携帯で連絡するので番号を教 えてください」と言われ、携帯番号を教えた。電話の後、 指定されたショッピングセンターのATMで待っていた がナカムラという人物は来なかった。すると十八銀行のワ タナベから携帯に電話があり「ナカムラは書類の準備が遅 くなった。携帯で私が教えるので言うとおりにしてくださ い」と言われた。「キャッシュカードを入れてください」 という指示から始まり、言われた通りに操作をしていっ た。途中、指示の中で他の銀行の名称を次々と言われたが、 画面にも出てこないので変だと気づき「おかしいです。不 安になったので切ります。深堀支店に行きます」と言うと 「行っても銀行は3時までだから無駄です。言う通りにし てください」と言われたが電話を切った。深堀支店に行っ たところナカムラという人物はいるが、銀行はそんな電話 はしないと言われた。 Aさんが長崎市消費者センターへ相談したことで、この 事案が発覚した。 発 生 日 発生場所 平成27年8月6日 長崎市 平成27年8月6日(木)午前10時半頃、後期高齢者 医療被保険者Aさん宅に電話があり「12年ぶりに制度が 変わり、32,890円の医療費返還金がある。6月に書 類を送ったが見ていないか。後ほど銀行から電話がある」 との内容だった。その後「十八銀行のナカムラ」と名乗る 人物から電話あり「今日中に手続きが必要、駅か公会堂ま で行けないか。携帯電話を持っていないか」と聞かれたが Aさんは「持っていない」と答えた。Aさんが市役所の担 当者の名前を聞いたところ「福祉課の鈴木」と言われたの で、確認のため市役所に電話したことでこの事案が発覚し た。 発 生 日 発生場所 平成27年8月7日 諫早市 平成27年8月7日(金)、後期高齢者医療被保険者 Aさん(70歳代・女性)宅に市役所職員を名乗る者から 「後期高齢者医療の高額療養費の還付金が 32,890 円ある が、通知は見られていますか」との電話があった。通知は 見ていないと返答をすると「期限が過ぎたので手続きを銀 行に任せている。銀行から電話がかかってきますのでお願 いします」と言い電話が切れた。 その後、銀行員らしき者から電話があり、携帯番号や振 込先など尋ねられ、再び月曜日に電話連絡するという内容 だった。 Aさんの家族が不審に思い、市役所保険年金課に確認の 電話をしてこの事案が発覚した。 発 生 日 平成27年8月7日 発生場所 島原市 平成27年8月7日(金)午前11時30分頃、市内 在住の後期高齢者医療被保険者Aさん(70歳代・女性) 宅に市役所の保健福祉課の鈴木と名乗る者から電話があ り、平成20年から平成27年の医療費の払い戻しがあ り、口座がわかっているので、振り込みますとのことだっ た。 Aさんは、毎月福祉医療の申請をしており、その分かと 思ったが、そんなに何年も払い戻しがあるよう医療費は払 っておらず、おかしいと思い市役所に連絡してこの事案が 発覚した。 発 生 日 発生場所 平成27年7月15日 松浦市 平成27年7月15日(水)午前10時30分頃、市内 在住の後期高齢者医療被保険者Aさんから市役所へ電話 があった。 内容は、市役所ほけん課職員のオカモトと名乗る者から 電話があり、後期高齢者医療の保険料の還付金が37,6 00円発生しているので、入金する銀行口座を教えてほし いということだった。 Aさんは、農協の口座は持っているが銀行口座は無いと 答えたところ、農協ではだめだということで電話が切れた ため、還付金があるかどうか不審に思い市役所へ連絡した ことで事案が判明した。 発 生 日 平成27年6月下旬、7月6日、7月10日 発生場所 佐世保市、長与町 【概要1・佐世保市】 平成27年7月6日(月)午前11時頃、後期高齢者被 保険者Aさん(80歳代・男性)宅へ、市役所の保健所職 員を名乗る人物から電話があった。 平成23・24年度中の医療費で、3万円ほど還付があ る。以前封筒で通知を送っていたが、手続きがされていな いため口座番号を教えてくれれば手続きができるとの内 容であった。 折り返し電話するので電話番号を尋ねたところ、電話が 切れたことを不審に思い市役所へ連絡したことで事案が 判明した。 【概要2・佐世保市】 平成27年7月10日(金)午前11時20分頃、国民 健康保険被保険者Aさん(70歳代・女性)宅へ、市役所 保険課職員タナカを名乗る人物から電話があった。 11月に還付金の通知を送付しているが、手続きが済ん でないとのことで、還付金37,500円を振込したいと 言われ、キャッシュカードの有無、銀行名、口座番号につ いて聞かれたとのこと。 Aさんの夫Bさんは後期高齢者被保険者であるが、既に 死亡しており手続き漏れはないこと、また電話の相手がB さんが死亡していることを知らなかったことを不審に思 い、市役所へ連絡したことで事案が判明した。 【概要3・長与町】 平成27年6月下旬に、後期高齢者被保険者Aさん宅に 家族構成を尋ねる電話が何度もかかり、対応したAさんの 夫Bさんが後期高齢者二人暮らしであることを伝えてい る。その後、何度もAさんに電話がかかっており、Bさん がAさんが不在であると電話を切っていたが、7月1日 (水)のBさん不在時に、役場の職員を名乗る男性から電 話があった。「後期の医療費の過払分46,000円程度 の還付がある。12月に青い封筒で通知をしているが、手 続きに来られないようなので電話をした。役場に来るのは 大変だと思うので、銀行の職員に直接手続きをするために 銀行名を聞かれた。20~30分後に十八銀行から電話が あると思うが、言われたとおりにしてほしいと言われた。 数分後に十八銀行を名乗る男性から連絡があり、本人が十 八銀行に行くと言うと、 「銀行では手続きができないので、 エレナ、ウェルマート、コンビニに通帳を持って行き、指 示をするので手続きをしてほしい」とのことだった。 不審に思ったAさんが役場へ確認の電話をしたことで 事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成27年6月25日~平成27年7月1日 波佐見町、佐世保市、長崎市 【事例1:波佐見町】 平成27年6月25日(木)正午頃、後期高齢者被保険 者Aさん(80歳代・男性)宅へ、役場社会福祉係職員を 名乗る人物から電話があった。 高額療養費27,500円の還付について、返還期限の 2年を過ぎているが、役場と銀行の協議の結果、返還でき るようになったとの内容であった。 キャッシュカードがないと還付ができないと言われた ため、銀行窓口まで行ってキャッシュカードを作ろうとし たところ、銀行員から詐欺ではないかと言われ役場へ連絡 したことで事案が判明した。 【事例2:佐世保市】 平成27年6月29日(月)、後期高齢者被保険者Aさ ん宅に、「後期高齢者の保険料の還付がある。口座番号を 教えてほしい」との電話があった。Aさんは、銀行名は伝 えたが、口座番号は伝えなかったとのこと。不審に思った Aさんが広域連合へ確認の電話をしたことで事案が判明 した。 【事例3:長崎市】 平成27年7月1日(水)午後1時頃、保険課のサカモト と名乗る人物から、5年分の還付金があるので県へ連絡し てくれとの電話があった。不審に思った 被保険者が市役 所へ確認の電話をしたことで事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成27年6月29日 長崎市 【事例】 平成27年6月29日(月)朝、後期高齢者被保険者 Aさん宅に医療費の還付が3万円程度あるとの電話が あった。個人情報は相手に伝えていないが、不審に思った Aさんの夫が市役所へ相談をしたことで事案が判明した。 発 生 日 平成27年6月25日 発生場所 松浦市・新上五島町 【事例1:松浦市】 平成27年6月25日(木)、後期高齢者医療保険被保 険者Aさん宅に、市役所健康ほけん課職員「タケダ」と名 乗る男性から、昨年10月の医療費の還付金の件について ということで電話があった。 市役所から還付金の関係で電話がかかってくることは ないという注意喚起を耳にしていた Aさんは、「市役所 に確認するから詳細を教えてほしい」と話したところ、電 話がすぐに切れたため不審に思い市役所へ連絡したこと で事案が判明した。 【事例2:新上五島町】 平成27年6月25日(木)午後、後期高齢者医療被保 険者Aさん宅に役場健康保険課職員のタケダと名乗る者 から「保険料の払い戻しが 37,500 円あり、以前から書類 を数回出しているが手続きがされていない。キャッシュカ ードは持っているか。後で十八銀行から電話があるはずな ので、言うとおりに手続きをするように」との電話連絡が あった。書類は見ていないとだけ答えると、郵便局に未着 分として残っているはずと言われた。 地区内にいる苗字ではあるが、話し方があまりに都会的 で流暢であり、話の内容を不審に思ったAさんが、町役場 へ確認の電話をしたことで事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成27年6月12日 時津町 【事例1】 平成27年6月12日(金)午前11時頃、後期高齢者 医療被保険者Aさん(80歳代・女性)宅へ、時津町職員 を名乗る男性(氏名不明)から電話があった。 「医療費の払い戻しがあり、通知を青い封筒で送ったが 確認したか。期限が迫っているので、至急手続きが必要で ある。マルキョウのATMに親和銀行のモリタという職員 がいるので、待ち合わせをしてほしい」との内容であった。 たまたま訪問していた別居の娘が電話を代わったとこ ろ、電話が切れたため、役場に連絡したことで事案が判明 した。 【事例2】 後期高齢者医療被保険者Bさん(80歳代・女性)宅へ、 時津町福祉保険課職員を名乗る男性(氏名不明)から医療 費の還付について連絡があった。 不審に思った女性が久留里交番に相談し、平成27年 6月12日(金)14時頃に時津警察署から役場へ連絡が あったことで事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成27年6月15日 長崎市 【事例】 平成27年6月15日(月)午前9時過ぎ、後期高齢者 医療被保険者Aさん宅に、男性から「医療費の還付期限が 平成26年までだったが、特別に期限を延長した方に緑色 のハガキを送っている。ハガキに応答がなかった方に電話 をしているので、銀行名を教えてほしい」との電話があっ た。Aさんが「市役所へ行く」と言うと「それならば契約 は取り消しになる」と言われ電話を切られたので、不審に 思ったAさん本人が市役所へ確認の電話をしたことで、事 案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成27年6月11日 長崎市 【事例】 平成27年6月11日(木)午前10時前、後期高齢者 医療被保険者Aさん宅に市役所職員を名乗る者から「医療 費の戻りがあるので、1月に青い封筒を出したが、手続き がされていない」との電話連絡があった。封筒が届いてい るか調べると言うと電話を一方的に切られたため、不審に 思ったAさんの息子さんが市役所へ確認の電話をしたこ とで、事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成27年6月8日 佐世保市 【事例】 平成27年6月8日(月)午前10時頃、後期高齢者医 療被保険者Aさん(70歳代・女性)宅に、市役所の保険 課職員を名乗る男性から電話があった。 「4月27日に3万円ほど還付するという文書を送っ たが手続きがまだ済んでいないようだ。5月31日締め切 りだったが今日お金を振り込みたいのでどこの銀行が良 いか」と聞かれたAさんは、「親和銀行が良い」と返答し た。 携帯電話は持っているかと聞かれたので、持っていない ことを伝え、昼間に連絡が取れる電話番号を教えると、銀 行の者が後で連絡すると言い電話が切れた。 不審に思い市役所に問合せの電話をしたことで、事案が 判明した。 発 生 日 発生場所 平成27年6月4日 波佐見町 【事例】 平成27年6月4日(木)14時頃、後期高齢者医療被 保険者Aさん(70歳代・女性)宅へ、役場職員(ハラも しくはハラダ)を名乗る者から、平成23年から4年分の 保険料もしくは医療費(よく聞き取れなかったとのこと) の返納が3万7千円程度あり、昨年9月に水色の封筒で通 知をしたが連絡がなかったとの内容の電話があった。 ゆうちょ銀行をお願いしたら、他の銀行はないか、カー ドを持っているか、機械の操作はしないのか、と質問され 支払い等は窓口でしていると伝えると一方的に切れたこ とを不審に思ったAさんが役場へ連絡したことで事案が 判明した。 発 生 日 発生場所 平成27年5月26日 諫早市 【事例】 平成27年5月26日(火)正午頃、後期高齢者医療被 保険者Aさん(70歳代)宅へ、諫早市役所職員を名乗る 人物から「医療費の還付について、受取の期限が過ぎたの で、手続きを銀行に任せている」との連絡があった。 その後、十八銀行から「諫早市役所から連絡を受けたの で、最寄りのATM(スーパーヒロセ)にて医療費還付の 受取の手続きをしていただきたい」との連絡を受けた。 Aさんは後期高齢者医療療養費の支給申請を本年3月 にしており、5月末に支給があることを知っていたため、 その支給についてなのかの確認を含め、本当に諫早市役所 からそのような電話をかけたのか、保険年金課へ電話をし たとのことで、事案が判明した。 発 生 日 平成27年5月18日 発生場所 佐世保市 【事例】 平成27年5月18日(月)、市内の後期高齢者医療被 保険者Aさん(80歳代・女性)宅に、市役所の保険課職 員を名乗る男性から電話があった。 「20,000円程度の還付があるが、手続きをするため に印鑑が必要です。もってらっしゃいますか」という内容 だった。 還付がある時点で不思議に思い「手続きはしない」と返 答すると、 「還付金は要りませんね」と聞かれたので、 「要 りません」と答えると電話を切られた。 不審に思ったAさんが市役所に確認の電話をしたとのこ とで、事案が判明した。 発 生 日 発生場所 平成27年5月21日 島原市 【事例】 平成27年5月21日(木)正午頃、後期高齢者医療被 保険者Aさん(80代・男性)宅に市役所の吉田と名乗る 者から電話があり、医療費の払い戻しがあるので、振込先 を教えてほしいとの内容だった。Aさんは長崎銀行と言っ たが、相手が長崎銀行を知らなかったため、文書で回答す るから通知を送るよう伝えると電話が切れた。 不審に思ったAさんが市役所に確認の電話をしたとの ことで、事案が判明した。 発 生 日 平成27年5月20日 発生場所 長崎市 概 【事例】 要 平成27年5月20日(水)午前11時20分頃、後期 高齢者医療被保険者Aさん宅に市役所職員を名乗る者か ら、高額医療の還付金があるとの電話があった。 不審に思ったAさんが市役所に確認の電話をしたとの ことで、事案が判明した。 発 生 日 平成27年5月13日 発生場所 佐世保市 概 【事例】 要 平成27年5月13日(水)、市内の70歳代(女性) の高齢者A宅に、男性から「31,000円くらいの医療 費還付金の支給予定がある。4月10日頃にハガキを送っ ているが、確認されていないか。振り込みをしたいので、 携帯番号を教えてほしい」という内容の電話があった。 「携 帯を持っていない」とだけ伝えたら、 「後で、銀行から電 話がかかってくる」と言って電話が切れた。 不審に思ったAさんが市役所に問合せの電話をしたこ とで、事案が判明した。 発 生 日 平成27年5月18日 発生場所 長崎市 概 【事例】 要 平成 27 年 5 月 18 日午前 10 時 10 分頃、後期高齢者医療 保険被保険者 A さん宅に市の健康保険課 田中と名乗る 男性から、37,500 円の医療費の戻りがあるので、取引銀 行を教えてほしいとの電話連絡があった。(医療費の)入 金後(30 分後くらい)にまた連絡すると言い電話は切れ た。A さんは相手に取引銀行名と支店名を伝えてしまった が、非通知の電話連絡だったので、市役所へ連絡し発覚し た。 発 生 日 平成27年4月28日 発生場所 佐世保市 概 【事例】 要 平成27年4月28日(火)、市内の後期高齢者医療被 保険者Aさん(80歳代・女性)宅に、役所の保険課オオ シマと名乗る男性から電話があった。 「役所が還付金のハガキを送付したが届いていないと 市民の方からクレームが来ており、対象者の方に電話をし ている。どの口座をもっているか教えてほしい。1時間後 金融機関から連絡があるので、振込先の口座等を教えてほ しい」との内容だった。Aさんは、口座番号は教えずに、 郵便局と親和銀行の口座を持っているとだけ伝えた。 不審に思ったAさんが市役所に問合せの電話をしたこ とで、事案が判明した。 発 生 日 平成27年4月21日 発生場所 島原市 概 【事例】 要 平成27年4月21日(火)の午前中、後期高齢者医療 被保険者Aさん(80歳代・女性)宅に市役所保険課を名 乗る者より電話があり、保険料の払い戻しがあるので振込 先を教えてほしいとのことで、Aさんは十八銀行とだけ告 げて電話を切った。 折り返し、十八銀行のワタナベと名乗る者から電話があ り、振込みの手続きをするので北門のエレナのATMに行 くように依頼された。ATMの操作の仕方がわからないと 言うと、操作に詳しい職員をATMのところに向かわせる とのことだったが、相手の話を不審と思ったAさんが電話 を切り市役所へ連絡したことで事案が発覚した。 発 生 日 平成27年4月2日 発生場所 長崎市 概 【事例】 要 後期高齢者医療被保険者Aさん宅へ、4~5日前から夜 間に電話があっており、4月2日(木)に具体的に内容を 聞いた。 相手は、楽天証券保険部のヒガシと名乗る人物で、大阪 にある「ユニバーサル」という会社の名簿に長崎の人が数 名載っており、その中にAさんのお名前があるので、名簿 から削除したらどうか。依頼があれば、自分が削除してお くとの内容だった。電話は一旦切れたが、翌朝、再度ヒガ シ氏から電話があり、名簿からの削除が終了したとのこ と。手数料は無料だが、後日書類が送ってくるので、すぐ に返送してほしいとのことだった。 不審に思ったAさんが広域連合へ連絡したことで事案 が発覚した。 【平成26年度】 発 生 日 平成27年3月13日 発生場所 佐世保市 概 【事例】 要 平成27年3月13日(金)、佐世保市内の後期高齢者 医療被保険者Aさん(80歳代・女性)宅に、県庁職員を 名乗る男性から「28,000円の還付金があるので、振 込先金融機関を教えてほしい」という内容の電話があっ た。 特にATM等に誘導されることなく、Aさんが金融機関 名と支店名を答えると電話を切られたとのこと。不審に思 ったAさんが、市役所に問合せの電話をしたことで事案が 発覚した。 発 生 日 平成27年3月11日 発生場所 島原市 概 【事例】 要 平成27年3月11日、島原市内の後期高齢者医療被保 険者Aさん(80歳代・女性)宅に、名前等不明だが電話 があり、 「12月に青い封筒の文書を受け取っていないか」 と言われた。 Aさんは、通知を見た覚えがなかったので何の文書か尋 ねたところ、「過去5年間の医療費の払い戻しが2万円ほ どある。その手続きの文書だ」と言われた。以前に高額療 養費の払い戻しを受けたことがあったが、最近は病院等を 受診していないことを不審に思ったAさんは、どうすれば いいか尋ねてみたところ、「本来2月28日までに振り込 まなければならなかったが、事情を考慮して銀行の口座に 振り込むので名前を教えてください」と名前を聞いてき た。Aさんは、銀行に口座は持っておらず、郵便局にしか 口座がなかったため名前を教えなかったら、電話が切れ た。 不審に思ったAさんが確認のため市役所へ連絡したこ とにより、事案が発覚した。 発 生 日 平成27年2月24日 発生場所 諫早市 概 【事例】 要 平成 27 年 2 月 24 日午前 10 時頃、諫早市内の後期高齢 者医療被保険者Aさん(70 歳代・女性)宅に、市役所保 険年金課から「医療費の還付金が平成 20 年~3 年間分で 37,500 円あるが、通知は見られていますか。」との電話が あった。Aさんが「見ていない」と返答をすると、「郵便 局の不備で届かなかったんですね。期限が過ぎたので手続 きを銀行に任せています。銀行から電話がかかってきます のでお願いします。 」との内容だった。 (Aさんの氏名を相 手は知っていたとのこと。) Aさんは、外出の予定があったので、12 時過ぎに帰っ てくることを伝えたところ、12 時過ぎに親和銀行の松下 と名乗る男性から電話あった。「親和銀行のキャッシュカ ードを持っていませんか。」と言われ、カードは使用しな いので通帳しかないと言うと、「ご主人はお持ちではあり ませんか。 」と言われたので、夫は持っていると返答。 「ご 主人の名義に当方で変更します。午後3時までに手続きを していただかないといけないので西友のATMに行って もらえませんか。西友の駐車場で西村という女性が待って おりますので。」と言われたので、銀行で手続はできない か尋ねたができないと言われたため、相手に携帯の電話番 号を教え、慌てて車で向かおうとするところに夫が同乗 し、これまでの話を夫にすると、振り込み詐欺ではないか と夫が言ったので市役所保険年金課に確認のため来庁し たことで事案が発覚した。 発 生 日 平成27年2月24日 発生場所 佐世保市・平戸市 概 【事例1】 要 平成 27 年 2 月 24 日(火)午前 10 時頃、佐世保市内の 後期高齢者医療被保険者Aさん(70 歳代・女性)宅に、 市役所保険年金課のゴトウと名乗る男性から「過去の分で 保険の還付金があるので、取引銀行へカードを持って行っ て手続きしてほしい。銀行に着いたら、別の者が連絡する」 という内容の電話があった。 おかしいと思ったAさんは、「最近オレオレ詐欺が流行 っているので、市役所の知り合いに確認したい。あなたの 名前を教えてほしい」と言ったら、保険年金課のゴトウと 名乗り電話を切られた。不審に思ったAさんが市役所に問 合せの電話をしたことで、事案が発覚した。 【事例2】 平成 27 年 2 月 24 日午前中、平戸市内の国民健康保険被 保険者Bさん(70 歳代・女性)にゴトウと名乗る者から 「後期高齢者医療の保険料の還付金が発生している。1月 末に手続きするように書類を送ったが、あなただけが手続 きがまだ済んでいない。だから、預金通帳の金融機関と口 座番号を教えてほしい」と電話があった。 Bさんは不審に思い、何も教えず手続きはそちらの窓口 で行うと答えると電話を切られた。通話終了後、市役所に 確認の電話を入れたことで事案が発覚した。 発 生 日 平成27年2月19日 発生場所 島原市 概 【事例】 要 平成 27 年 2 月 19 日(木)午前 11 時、後期高齢者医療 被保険者Aさんから市役所に電話があり、先ほど市役所の 医療関係のワタナベと名乗る人から、 「医療費の払戻通知 を昨年4月頃出したが、提出期限が昨年 10 月までだっ た。」との内容の電話があったとのこと。Aさんは、高額 療養費の通知を見た覚えがあったため、書類をとってきま すと言い、一旦受話器を離れ書類を取ってきて、再度どの ような用件であったか尋ねたところ電話が切れたとのこ と。このことを不審に思ったAさんが、市役所に電話した ことにより事案が発覚した。 発 生 日 平成27年1月23日、27日 発生場所 長崎市 概 【事例 1】 要 平成 27 年 1 月 23 日(金)午後 1 時 45 分頃、後期高齢 者医療被保険者Aさんからの連絡。同日午後 1 時 20 分頃、 市役所健康保険課を名乗る男性から「3 万円程の保険の還 付がある旨の通知を昨年 10 月に送っていたが、手続きが されていない。」との電話があったとのこと。 口座番号を聞かれたが、口座番号は既に市に登録してい る旨答えたところ、一方的に電話を切られたとのこと。折 り返し連絡がなかったので、市役所に電話したことにより 事案が発覚した。 【事例 2】 平成 27 年 1 月 27 日(火)午前 9 時 30 分頃、後期高齢 者医療被保険者 B さんが来庁。昨日、市役所職員を名乗る 男性から「4 万円程の保険の還付があり、通知を出してい たが手続きがされていない。」との電話があったとのこと。 電話で手続きができると言われたが、そのような文書は 届いていないと答えると、また文書を送る旨言い残し電話 が切れたことを不審に思った B さんが、市役所に来庁した ことにより事案が発覚した。 発 生 日 平成27年1月21日、22日 発生場所 長崎市 概 【事例 1】 要 平成 27 年 1 月 22 日午前 10 時 30 分頃、後期高齢者医 療被保険者Aさんが来庁。 昨日、午後 1 時 30 分頃、市役所職員を名乗る男性から 「医療費の還付が 49,000 円程あるが、本日締め切りの通 知を出しても手続きがされていないので、社会保険事務所 (0925-●●●-●●●)まで連絡してほしい。」との電話が あったとのこと。 かけ直すと別の男性から「今から振り込むので、口座番 号を教えてほしい。振込額を近所のATMで確認してほし い。」との指示があったので、近所のスーパーのATMへ 出向き、指示どおり端末の操作をしてみるも振込額が確認 できなかったので、再度やりとりをしているうちに 14 時 を迎え、相手方から時間切れのため、明日、もう一度来て ほしいとの指示があったとのこと。 帰宅して不審に思ったので、本日、市役所へ来庁したこ とにより事案が発覚した。 【事例 2】 平成 27 年 1 月 22 日午後 1 時 30 分頃、後期高齢者医療 被保険者Bさんからの連絡。 本日、午後 1 時頃、保険会社を名乗る男性から「平成 24・25 年分の医療保険の還付が 4 万円あるので、口座番 号とキャッシュカードを持っているか教えてほしい。」と の電話があったとのこと。 キャッシュカードは持っていないと答えるとキャッシ ュカードを作ってほしいと言われたとのことで、不審に思 ったBさんが口座番号を答えないでいると、郵送で 4 万 円を送るが保障できないと言いだし、0925-●●●-●●● ●の連絡先を言い残し、電話が切れたため、市役所へ連絡 し事案が発覚した。 【事例 3】 平成 27 年 1 月 22 日午後 1 時 45 分頃、後期高齢者医療 被保険者Cさんからの連絡。 本日、午後 1 時 30 分頃、市役所保険課職員・ナカガワ と名乗る男性から「保険料の還付通知を昨年 11 月上旬に 送っていたが、届かなかったか。探してほしい。」との電 話があったとのこと。 探し切れないし、わからないので市役所の娘に連絡する と答えたところで、 「では伝えましたから。 」と言い残し、 電話が切れたとのこと。 詐欺の新聞記事を読んで不審に思ったため、市役所へ連 絡し事案が発覚した。 発 生 日 平成27年1月21日 発生場所 長崎市 概 【事例 1】 要 平成 27 年 1 月 21 日(水)午前 10 時 30 分頃、後期高 齢者医療被保険者Aさんの妻からの連絡。 本日、午前 10 時頃、市役所保険課職員を名乗る男性か ら「保険料の還付があり、以前、通知を送っていた。携帯 番号を教えてほしい。」との電話があったとのこと。 携帯番号を教えなかったところ、社会保険事務所 (0925-181-367)に電話をかけるよう言われ、電話が切れた ため、市役所へ連絡し事案が発覚した。 【事例 2】 平成 27 年 1 月 21 日(水)午前 11 時 30 分頃、後期高 齢者医療被保険者Bさんからの連絡。 本日、午前 11 時頃、市役所保険課職員・ナカガワと名 乗る男性から「平成 24・25 年度の医療費還付が 49,000 円程あり、年末締め切りの通知を送っていたが、手続きが されていないので、社会保険事務所まで連絡してほしい。 」 との電話があったとのこと。 社会保険事務所は名称が変更されているため、所在地を 尋ねたところ、「上小島(町名)」と答えたため、現在の南 年金事務所は住所が違うと指摘すると、「市役所別棟」と 今度は答えるというやりとりを繰り返したところで電話 が切れたため、市役所へ連絡し事案が発覚した。 【事例 3】 平成 27 年 1 月 21 日(水)午後 2 時 40 分頃、後期高齢 者医療被保険者Cさんからの連絡。 本日、午後 2 時 30 分頃、市役所保険課職員・ナカガワ と名乗る男性から「保険料の還付が 4,000 円あるが、通知 を出しても手続きがされていないので、市役所まで出向い てほしい。」との電話があったとのこと。 来庁日は即答できないと答えるも、何度も執拗に聞かれ たため、この時点で不審に思ったCさんは、来庁する旨を 伝えたあと電話を切り、市役所へ連絡したことにより事案 が発覚した。 発 生 日 平成27年1月20日 発生場所 長崎市 概 【事例 1】 要 平成 27 年 1 月 20 日(火)午後 1 時 30 分頃、後期高齢 者医療被保険者Aさんから収納課への連絡。本日、13 時 20 分頃、市役所職員を名乗る男性から「保険料の払い戻 しが 49,525 円あり、年末までの受け取り期限であったが、 まだ受け取られていない。早急に振り込むので、通帳の番 号を教えてほしい。 」との電話があったとのこと。 市役所からの連絡であったため、口座番号と妻(同じく 後期高齢者医療被保険者)の携帯番号を教えたところ、 「振 り込まれたことを確認してもらう必要があるが、銀行窓口 では時間がかかるため、通帳とキャッシュカードを持って ATM まで午後 2 時までに出向いてほしい。着いたら機械 の操作方法を教えるので、社会保険事務所のフリーダイヤ ル(0925-181-367)へ連絡してほしい。」との指示があった とのこと。 出向く前に市役所へ連絡したことにより事案が発覚し た。 【事例 2】 平成 27 年 1 月 20 日(火)午後 2 時 30 分頃、後期高齢 者医療被保険者Bさんの娘からの連絡。本日、14 時頃、 市役所を名乗る男性から「医療保険の払い戻しがあり通知 していたが、手続きが本日までとなっているため、探し出 して折り返し電話(番号は忘れたとのこと。)してほしい。 」 との電話があったとのこと。 携帯を持っているかと尋ねられ、持っていないと答えた ところで電話が切れたとのこと。よくわからずに妻が対応 してしまったとのことで、連絡を受けた娘さんが市役所に 連絡したことにより事案が発覚した。 発 生 日 平成27年1月19日 発生場所 佐世保市 概 【事例】 要 平成 27 年1月 19 日(月)午頃中、後期高齢者医療被 保険者 A さん(80 歳代・女性)宅に、市役所保険年金課 の職員と名乗る者から電話があった。 「医療費の還付金があり、10月に手続きしなければな らなかったが、今日キャッシュカードか通帳を持ってAT Mに行き、手続きをしてもらえれば37,500円を還付 すると言われた。 A さんは自宅近くのスーパーのATMに行き、親和銀行 本店の銀行員サトウと名乗る者に電話で指示を受けなが らATMを操作。振込画面が表示されたので不審に思い聞 き直したが、直接そちらに振り込むので特別に振込画面か ら今回還付する残高を入力してくれと言われATMを操 作し387,000円と入力した。」 預金残高が1,000円となり、心配になって市役所へ 連絡したことにより事案が判明した。 発 生 日 発生場所 概 要 平成27年1月14日、19日 大村市 【事案1】 平成 27 年 1 月 14 日(水)、市の税務課へ後期高齢者医 療被保険者Aさん(80 歳代)から電話があった。 自宅に、 「国民健康保険税の還付金があり、12 月までは 市役所で受け付けていたが、1月から委託を受けて手続き をしている」とのことで、銀行名等を訪ねる電話があった が、不審に思い、市役所へ行くと言い電話を切った。その 後、市役所へ連絡し事案が発覚した。 【事案2】 平成 27 年 1 月 19 日(月)、市の税務課へ後期高齢者医 療の被保険者Bさん(80 歳代)の夫から電話があった。 自宅に、市役所のワタナベと名乗る者から「国民健康保 険税の平成 23 年度~平成 24 年度の還付金(37,500 円) がある」とのことで電話があり、夫が対応し銀行名等を聞 かれたが、不審に思い電話を切った。その後、市役所へ連 絡し事案が発覚した。 発 生 日 平成27年1月15日 発生場所 佐世保市 概 【事例】 要 平成 27 年1月 15 日(木)正午頃、後期高齢者医療被保 険者Aさん(70 歳代・男性)宅に、市役所保険年金課の ワタナベと名乗る男性から電話があった。 「還付金(32,000 円)の手続きを 10 月末までにしなけ ればならなかったが、郵便局の職員が還付の郵便物を大量 紛失(100 件程度)したので特別に還付手続期限を1月末 にしている。ご本人様の口座に振り込みを行うので口座を 教えてほしい。キャッシュカードを持っているか」との内 容だった。 キャッシュカードを持っているかと聞かれたので、今す ぐには分からないと答えると、電話を切られた。 不審に思い市役所に問合せの電話をしたことで、事案が 判明した。 発 生 日 平成27年1月16日 発生場所 長崎市 概 【事例】 要 平成 27 年 1 月 16 日(金)午前 10 時 30 分頃、後期高齢 者医療被保険者Aさんから市役所への連絡。本日、午前 10 時頃、市役所年金課イケダと名乗る男性から「年金の 還付金が2カ月分あり、以前、書類を送っていたが届いて いないか。」との電話があった。 以前も同じような内容の電話があったことから、不審に 思ったAさんが部署名や名前を聞き直し、一旦電話を切っ てから電話をかけ直す旨伝えたところ、一方的に電話が切 れたため、市役所へ連絡し事案が発覚した。 発 生 日 平成27年1月15日 発生場所 平戸市 概 【事例】 要 平成 27 年1月 15 日昼ごろ、市役所国民保険課の高橋と 名乗る者から、「医療費の戻りが 28,500 円ある。12 月末 までに手続きするように通知を出したが、手続きされてな いので手続きしてほしい」と電話があった。 被保険者は不審に思い何も教えず電話を切った。通話終 了後、市役所に確認の電話を入れたことで発覚した。 発 生 日 平成27年1月7日 発生場所 長崎市 概 【事例】 要 平成 27 年 1 月 7 日(水)午後 1 時 30 分頃、後期高齢者 医療被保険者 A さんの妻からの連絡。本日、午後 1 時頃、 市役所職員を名乗る男性から「医療費の還付金が 28,500 円あり、昨年 11 月までに手続きが必要だった。書類を送 っていたが届かなかったか。」との電話があり、 「届いてい ない。」と答えると、「取引銀行や携帯番号を教えてほし い。 」と尋ねられた。 「十八銀行だが、キャッシュカードや 携帯電話は持っていない。」と答えると、そこで電話が切 れたため、市役所へ連絡し事案が発覚した。 発 生 日 平成27年1月5日 発生場所 長崎市 概 【事例】 要 平成 27 年 1 月 5 日(月)午後 1 時 30 分頃、後期高齢者 医療被保険者 A さんからの連絡。本日、午後 1 時 25 分頃、 コウセイ課アベと名乗る男性から「平成 20~23 年の保険 料還付金が 37,500 円ある。通知は見たか。 」という内容の 電話があった。「見ていない。」と答えると、「郵便局の配 達ミスで届いていない方が多数いる。口座番号は聞かない ので取引銀行を教えてほしい。」と尋ねられ、長崎三菱信 用組合の支店名を答えると、本日中に支店職員から連絡さ せるとのことであったが、電話の相手(アベと名乗る男性) の名前を再度尋ねたところ電話を切られたため、市役所へ 連絡し事案が発覚した。 発 生 日 平成26年12月11日 発生場所 長崎市 概 【事例1】 要 平成 26 年 12 月 11 日(木)午後1時 30 分頃、後期高齢 者医療被保険者 A さんからの連絡。本日、午後1時 20 分 頃、市役所医療費課保険返金係を名乗る男性から「昨年 11 月分保険料において3万円の還付金がある。申請期限 が切れているので、振込口座を教えてほしい。」という内 容の電話があった。この時点で不審に思った A さんが「キ ャッシュカードは持っておらず、口座番号がわからないの で、窓口に行く。」と返答し、担当課の場所と担当者名を 尋ねたところ、 「窓口では受け取れない。 」と言われ、電話 を切られたため、市役所へ連絡し事案が発覚した。 【事例2】 平成 26 年 12 月 11 日(木)午後2時頃、後期高齢者医 療被保険者 B さんが来庁。本日、市役所年金課を名乗る男 性から「医療費の還付金が 37,000 円ある。郵便局の手違 いで文書は届いていないはず。」という内容の電話があっ た。その後、十八銀行総合口座コールセンターのマツシタ と出先の別の男性の2人から 10 回ずつ携帯に電話がかか ってきた。キャッシュカードを持って市内のスーパーの ATM に行くよう言われ、到着すると「キャッシュカードを 挿入し残高ボタンを押すように。」との電話による指示が あり、「21 円しか入っていない。」と答えると、定期預金 は持っていないか尋ねられ、「定期預金は何の関係がある のか。」と逆に尋ねたところ、手数料の関係との返答であ ったとのこと。この時点で B さんは不審に思ったため市役 所に来庁されたとのことで事案が発覚した。来庁した間も 続けて電話がかかって来たため、今度は職員が代わりに出 ると電話が切れてしまった。 発 生 日 平成26年8月6日 発生場所 長崎市 概 【事例1】 要 平成 26 年8月7日(木)午前 10 時頃、後期高齢者医療 被保険者Aさんからの連絡。昨日の午後5時頃、市役所社 会保険課・コイズミと名乗る男性からAさん宅に還付金が ある旨の電話があり、「何の還付金か」と尋ねたところ、 一方的に電話を切られたとのこと。7日の朝刊に昨日の不 審電話の記事が載っていたため、市役所へ連絡し事案が発 覚した。 【事例2】 平成 26 年8月8日(金)午後1時頃、後期高齢者医療 被保険者Bさんからの連絡。本日、午後 12 時 50 分頃、社 会保険事務所職員を名乗る男性から「医療費の還付金があ る。通知を送っていたが見ているか。期限がもう過ぎてい る」という内容の電話があった。還付額及び手続方法を尋 ねたところ、 「42,952 円ある。携帯は持っているか。折り 返し 03-●●●●-●●●●まで電話をかけてほしい」と のことだったので、長崎に 03 で始まるそのような長い番 号はない旨伝えたところ、「還付金は必要ではないのか」 と言い返されたため、必要ない旨答えると電話が切れたと のこと。 不審に思ったBさんが市役所に連絡したことで事案が 発覚した。 発 生 日 平成26年8月6日 発生場所 長崎市 概 【事例1】 要 平成 26 年8月6日(水)午前9時 25 分頃、後期高齢 者医療被保険者Aさんからの連絡。先ほど、市役所医療 保険課・アベと名乗る男性からAさん宅に電話があり、 「3万円ほどの還付があるが、本日が期限なので県庁近 くの社会保険事務所で手続きをしてほしい」との内容で あった。あとで連絡するための電話番号を教えるとのこ とであったが、医療保険課という課名を聞いたことがな く不審に思ったAさんが本当に市役所かどうか確認し ようとしたところ、一方的に電話が切れたため市役所に 連絡したことで事案が発覚した。 【事例2】 平成 26 年8月6日(水)午前9時 30 分頃、後期高齢 者医療被保険者Bさんからの連絡。本日、午前9時 10 分頃、市役所医療保険課を名乗る男性からBさん宅に電 話があり、 「5月 20 日に医療費の還付ハガキを送ったが、 届いていないか」との内容であった。ハガキの内容につ いて詳しい説明を求めたところ、一方的に電話が切れた とのこと。不審に思ったBさんが広域連合へ連絡したこ とにより発覚した。 【事例3】 平成 26 年8月6日(水)午前 10 時頃、後期高齢者医 療被保険者Cさんからの連絡。本日、午前9時 50 分頃、 市役所保険課・コイズミと名乗る男性からCさん宅に電 話があり、「還付金の書類を送っていたが、書類がなけ れば県庁5階の社会保険事務局に電話してほしい」との 内容であった。言われた番号に折り返し電話するとミヤ モトと名乗る男性が出て、その後、係長ホンマと名乗る 男性に代わり、36,670 円の還付金があるとのことでキャ ッシュカードのある通帳の番号を聞かれ答えてしまっ たとのこと。さらに、銀行に行って再度電話するよう指 示があった時点で不審に思ったため、一旦電話を切り、 市役所に連絡したことで事案が発覚した。 【事例4】 平成 26 年8月6日(水)午前 10 時 20 分頃、後期高 齢者医療被保険者Dさんからの連絡。本日、午前 10 時 頃、市役所・コイケと名乗る男性からDさん宅に電話が あり、「還付金があるので、県庁の社会保険事務局に電 話(0526-883-568)してほしい」との内容であった。言 われた番号に折り返し電話し社会保険事務局かどうか 確認しようとしたところ、しばらく無言のまま電話が切 れたため不審に思い市役所に連絡したことで事案が発 覚した。 【事例5】 平成 26 年8月6日(水)午前 10 時 30 分頃、後期高 齢者医療被保険者Eさんからの連絡。本日、午前 10 時 過ぎ、市役所職員を名乗る男性からEさん宅に電話があ り、「還付金があるので、県庁の社会保険事務局に電話 (0526-883-568)してほしい」との内容であった。この 時点で不審に思ったEさんは電話を切り、市役所へ連絡 したとのことで事案が発覚した。 【事例6】 平成 26 年8月6日(水)午前 11 時頃、後期高齢者医 療被保険者Fさんからの連絡。本日、午前 10 時前、県 の社会保険事務所を名乗る男性からFさん宅に電話が あり、 「5年間分の医療費の還付金が 56,730 円ある。書 類を送っていたが、本日が締め切りなので、10 時までに 通帳とキャッシュカードを持って銀行のATMで操作 を し て ほ し い 。 受 付 番 号 は 498635 で 着 い た ら 0526-883-568 まで連絡するように」との内容であった。 一連の会話の中で預金通帳の残高を聞かれたことを不 審に思い、市役所へ連絡したことで事案が発覚した。 【事例7】 平成 26 年8月6日(水)午前 11 時 30 分頃、後期高 齢者医療被保険者Gさんからの連絡。本日、午前 10 時 過ぎに、市役所職員を名乗る男性からGさん宅に電話が あり、「還付金があるが、以前に送った書類は届いてい ないか。届いていなければ 0526-883-568 まで連絡して ほしい」との内容であった。言われた番号に折り返し電 話するも繋がらなかったため、市役所へ連絡したことで 事案が発覚した。 【事例8】 平成 26 年8月6日(水)正午頃、後期高齢者医療被 保険者Hさんからの連絡。本日、午前9時 30 分頃、医 療社会保険事務所を名乗る男性からHさん宅に電話が あり、「5月に医療費の還付通知を送ったが、振り込み たいので通帳の番号を教えてほしい。県庁5階に担当部 署があるので、0526-883-568 まで連絡をお願いしたい」 との内容であった。折り返し電話したところ繋がらなか ったため不審に思い、市役所へ連絡したことで事案が発 覚した。 【事例9】 平成 26 年8月6日(水)午後1時頃、後期高齢者医 療被保険者Iさんが市役所へ来庁。本日、午前 10 時頃、 市役所職員を名乗る男性からIさん宅に電話があり、 「過払金があり、還付をしたいので、県の社会保険事務 局 0526-883-568 まで連絡をしてほしい」との内容であ った。言われた番号に折り返し電話すると、ミヤモトと 名乗る男性から途中シライシと名乗る男性へ代わり、過 払金 36,730 円を還付したいので、銀行のATMかコン ビニへ行ってほしいとのことであった。市役所からの電 話と信頼したIさんは、タクシーを使い中心市街地まで やって来たが、定期預金の残高を執拗に聞かれたこと が、どうしても腑に落ちなかったため、市役所へ立ち寄 ったことで事案が発覚した。
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