平成27年度 事業計画

平成27年度
事業計画
1.奨学金貸付事業
◎ 運営方針
現代社会において 安易に有利子奨学金を利用できる環境が災いし 数年前か
ら返還困難者の増加傾向とその実態が報じられ 奨学金事業本来の存在意義を
問われる大きな社会問題となっております 返還に際し 当会では 連帯保証
人を2名付ける事で不測の事態に備えておりますが 近年 奨学生及び連帯保
証人の自己破産 更には 一部の奨学生に限り遅滞返還や 督促しなければ返
還しない事態も発生しております 今後 個々の状況変化と共に返還が滞る人
の増加が懸念される事から 本年度は 返還遅滞傾向者への対策を強化 並び
に 昨年同様 連帯保証人問題に対処して参ります
実態経済は先行き不透明な状況が続く現在 家計が困窮を極め 一切援助を受
けられず 将来への不安を抱く世帯も多く存在します
当会は 創設以来65年間継続して援助を行って参りました 本年度も当事業
が 将来を担う若人の一助となるべく 積極推進してゆく所存です
◎ 事業計画
1.奨学金貸付年額
22,000,000円
( 対前年 同額 )
2.奨学金貸付月額
平成27年度
学
校
別
大学(国公立)
大学(私 立)
高
専
学
年
平成27年度
新入学生
全学年
1~3
年生
4・5
年生
貸与月額
平成 24~26 年度
入学生
平成 23・24 年度
入学生
52,000円
55,000円
26,000円
50,000円
23,000円
高校(公 立)
全学年
33,000円
高校(私 立)
平成27年度の新入生に限り 学用品代(一時金)として
50,000円を貸与する
・大学(国公立)の貸与月額を
52,000円 とする
対前年6,000円増額の
3.採用予定人数
学
校
別
採用予定人数
継続貸与人数
総貸与人数
大学(国公立)
3名
2名
5名
大学(私 立)
2名
0名
2名
高
4名
2名
6名
高校(公 立)
9名
10名
19名
高校(私 立)
6名
16名
22名
24名
30名
54名
専
合
計
4.奨学生の募集
・学校種別(国公立大学 私立大学 国立高専 公立高校
リーフレットを作成し配布 並びにポスター掲示により
期情報提供を実施する
私立高校)専用の
学生・生徒への早
5.学校へのPR活動継続及び推進
・仙台市内外の各大学 高専 高校への訪問を継続し 学校長並びに担当者と
の面談を通し 奨学金貸付事業のPRを行う
・無利子貸付 並びに 創設以来65年間継続 更には 選考基準として経済
困窮度合を最重要視している事を説明し 他団体との違いをPRする
6.奨学生選考委員会
・例年通り 5月開催とする
7.不採用者へのフォローの実施
・不採用者に対する学校側の説明資料として結果速報を作成し フォローして
頂くようにする
・不採用者在籍校を訪問し 学校長並びに担当者との面談を通し 不採用に至
る状況を説明する
8.奨学金返還への意識付けを継続実施する
・返還約定書提出時 連帯保証人を2名付けなければいけない事を周知・徹底
する為 卒業1年前及び半年前の2回 今の内から連帯保証人を2名探して
おく様 文書で通知を出し 早期の意識付けを図る
・わかりやすい返還約定書の記入要項を作成
・返還約定書記入時 無理の無い返還計画を立てる様 学校を通し指導する
・返還者の癖を把握し 遅滞傾向にある者に対し こまめなチェックと早期の
督促を行い 滞納にならないよう管理を徹底する 又 遅滞常習者に対し
督促状況に応じた家庭訪問を行い 返還計画通りの返還を促す
2.簡易住宅光雲荘設置貸付事業
◎ 運営方針
当会住宅への入居問合せは 東日本大震災から丸4年が経過した現在でも 様
々な事情を抱えた切実な問合せが数多く寄せられています
反面 空室が殆んどない為 中々要望には応えられない状況が続いております
その中 中断していた住宅大改修工事をようやく再開することが出来た為 今
後も継続し 入居受入を促進していきたいと考えております
当会入居世帯は約7割が生活保護世帯です その生活保護費が国の政策により
一部(住宅扶助額と冬季加算)減額となります その為 今回 住宅扶助額は
影響がなかったものの 各世帯において冬季加算(燃料代)が減額となり収入
が減ります そのような状況から 当会住宅使用料は住宅扶助額を基本として
いる為 いずれは見直しが必要と思われます
入居者においては 単身生活者が多い中 高齢化の進行に伴い 孤独死が最も
懸念されます その為 対策を講じ未然に防止してまいります
当会住宅運営は全国的にも稀なケースといわれており 住まいを提供するだけ
ではなく 入居者同士が困った時には助け合う体制の確立を目指しております
今後も 入居者の生活改善 自立支援のため 一層邁進していく所存です
◎ 事業計画
1.各関係機関へのPR活動及び入居者の受入促進
各行政機関及び地域包括支援センター等の関係機関に対して 引き続き
当会住宅を紹介しPR活動を行う 生活困窮者で様々な問題を抱え 住
まいに困っている方々の受入を行う
2.入居者に対する支援体制
(1)孤独死の未然防止策
イ
全入居者の生活状況等把握
・職員による定期的巡回や住宅契約更新時に聴き取り調査を行う
・入居者と連携を図る 特に高齢単身者で近隣と交流の少ない入居
者の生活状況 健康状態を把握する
・宅配業者や関連工事業者等に声がけし
連絡して頂けるよう協力依頼する
ロ
異変を感じた際
当会へ
入居者に変化が生じた場合の対策
入居者に生活 健康面で変化が生じた場合 親族や介護支援事業所
保護課等の関連窓口に連絡・相談・対策を講じ 不測の事態を未然
に防止する
(2)入居者の生活状況の把握と相互間の親睦
イ
管 理 人 会(毎月1回)職員と管理人により 入居者の情報を共有
問題点等に関して話し合う
ロ
班
ハ
お 話 し 会(年 4 回)各班毎 生活上の問題点及び改善策を話し
合う 当会と班長が協力し 班員への呼び
かけを行い参加率の向上を図る
ニ
全家屋調査(年 1 回)家屋の使用状況 及び火気使用状況等を調
査し 問題ある場合 注意を促し指導する
長
会(年 2 回)班長が中心となり 班活動を円滑に進めら
れるよう情報交換及び助言する
(3)各行事の開催
イ
定期清掃(毎月1回)
入居者が主体となり各家屋周辺の清掃を行う 参加できない高
齢者宅周辺を参加者が協力して清掃する 住宅内は常に整理・
整頓・清潔を保つ様心掛ける
ロ
防災訓練(年1回)
消防署員による講話・防災映画鑑賞・実地訓練等により 入居
者の防災意識を高める 高齢者が参加可能な訓練を実施する
ハ
日帰りバス旅行(年1回)
温泉地にて入浴・食事・カラオケ・買物を楽しみ
フレッシュする
ニ
心身共にリ
クリスマス会開催(年1回)
住宅入居者12歳未満の子供対象に
リスマス会を開催する
対象者を一同に介したク
3.住宅の大改修工事継続
昨年12月より 住宅の大改修工事を再開し 2棟実施したことに伴い
今年度も継続する 平行して既存住宅入居者の改修済住宅への移動を行
う 尚 今年度の改修対象棟数は3棟とする
4.町内会との連携強化
普段から近隣町内会と交流を深める 当会入居者に問題が発生した場合
は協力を仰ぐ 又 町内会敬老祝賀会時に感謝金を進呈する
5.研究課題
・火災
地震等災害発生時の対応
3.特別養護老人ホーム 洛風苑 経営
◎ 運営方針
平成27年4月から 地域医療・介護総合確保推進法が施行され これにより
介護保険制度は在宅重視となり 施設の介護報酬は大幅に引き下げられます
また 平成27年8月からは 一定以上の所得のある利用者についても 負担
割合が引き上げられ これまでの一律負担から負担能力別に切り替えられるこ
とが決まっております 今回の制度改正により 施設を取り巻く環境は これ
まで以上に厳しさを増し 更に 介護・看護の人材不足も深刻化しております
が 当施設としては より質の高い個別サービスを安定的に提供する為 サー
ビスの質について 創意工夫をしているところであります
平成27年度 当洛風苑では 利用者が明日に そして その先に 楽しみを
持って頂けるよう 「楽しみのある生活」を目標に 順次 設備の更新を図り
つつ 職員教育に重点を置いて 質の向上を図ると共に グループ化を深化さ
せ 利用者やご家族に評価・選択をして頂ける 心温まる個別サービスが提供
できる施設を目指します
◎ 事業計画
1.利用者サービスの質の向上
(イ)生活面
・ 業務(流れ作業)中心にならないよう 利用者個々の話を良く聴いて
楽しみのニーズを的確に捉え 個別ケアに努める
・ 利用者のバックグラウンドアセスメントを継続し 利用者個人毎の援
助方法を具体化 対応する職員によるサービスのバラつきを無くす
・ 利用者の身だしなみへの配慮を徹底する
・ 利用者のプライドを尊重した対応・声掛け等を徹底する
(ロ)環境面
・ 居室・共用部分を含め
古くても清潔な環境づくりを徹底する
(ハ)健康面
・ 嘱託医・歯科医との連携を強化 感染予防及び口腔ケアに力を入れる
・ 生活リハビリの充実を図り 生活の質の向上を図る
(ニ)家族との連携
・ 家族には定期的(年4回)に手紙を出す
・ 利用者の希望や近況・日常生活の様子等を連絡すると共に
こまめな連絡・相談を行う
・ 利用者が施設で生きた証しとして 日々の暮らしの記録を
示することを継続する
普段から
家族に開
(ホ)地域との交流
・ 地域との連携を図るため 地域行事への積極的な参加や 苑の行事に
参加して頂くための工夫をし 地域に開かれた施設を目指す
2.職員の意識改革と資質向上
(イ)役職者
・ 自分の所属する部署・部下のみにこだわらず 全体を考える
・ 相手の立場や状況を理解する また 職員に理解させる
・ 難しい問題に直面しても人任せにせず 自ら取り組む気持ちを持つ
・ 施設の評価や選択をするのは 利用者や家族・第三者であるというこ
とを意識する また 職員に認識させる
(ロ)職員
・ 業務中心ではなく 利用者が楽しみにしていること等 話を良く聴く
・ 利用者個々のバックグラウンドを把握し 援助方法を具体化する為
グループ毎のミーティングを継続し サービスのバラつきを無くす
・ 先輩職員は 後輩に業務を押し付けるのではなく 自らが業務を行う
等し 後輩職員に個別ケアが行える時間的余裕を与える工夫をする
(ハ)研修
・ 苑内研修は「サービスを提供する人財がサービスの質そのものである」
ということを基本として より細やかな気配り・目配り・心配りを意
識し 利用者がどのようにして欲しいと望んでいるのか「利用者の気
持ちを想像する力」を身に付けると共に 自分達が行っているサービ
スを第三者の目で再確認し 非常識な言動が無いか全職員が振り返り
実践につながる研修を行う
・ 苑外研修については 年間計画を掲示し 専門知識や技術取得に意欲
のある者 また 必要と思われる者を積極的に参加させる
・ 試験制度については 職員個々の 基本的知識についての理解度や能
力等を 評価・把握し レベルアップを図ることを目的に継続する
3.設備関係
・ 設備の更新・修繕を図りつつ
◎
改修及び業務見直しの検討を進める
委員会の活動
・
・
・
・
・
・
記録広報委員会(苑報のあり方を再検討し 年4回の発行を目指す)
事故防止委員会(利用者の個別リスクの情報共有化と事故防止の指導)
身体拘束廃止委員会(身体拘束につながる言動が無いかの検討と指導)
接遇委員会(利用者満足度アンケートと虐待防止の検討及び指導)
感染症対策委員会(感染症の基本教育と発生及び蔓延防止対策の指導)
排泄委員会(排泄による不快感軽減と個別排泄ケアの検討及び指導)
4.特別養護老人ホーム サン・つばき
経営
◎ 運営方針
日本の高齢化は世界に類を見ない勢いで 医療・介護においては 団塊の世代
が75歳となる2025年を目前に 制度の維持と財源確保が大きな課題とな
っております 更に2025年には国の予測で32万人の介護士が不足すると
されております
今般の介護保険改正では特養の介護報酬の減額が示される一方 入所基準の改
訂(介護度3以上の入所基準)により介護職員の負担が更に増すことが予想さ
れます 年々介護職員の確保が困難な状況は深刻化しており日々の運営自体に
も支障が出てきている状況です
このような中 働き手の確保と育成が施設においては最大の課題であり この
現実に向き合いながら 業務の見直し・改善を行い 介護の質の維持 更には
向上を目指してまいります サン・つばきの施設方針である“自分らしく 自
分のリズムで 自分の生活を”に基づき 生活の場である施設の在り方を追求
し 安心して快適な暮らしが維持されるよう取り組んでまいります
◎ 事業計画
1.〝安心で快適な生活〟の提供
(1)個別援助の追求
一人ひとりが個性豊かに生活を楽しんで頂けるよう
喜びや希望を持ち日々過ごして頂けるよう支援する
思いに寄り添い
(2)その人らしい生活環境の提供
個々の利用者が生活上必要としているニーズを掴み 不安なく 自由
な生活をして頂けるよう その人に合わせた生活環境を提供する
(3)身体機能維持管理の徹底
嘱託医 歯科医の協力のもと感染症予防と口腔ケアの強化を推進する
また 様々なリスクを事前予測し 的確な対応に努める
(4)多様なボランティアの受け入れ
ボランティアの幅を拡大し その協力のもと 外部の方々との交流を
深めることで気持ちのリフレッシュと充実を感じて頂く
(5)地域連携の強化
町内との連携は地域社会への参加であり 自分も社会を支える一員で
あることを認識してもらい生きがいに繋げる
2.全職員の資質向上と意識改革
(1)全職員確認試験の充実
個々の職員に必要な技術や知識を備え付けることを目的とした
確認の為の試験を随時実施し 効率的な業務遂行を目指す
その
(2)職場内研修の工夫
研修プロジェクトチームが中心となり 実務に則した具体的な内容で
参加型研修を継続する また 利用者の立場で考える介護体験も継続
することで利用者の気持ちを肌で感じとり適切な支援に繋げる
(3)職場外研修の受講推進
多職種職員の受講機会を確保し 外部研修でしか学習できない専門性
のある内容を現場に持ち込み 支援力向上に努める
(4)記録の強化
記録はサービスの提供に必要不可欠な業務であることを再認識する
介護記録から見えてくる利用者の状態から課題を見つけ ケアの方向
性を検討する力を身につける
(5)委員会活動の継続
事故防止・身体拘束廃止・接遇・排泄・感染症対策・記録広報を継続
する 現状の問題点に焦点を当て 各委員会にて事例検討し 困難な
ケースも対応できるような体制づくりに繋げる
(6)報告 連絡 相談 確認 の徹底
組織は異なる職種から構成されていることを理解し お互いの立場や
考え方を受け入れ 協力することが重要であることを理解する
3.施設稼働率の向上と安定化
長期入居においては空床要因の入院や急変などは避けられないことから
日頃からの健康管理を重視するとともに 待機者の実態調査を多めにこ
なしておく そして可能な限り空床期間を短縮するよう努める
また 短期入居ではキャンセル発生時の最速での対応を行なうこと
キャンセル待ちの受付や速やかな対応を実施できるよう事業所との連携
を強化させ 空室が極力出ないように努める
5.老人デイサービスセンター サン・つばき
経営
◎ 運営方針
在宅ケアにおいて 地域包括ケアシステム構築推進のもと 地域支援事業の
全体像が表れ 新たな総合事業が開始されようとしています
住み慣れた地域での在宅生活を希望する人が増え続け 安心できる生活環境
の整備が急務とされております 活発でいきいきした生活を継続させるため
の一助としてデイサービスセンターの役割は重要度を増しております
サン・つばきにおいては 家にこもりきりの生活を防止し 多くの人と触れ
合い 憩いの場として活用して頂けるように日々取り組みを強化してまいり
ます また身体機能維持と 他者との交流を深める目的とした行事やクラブ
活動を実践し 溌剌とした日常を送って頂けるよう努めてまいります
また施設稼働率アップに向けてPR活動も積極的に行ってまいります
◎ 事業計画
1.デイサービスの実践と充実
ア.食事 … ゆっくりと味わえるランチタイムを提供する 新しい
メニューの開発 食器や盛り付け 食事場所の工夫に
努める
イ.入浴 … 個浴槽 一般浴槽 車椅子用機械浴槽の3種類の浴槽を
利用者の要望や状況に合わせて安心 安全を前提にゆっ
たりと入浴して頂く
ウ.機能訓練 … 個々の希望する内容を検討して無理なく実践する
エ.レクリエーション … クラブ活動を充実させ 得意とする趣味を
生かし やり甲斐を感じ 達成感を得られ
る内容を実施する
オ.連絡帳 … 家族と施設の間で正確な情報を共有し 信頼を深めら
れるよう利用者の様子を分かり易い表現で記録をし
活用していく
2.介護予防サービス
利用者個々の状況を理解し
生活能力の維持向上を目標に実践する
3.家族 ケアマネジャーとの連携
常に連絡を密にして利用者の状態把握を行い安心を提供する
4.新規契約者の獲得
介護支援事業所との連携を強化し利用者の要望に可能な限り対応する
5.短期入居との連携
特別養護老人ホーム短期入居と連携して多面的な利用に対応する
6.収益事業
◎
運営方針
当会賃貸住宅は 震災以降 依然として満室状態を維持しておりますが 震災
直後の様に 退去後 すぐ申込が入ることはなく 契約に至るまでの空室期間
が少しずつ長くなってきております
店舗・事務室においては 一時期震災関係の問合せが数多く寄せられましたが
最近は激減している上 内覧はあっても 中々申込までには至らない現状とな
っております
又 当会建物は大分年数を経過している為 様々な修繕が出ております 将来
的には建物の建替・新築を検討していかなければなりません
そのような状況下 当会にとって懸案事項となっている店舗・事務室の空室を
埋めるべく 周知活動を徹底して行ってまいります
その為 営業活動を強化し不動産業者に限らず幅広く推奨し 物件のPR及び
情報収集に努めます 又 住宅においても周辺環境や利便性を踏まえ 入居者
の要望に沿った物件紹介を行っていきたいと考えております
今後も 入居者が満足 生活しやすい環境を整えていくと共に 敷地全体の有
効活用 稼働率の向上を目指し全力を上げる所存です
◎
事業計画
1.空室入居促進対策の強化
(1)物件の紹介工夫
イ
不動産業者に対して
・店舗・事務室紹介の為 業者毎区別して訪問する
業種MAPを作成し募集に活用する
周辺地域及び
・住宅主体業者に対して 空室資料ファイルを刷新し 常に最新の
情報を早期連絡する 又 物件及び周辺環境をCDで紹介する
ロ
空室の紹介
・住宅空室に「周辺MAP」を貼り 物件のみならず 周辺環境や
利便性を推奨する 又 その「周辺MAP縮小版」を内覧者に配
布し 入居決定要因の一助とする
(2)内覧立会い及び反応確認
・職員による立会いを徹底して行い 入居者の要望把握に努める
又 不動産業者担当者とコミュニケーションを図り 市場全体の
情報を収集する
・内覧後 申込に至らない原因を追究把握し 対策を講じる
住宅内覧者に対しては アンケートをとり問題点を検討する
・初めて内覧あった不動産業者に対し
(3)事務室
取引先の拡大に努める
空室の一部改修
・トイレ和式から洋式タイプへ改修を行う
・入居者の要望に沿った一部改修工事を行う
(4)住宅
設備・備品のグレードアップ
・追焚機能付給湯器への更新(対象室
2DKタイプ以上)
・モニターホーン設置による防犯対策強化
・アパートへのウォッシュレット標準設置
2.入居者に対する支援体制
イ
入居時立会いの継続
入居時 新入居者に対して 設備・備品の使用法 周辺環境 生活
上の問題点の説明を行う 入居者が新生活に慣れ親しむことをサポ
ートすると共に 入居者とコミュニケーションを図る
ロ
相談・修繕依頼時の早期対応
入居者より相談・修繕依頼があった場合
対応・解決を目指す
迅速な対応により
3.建物の維持管理及び修繕
イ
事務室
シャッター取替
(第十ショーケービル)
ロ
受水槽
水中ポンプの更新
(第十ショーケービル)
ハ
消火設備の改善
(第六ショーケービル他)
二
受水槽高架水槽清掃
(第二ショーケービル他)
4.研究課題
・敷地全体の有効活用の検討
早期