Leaf - 秋田県総合教育センター

秋田県の主な相談電話一覧
「いじめ」の根絶を目指して
子どもや保護者の方の教育や子育てに関するさまざまな困りごとや心配ごとを誰か
に相談することによって、抱えている問題の改善や解決を図るとともに、心の悩みや
苦しみを緩和したり取り除いたりすることができるよう、いろいろな分野の電話相談
窓口を設置しています。
秋田県教育庁義務教育課
『いじめ』
『いじめ』
県教育委員会
いじめ
NO!!
○「24時間いじめ相談ダイヤル」(全国統一ダイヤル)
☆いじめ問題に悩む子どもや保護者等が、いつでも相談できる。
・0570-0-78310(なやみ言おう)
いじめ
○「いじめ緊急ホットライン」(「すこやか電話」)
☆いじめに悩む子供のために、24時間体制で相談に応じる。
・0120-377-914……北教育事務所
・0120-377-904……中央教育事務所
・0120-377-943……南教育事務所
※ ただし、土日、祝祭日、年末・年始、月曜日~金曜日の午後5時~午前8時30
分については、留守番電話により、中央児童相談所が開設している「24時間・3
65日」相談の電話番号(018-862-7311)を案内する。
○「すこやか電話」
☆不安や悩み等を抱えている児童生徒や直接学校に相談できない保護者等の相談に応じる。
・0120-377-804……総合教育センター
・0120-377-915……北教育事務所鹿角出張所
・0120-377-917……北教育事務所山本出張所
・0120-377-908……中央教育事務所由利出張所
・0120-377-945……南教育事務所仙北出張所
・0120-377-949……南教育事務所雄勝出張所
関 係 機 関
いじめの根絶をはじめとして、不登校や暴力行為等の問題行動への対応に当たっては、各学
校における教育相談体制の充実を図るとともに、スクールカウンセラーや、スクールソーシャ
ルワーカー等を活用して教育相談等を必要とする児童生徒等に対して適切な支援を行い、不登
校やいじめ、暴力行為等の問題行動の改善を図ることが必要です。
いじめは、どの子どもにも、どの学校においても起こり得るものである一方、複雑化
・潜
在化し、教師にいじめと認識されにくい事例も見受けられるため、いじめの根絶のためには、
早期発見、即時対応をすることが大切です。
子どもの心のサインに敏感に気付き、対応するために、本資料を活用してください。
「いじめ」の定義
①一定の人間関係のある者から
いじめられた子どもの立場に立って
②心理的、物理的な攻撃を受けたことにより
いじめられている者の認知による
③精神的な苦痛を感じているもの
「いじめ」への学校における対応
○「やまびこ電話」(24時間対応) …県警察本部少年課
※初期対応が重要
・018-824-1212
○「チャイルド・セーフティ・センター」(24時間対応) …県警察本部
・018-831-3421
○「子ども・家庭110番」…中央児童相談所
・0120-42-4152(フリーダイヤル)
・018-824-4152
○「秋田いのちの電話」 …いのちの電話事務局
・018-865-4343
本人の訴えから
周囲の情報から
アンケート等から
教職員による日常的なきめ細かな観察から
「いじめ」の認知
○児童相談所電話相談
・0186-52-3956…北児童相談所
・018-862-7311…中央児童相談所
・0182-32-0500…南児童相談所
○「みんなの人権110番」 …秋田地方法務局
・0570-003-110
○「子どもの人権110番」 …秋田地方法務局
・0120-007-110
○「こころの電話」 …県精神保健福祉センター
・018-892-3939
保護者等の訴えから
関連情報収集
実態把握
チームで対応検討
迅速で適切な対応
※はやしたてたり、傍観したりしている周囲の子どもへの指導
※解決したと即断せず、観察と指導・援助を継続
いじめられた子どもの側に立った対応
※危機管理の心構え「さ・し・す・せ・そ」をもって対応
さ・最悪を想定し し・慎重に す・素早く せ・誠実に そ・組織的対応で
「いじめ」への対応のポイント
早期発見チェックリスト例
ポ
情報収
ン
ト
○アンケートや調査、子どもからの聴き取りなどにより、正確な情報の収集と分析
集・実
態把握
イ
子どもを観るポイント
登校から朝の会
を行う。
○収集した情報を整理・分析しながら、職員間の情報の共有化を図る。
教科等の時間
○子どもの現状について、教職員の認識の共有化を図る。
対応の
○ 校長を中心に、具体的な対策の検討と教職員の役割分担や調整を図る。
検討
○ 必要に応じて、関係機関等への報告・連絡・相談等を行う。
○ 対応策に関する全職員の意思の統一を図り、組織的に対応する。
個々へ
休み時間
給食時間
○いじめられた子どもと保護者に対して、「守り抜く」という姿勢を示し、安心感
の対応
と信頼を獲得する。
○誠意をもって適切な情報を提供し、解決への見通しを伝える。
部活動など
○いじめた側の子どもに対して、教育的愛情と毅然とした姿勢で指導に当たる。
○いじめた側の保護者に対して、誠実に対応して理解と協力を求める。
周囲へ
学校生活全般
○学級活動、児童会・生徒会活動を通して、子どもたちのいじめ解決への実践力を
の対応
高める。
○「いじめは許されない」という毅然とした姿勢で子どもを指導する。
○PTAや地域に対して誠実に情報を提供し、協力を依頼する。
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遅刻、欠席、早退が多くなる。
朝の健康観察の返事に元気がない。
登校してから、身体の不調についての訴えが増える。
学習意欲の低下や忘れ物が増える。
発言に対し、冷やかしやからかいが多い。
グループ学習の時に、机を離されたり避けられたりする。
休み時間等、1人で過ごすことが多い。
遊ぶ仲間が変わるなど、交友関係に変化がある。
遊んでいるときも、特定の相手に必要以上に気を遣う。
給食のおかずの意図的な配り忘れや不平等な配膳をされる。
重い物や汚れた物を持たされることが多い。
嫌がる仕事をしょっちゅう任されている。
清掃時間に一人だけ離れて掃除をしている。
急に部活動をやめたいとか、変わりたいと言い出す。
準備や後片付けを一人でしていることが多い。
部活動を休みがちになる。
グループ分けなどでなかなか所属が決まらない。
保健室によく行くようになる。
言葉遣いが乱暴になる。
衣服の汚れや擦り傷等が見られる。
持ち物や掲示物に落書きされる。
持ち物がなくなったり壊されたりすることがある。
○関係機関等への窓口を一本化し、連絡・報告・調整を適切に行う。
広域カウンセラー、スクールソーシャルワーカーの活用について
日常における指導のポイント
○社会的なルールやマナーの指導を通した子どもの規
範意識の醸成
☆教育活動全体を通じて行うきめ
細かな道徳教育
☆広域カウンセラー
☆スクールソーシャルワーカー
1
広域カウンセラー配置事業について
スク ール カウ ンセ ラー が配 置され ていな
い 小・ 中学 校に おい て、 問題 を抱え ている
児 童生 徒・ 保護 者等 への 支援 活動を 行い、
問 題の 解決 を図 る。 また 、突 発的な 事案に
より緊急支援が必要な学校へ即時対応する。
1
スクールソーシャルワーカー活用事業について
小・中学校や保護者が抱える子どもに関わ
る問題に対し、各市町村教育委員会や関係諸
機関とのネットワークを構築し、問題解決に
向けた相談・支援を行う。
2
2
活動内容について
・ いじ めや 不登 校、 その 他の 問題行 動等で
悩み や問 題を 抱え てい る児 童生徒 ・保護
者へのカウンセリング
・カウン セリング や児童生 徒、保護者への
対応 に関 する 教職 員へ の指 導・助 言(コ
ンサルテーション)
・いじめ や不登校 、その他 の問題行動等へ
の対応に関する教職員の研修
・ 事故 や被 害、 災害 時に おけ る児童 生徒、
保護者等に対する心のケア等の緊急支援
活動内容について
・いじめや暴力行為など、問題行動等への対
応に関する学校及び児童生徒・保護者等の
相談・訪問の実施
・児童生徒や保護者の抱える問題の背景や状
況を判断した上での、学校と関係機関との
調整・連携等のネットワーク構築への支援
・不登校や問題行動等に対する学校内におけ
るチーム体制構築への支援
・不登校の課題の捉え方や不登校児童生徒を取
り巻く環境との関連性などについての教 職
員、保護者等への研修への支援
3
申込について
・各学校 の教頭先 生から、 各教育事務所も
しく は地 区担 当カ ウン セラ ーに直 接申し
込んでください。
(詳しい申込方法については各教育事務所
に確認してください。)
3
申込について
・各学校の教頭先生から、各教育事務所に申
し込んでください。
(詳しい申込方法については各教育事務所
に確認してください。)
○生徒指導の機能を生かした学級づくり、授業づくり
☆「いじめは絶対許されない」と
○児童会、生徒会等による未然防止のための主体的活
いう強い認識
○生命や人権の大切さについての指導
動の推進
○子どもと教職員の相談しやすい人間関係の構築
○子どもや保護者への「相談窓口」の周知
☆いじめられている子どもを必ず
守り通すという断固とした姿勢
○「いじめ」があり得るとの教職員の問題意識の高揚
指導に当たって気を付けたいこと
○いじめをささいな遊びの一つとしている
例:ものを隠す、ニックネーム、いたずら、等
○自尊心の強い子どもは自分がいじめられていること
を認めようとしない
○いじめられていた子どもが、その後、いじめる側に
まわる
○保護者が予想以上に過敏に反応する
☆事実を基にした、きめ細かで正確
な実態把握
☆継続的な観察、指導
☆子どもの側に立った誠意ある対応
☆学級担任が抱え込まず、
「いじめ対
策委員会」等による組織での対応
☆校内研修での事例検討