エッセイ18 車とのつきあい これまでに13台もの車のお世話になってきましたが。このページでは、これまでに乗っ てきた車をまとめてみました。尚、写真と私が実際に乗った車では色の違うものもありま す。写真のNO.３・４・５・11・12・13は私が撮影したものですが、それ以外の写真は、 あちこちから拝借しました。 昭和47年２月～（中古車） 初めて購入した車だ。昭和47年の２月に東京 都の新青梅街道沿いの車販売会社で見つけた。 月給が約４万円くらいの時、ボーナスを貯めて2 4万円で購入した。当時は、大泉泉学園駅そばの アパート住まいだったので、車庫証明を取るこ とができず、義兄の名義を借りていた。 47年の夏にこの車で秋田に帰省したが、高速 道路がまだ建設されておらず、渋滞や思わぬパ ンクも等重なり、20時間以上もかかった記憶が ある。 昭和48年７月～（中古車） この車も中古で購入した。当時の価格は約36 万円だったと記憶している。この車でよくあち こちに出掛けた。 長野でのテニスの合宿にもこの車に友人を乗 せて出掛けた。最も記憶に残っているのは、友 人のＭが運転の練習をするために貸したら、勤 務校の校庭で雲梯に衝突させてしまったことだ。 また、正月に秋田から友人を乗せて帰京した際、 チェーンが切れたのも構わずに運転し続けて、 トランクに穴をあけてしまったこともあった。 昭和50年12月～（新車） マツダのロータリーエンジンを搭載した車だ。 ロータリーエンジンだけあって、とても静かで パワーのある車だった。排気量は1200CC程度だ ったが、燃費はあまりよくなく2000CCクラスの 車と同じくらいだった。 秋田に帰省する時に東北自動車道で160Km以上 も出したことがあった。今思い出すとゾッとす るようなスピードだ。道路の中央線が矢のよう に目に飛び込んできて、運転していてちょっと 怖かったことを覚えている。 52年４月末には、この車で初めて佐渡島に渡 って現在の自宅を訪ねた。 昭和53年１月～（新車） 東京で最後に購入した車だ。前の車が雨ざら しだったためか、いつの間にか錆があがってき たので、買い換えることにした。いろいろと迷 った末に派手な赤を選んでしまった。 この年の３月末、この車で新天地の新潟市を 目指した。夜中に長岡市付近で前が見えないく らい雪が降ってきて、恐る恐る運転を続けた。 派手な色が新潟の地には合わないような気がし たのと、ナンバープレートを換える関係で、１ 年ちょっとしか乗らなかった。 昭和54年６月～（新車） 新潟に来て初めて購入した車だ。当時住んで いた市の住宅では、車庫証明を取ることが出来 ず、自動車販売会社から付近に住んでいる人の 空き地を紹介してもらって車庫証明を取った。 エアコン無しで購入したが、前年に長女が生ま れたこともあり夏にはエアコンを付けた。 秋田に帰省した際に、窓に手をかけているの に気づかずに甥がドアをバタンと閉めたために、 私の手が車体とドアに挟まったままロックされ てしまい、スコップでドアをこじ開けたことが あった。 昭和56年５月～（新車） 新潟で２回目の赴任先で購入した車だ。今度 の勤務先は田園地帯にあり、スカイラインで通 勤していると、安月給が高級車に乗っているよ うな感じを持たれそうな気がして車を換えるこ とにした。 この車で通勤中にガス欠になり、川沿いの民 家で電話を借りて勤務先に連絡をして、ガソリ ンを持って来てもらうという失態を演じたこと があった。当時の愛車は、アイボリーだった。 昭和59年５月～（新車） 佐渡で初めて購入した車だ。新しい勤務先は、 自宅から約46Kmと遠い上に結構坂道も多かった。 これまでの後輪駆動車だと、雪道が心配だとい うことで、前輪駆動車に換えることにした。 ３年間で約10万Km近く走った。この間に、塩 害でドアが錆びて穴が開き取り替えた。車体の 軽い車だったので、燃費はとてもよく、リッタ ー当たり16～17Km近く走った。 免許を取った家内が乗り継ぐことになった。 昭和61年10月～（中古車） 家内が運転免許を取ったために、前の車を家 内に譲ることにして中古車を探していたら、こ の車に出会った。 1600CCのターボエンジンで、計器類は左の写 真のように斬新なデジタル表示だった。 63年の初冬、前輪のみスノータイヤに換えて の通勤途中、緩い下り坂でちょっとブレーキに 足をかけたら車体が180度スピンしてしまい、肝 を冷やしたことがあった。 平成元年９月～（中古車） 前の車のリア部分に錆穴が開いてしまったの で、買い換えることにした。今度も中古車でい いと思って探していたらこの車に出会った。 (1800CCの車) 日産の車はこれで４台目だ。４ドアハードト ップというのが気に入った。窓を開けると何と なく開放感があった。平成６年の６月、突然エ ンジンルームから異音が発生してエンストを起 こしたので換えることにした。 平成６年８月～（中古車） いい車がないか探していたら 、この車を勧め られた。今度は、2000CCのフルタイム４ＷＤだ。 これまで乗った車の中では一番気に入った車だ った。「女房置き去り事件」は、この車に乗って いる時に起きた。マフラーを２回交換した。 約10万Kmを走行した頃から、ブレーキドラム から異音が発生するようになり、買い換えるこ とにした。 平成11年２月～（中古車） これまでに最も長い期間と長い距離を乗った 車だ。これも、中古車を探していて勧められた 車だ。車名はイスズだが、エンジンはHonda製の 車だ。購入時の走行距離は約35,000Kmだった。 ８年ちょっと通勤に使い、走行距離が170,000Km を超えた。平成19年12月末に、フロントガラス にひび割れが発生したのと、あちこちが錆びて きたので換えることにした。 この車の思い出は、平成12年９月に親戚の結 婚式を終えて松本から帰る途中、野尻湖付近で 猛烈な雨に遭い、前が全く見えない中を冷や汗 をかきながら高速道路を走り続けたことだ。 平成20年２月～（中古車） アスカに代わる手頃な価格の中古車を探して いたら偶然この車に出会った。排気量が2200CC と大きいのでどうしようか迷ったが、退職後は 用事がある時しか乗らないので購入することに した。 購入してビックリ。フロントやドアや計器類 がアスカと瓜二つなのだ。だから、乗っていて も前の車との違和感が殆どない。年式はやや古 いが、外観は綺麗だしサンルーフが付いている のと荷物の積み下ろしが楽なのが気に入ってい る。 ※購入後のアコードの記録 走行距離･････約67,493ｋｍ 購入時走行距離 48,100ｋｍ 消費燃料･････約6,608ℓ 平成27年３月～（中古車） 前のアコードは気に入った車だったが、走行 距離が14万ｋｍを超えたのと、燃費があまり良 くないので、燃費のいい車を探すことにした。 知人が『ハイブリッド車は燃費がいいよ』と 教えてくれたので、インサイトを探すことにし た。ネットや地元の販売会社から探して貰った が、なかなか手頃な車両が見つからなかった。 ３月の上旬に再度ネットで探していたら、新 潟市の販売会社のサイトで、この車を見つけた。 ちょうど新潟市の孫の所に行ったついでに、販 売会社を訪ね、実際に車を見てこの車を購入す ることにした。これでISUZUのアスカから３台続 けてホンダのエンジンを積んだ車に乗ることに なる。
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