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2015/12
What’s new in KeyShot 6 3D rendering software
新機能ガイド / リリースノート
The Simplicity of 3D Rendering and Animation
コンテンツ一覧
1 .はじめに
15 .ジオメトリエディタ
2 .インテリアライティング
16 .マルチレイヤー PSD
3 .マテリアルオンラベル
17 .アクティブなシーンセットを保存
4 .ファーストパーソンモード
18 .リアルタイム領域レンダリング
5 .シフトレンズ
19 .マテリアルアニメーション
6 .ロックシーンツリーアイテム
20 .カメラパスアニメーション
7 .マテリアルプリセットとお気に入り
21 .ピボットポイント指定機能の強化
8 .新しいマテリアルタイプ
22 .被写界深度アニメーション
9 .移動ツールの改善点
23 .ズームアニメーション
10 .オクルージョン処理
24 .パノラマカメラアニメーション
11 .フレキシブルインポートオプション
25 .インテリア KeyShot VR
12 .マテリアルグラフ
26 .画像品質の保持
13 .スクリプティングコンソール
27 .リスポンシブ Keyshot VR
14 .ジオメトリビュー
はじめに
Keyshot6 の新機能と改良・強化された特長は下記の4つのカテゴリーとなります。
改良された効率的なワークフロー
ライティングプリセット、リアルタイム領域レンダリング、シーンセットにコピー、アクティブなシーンセットを保
存、マルチレイヤーPSD 、シーンツリーアイテムのロック、移動ツールの改善 など
改善されたマテリアルの制御
マテリアルグラフ、ラベルのマテリアル、マテリアルアニメーション、オクルージョン処理 など
新しい性能
カテゴリービュー、ジオメトリエディタ、スクリプティングコンソール、ファーストパーソンビュー、シフトレンズ
など
強化された特長
フレキシブルなインポートオプション、無制限のレンダリング解像度、Proバージョンにアニメーション搭載、
カメラパスアニメーション、ピボットポイントオブジェクト、ズームアニメーション、DOFアニメーション、パノラ
マカメラアニメーション、インテリアKeyshotVR、イメージのクオリティーを保持、リスポンシブルKeyshotVR
など
製品のアップデートについて
Keyshot の新リリースにあたり、Keyshot HD と Keyshot Pro ユーザーの可能性を広げるべく、製品と価格が
変更されました。
Keyshot HD
どのバージョンの Keyshot にも実質的には無制限のリアルタイム / 出力のレンダリングが搭載されました。
もはや解像度に制限されることはありません。「プロジェクト」から「イメージ」タブを選択し、解像度プリセットや
横/縦の解像度値の入力が可能な箇所から設定できます。Keyshot HD ではこのことで追加料金が発生する
ことはありません。
Keyshot Pro
どの Keyshot Pro ライセンスにも Keyshot アニメーションが標準装備となりました。Keyshot Pro ユーザーは
全タイプのアニメーションを追加、編集、レンダリングできます。Keyshot Pro では以前のようにアニメーション
の別途アドインは必要なく、追加料金も発生しません。
※現在 Keyshot アニメーションのアドインをお持ちの方は Keyshot6 でもご使用いただけます。
Keyshot アニメーションご購入希望の方は Keyshot6 を購入、もしくはアップグレードする必要があります。
インテリアライティング
Keyshotに新しくインテリアライティングモードが搭載されました。このプリセットはプロジェクションウィンド
ウのライティングタブにあります。ライティングプリセットにはあらかじめ定義された6種類のライティング
モードがあります。
インテリア
直接光と間接光の影を落とした状態となり、室内の照明表現に最適です。間接光を含めた複雑な室内の照明
効果を再現し、ローカルライトによってできるノイズを防止します。太陽や空など小さく強い光をもった光源も
HDRI によって正確に表現します。
インテリア
パフォーマンスモード
照明ソースマテリアルを無効にし、影を低減バウンスすることで、最速のパフォーマンスが可能となります。
シーンのセットアップや操作に最適です。
プロダクト
直接光と間接光の影を落とした状態で使用し、環境とローカル照明を使ったシーンに適しています。
フルシュミレーション
間接光とコーティクスを含む全ての照明エフェクトのフルシュミレーションを行います。
ベーシック
シンプルな影がついた直接光を使用し、ベーシックなシーンで処理が速く行えます。環境を使用したシンプルな
レンダリングに便利です。
カスタム
設定を自由に定義し、その保存や読み込みが可能です。
マテリアルオンラベル
ラベルからマテリアルとテクスチャを適用することが可能になり、リアリズムや外観が強化されました。こ
のことでフレキシブルにラベルと実質的な特性をより正確に合わせることができるようになりました。
適用前
適用後
マテリアルをレイヤー状に重ねるのではなく、マテリアルに混ざった状態で適用されます。透過性のあるマテ
リアルにはラベルのみならず素材を通して透過した状態で作成できます。
ファーストパーソンモード
ファーストパーソンビューカメラ地面検出をサポートし、「目線の高さを固定」を有効にすると人の目の
高さを保ちます。回転、パン、移動などマウスで操作可能です。
地面検出を有効にするとリアルなウォークスルーが体験できます。カメラの上下の動きを階段、照明、
その他の変化をカメラが計算しオブジェクトとの距離を一定に保ちます。緑のチェックボックスを有効に
するとカメラリストに保存されます。
+
カメラ操作
左マウスボタン : 回転
中央マウスボタン : パン
右マウスボタン : 移動
Alt+右マウスボタン : 位置に移動
シフトレンズ
シフトレンズを搭載。レンズで発生する垂直方向のゆがみを修正します。インテリアや建築のビジュアル化
に有効です。
適用前
適用後
垂直方向のゆがみが補正されています。
ロックシーンツリーアイテム
カメラだけでなく、シーン内のモデル、パーツ、アニメーションをロックする機能が搭載されました。変更
を加えたくない箇所を変更できないようにします。
変更を加えたくない箇所をロック
移動ツールの改良
ウィジェットにより回転ピボットを使用し、ピボットにスナップ、下位オブジェクトにスナップなど簡単に行
えるようになりました。移動ツールで示される表示矢印により操作性がアップ。操作ミスを防ぎます。
地面にスナップ
回転前
回転後
マテリアルのプリセットとお気に入り
あらかじめ設定されたマテリアルプリセットとお気に入りはシーンのセットアップをより素早くします。
新しいガラスのウィンドウホルダーには窓ガラス用にガラスのタイプや外観がウィンドウマテリアルに設
定されています。
新しいお気に入りには Architectural 、Jewely 、Keyshot Favorites のカテゴリーが含まれ、マテリアル、
環境、カラー、テクスチャコレクションを提供します。
マテリアルプリセット
お気に入り
新しいマテリアルタイプ
新しいマテリアルタイプは以前よりマテリアルプロパティを制御、正確な結果を提供できるよう追加されま
した。マテリアルタブのマテリアルタイプをドロップダウンするとベーシック、アドバンス、光源、スペシャル
のマテリアルタイプに分けられています。(アドバンス)マテリアルタイプはより詳細にマテリアルを制御す
るセッティングが含まれています。
マテリアルタイプ
オクルージョン処理
オクルージョンは新しいテクスチャタイプで、マテリアルの近接度に基づきシェーディングが可能です。
マテリアル上で陰影を強調・補足、マテリアルグラフに沿ってオクルージョンとそうでない箇所を基準と
し、独自のテクスチャ効果を作成することができます。
実行前
サーフェス選択
実行後
フレキシブルなインポートオプション
ファイルタイプによって Keyshot ユーザーにはよりフレキシブルなインポートオプションを提供します。
インポートするモデルによって自動的にシーンユニットとマッチさせ、サイズを消去するオプションと、新
たにマテリアルのグループ化と Separate Materials by Parts の選択を含んだ特長もマテリアルとストラク
チャオプションでインポートできるようになりました。
マテリアルグラフ(Pro)
マテリアルグラフを使用し、容易にマテリアルの編集が可能になりました。
別ウィンドウでマテリアル、テクスチャ、ラベルがグラフビュー内のノードとして表示されます。
これにより複雑に適用されたマテリアルでも簡単に認識できます。
マテリアルグラフ
スクリプティングコンソール(Pro)
KeyShot の持つ多くの機能はスクリプトを使用することで自動化しバッチ処理などが可能です。
簡単に使えるバッチレンダリング、エンコードビデオなど、定義済みのスクリプトはスクリプティングウィ
ンドウのスクリプタブにあります。
ここにはカメラコントロール、ライティングプリセット、マテリアルとマテリアルテンプレート、環境、背景、
バックプレート、レンダリング(イメージ、アニメーション、VR)、開く/保存/インポートファイルが含まれ
ます。
スクリプティングコンソール
定義済みのエンコード
スクリプト
ジオメトリビュー(Pro)
レスポンスの良いジオメトリビューウィンドウでシーンを以前より速く、効率的に設定をすることができます。
ジオメトリービューのメリット
1. アニメーションの等倍速再生が可能
2. サブカメラにより、シーン内でライトの配置が容易
3. シーンの変更と構成の設定をすばやく実行
4. カメラパスアニメーションのコントロール
ジオメトリビュー
ジオメトリエディタ (Pro)
ジオメトリエディタを搭載、ジオメトリビュー内でサーフェスの分割、頂点法線の計算、個々のサーフェス
を分割、開いている境界線を直接閉じることができるようになりました。
選択
ジオメトリ選択
サーフェスの分割
マルチレイヤーPSD (Pro)
レンダリングされたイメージとアニメーションフレームを PSD と PSD32bit フォーマットで出力する際に
は、Photoshop ファイルにレンダーパスとレンダーレイヤーは個々のレイヤーとして出力することが可
能となりました。
これらは Photoshop や Adobe After Effects などを使用した編集作業に活用できます。
アクティブなシーンセットを保存(Pro)
アクティブなシーンセットを保存すると、Keyshot Pro で作成したシーンに直接アクセスできない Keyshot HD
ユーザー間で簡単にシェアできます。
シーンセットにコピー
モデルやパーツを他のシーンセットからコピーするオプションが加わりました。
リアルタイム領域レンダリング (Pro)
リアルタイムで領域を選択し、レンダリングすることが可能になりました。
リアルタイムビューでバウンディングボックス内のみがレンダリングされます。また、選択部分のみリソース
を使用することで、作業効率が上がります。リアルタイムビュー内でマテリアルを選択すると、モデル全体
が表示された状態よりも処理速度が上がります。
レンダリング前
レンダリング中
レンダリング後
マテリアルアニメーション (Pro)
カラーフェードとナンバーフェードのアニメーションで、マテリアルのカラーや設定を素早く調節できる様
になりました。マテリアル透明度や照明のフェードをマテリアルグラフを通して、編集段階の混ぜ合わ
せたフレームの削除が可能です。
カラーフェード:マテリアルやテクスチャーマップ間の2色を動画にします。設定した時間で色の範囲や
マテリアルの不透明度を変化させます。
ナンバーフェード:設定した時間マテリアルやテクスチャープロパティの最小値と最大値を入力し動画
にします。
適用前
水しぶきが動きます
適用後
カメラパスアニメーション(Pro)
カメラパスアニメーションが強化され、動的なカメラ・モーションが可能となりました。数回クリックするだ
けで、カメラのコントロール、パス駆動アニメーションの追加が行えます。
シーンのカメラからパスを選択
ピボットポイントオブアクシス(Pro)
回転アニメーション機能は、オブジェクトのローカル座標ピボットポイントを使用してより柔軟に、よりダ
イナミックに回転操作を行えるようになりました。
被写界深度アニメーション (Pro)
新しい被写界深度アニメーションはカメラのフォーカス距離とF値をダイナミックに変更し、ぼかしの表
現が可能になりました。
カメラの上で右クリック
ズームアニメーション (Pro)
アニメーションの開始と終了の距離を設定でき、カメラ視野をダイナミックに変化させ動画にズームの
機能を搭載しました。
パノラマカメラアニメーション(Pro)
カメラ自体を回転軸として「周囲を見渡す」パノラマカメラアニメーションが可能となりました。
インテリアKeyshot VR (VR)
インテリア Keyshot VR はカメラが軸となり回転する「周囲を見わたす」 Keyshot VR です。平行環境回
転オプションが加わり、周囲を360度見渡すことのできる KeyshotVR は、まるでそこにいるかのように
空間を可視化します。
KeyshotVR 後ブラウザーが開き、
Webサイトで使用する際の説明が表示されます。
カメラを中心にぐるりと見渡す
画像品質の保持 (VR)
ズームインが有効になっている場合、ズームに応じてレンダリングフレームを拡大することにより、画
像品質が保護されます。表示領域の解像度設定とは別でフレーム毎に設定されます。
リスポンシブKeyshot VR (VR)
KeyshotVR はデフォルトに対し自動的にブラウザーの幅にリサイズする埋め込み機能となりました。
ご注意
・本書の一部または全部を無断で複写、複製、転載することは禁止されています。
・本書の内容に基づいて運用した結果および影響について、株式会社スリー・ディー・エスは責任を負いかねますのでご了承ください。
・本書の記述が実際のソフトウェアと異なる場合は、ソフトウェアの方が優先されます。
CREDIT
・Microsoft, MS, Windowsは米国Microsoft Corporationの米国および他の国における登録商標または商標です。
・ Keyshotは Luxion社の登録商標です。
・その他、本文中の会社名、システム・製品名は、一般に各社の登録商標または商標です。
・本文中には、TM、®マークは明記しておりません。
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