視野は広く 志は高く!! No.7

裾野は
裾野は広く 志は高く
平成26年度 宮崎県立宮崎大宮高等学校 文科情報科通信 No.7 2015.1.26 発行
English Camp(1 年生)が行われました!
12 月 18 日~19 日、
生目の杜遊古館でイングリッシュキャンプが行われました。
「What would you like our future to be like?」
という全体テーマで、主に①ALT の先生方へのインタビュー ②プレゼンテーション ③英語寸劇 ④エコクッキング(夕食の
カレーづくり) ⑤ディベート が実施されました。全ての活動は、各チームの獲得するポイント数に従ってコンテスト制でな
されました。結果は次の通りです。
★スキット(英語寸劇)
★エコクッキング
★ベストディベーター(2名)
1 位:J8 2 位:I2 3 位:I3
1 位:I3 2 位:I4・J5・J6
★国別プレゼンテーション
★ディベート
1 位:I2 2 位:J7 3 位:J8
1 位:J8 2 位:J9 3位:J5
外山英志郎(J級) 荒井咲希(I級)★ベストイングリッシュエフォート1 位:長嶋留生(I級)2 位:海江田蒼(J級)
Thank you everyone for a wonderful English Camp! I was so happy that everyone enjoyed
speaking English and also that everyone worked together so well to make each activity
a success. The ALTs also enjoyed the camp so much! I hope this camp gave you confidence
to practice using English as much as possible!
とても楽しい English Camp でしたね!皆さんが楽しく英語を使う様子や、協力し合ってすべての
活動を成功させる姿を見ることができたこともとても嬉しかったです。ALTの先生方もみんな
楽しんでいましたよ!今回の Camp が皆さんに少しでも多く、英語を使うことへの自信を与えてく
れますように!
サマンサ・ウォルターズ
机上の学習で必要なのは暗記力などの
個人の能力。でも日常会話にはもっと違う
ことも必要だと思います。私は班のメンバ
ーと話すとき、能力不足でうまく伝わらな
いことが多々ありました。しかし何回も英
語で説明するうちに何となく相手にも言
いたいことが伝わりました。だから大切な
のは相手に伝えようとする気持ちだと思
います。
コミッティーとして役割を果たせたか
わからないけれど、周りの友達や先生方の
おかげでイングリッシュキャンプを楽し
むことができました。ありがとうございま
した。
I 級 荒井 咲希
わたしは、このイングリッシュキャ
ンプで2日間オールイングリッシュ
という本当に貴重な体験を通して、多
くのことを学ぶことができました。10
名の ALT の先生方と会話をしたり、班
で活動をしたりする中で、自分の伝え
たいことがうまく伝わらないことも
多くて戸惑う場面もあったけれど、表
現の仕方を工夫したりすることで伝
わることもありました。これからは、
もっと英語の勉強をして自分の伝え
たいことが一回でうまく伝えられる
ようにしていきたいと思いました。
I 級 豊島 奈央
今回のイングリッシュキャンプを通し
て、私は特に「積極性」を学べたと思い
ます。キャンプ初日の朝、自分もみんな
も英語しか話せない状況に慣れず、友達
との会話もぎこちない様子でした。しか
し、各活動の話し合いやALTとの交流
で積極的に英語を使っていく中で、英語
を話すことの違和感がなくなり、最終活
動の英語ディベートでは質の高いディベ
ートを作ることができました。
学校の勉強では、知識をつめるインプ
ットも大切ですが、その知識を積極的に
アウトプットすることも大切です。この
キャンプで学んだことを忘れず、今後そ
れを更に磨いていきたいと思います。
J級 桒原 幹治
文科情報科生徒研究発表会が開催されました
12月6日(土)の「生徒探究発表会」の運営や生徒発表、本当にお疲
れさまでした。今回は1・2年の探究活動の様子や学習成果を内外にアピー
ルし、自己評価や専門家からの外部評価を行うことで自己の成長に気付き、
今後の学びやよりよい学校生活に向けてのヒントを得る機会になったこと
と思います。
さて、4名の大学の先生からの閉会行事における分野別講評や、校長室で
の談話の中でも概ね高い評価を得ることができました。以下にその講評・談
話語録を紹介します。
当日の日程
【人文分野 塚本泰三先生】
良い点 ① 整理できている、分かり易い、整理のポイントは「分けること」
② 「例えば・・・」など具体的な検証を行っている。
改善点 ① 好きなことや興味ある事はマニアックに陥りやすい。
その他
その他 「~にもかかわらず、なぜ~だろう」など特にオリジナルの問いはチャンス。本日
のプレゼンにおいても「この気持ち、どうしたら良いの」というのがあったが、
「~
にもかかわらず」と同じ表現である。決められたサイズの貯金箱に貯金していくの
ではなく、貯金箱そのものの大きさを大きくしてから、貯金していくような学問や
研究のスタイルが大切である。
【社会分野 根岸裕孝先生】
昨年より全体的に準備ができている。フィールドワークでの研究をもっと取り入れるとよい。
「なぜ○○をとりあげたか」
、
「なぜ△△にこだわったか」を大事にしてほしい。どこを視点に
評価するかによって(評価の観点)その結果は異なるが大切にしてもらいたいことは、一説の
みをものにするのではなく、幅広く本当によく調べたか、そこから問いが発見できたか(研究
のスタート)である。
【自然科学分野 有井秀和先生】
自分たちが不思議に思っていること、自分がなぜこの実験をしているのか等発表の内容の
理解は当然である。実験は2度3度とやってデータを検証することが重要である。今回の発
表はできていたと思う。
「起承転結」のあるプレゼンが重要である。ゼロスタートの研究はも
ったいなく、いいものを後輩は受け継ぎ研究するとよい。
【英語分野 新名桂子先生】
少しずつ充実している。1年生のプレゼンテーションス
キルは高いと感じた。
良い点 ① テーマが興味深い。テーマはプレゼンの顔に当たるものである。
② 情報量が非常に多かった。私自身が初めて知ったこともあった。
改善点 ① 情報にもよいものと悪いものがある。情報を集めるだけではダメで情報の研究
が必要である。常識を超えた、オリジナルの発見をする。つまり、今ある常識を
より良いものにしていくこと。
② 英語においては、まずは日本語の論理力をしっかり育てなくてはならない。英
語の発表はとにかく大きな声で行うこと。なぜなら、良いことを言っても、伝わ
らなければもったいない。