JR 東日本カップ 2015 第 89 回関東大学サッカーリーグ戦第 18 節勝利に喜ぶ選手たち（撮影：荒川和輝） 10 月 17 日 13：50 鴻巣市立陸上競技場 (0-0) (2-1) 駒大 2 ４４ 1 法大得点者（ｱｼｽﾄ） [駒]47 分中村駿(PK) [駒]73 分吉岡雅和(金大生) [法]77 分田代雅也 KOMAZAWA GK①積田景介(4) DF㉖熱川徳政(2) DF㉜伊勢渉(1) DF③宮坂瑠(3) DF⑬竹澤昂樹(2) MF⑮種岡岐将(3) MF⑥立石忠之(4) (83 分⑤柳川剛輝(4)) MF⑦平野篤志(4) (58 分⑰金大生(3)) MF⑧吉岡雅和(3) MF⑩中村駿(4) FW⑨菊池将太(4) (87 分㊳小口大司(2)) S U B GK㉑森建太(3) DF④嶋谷昇大(4) MF⑱児玉卓也(3) FW㉘伊藤大祐(1) MANAGER HOSEI GK⑫林翔太(3) DF㉗黒崎隼人(1) DF④柳沢拓希(3) DF㉒田代雅也(4) DF⑨永戸勝也(3) MF㉙長倉颯(1) MF㉓黒柳駿(3) MF⑧青島拓馬(4) (60 分白石智之(4)) MF㉛青柳燎汰(1) (50 分⑲高徳勇輝(3)) MF⑮上田慧亮(2) FW⑱日影健太(4) (75 分㉕ディサロ燦シルヴァーノ(1)) S U B GK㊵池田隼(3) DF㉓松島奨真(1) MF⑲野田聖矢(2) FW㉖貫場貴之(1) MANAGER 秋田浩一長山一也 [シュート]4:7 [GK]10:6 ［CK］4:3 [直接 FK]22:23 [間接 FK]1:2 [主審]山根雄大 [観衆]253 人警告(C)／退場(S) [駒]43 分 [主審]藤原伊勢渉 [間接 FK]2:3 暢央 [観衆]480 人 [駒]86 分種岡岐将 ※データの左側が駒大チーム全員で掴んだ大きな１勝！！４連敗と勝利から遠ざかっている駒大は 10 月 17 日、鴻巣市立陸上競技場で法大と対戦した。前半から積極的に前線にボールを集め相手陣内に攻め込むも、ゴール前で精彩を欠き、なかなかフィニッシュまで持ち込むことができない。すると、逆に相手に決定的な場面を与えてしまう。20 分、前がかりになったディフェンス陣の裏をとられ、ペナルティエリア内で相手 FW とキーパーとの一対一に。フリーの状態でシュートを打たれるが、「裏抜けてくるのがわかったので前につめて自分の体に当たればいいと思っていた」と GK 積田がファインセーブ。チームのピンチを救う。その後はお互い均衡した戦いが続き、前半終了。スコアレスで試合を折り返す。後半開始早々に試合は動く。キックオフ直後の最初のプレーだった。熱川が前線にロングボールを入れ、それを中村がダイレクトで出す。相手ディフェンスの裏へ抜け出していた菊池がペナルティエリア内でそのパスを受けると同時に倒され PK を獲得。これを中村が決めて先制に成功する。「チームとしてやり方を徹底した結果、得られたもの」と中村が話したとおり、チームでもぎ取った１点だった。これで勢いに乗った駒大はさらに相手に畳み掛ける。73 分、左サイド竹澤のクロスをボックス内にいた金が折り返し、フリーの吉岡が左足で冷静に流し込み、追加点。「金大生が良いボールを落としてくれたので流し込むだけだった」と吉岡。味方との良い連携から生まれたゴールだった。その後失点を許したものの、最後まで逃げ切り勝利した。試合後、秋田浩一監督は「選手たちも徹底して自分たちのサッカーをすれば、勝てるということが分かったのではないかと思う」とコメント。選手たちにとってこの試合は自信を取り戻すきっかけとなったのは間違いないだろう。だが、「今日のようにチーム全員がやるべきことを分かって、それをやり続けることが大切」（中村駿）。残すところリーグ戦もあと４試合。今後の赤きイレブンの戦いに注目だ。 (織原祥平)