平成２６年度まちづくり町民集会　発言要旨〔１０月２５日（土）開催・町民センター大会議室〕（２）若い世代の地域活動への参加促進について発言要旨町回答市街化調整区域内と外、高齢者世帯の多い農村部と都市型の部分が混合した自治会では、高齢者と若い世代との交流はなかなかたいへんですが、いろいろな行事を催して、そこに若い世代に入ってもらえるように実施しています。どの世代も参加して自治会を盛り上げていくのがよいと考え、行事の推進が触れ合いにつながるのではと考えています。課題はやはり、若い世代に勤務との兼ね合いをつけながらどのようにして参加してもらうかということになります。若い世代でないとできないような仕事が自治会内にないと、なかなか参加しづらいのではないか。今のような自治会活動だと、時間的に余裕のあるシニア世代に任せればいい、となるのではないか。将来自治会の役員になってくれるような人を育てるという意味も含めて、若い男も女も入るような青年団的な活動をする団体があればよいと思います。そのような活動はたいへんだが楽しい場もあるというようなきっかけを作って、若い世代を自治会活動に取りこんでいけたらと考えます。地域のソフトボール同好会は、自治会からも助成していますが、20代から70代の人が一緒になって週１回活動しています。この同好会が、自治会夏祭りでは１つのブースを担当して、若い人も楽しみながらやっています。こういう活動から、自治会とソフトボールを通じた中で若年層と一緒になって触れ合えるといいと考えています。（町長）中家村地区では、ＰＴＡ役員などをやった若い世代が「リンク中家村」というグループを作って、地域のことや小学校の行事に関わっていただいています。同じような団体を作ろうという動きが上延沢でもあります。また、宮台地区でも新しい住宅地で若い人たちが地区の中でいろいろな協力をしていて、夏祭りでも若い世代が地域の中に入ってくることによって非常に盛り上がっていると感じます。各自治会で、リーダーになるような若い世代の人をどうやって見つけ出すか、またその人たちにどう支援していくか。若い人たちの企画を支援していくと、やる気が出て、上島地区の例ではないのですが、若い人たちに任せるといろんな面白い企画が出ることもあります。そういった担い手をどう発掘するか。開成町では、次のリーダーになってもらえる人に参加してもらう「地域リーダー育成研修会」を実施しています。ただし、地域にいる若い人を見つけるのは行政ではなかなか難しいところがあります。行政は、「リンク中家村」のようなグループの紹介や、やり方の支援などはできますので、情報交換は非常に大事になってくると思います。私も各地区のいいところをどんどん他の地区に紹介しながら進めていきたいと思います。また、地域リーダー育成研修会のなかでも情報提供ができるようにしていきたい。 1