中越地域でもこうした知見や教訓の整理を本格的に進めるべき時期を迎えて いるのではないだろうか。それは東日本大震災の支援に直結すると同時に、次 に発生するだろう災害において、被害を抑え復興を円滑にする力となる。 東日本を越えてまだ見ぬ被災地を支援すること、これもまた被災の先輩とし て中越地域が取り組むべき役割と言えるだろう。 瓦礫処理が続く東日本大震災の被災地 (宮城県、2011 年9月撮影) 20
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