木古内町観光交流センターの管理に関する業務仕様書(PDFファイル)

木古内町観光交流センターの管理に関する業務仕様書
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趣旨
木古内町観光交流センター(以下「センター」という。)の指定管理者が行う業務の
範囲及び内容については、木古内町観光交流センターの管理に関する基本協定書(以下
「協定書」という。)に定めるもののほか、この仕様書による。
指定管理者が管理を行う区域等
(1)管理区域
別表1に定める区域(敷地総面積1,891㎡)
(2)管理施設
ア 名
称
木古内町観光交流センター(愛称「みそぎの郷
イ 場
所
木古内町字本町338番地14
ウ 延床面積
941㎡
(3)管理物品
別表2に定める物品
きこない」)
3 施設の管理に関する基本的事項
(1)管理に関する基本理念
指定管理者制度は、指定管理者が施設の管理権限と責任を有し、施設の管理を代行
する制度となっているため、指定管理者は自らの責任と判断によって、施設の適正な
管理を確保しつつ、サービスの向上を図っていく必要がある。
町は、施設の設置者として、必要に応じ指定管理者に対して管理運営に関する指示
等を行うものとする。
(2)管理に当たっての留意事項
指定管理者は、業務の実施にあたり、次に掲げる事項に留意しなければならない。
ア 関係法令等を遵守すること。
イ センターの設置目的に基づいた運営を行うこと。
ウ 効率的かつ効果的な運営により、経費削減と利便性の拡大に努めること。
エ 地域住民や利用者の意見・要望等を反映するよう努めること。
オ 特定の個人や団体及びグループに対して、有利あるいは不利になるような取扱い
をしないこと。
カ 施設利用者の安全に配慮し、事故の予防・防止に努めること。
キ 個人情報の保護を徹底すること。
ク 町と密接に連携を図りながら管理運営を行うとともに、町の施策に対して積極的
に協力するよう努めること。
ケ 地域住民の雇用に努めること。
4 業務内容
(1) 観光情報等及び二次交通サービスの提供に関する業務
ア 概要
・ 渡島西部、檜山南部地域(以下「9町」という。)における観光の魅力向上とリ
ピーター確保につなげるため、地域の状況に精通した質の高い職員による、肉声感
のある観光案内を行うとともに、来訪者に対し、利便性の高い二次交通サービスを
提供することを目的として、レンタカーの貸出を行う。
イ 業務内容
・ 次のとおりとする。
① 来館者に対する観光案内
② 9町観光の情報収集及び関係者とのネットワークづくり
③ インターネット等を活用した9町観光の情報発信
④ レンタカーの貸出、管理(清掃や簡易な点検など)
⑤ その他
ウ 業務実施体制
・ 指定管理者は、本項の業務を実施するため、2名の常勤正職員を配置するととも
に、職員の雇用や、労働条件の設定、変更(軽微なものを除く。)に当たっては、
予め町との協議を行う。
・ レンタカーの貸出、管理については、別に町が指定するレンタカー事業者による
テナント方式により実施する。ただし、指定管理者は同業務に関する支援を行うも
のとし、テナント料は月額40,000円(消費税及び地方消費税を含む。)、支援
業務実施に係る委託料は、月額195,000円(消費税及び地方消費税を含む。)
とする。
(2)
ア
特産品等の販売に関する販売業務
概要
・ 9町の特産品や農林水産品の販路拡大及び新幹線利用者等の利便性確保を図るた
め、物産の販売を行う。
イ 業務内容
・ 次のとおりとする。
① 特産品、生鮮農産品等の販売
② 利用者の利便性や収益向上に資する生活雑貨の販売
③ 弁当の販売
④ 軽飲食の販売
⑤ その他
・ 取扱商品及び仕入、販売方法については、基本的に管理者が地域振興と経済合理
性の中で判断することとするが、原則として、売場面積の半分程度を9町で生産さ
れた特産品及び生鮮農産品の販売スペースに充てるとともに、可能な限り、取扱品
目の拡大に努めることとする。
ウ テストマーケティング
・ 町は、町内で生産された特産品の試作品(一般的な流通段階以前のもの)につい
て、合理的な品目と期間の範囲内において、管理者にテスト販売を行うことを指示
するとともに、売上状況や商品力向上のための改善事項等について報告を求めるこ
とができる。
エ その他
・ 管理者は、次項において定める飲食事業者と十分な連携をとり、物販と飲食が一
体となった戦略的な施設運営に努めることとする。
・ 管理者は、町と協議の上、飲料の自動販売機を設置することができる。
(3)
ア
飲食の提供に関する業務
概要
・ 地域食材の再発見と高付加価値化を図るとともに、意欲ある生産者等と連携した
地域全体の「食のチカラ」を向上させるため、飲食の販売を行う。
イ 業務内容
・ 飲食の販売
ウ 業務実施体制
・ 別に町が指定する飲食事業者によるテナント方式により実施する。なお、テナン
ト料については、月額108,000円(消費税及び地方消費税を含む。)とする。
(4)
ア
施設の維持管理に関する業務
概要
・ 施設の設置目的を最大限活かすよう、管理区域内の維持管理を行う。
イ 業務内容
・ 次のとおりとする。
① 利用者が快適に施設を利用するための清掃、衛生管理
② 管理施設及び管理物品の保守点検
③ 管理施設及び管理物品の保安警備(24時間対応可能な専門の事業者への委
託による)
④ 地震、火災、急病発生といった緊急時への対応
⑤ その他
(5)
ア
施設の利用調整に関する業務
概要
・ センター内の各種施設の一般利用に係る管理及び料金収受を行う。
イ 業務内容
・ 次のとおりとする。
① 交流広場の利用に関する管理及び料金収受
② 多目的ルームの利用に関する管理及び料金収受
③ ミニイベント広場の利用に関する管理及び料金収受
④ その他
ウ その他
・ 多目的ルームについては、設置の主たる目的が団体客に対する昼食の提供である
ことに鑑み、当該目的のために優先的に使用すること。
(6)
その他施設の設置の目的を達成するために必要な業務
・ 上述に掲げるもののほか、指定管理者の創意工夫により、センターの利用促進及
び利用者の利便性拡大に資する業務を行う。
5.人員体制
・ 施設全体の責任者として、常勤の正職員1名を配置すること。なお、職員の雇用や、
労働条件の設定、変更(軽微なものを除く。)に当たっては、予め町と協議すること。
・ 観光情報等及び二次交通サービスの提供に関する業務については、4(1)ウに定
める人員を配置すること。
・ その他については、業務に支障のないよう、十分な人員を配置すること。