GC23101 信号とシステム|筑波大学情報学群 情報メディア創成学類

GC23101
信号とシステム
Signals and Systems
標準履修年次: 2年
専門基礎・選択 ・2 単位
秋学期AB 水曜日 3・4時限 7A106
担当教員: 田中 和世
概要
ディジタル信号とシステムの概念について学び、信号処理の基本技術を習得する。
連続時間信号システム、ディジタル信号システム、信号処理技術について、基本概念、
重要要素技術に関する理論と応用を学ぶ。
学習・教育目標
アナログ/ディジタル変換、ディジタル信号システムの概念を理解する。
ディジタル信号処理に関する基本要素技術の理論を理解し、具体的問題に応用できる。
授業計画
週
講義内容
第 1〜3 週
1.連続時間信号とディジタル信号
2.連続時間システム
線形時不変システム、ラプラス変換と伝達関数、システムの周波数特性
3.連続時間信号のフーリエ変換
フーリエ級数、複素フーリエ級数、フーリエ変換
第 4〜6 週
4.連続時間信号のディジタル化
量子化、標本化、折り返し歪
5.離散フーリエ変換と周波数分析
フーリエ変換(DFT、DCT)、分析窓
第 7〜8 週
6.z変換と離散時間システム
z変換の基礎、ディジタルシステムの伝達関数
7.離散時間信号のARモデルと線形予測分析
信号時系列のモデル化と解法、周波数特性分析
第9週
8.ディジタルフィルタの基礎
ディジタルフィルタとは、FIRフィルタ、IIRフィルタ
第 10 週
まとめと演習問題
教材・参考書等
講義資料を配布する(受講生が各自、manabaからダウンロード。但し、初回は教員が用意し配布)。
参考書:「信号とシステム」(斉藤洋一著、コロナ社)他、授業の中で内容に応じて紹介する。
成績評価
期末筆記試験を主とし、レポート、講義出席など考慮し総合的に評価する。
授業外の学習内容・方法
授業の中で演習的課題を与えるので、その解答を期限までに作成して来る。
予備知識・前提条件
特になし
講義のホームページ
筑波大学manabaの該当箇所(詳細は初回授業で説明)