USPTOの特許情報ツール、リソー スとワークシェアリングの取り組み

USPTOの特許情報ツール、リソー
スとワークシェアリングの取り組み
特許・情報フェア& コンファレンス
2015年11月5日
Don Levin
Director, International Patent Business Solutions
Office of International Patent Cooperation
米国特許商標庁(USPTO)の特許情報
ツールと製品
公開されるリソース
– PatFT
– AppFT
– Public PAIR
– Global Patent Search Network (GPSN)
– 電子データ製品
– グローバル・ドシエ
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はじめに
• 紙およびハード媒体書類の
交換
–
–
–
–
国際調査報告
優先権書類
配列リスト
公開データ
• 庁、出願人そして公衆に掛
かる負担
• ワークシェアリングと両立し
ない
3
グローバル・ドシエ
• 五大特許庁(IP5)とIP5ユーザーとの共同プロジェクト
• IP5に加え、他国特許庁に拡がる可能性
• 様々なサービスを提供するオンラインウェブポータルサイト/
ユーザーインターフェース
 受動的サービス – 参加庁のすべての出願と特許に関する
入手可能な情報にアクセス
 能動的サービス – 一つのポータルサイトから書類提出
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指針
受動的サービス
 すべての参加庁の特許出願のファミリー特許の全経過
情報にアクセス可能
 データは、適時、確実、包括的、理解可能、標準化され、
そして高品質である
能動的サービス
 すべての参加庁へ書類を簡単に、同時に提出可能
 グローバル・ドシエ経由のデータ交換は、各庁へ直接さ
れる電子出願と手続き上区別されない
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グローバル・ドシエがもたらす利益
 書類管理、審査情報へ、一カ所でかつ安全に
アクセスできる
 別の特許庁間での手続きを合理化できる
 世界のファミリー特許審査の効率、予測可能
性の向上する
 特許出願人の費用を削減する
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グローバル・ドシエ 一般アクセス
初回リリースのデモ
7
USPTO Family List
番号入力
8
USPTO Family List
ソート
フィルタリング
オフィスアクション
9
USPTO Family List
パテントファミリーのリストを
ダウンロード
公開公報へのリンク
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USPTO Quick View
クイック
ビュー表示
クイックビューの折りたたみ/展開
11
USPTO Global Dossier Collections
案件をコレクションへ追加
12
USPTO Global Dossier History
閲覧した案件の履歴
13
USPTO GD Dossier View
文書リストをダウンロード
対応特許で表示可能な案
件を表示
14
USPTO GD Dossier View
15
GD CPC分類の定義
分類の説明
16
GD 引用文献
17
審査官のワークフロー例
USPTO
Examiner
Request KIPO
content details
Request KIPO
case details
Request related
cases
OPD API
Services
IP Offices: The
“Virtual” Database
Family
List
Provide related
cases
EPO
Classification
and Citation
Doc
List
JPO
Provide KIPO
case details
KIPO
Doc
Content
Provide KIPO
content details
SIPO
USPTO
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拡大するグローバル・ドシエ
Stakeholders
Patent
Examiners
Law Firms
Cross Filing
Services
API
Services
Industry
Groups
Global
Payment
Services
Applicants
Public Access
Services
Public and
3rd Parties
Other IP
Offices
Collaboration
Services
Worksharing
Services
OPD Services
IP Offices:
“Virtual”
Database
EPO
JPO
KIPO
SIPO
USPTO
WIPO
CASE
ASEAN
Israel
Russia
Others
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電子データ製品
•
•
•
USPTOでは、特許と商標の公開データを、データベース又は他の研究分析ツール
へ取り込むことが可能なバルク媒体として作製している。バルクデータは、一般に
TIFFやPDFイメージ、構造化されたASCIIファイルや連結されたXML文書を含むZIP
ファイルで提供される。
利用可能なバルクデータは、
– 登録特許データ(イメージと全文)
– 特許公開公報 (イメージ、全文、書誌データ)
– 追加の特許データ、例えば、譲渡、分類、請願に対する決定等
– データ蓄積範囲
– データ形式
– 費用 (もしあれば)
– 発行数と収集規模
詳細は http://www.uspto.gov/products/catalog/index.jsp 参照
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ワークシェアリングと国際協働
 特許審査ハイウェイ
(PPH)
– ワークシェアリングに重点を置いた効率性向上の
戦略
– PPHは2006年に日米特許庁間で試行開始
– 世界で30庁、 USPTOは27庁との間で実施
– www.uspto.gov/web/patents/pph/index.html.
 協働調査の試行
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PPHの運用




第1庁で少なくとも1つの請求項が特許可能である判断され
た出願について、出願人はPPHプログラムによる第2庁の
審査を申請が可能
申請が承認されると、第2庁は第1庁が最初に行った審査結
果を利用可能
PPHでは、第2庁で早期に審査される
第2庁は、その案件について、全てではないが主要部分の
ほとんどが、すでに処理されたものとして審査することになる
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PPHのワークフロー
特許審査ハイウェイ (PPH) –特許庁間での連続する審査
– 第1庁の審査が終了してから第2庁が審査を開始
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協働調査試行プログラム(CSP)
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新しい試行の比較
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新しい協働調査の試行
− 日本特許庁及び韓国特許庁との間で試行
− 2つの試行によって、最初の調査及び審査について異なる方
法を採用し、審査の効率性を試す
• 日本特許庁 – Pre Interview Communicationの前に実質的
に同様の請求項を交互に調査
• 韓国特許庁 – 実質的に同様の請求項を並行して調査
− 両特許庁の調査結果は、検討のためのPre Interview
Communicationとして、出願人に送付される
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潜在的な利益
− 庁間の審査における整合性が増し、知的財産権の確実性
へつながる
− 通常の順番を待つことなく出願が審査され、その結果迅速
なサーチ結果と最終処分を受けられる
− 申請は無料
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より詳しい情報が必要であれば、以下の連絡先まで
[email protected]
Dan Hunter
Director, International Work Sharing Planning &
Implementation
(571) 272-8050
Amber Ostrup
Program Manager, International Work Sharing
Planning & Implementation
(571) 272-7984
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ご清聴ありがとう
ございました!
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