第7期実行計画(H27~H29) (PDF712KB)

とよなか水未来構想
第7期
実行計画
平成 27 年度(2015 年度) ∼ 平成 29 年度(2017 年度)
平成 27 年(2015 年)3 月
豊 中 市 上 下 水 道 局
目
次
1.策定にあたって
1
2.第 1 期から第 10 期までの体系図
1
3.取組項目数
1
4.将来像と取組項目の関係
2
5.取組項目の全体計画表
4
6.進行管理シートの見方
6
7.進行管理シート
7
財 政 計 画
1.需要予測
39
2.財政計画
40
3.主な整備事業費
42
4.業務予定量
43
5.推計の考え方
44
用語説明
47
第6期 実行計画からの主な変更点
48
1.策定にあたって
実行計画は、平成 21 年 2 月に策定(平成 24 年 2 月改訂)した「とよなか水未来構想」
(計
画目標年度=平成 32 年度)に掲げる6つの将来像に向って、取り組む施策や指標ならびに施
策を反映した財政計画を示すものです。
実行計画を進めるにあたっては、年度ごとに取組の成果や効果を評価するとともに、その
内容を公表します。
2.第 1 期から第 10 期までの体系図
実行計画の計画期間は、
「1期3年」を基本とします。また、社会環境の変化や取組みの途
中で新たに生じた課題等をできるだけ的確に計画に反映させるために、ローリング方式によ
り毎年度、実行計画を再編成します。
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H27
H28
H29
H30
H31
H32
第1期(H21∼H23)
第2期(H22∼H24)
第3期(H23∼H25)
第4期(H24∼H26)
第5期(H25∼H27)
第6期(H26∼H28)
第7期(H27∼H29)
第8期(H28∼H30)
第9期(H29∼H31)
第10期(H30∼H32)
3.取組項目数
将 来 像
取組項目数
将来像1
いつでも安心して利用できる水を供給します
7( 7)
将来像2
快適な暮らしとまちづくりを支えます
将来像3
災害に強い上下水道を構築します
8( 8)
将来像4
環境にやさしい事業を展開します
3( 3)
将来像5
次世代につなげる事業運営を目指します
4( 5)
将来像6
お客さまに満足していただける事業運営を目指します
1( 3)
計
32(36)
9(10)
※( )内は、平成32年度までに取り組む項目数
1
4.将来像と取組項目の関係
将来像1 いつでも安心して利用できる水を供給します
具 体 的 施 策
1-1
高度な浄水処理
技術と水質管理
1-2
給水装置等での
水質管理
取 組 項 目
・更新時期を迎えている検査機器類を計画的に
更新します。
・引き続き、信頼性の高い水質検査を実施しま
す。
・引き続き、水源から蛇口までの総合的かつ一
貫した水質管理を行います。
・引き続き、法規制の対象とならない小規模な
受水槽の管理状況調査を実施するとともに、
必要に応じて受水槽の設置者への助言、指導
等を行います。
・引き続き、直結式給水の普及促進を図りま
す。
・引き続き、鉛管の解消に向けた取組みを進め
ます。
・引き続き、指定給水装置工事事業者への研修
をはじめ、お客さまへの給水装置工事に関す
る情報提供の充実を図ります。
1-1-1 水道水質検査機器類の計画的更新
7 ページ
1-1-2 水道GLPに基づく水質検査の実施
8 ページ
1-1-3 水質管理手法の確立と運用
9 ページ
1-2-1 小規模貯水槽水道の適正管理
10 ページ
1-2-2 直結式給水の普及促進
11 ページ
1-2-3 鉛管の取替え
12 ページ
1-2-4 適正な給水装置工事の確保
13 ページ
2-1-1 自己水取水量の確保
14 ページ
将来像2 快適な暮らしとまちづくりを支えます
2-1
水道施設の継続
的な維持管理と
改築更新
2-2
下水道施設の継
続的な維持管理
と改築更新
・自己水については、適切な時期に廃止するこ
とと決定しましたが、当面は施設の延命化を
行いながら、安定的供給に努めます。
・水運用を一括管理している監視制御システム
を再構築し、水運用の適正管理に努めます。
(H24完了)
・更新時期を迎えている配水池や管路等の施設
を計画的に改築更新します。
・効率的な漏水防止対策を行い、経営の安定化・
施設の維持管理水準の向上に努めます。
・適正な維持管理により、施設の長寿命化を図
りながら、ライフサイクルコストの低減に努
めます。
・改築更新が必要な施設については、優先順位
をつけ計画的に実施します。
・道路陥没の主たる原因となる老朽化した下水
道取付管についても計画的に更新します。
2-1-2
監視制御システムの更新
(H24完了)
2-1-3 水道施設における設備等の更新
15 ページ
2-1-4 配水池の改築更新
16 ページ
2-1-5 老朽化した水道管路の更新
17 ページ
2-1-6 漏水防止対策の推進
18 ページ
2-2-1 老朽化した下水道管路の改築更新
19 ページ
2-2-2 処理場・ポンプ場の改築更新
20 ページ
2-2-3
庄内下水処理場汚泥処理施設の再
構築(H25完了)
2-2-4 老朽化した下水道取付管の更新
2-3
浸水対策
・下水道計画に併せて雨水バイパス管の整備を
図るとともに、引き続き、公道下への雨水管
整備を進めます。
・浸水シミュレーションを用いた効果的な雨水
対策を進めます。
―
―
新規
21 ページ
2-3-1 雨水管等の整備
22 ページ
3-1-1 水道管路の耐震化
23 ページ
3-1-2 配水池の耐震化
24 ページ
3-1-3 下水道重要管路の耐震化
25 ページ
3-1-4 処理場・ポンプ場の耐震化
26 ページ
3-1-5 水道管路の耐震ネットワークの構築
27 ページ
3-1-6 応急給水栓の整備
28 ページ
将来像3 災害に強い上下水道を構築します
3-1
施設の耐震化
・災害時にも上下水道としての機能が損なわれ
ないように、耐震診断を実施しながら計画的
に管路や構造物等の耐震性を向上させます。
・被害を受けた場合の影響を最小限に留め、ま
た、速やかに復旧ができるように、引き続
き、災害に強い管網システムを構築します。
・広域的な断水が発生した場合に備え、応急的
に給水できる拠点の整備を進めます。
2
将来像3 災害に強い上下水道を構築します
具 体 的 施 策
3-2
危機管理体制の
強化
取 組 項 目
・あらゆる危機に迅速かつ的確に対応できるよ
うに、危機の事象別に対応マニュアルを作成
するとともに、対応マニュアルに基づいた研
修・訓練を定期的に実施します。
・大阪府や大阪広域水道企業団、近隣都市等と
の広域的な連携をはじめ、上下水道が一体と
なった取組みを進めながら、災害対策の強化
に努めます。
・大規模な災害に対しては、行政側だけでな
く、お客さま一人ひとりの対策が重要となる
ことから、水道水の汲み置きなどに関する広
報啓発を継続的に行い、お客さまの防災意識
を高めていきます。
3-2-1 危機管理の機能強化
29 ページ
3-2-2 災害に備えた広報啓発活動の充実
30 ページ
将来像4 環境にやさしい事業を展開します
4-1
環境対策
4-2
合流式下水道の
改善
・これまでの環境対策を引き続き推進していく
とともに、環境への取組みをより分かりやす
く公表します。
・民間事業者との連携や新技術の導入等も視野
に入れながら、上下水道が一体となった新た
な環境対策について検討を行います。
・雨天時に合流式下水道から流出する未処理下
水やゴミ等を削減する改善対策を進めます。
・雨天時における下水処理場の処理能力を高め
るために、雨水を一時的に貯めて後で処理す
る貯留施設の整備を進めます。
4-1-1
環境負荷の低減に向けた施策の
実施と公表
31 ページ
4-1-2
エネルギーの新たな活用や新技術
の導入に向けた調査・検討
32 ページ
4-2-1 合流区域における汚濁負荷量の改善
33 ページ
5-1-1 財政基盤の安定化
34 ページ
5-1-2 効率的な業務体制の推進
35 ページ
将来像5 次世代につなげる事業運営をめざします
5-1
財務体質の強化
5-2
経営資源 人
材 の確保
・企業債の発行を適正化するとともに、企業債
残高を縮減しながら財政の安定化を図りま
す。
・将来にわたり更新事業や災害対策が継続的に
実施できるように、適正な料金負担による資
金の確保を図ります。
・水道事業と下水道事業における共通業務の集
約化を進めるとともに、公設公営による経営
を基本姿勢に、民間活力を有効に活用しなが
ら効率的な組織体制による経営を推進します。
・公益事業の明確化、事業内容の見直しなど、
公社との緊密な連携を図りながら健全経営に
努めます。(H22完了)
・職員研修計画に基づき、計画的かつ効果的な
研修を進めながら、上下水道局における技術・
知識の継承を図ります。
・計画的に職員を確保し、水道事業および下水
道事業における職員の人事交流を図りながら
人材の育成に努めます。
・情報化社会に的確に対応していくとともに、
効率的な業務執行を確立していくために、引
き続き、情報化の推進を図ります。
5-1-3
水道サービス公社の経営健全化
(H22完了)
―
5-2-1 人材の確保と育成
36 ページ
5-2-2 情報化の推進
37 ページ
将来像6 お客さまに満足していただける事業運営を目指します
6-1
広報・広聴・啓
発活動の充実
・お客さまと直接対話できる機会を多く持ち、
お客さまから寄せられた意見や苦情、ニーズ
などを的確に把握・分析し、経営に反映させ
ます。
・上下水道事業に対する理解をより深めていた
だけるよう、分かりやすい情報提供に努めま
す。
・お客さまと情報を共有化しながら、お客さま
と共に作り上げていけるような事業を目指し
ます。
6-2
新たな料金制度
の構築
・答申の内容を踏まえ、新たな料金制度を構築
します。(H22完了)
・クレジットカード払いなど新たな料金の支払
い方法について、費用対効果や負担の公平性
など総合的な観点から、導入の可能性につい
て調査・検討を行います。(H23完了)
6-1-1 広報・広聴・啓発活動の推進
6-2-1 新たな料金制度の構築(H22完了)
6-2-2
3
支払い方法の拡大に向けた検討
(H23完了)
38 ページ
―
―
水道GLPに基づく水質検査の実施
水質管理手法の確立と運用
小規模貯水槽水道の適正管理
直結式給水の普及促進
鉛管の取替え
適正な給水装置工事の確保
1-1-3
1-2-1
1-2-2
1-2-3
1-2-4
水道水質検査機器類の計画的更新
1-1-2
1-1-1
取 組 項 目
4
漏水防止対策の推進
老朽化した下水道管路の改築更新
処理場・ポンプ場の改築更新
庄内下水処理場汚泥処理施設の再構築
2-1-6
2-2-1
2-2-2
2-2-3
2-3-1
雨水管等の整備
3-1
施設の耐震化
水道管路の耐震化
配水池の耐震化
3-1-1
3-1-2
新規
老朽化した水道管路の更新
2-1-5
老朽化した下水道取付管の更新
配水池の改築更新
2-1-4
2-2-4
水道施設における設備等の更新
2-1-3
監視制御システムの更新
2-1-2
将来像3 災害に強い上下水道を構築します
2-3
浸水対策
2-2
下水道施設の継続的な維持管
理と改築更新
2-1
水道施設の継続的な維持管理
と改築更新
自己水取水量の確保
2-1-1
将来像2 快適な暮らしとまちづくりを支えます
1-2
給水装置等での水質管理
1-1
高度な浄水処理技術と水質管
理
取組№
将来像1 いつでも安心して利用できる水を供給します
実 施
実 施
(完了)
施
実
施
施
施
実
実
実
実
実
実
実 施
施
施
施
実 施
施
施
実
実
施
施
実
実
施
実
(完了)
実 施
施
施
実
実
実 施
(完了)
(完了)
(完了)
H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32
5.取組項目の全体計画表
(平成 21 年度∼32 年度)
5
人材
の確保
人材の確保と育成
5-2-1
情報化の推進
水道サービス公社の経営健全化
5-1-3
5-2-2
効率的な業務体制の推進
5-1-2
財政基盤の安定化
6-2
新たな料金制度の構築
6-1
広報・広聴・啓発活動の充実
広報・広聴・啓発活動の推進
新たな料金制度の構築
支払い方法の拡大に向けた検討
6-1-1
6-2-1
6-2-2
将来像6 お客さまに満足していただける事業運営を目指します
5-2
経営資源
5-1
財務体質の強化
5-1-1
施
(完了)
実
実
施
(完了)
(完了)
実
実
実
実
実
実
4-1-2
合流区域における汚濁負荷量の改善
実
エネルギーの新たな活用や新技術の導入に
向けた調査・検討
4-2-1
実
環境負荷の低減に向けた施策の実施と公表
4-1-1
将来像5 次世代につなげる事業運営を目指します
4-2
合流式下水道の改善
4-1
環境対策
施
災害に備えた広報啓発活動の充実
3-2-2
実
施
実
危機管理の機能強化
3-2-1
施
施
施
施
施
施
施
施
施
実
応急給水栓の整備
3-1-6
施
施
実
水道管路の耐震ネットワークの構築
3-1-5
実
施
実
処理場・ポンプ場の耐震化
3-1-4
将来像4 環境にやさしい事業を展開します
3-2
危機管理体制の強化
3-1
施設の耐震化
実
施
(完了)
H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32
下水道重要管路の耐震化
取 組 項 目
3-1-3
取組№
将来像3 災害に強い上下水道を構築します
6.進行管理シートの見方
将来像2 快適な暮らしとまちづくりを支えます
2−1 水道施設の継続的な維持管理と改築更新
将 来 像
数値目標(数値目標がない場合は行動目標)と目標年度を示します。
右上向きの矢印(
)は数値の向上を、
右横向きの矢印(
)は数値の維持を表します。
材質強度が弱い鋳鉄管(FC管)を重点的に更新する。また、無ライニング管や鋼
№2-1-5 老朽化した水道管路の更新
取組項目
取組内容
管、塩化ビニル管についても、赤水・出水不良・漏水対策として、優先順位に基づ
く更新を行う。
目 標
管理指標
老朽水道管路解消率(%)
平成20年度
平成30年度
0.0%
100.0%
【算出方法】
計画期間中の主な取組みを示します。
(解消したFC管延長/平成20年度末現在
矢印(
)は、前年度からの継続を表します。
のFC管延長)×100
実 績
計 画
平成25年度
平成26年度
47.5%
58.6% (見込み)
(27.5km/46.9km)×100
(22.3km/46.9km)×100
・老朽管の更新
FC管=4.4km
関連指標
平成29年度
FC管=5.9km
その他=2.6km
FC管=5.0km
その他=3.5km
FC管=5.0km
その他=3.5km
PIコード2103:経年化管路率=20.1(H23),21.1 (H24),21.8 (H25) %
【算出方法】(法定耐用年数を超えた管路延長/管路総延長)×100
PIコード2104:管路の更新率=0.90(H23),0.90 (H24),0.87 (H25) %
【算出方法】(更新された管路延長/管路総延長)×100
管理指標のほか、取組みにあたって関連する指標を示します。
その他:管路施設の総合物理的評価点数=73.0 (H23),73.4 (H24),73.8 (H25) 点
『PIコード』は「水道事業ガイドライン」※ に基づく指標値、
『PI番号』は「下水道維持管理サービス向上のためのガイドライン」※ に基づく指標値、
『その他』は局独自の指標を示しており、左から順に平成23年度,24年度,25年度の
値を表します。
備 考
100.0
計画
老
朽
水
道
管
路
解
消
率
平成28年度
・老朽管の更新
FC管=5.2km
その他=4.0km
その他=1.6km
%
平成27年度
80.0
H25は見込み
実績
目標(H30)=100.0%
58.6
60.0
47.5
数値目標を掲げているものはグラフ化し、実績
をプロットしていきます。
なお、グラフは目標の達成に向けたイメージを
表したもので、年度ごとの目標値を示すもので
はありません。
37.3
40.0
28.8
20.7
20.0
9.8
0.0
0.0
H19
H26
H30
評 価 等
取組みの結果を毎年度評価することで、目標達成につなげ
ていきます。
6
7.進行管理シート
将 来 像
将来像1 いつでも安心して利用できる水を供給します
1−1 高度な浄水処理技術と水質管理
取組項目
№1-1-1 水道水質検査機器類の計画的更新
取組内容
信頼性の高い水道水質検査を実施するため、設置後一定年数が経過した水質検査
機器類や、水質モニターを計画的に更新する。
管理指標
目 標
平成21年度 ∼ 平成32年度
水道水質検査の精度を保てるよう
に、計画的に機器類を更新する。
実 施
実 績
計 画
平成25年度
平成26年度
・水質測定器の更新
平成27年度
平成28年度
平成29年度
・水質測定器の更新
・水質モニターの更新 ・水質モニターの更新
(4か所)
(6ヶ所)
関連指標
PIコード1103:連続自動水質監視度=0.081(H23),0.082(H24),0.081(H25)
台/(1,000㎥/日)
【算出方法】(連続自動水質監視装置設置数/一日平均配水量)×
1,000
PIコード2102:経年化設備率=87.5(H23),75.0(H24),75.0(H25) %
【算出方法】(経年化年数を超えている電気・機械設備数/電気・
機械設備の総数)×100
備 考
評 価 等
≪平成26年度の評価等≫
・水質モニター4か所(刀根山公園、東豊中、市民会館、浜・小曽根)の更新を
行った。なお、更新する予定であったウォータービューについては、他の情報伝
達手法が普及し、一定の役割が終了したことから廃止することとした。
・設置後一定年数が経過した水質検査用機器類(薬用保冷庫、超音波洗浄器、器
具乾燥機)を更新した。
7
将 来 像
将来像1 いつでも安心して利用できる水を供給します
1−1 高度な浄水処理技術と水質管理
取組項目
№1-1-2 水道GLP※に基づく水質検査の実施
取組内容
安全な水道水を供給するため、水道GLP※に基づく水道水質検査を実施すると
ともに、外部精度管理への参加と内部精度管理の実施、定期的な品質管理システ
ムの見直しを行う。
管理指標
目 標
平成21年度 ∼ 平成32年度
※
水道GLP に基づく水道水質検
査を実施する。
実 施
実 績
計 画
平成25年度
平成26年度
・外部精度管理への
参加
・内部精度管理の
実施
・品質管理システム
の見直し
平成27年度
平成28年度
平成29年度
・外部精度管理への
参加
・内部精度管理の
実施
・品質管理システム
の見直し
・水道GLP※定期
審査
・水道GLP※更新
審査
関連指標
備 考
評 価 等
≪平成26年度の評価等≫
・水道GLP定期審査の結果、検査技術が高いレベルで確保されているとの評価を得
た。
・定期審査時の指摘に基づき、品質管理システムを見直した。
8
将 来 像
将来像1 いつでも安心して利用できる水を供給します
1−1 高度な浄水処理技術と水質管理
取組項目
№1-1-3 水質管理手法の確立と運用
取組内容
水道水の安全性をさらに高めていくため、「水安全計画※」を策定し、水源から
蛇口に至るまでのあらゆる過程において、常に安全な水道水が供給できる仕組み
を構築する。
目 標
平成21年度 ∼ 平成32年度
「水安全計画※」を策定し、それ
に基づき、安全な水道水の供給
を図る。
実 施
実 績
平成25年度
・「水安全計画※」
の運用及び見直し
関連指標
平成26年度
計 画
平成27年度
平成28年度
平成29年度
・「水安全計画※」
の運用及び見直し
PIコード2201:水源の水質事故数=0(H23),0(H24),0(H25) 件
【算出方法】年間水源水質事故件数(取水停止または取水停止の
おそれがある件数)
備 考
評 価 等
≪平成26年度の評価等≫
・「水安全計画」に基づき安全な水道水の供給に努めた。
・「水安全計画」の周知を徹底するため、局職員を対象に研修を実施した。
9
将 来 像
将来像1 いつでも安心して利用できる水を供給します
1−2 給水装置等での水質管理
取組項目
№1-2-1 小規模貯水槽※水道の適正管理
取組内容
小規模貯水槽※水道の管理を向上させるため、現地調査
を行いながら、必要に
応じて小規模貯水槽※の設置者(管理者)に対して助言や指導を行う。また、小
規模貯水槽※水道の利用者に対して、適切な情報提供を行う。
注1)
目 標
管理指標
小規模貯水槽※適正管理率(%)
注3)
平成23年度
平成32年度まで
94.0%
100.0%
【算出方法】
(適切に管理している小規模貯水槽※件
数/小規模貯水槽※件数)×100
実 績
計 画
平成25年度
平成26年度
97.5%
97.6%(見込み)
(447件/458件)×100
(427件/438件)×100
平成27年度
平成28年度
平成29年度
・小規模貯水槽※水道
注1)
の現地調査
・小規模貯水槽※水道
注1)
の現地調査
関連指標
PIコード5115:貯水槽水道指導率=37.0(H23),36.5(H24),42.2(H25) %
【算出方法】(貯水槽水道指導件数/貯水槽水道総数)×100
備 考
%
小
規
模
貯
水
槽
適
正
管
理
率
注1) 小規模貯水槽※の現地調査は、平成22年度までは3年、平成23年度以降は 5年
で市内を一巡している。
注2) 現地調査の対象とした物件のうち、適正に管理されている物件の割合。
注3) 現地調査により小規模貯水槽※の使用を確認した物件のうち、適正に管理されて
いる物件の割合。
100.0
97.5
97.6
96.1
注3) 94.0
95.0
90.0
目標(H32)=100.0%
H26は見込み
89.1
87.2
86.4
85.0
注2)
80.0
計画
実績
77.8
75.0
H19
評 価 等
H22 H23
H26
H32
≪平成26年度の評価等≫
・改善が必要な物件について確認を行い、適正な管理が行われるよう設置者(管
理者)に対して助言や指導を行った。
10
将 来 像
将来像1 いつでも安心して利用できる水を供給します
1−2 給水装置等での水質管理
取組項目
№1-2-2 直結式給水の普及促進
取組内容
小規模貯水槽※の衛生問題を解消するため、小規模貯水槽※の設置者(管理者)に
対し、直結給水のメリット等を説明するとともに、広報誌やホームページを通じ
て広く情報提供を行う。また、小中学校の直結給水化をサポートする。
目 標
管理指標
小規模貯水槽※の直結給水化率(%)
平成20年度
平成32年度まで
【算出方法】
(直結給水切換え件数/平成20年度末
現在の小規模貯水槽※水道件数)×100
0.0%
30.0%
実 績
平成25年度
計 画
平成27年度
平成26年度
平成28年度
平成29年度
19.9%
21.7%(見込み) ・直結式給水の普及
(514件/2,580件)×100 (559件/2,580件)×100 促進
・小学校に飲み水栓を
設置
(刀根山小,緑地小)
・小学校に飲み水栓を
設置
(野畑小,箕輪小)
(野田小, 北条小)
関連指標
PIコード1115:直結給水率=97.5(H23),97.6(H24),97.7(H25) %
【算出方法】(直結給水件数/給水件数)×100
備 考
%
小
規
模
貯
水
槽
の
直
結
給
水
化
率
30.0
H26は見込み
25.0
目標(H32)=30.0%
21.7
19.9
20.0
16.8
13.9
15.0
10.0
8.0
5.0
0.0
0.0 0.0
H19
評 価 等
計画
実績
3.3
H26
H32
≪平成26年度の評価等≫
・直結給水切換え件数を増加させるため、小規模貯水槽水道の現地調査時、広報
誌やホームページを通じて広く情報提供を行った。
・小学校2校に飲み水栓を設置するとともに、広報誌を通じて飲み水栓設置の活
動をPRするなど、水道水を直接飲む文化を広げる取組みを行った。
11
将 来 像
将来像1 いつでも安心して利用できる水を供給します
1−2 給水装置等での水質管理
取組項目
№1-2-3 鉛管の取替え
取組内容
水道水中への鉛溶出を解消し水道水の安全性を高めていくために、「鉛管解消実
施計画」に基づき、鉛管の早期解消を図る。
目 標
管理指標
鉛管解消率(%)
【算出方法】
(解消した鉛管延長/平成16年度末現在
の鉛管延長)×100
平成20年度
平成30年度
27.8%
100.0%
実 績
計 画
平成27年度
平成25年度
平成26年度
66.5%
73.6% (見込み)
(25,964m/35,282m)
×100
(23,464m/35,282m)
×100
・鉛管の解消
L=2,813m
平成28年度
平成29年度
・鉛管の解消
L=2,500m(見込み)
・「鉛管解消実施計
画(第5版)」の策定
関連指標
PIコード1117:鉛製給水管率=5.9(H23),5.0(H24),4.2(H25) %
【算出方法】(鉛製給水管使用件数/給水件数)×100
備 考
% 100.0
H26は見込み
80.0
鉛
管
解
消
率
73.6
65.6
58.5
60.0
目標(H30)=100.0%
51.2
35.7
40.0
43.7
27.8
21.1
計画
20.0
実績
0.0
H19
評 価 等
H26
H30
H32
≪平成26年度の評価等≫
・鉛管解消実施計画(第4版)に基づき、鉛管の解消に取り組んだ。
・平成27年度から30年度までを計画期間とする鉛管解消実施計画(第5版)を策
定した。
12
将 来 像
将来像1 いつでも安心して利用できる水を供給します
1−2 給水装置等での水質管理
取組項目
№1-2-4 適正な給水装置工事の確保
取組内容
適正な給水装置工事を確保するため、指定給水装置工事事業者に対して定期的に
研修を開催するとともに、違反行為業者に対する適正な処分を実施する。また、
お客さまに対して、指定給水装置工事事業者に関する情報提供の充実を図る。
管理指標
目 標
指定給水装置工事事業者に対する
研修や処分の明確化を行うととも
に、お客さまに対して適切な情報
を提供する。
平成21年度 ∼ 平成32年度
実 績
計 画
平成25年度
平成26年度
実 施
平成27年度
・適切な情報提供
・適切な情報提供
・所在不明等の業者の
適正対応を図る
・所在不明等の業者の
適正対応を図る
・事業者を対象に研
修会を開催
平成28年度
平成29年度
・事業者を対象に研
修会を開催
関連指標
PIコード3205:水道サービスに関する苦情割合=0.79(H23),0.64(H24),0.58(H25) %
【算出方法】(水道サービス苦情件数/給水件数)×1,000
備 考
評 価 等
≪平成26年度の評価等≫
・指定給水装置工事事業者の違反行為の処分等に関する要綱に基づき、所在不明
の業者に対する指定取消しなどの処分を行った。
13
将 来 像
将来像2 快適な暮らしとまちづくりを支えます
2−1 水道施設の継続的な維持管理と改築更新
取組項目
№2-1-1 自己水取水量の確保
取組内容
自己水については、適切な時期に廃止することとしたが、当面は施設の延命化を
行いながら、安定的供給に努める。
管理指標
目 標
平成32年度
平成20年度
自己水取水量(万㎥/年)
注1)
375万㎥/年
実 績
毎年度550万㎥/年
以上を維持する
注2)
550万㎥/年 以上
計 画
平成25年度
平成26年度
593万㎥/年
624万㎥/年
平成27年度
平成29年度
平成28年度
(見込み)
・取水機能の維持
・取水機能の維持
・取水機能維持工事
関連指標
備 考
注1)平成20年度は、導水管更生工事に伴い約1か月間、取水を停止した。
注2)平成25年度までは目標水量を450万㎥/年以上とし、平成26年度以降につい
ては取水機能維持工事により550万㎥/年以上とする。
万㎥/年 650
自
己
水
取
水
量
624
600
H26は見込み
593
550
500
496
目標(H26∼H32)=550万㎥/年以上
457
450
419 413
400
437
計画
実績
375注1)
350
300
H19
評 価 等
H25 H26
H32
≪平成26年度の評価等≫
・平成25年度に実施した取水機能維持工事の効果により目標を達成した。
14
将 来 像
将来像2 快適な暮らしとまちづくりを支えます
2−1 水道施設の継続的な維持管理と改築更新
取組項目
№2-1-3 水道施設における設備等の更新
取組内容
水運用を適正に管理するため、更新時期を迎えている水道施設の設備等につい
て、優先度に基づいて計画的に更新する。
管理指標
目 標
平成21年度 ∼ 平成32年度
更新時期を迎えている水道施設の
設備を計画的に更新する。
実 施
実 績
計 画
平成25年度
平成26年度
平成27年度
平成28年度
平成29年度
・薬品注入設備の更新 ・薬品注入設備の設計 ・薬品注入設備の更新
(次亜塩素酸ナトリウム)
委託
(ポリ塩化アルミニウムほか)
・受変電設備更新設計 ・受変電設備更新
(ポリ塩化アルミニウムほか)
・水処理計装設備の更
委託
新
関連指標
PIコード1103:連続自動水質監視度=0.081(H23),0.082(H24),0.081(H25)
台/(1,000㎥/日)
【算出方法】(連続自動水質監視装置設置数/一日平均配水量)×100
PIコード2102:経年化設備率=87.5(H23),75.0(H24),75.0(H25) %
【算出方法】(経年化年数を超えている電気・機械設備数/電気・機械
設備の総数)×100
備 考
評 価 等
≪平成26年度の評価等≫
・計画どおり薬品注入設備の設計委託と水処理計装設備の更新を行った。
≪今後の取組み≫
・平成27年度に計画している「薬品注入設備の更新(ポリ塩化アルミニウムほ
か)」について、当初単年度工事で予定していたが、平成26年度に設計した内容を
踏まえ、2か年で行うこととした。
・平成26年度に計画していた「電気設備更新の設計委託(柿ノ木)」は、大阪広
域水道企業団千里浄水池の更新に合わせて、施設の共有化について検討を行うこ
ととしたため延期した。
15
将 来 像
将来像2 快適な暮らしとまちづくりを支えます
2−1 水道施設の継続的な維持管理と改築更新
取組項目
№2-1-4 配水池の改築更新
取組内容
老朽化して更新時期を迎えている配水池について、機能調査や劣化調査を基に耐荷力
と耐久性の評価を行い、耐震を含めた各種の補修・補強工事を実施しながら長寿命化
を図り、対応不可のものについては費用の平準化を行いつつ改築更新する。
管理指標
目 標
平成21年度 ∼ 平成32年度
施設の計画的な改築更新 注)
実 施
実 績
注)
計 画
平成25年度
平成26年度
平成27年度
平成28年度
平成29年度
―
―
―
―
―
関連指標
備 考
注)配水池の改築更新については「3-1-2 配水池の耐震化」において進行管理を行う。
評 価 等
16
将 来 像
将来像2 快適な暮らしとまちづくりを支えます
2−1 水道施設の継続的な維持管理と改築更新
取組項目
№2-1-5 老朽化した水道管路の更新
取組内容
材質強度が弱い鋳鉄管(FC管)を重点的に更新する。また、無ライニング管や
鋼管、塩化ビニル管についても、赤水・出水不良・漏水対策として、優先順位に
基づく更新を行う。
管理指標
目 標
老朽水道管路解消率注)
平成20年度
平成30年度
0.0%
100.0%
【算出方法】
(解消したFC管延長/平成20年度末
現在のFC管延長)×100
実 績
平成25年度
計 画
平成26年度
平成27年度
平成29年度
平成28年度
47.5%
58.6% (見込み)
(22.3km/46.9km)×100 (27.5km/46.9km)×100
・老朽管の更新
・老朽管の更新
FC管=4.4km
その他=1.6km
FC管=5.2km
その他=4.0km
FC管=5.9km
その他=2.6km
FC管=5.0km
その他=3.5km
FC管=5.0km
その他=3.5km
PIコード2103:経年化管路率=20.1(H23),21.1(H24),21.8(H25) %
【算出方法】(法定耐用年数を超えた管路延長/管路総延長)×100
PIコード2104:管路の更新率=0.90(H23),0.80(H24),0.87(H25) %
【算出方法】(更新された管路延長/管路総延長)×100
その他:管路施設の総合物理的評価点数=73.0(H23),73.4(H24),73.8(H25) 点
関連指標
備 考
注)管理指標における鋳鉄管(FC管)の対象は、配水支管(φ300mm以下)
を対象とする。
100.0
鋳
鉄
管
80.0
H26は見込み
︵
%
︶
F
C
管
解
消
率
目標(H30)=100.0%
58.6
47.5
60.0
37.3
40.0
28.8
20.7
20.0
実績
0.0
0.0
H19
評 価 等
計画
9.8
H26
H30
H32
≪平成26年度の評価等≫
・計画どおり鋳鉄管(FC管)を重点的に更新した結果、目標に向かって順調に
推移している。
17
将 来 像
将来像2 快適な暮らしとまちづくりを支えます
2−1 水道施設の継続的な維持管理と改築更新
取組項目
№2-1-6 漏水防止対策の推進
取組内容
効率的かつ効果的に漏水を防止するため、「漏水防止基本計画」に基づき、配水
小ブロック単位での流量監視や漏水調査を実施する。
管理指標
目 標
平成20年度
有効率(%)
【算出方法】
(年間有効水量/年間配水量)×100
平成32年度
毎年度 98.00%
以上を維持する
98.21%
注)
98.00% 以上
計 画
実 績
平成25年度
平成26年度
97.88%
98.09% (見込み)
(43,863,770m3/
44,815,602m3)×100
(43,328,336m3/
44,170,894m3)×100
・漏水調査
平成27年度
平成28年度
平成29年度
98.00%以上
98.00%以上
98.00%以上
・漏水調査
関連指標
PIコード3018:有収率=95.3(H23),95.6(H24),96.1(H25) %
【算出方法】(有収水量/給水量)×100
PIコード5107:漏水率=2.5(H23),2.1(H24),1.7(H25) %
【算出方法】(年間漏水量/年間配水量)×100
備 考
注) 厚生労働省が示す「新水道ビジョン推進のためのロードマップ」では、
有効率の目標を大規模事業体は98%以上としている。
% 100.00
H26は見込み
99.00
有
効
率
98.21
98.16
98.09
98.00
97.00
97.52
97.30
97.74
97.88
97.41
目標(H21∼H32)=98.00%以上
96.00
95.00
計画
94.00
実績
93.00
H19
評 価 等
H26
H32
≪平成26年度の評価等≫
・漏水調査専門業者による綿密な音聴調査と、配水小ブロックの流量監視を行
い、漏水の早期発見・修繕に努めた。
・幹線管路における漏水調査の精度を高めるため、新たに7箇所の点検孔を設置
し、漏水調査を実施した。
18
将 来 像
将来像2 快適な暮らしとまちづくりを支えます
2-2 下水道施設の継続的な維持管理と改築更新
取組項目
№2-2-1 老朽化した下水道管路の改築更新
取組内容
下水道管路施設を計画的かつ効率的に管理できるように、カメラ等による管路調
査を実施していくとともに、「長寿命化計画」に基づき計画的に改築更新する。
管理指標
目 標
平成21年度 ∼ 平成32年度
下水道管路を計画的に改築更新す
る。
実 施
実 績
平成25年度
計 画
平成26年度
平成27年度
平成28年度
・下水道管路調査
・下水道管路調査
(第2期)
(第2期)
・管路の改築更新
(L=3.2km)
関連指標
・管路の改築更新
・管路の改築更新
(L=2.4km)
(L=2.8km)
平成29年度
・長寿命化計画[管路]
(第2期)の策定
(L=1.6km)
(L=2.0km)
PI番号Op10:施設の経年化率(管きょ)=0.301(H23),0.950(H24),1.330(H25) %
【算出方法】耐用年数超過管管きょ延長/下水道維持管理延長×100
Op30:管きょ改善率=0.125(H23),0.239(H24),0.382(H25) %
【算出方法】改善(更新・改良・修繕)管きょ延長/下水道維持管理延長×100
その他:下水道管路長寿命化計画策定率=61.0(H23),61.0(H24),71.2(H25) %
社会資本総合整備計画※における平成27年度の目標値=86.2%
【算出方法】計画策定延長(調査した下水道管路延長)/計画策定すべき延長
(平成32年度時点で布設後40年を経過した汚水系管路延長)×100
その他:下水道管路長寿命化対策達成率
社会資本総合整備計画※における平成27年度の目標値=75.5%
【算出方法】対策済み延長/第1期計画に位置付けられた対象路線延長×100
備 考
管路の改築更新延長
単位:km
計 画
実 績
H25
H26
H27
H28
H29
合 計
2.7
(2.1)
3.2
(2.6)
3.7
(3.1)
2.4
(2.2)
2.8
(2.2)
1.6
(1.0)
2.0
(1.4)
12.8
(9.8)
*平成26年度は、「好循環実現のための経済対策」に伴い平成25年度補正予算で一部実施
*( )は、更新延長のうち、第1期長寿命化計画に位置付けられた対象路線延長
*事業費の平準化をもとに更新計画延長を設定
評 価 等
≪平成26年度の評価等≫
・国庫補助費用の減額を受け、平成27年度に事業を一部先送りしたため、3.7kmの
計画に対して2.4kmの改築更新となった。
・「長寿命化計画[管路](第2期)」の対象となる管路のうち、65kmについて現地
簡易調査を行った。
19
将 来 像
将来像2 快適な暮らしとまちづくりを支えます
2−2 下水道施設の継続的な維持管理と改築更新
取組項目
№2-2-2 処理場・ポンプ場の改築更新
取組内容
継続的に安定した汚水処理及び雨水排水ができるように、「長寿命化計画」に基づ
き処理場・ポンプ場を計画的に改築更新する。
目 標
管理指標
平成21年度 ∼ 平成32年度
庄内下水処理場及び各ポンプ場を
計画的に改築更新する。
実 施
実 績
計 画
平成25年度
平成26年度
・処理場の改築更新
(脱臭設備)
(汚泥処理棟改修工事)
平成29年度
・処理場の改築更新
(脱臭設備)
・ポンプ場の改築更新 (穂積雨水ポンプ)
(穂積雨水ポンプ)
(桜井谷自家発)
(利倉雨水ポンプ)
関連指標
平成28年度
平成27年度
(汚水ポンプ)
(水処理設備)
・ポンプ場の改築更新
(穂積自家発)
(利倉重油タンク)
(利倉雨水ポンプ)
(汚水・雨水ポンプ)
(水処理設備)
(長寿命化計画[処理
場](第2期)策定)
(雨水ポンプ)
(水処理設備)
(桜井谷汚水ポンプ)
(利倉雨水ポンプ)
(小曽根第1雨水
ポンプ)
(長寿命化計画[ポン
プ場(第2期)]策定)
(桜井谷雨水ポンプ)
(利倉雨水ポンプ)
(小曽根第1雨水
ポンプ)
(小曽根第2自家発)
その他:処理場・ポンプ場長寿命化対策達成率
社会資本総合整備計画※における平成27年度の目標値=28.6%
【算出方法】対策済み設備数/第1期処理場・ポンプ場長寿命化計画
に位置付けられた設備数
備 考
処理場・ポンプ場長寿命化対策達成率
単位:%
H25
H26
H27
H28
H29
計 画
0.0
14.3
28.6
64.3
100.0
実 績
0.0
21.4
*平成26年度は、「好循環実現のための経済対策」に伴い平成25年度補正予算で一部実施
評 価 等
≪平成26年度の評価等≫
・「長寿命化計画[処理場]・[ポンプ場](第1期)」に基づき、改築更新を行っ
た。
20
新 規
将 来 像
将来像2 快適な暮らしとまちづくりを支えます
2−2 下水道施設の継続的な維持管理と改築更新
取組項目
№2-2-4 老朽化した下水道取付管の更新
取組内容
道路陥没による事故を未然に防止するため、カメラ調査を実施し、不良が確認さ
れた取付管を計画的に更新する。
管理指標
目 標
平成27年度 ∼ 平成32年度
不良が確認された取付管を計画的に
更新する。注)
実 施
実 績
平成25年度
注)
計 画
平成26年度
平成27年度
平成28年度
平成29年度
・テレビカメラ調査
―
関連指標
―
・実施計画策定
・結果反映
PI番号Op40:取付け管調査率=2.335(H23),1.660(H24),0.033(H25) %
【算出方法】(取付管調査箇所数/取付け管総箇所数)×100
PI番号Op50:取付け管改善数(10万か所当たり)=327(H23),301(H24),313(H25) 箇所
【算出方法】(取付管改善箇所数/取付け管総箇所数)×105
PI番号Op60:管きょ1km当たり陥没か所数=
0.0624(H23),0.0603(H24),0.0544(H25) 箇所/km
【算出方法】道路陥没箇所数/下水道維持管理延長
備 考
注)具体的な管理指標と目標については、平成27年度に予定している
実施計画の策定を受けて設定する。
評 価 等
21
将 来 像
将来像2 快適な暮らしとまちづくりを支えます
2−3 浸水対策
取組項目
№2-3-1 雨水管等の整備
取組内容
10年に1回発生する降雨(計画降雨51.1mm/h)への対応を目指し、新下水道計画に
基づき雨水管等の整備を進めるとともに、浸水地域の被害軽減のため、浸水シ
ミュレーションを用いた効果的な対策を行う。
管理指標
目 標
平成21年度 ∼ 平成32年度
浸水履歴のある箇所について、必
要な浸水対策を実施する。
実 施
実 績
計 画
平成25年度
・雨水バイパス管の
設置
平成26年度
平成27年度
平成28年度
平成29年度
・雨水バイパス管の
設置
(原田中央幹線)
(岡町∼曽根東町地内) (原田中央幹線)
(岡町∼曽根東町地内)
・雨水管の設置
・雨水管の設置
(向丘地内ほか)
(刀根山地内ほか)
・雨水貯留施設の設置 ・雨水貯留施設の設置
(熊野町地内)
関連指標
(熊野町地内)
PI番号U10:雨水排水整備率=81.5(H23),81.6(H24),81.7(H25) %
【算出方法】(整備済面積/雨水計画面積)×100
概ね5年間に1回発生する降雨を排除できる区域面積の
計画面積に対する割合をいう。
その他:10年確率降雨対応整備率=9.3(H23),9.3(H24),9.3(H25) %
【算出方法】10年間に1回発生する降雨(計画降雨51.1mm/h)を排除で
きる区域面積の計画面積に対する割合をいう。
その他:社会資本総合整備計画※における平成27年度の目標値=9.7 %
(算出方法は10年確率降雨対応整備率に同じ)
備 考
評 価 等
≪平成26年度の評価等≫
・計画どおり下水道築造工事(原田中央幹線・その2)に着手した。
・熊野町地内において雨水貯留施設の設置に着手した。供用開始は平成27年度早
期の予定である。
・刀根山地内において下水道管整備を行うとともに、春日町、今在家町地内及び
走井地内において雨水管を設置した。
22
将 来 像
将来像3 災害に強い上下水道を構築します
3−1 施設の耐震化
取組項目
№3-1-1 水道管路の耐震化
取組内容
地震時の被害を最小化するため、耐震性の高い水道管路(NS形※継手管など)
を敷設する。
管理指標
目 標
平成20年度
水道管路耐震性適合率(%)
【算出方法】
(耐震性管路注1)延長/管路総延長)×
100
平成32年度
11.5%
31.5%
実 績
注2)
計 画
平成25年度
平成26年度
平成27年度
24.1%
25.4% (見込み)
平成28年度
平成29年度
(193.997km/804.784km) (204.871km/806.520km)
×100
×100
・管路の耐震化
(L=10.5km)
・管路の耐震化
(L=9.5km)
(L=10.9km)
上記のうち
幹線管路の耐震化
(L=0.9㎞)
上記のうち
幹線管路の耐震化
(L=1.0km)
(L=2.0㎞)
(L=9.9km)
(L=9.7km)
(L=1.7km)
(L=0.2km)
関連指標
PIコード2202:幹線管路の事故割合=0.0(H23),1.3(H24),0.0(H25) 件/100km
【算出方法】(幹線管路の事故件数/幹線管路延長)×100
PIコード2210:管路の耐震化率=14.3(H23),15.4(H24),16.6(H25) %
【算出方法】(耐震管延長/管路総延長)×100
その他:幹線管路(φ350mm以上)の耐震化率=52.9(H23),54.9(H24),55.8(H25)%
備 考
注1)耐震性管路とは、以下の管路をいう。
①NS形 ※. 継ぎ手などの管路
②良好な地盤に敷設した管路
③耐震性のあるホースでライニングした管路
注2)目標値については、「耐震化計画」策定時に見直しを行った。
%
管
路
耐
震
性
適
合
率
35.0
H26は見込み
30.0
25.0
注2)
20.0
20.8
21.8 22.9
24.1
25.4
目標(H32)=31.5%
15.0
10.0
計画
12.5
実績
10.2 11.5
5.0
H19
評 価 等
H26
H32
≪平成26年度の評価等≫
・老朽管の更新に合わせ、耐震管を敷設し、耐震性の向上を図った。
・地震時の被害を最小化するために重要な幹線管路の耐震化を進めた。
23
将 来 像
将来像3 災害に強い上下水道を構築します
3−1 施設の耐震化
取組項目
№3-1-2 配水池の耐震化
取組内容
地震時の被害を最小化するため、耐震強度の低い配水池について耐震補強を行う
とともに、長寿命化を図る。
目 標
管理指標
配水池耐震化率(%)
【算出方法】
(耐震対策の施されている配水池容
量/配水池総容量)×100
平成20年度
平成31年度
38.8%
100.0%
計 画
実 績
平成25年度
平成26年度
42.5%
51.9%
平成27年度
平成28年度
平成29年度
(47,471m3/111,709m3) (57,958m3/111,709m3)
×100
×100
・新田配水池南池
(耐震対策工事)
・寺内配水池
(耐震設計)
関連指標
・野畑配水池
(耐震設計)
・新田配水池南池
(耐震対策工事)
・寺内配水池
(耐震対策工事)
・新田配水池南池
(耐震対策工事)
PIコード2209:配水池耐震施設率=38.8(H23),38.8(H24),42.7(H25) %
【算出方法】(耐震対策の施されている配水池(受水池等含む)
容量/配水池(受水池等含む)総容量)×100
備 考
%
配
水
池
耐
震
施
設
率
100.0
90.0
目標(H31)=100.0%
80.0
70.0
60.0
50.0
40.0
30.0
51.9
42.5
38.8 38.8 38.8 38.8 38.8
計画
実績
31.7
20.0
H19
評 価 等
H24 H25 H26
H30 H31
≪平成26年度の評価等≫
・寺内配水池(4池のうち1池)について、耐震補強工事を計画通り行った。
24
将 来 像
将来像3 災害に強い上下水道を構築します
3−1 施設の耐震化
取組項目
№3-1-3 下水道重要管路の耐震化
取組内容
地震時の被害を最小化するため、重要管路の耐震診断を行い、必要に応じて耐震
補強を行う。
管理指標
目 標
平成22年度 ∼ 平成32年度
重要管路の耐震診断並びに必要に
応じた耐震補強を行う。
実 施
実 績
計 画
平成25年度
・取組内容や目標の
見直し注)
平成26年度
平成27年度
平成28年度
平成29年度
・取組内容や目標の
注)
見直し
関連指標
備 考
注)国土交通省が検討している下水道事業の定量的評価の手法が示された
段階で、取組内容や管理指標、目標を見直す。
評 価 等
≪平成26年度の評価等≫
・市内全域の重要管路については概ね耐震性能が確保されていることが判明して
いる。
・今後さらなる耐震性能の確保を、長寿命化計画に基づく改築更新時に合わせて
行う。
25
将 来 像
将来像3 災害に強い上下水道を構築します
3−1 施設の耐震化
取組項目
№3-1-4 処理場・ポンプ場の耐震化
取組内容
地震時の被害を最小化するため、下水処理場やポンプ場施設の耐震化を進める。
管理指標
目 標
平成21年度 ∼ 平成32年度
下水処理場及びポンプ場の耐震化
を図る。
実 施
実 績
計 画
平成25年度
平成26年度
・庄内下水処理場の
水処理棟
(耐震設計)
平成27年度
平成28年度
平成29年度
・庄内下水処理場の
水処理棟
(耐震補強工事)
(耐震補強工事)
・庄内下水処理場の
機械棟
(耐震診断)
(耐震設計)
(耐震補強工事)
・庄内下水処理場の
脱臭棟
(耐震設計)
(耐震補強工事)
(耐震設計)
(耐震補強工事)
・小曽根第1ポンプ場
(耐震診断)
・小曽根第2ポンプ場
(耐震診断)
(耐震設計)
・利倉ポンプ場
(耐震診断)
関連指標
PI番号Ot40:施設の耐震化率(建築)=16.7(H23),16.7(H24),16.7(H25) %
【算出方法】耐震化した建設施設数/耐震化が必要な建設施設数×100
その他:施設の耐震化率=27.3(H23),27.3(H24),27.3(H25) %
【算出方法】耐震性能を有する施設数/施設数×100
※施設数・・・消防庁報告対象施設(非木造2階建以上または延床面積200㎡超)
備 考
評 価 等
≪平成26年度の評価等≫
・庄内下水処理場水処理棟の耐震補強工事に着手した。
・平成26年度に「下水道施設の耐震対策指針と解説」(改定版)が示されたこと
を受け、今後の耐震診断方法を決定した。
≪今後の取組み≫
・耐震診断方法の決定を受け、平成27年度以降、順次耐震補強工事を実施してい
く。
26
将 来 像
将来像3 災害に強い上下水道を構築します
3−1 施設の耐震化
取組項目
№3-1-5 水道管路の耐震ネットワークの構築
取組内容
災害時の復旧や管網の維持管理を容易にするため、配水小ブロック化※を推進す
るとともに、バックアップ化を図るため、連絡管についても整備を行う。
管理指標
目 標
配水小ブロック化※率(%)
平成20年度
平成32年度
【算出方法】
(配水小ブロック化※面積/給水区域
面積)×100
47.0%
70.0%
実 績
平成25年度
計 画
平成26年度
平成27年度
60.4%
62.0%
(22.11km2/36.6km2)
×100
(22.71km2/36.6km2)
×100
・配水小ブロック化※
(北桜塚地区)
関連指標
平成28年度
平成29年度
・配水小ブロック化※
(長興寺地区)
(永楽荘地区)
(中桜塚地区)
(曽根西町地区)
PIコード2203:事故時配水量率=84.1(H23),84.1(H24),84.0(H25) %
【算出方法】(事故時配水量/一日平均配水量)×100
その他:バックアップ率=100(H23),100(H24),100(H25)%
【算出方法】(2系統以上からの配水が可能な給水区域面積/給水
区域面積)×100
備 考
%
70.0
配
水
小
ブ
ロ
ッ
ク
化
率
65.0
60.4
60.0
目標(H32)=70.0%
62.0
58.3
55.5
55.0
50.0
49.7
45.0
46.0
50.8
計画
47.0
実績
40.0
H19
評 価 等
H26
H32
≪平成26年度の評価等≫
・災害時の復旧や管網の維持管理を容易にするため、中桜塚地区の配水小ブロッ
ク化を行った。
27
将 来 像
将来像3 災害に強い上下水道を構築します
3−1 施設の耐震化
取組項目
№3-1-6 応急給水栓の整備
取組内容
地震等による断水に備え、概ね半径1km以内で給水を受けられるように、各避難所
に応急給水栓を整備する。
目 標
管理指標
【算出方法】
(応急給水栓整備箇所/応急給水所箇所)
×100
74.3%
注1)
100.0%
注1)
計 画
実 績
平成25年度
平成27年度
平成22年度
応急給水栓整備率(%)注1)
平成26年度
88.6%
94.3%
(62箇所 / 70箇所)
×100
(66箇所 / 70箇所)
×100
平成27年度
平成28年度
平成29年度
―
―
・応急給水栓の整備
(4か所)
関連指標
PIコード2001:給水人口一人当たり貯留飲料水量=146(H23),146(H24),144(H25) L/人
【算出方法】[(配水池総容量(緊急貯水槽容量は除く)×1/2+
緊急貯水槽容量)/給水人口]×1,000
PIコード2205:給水拠点密度=30.1(H23),30.1(H24),30.1(H25) 箇所/100km2
【算出方法】(配水池・緊急貯水槽数/給水区域面積)×100
備 考
注1)管理指標及び目標値については、「耐震化計画」策定時(平成22年度)
に見直しを行った。
注2) 平成21年度までは、給水区域面積に対して半径1km以内に給水拠点を
持つ面積の割合として算出。
%
応
急
給
水
栓
整
備
率
100.0
94.3
88.6
90.0
目標(H27)=100%
84.3
78.6
80.0
注1) 74.3
70.0
60.0
計画
62.0 62.0 62.0
実績
注2)
50.0
H19
評 価 等
H21 H22
H26 H27
H32
≪平成26年度の評価等≫
・計画していた施設3か所(刀根山小学校・中豊島小学校・南丘小学校)と平成
27年度に計画していた1か所(第14中学校)に応急給水栓を整備した。
28
将 来 像
将来像3 災害に強い上下水道を構築します
3−2 危機管理体制の強化
取組項目
№3-2-1 危機管理の機能強化
取組内容
あらゆる災害や事故に備え、事象別に対応マニュアルを作成するとともに、迅速
かつ的確に活動できるように、研修・訓練を定期的に実施する。また、広域的な
災害に備え、大阪府や近隣都市をはじめとする関係機関との連携強化を図る。
管理指標
目 標
平成21年度 ∼ 平成32年度
事象別マニュアルを作成し、定
期的に研修・訓練を行う。また、
関係機関との連携を図る。
実 施
計 画
実 績
平成25年度
平成26年度
平成27年度
・地震対応マニュアル ・地震災害時業務
・対応マニュアルの
の策定
継続計画※(BCP) 策定
(新型インフルエ
の策定
ンザ、風水害)
・研修や訓練の実施
平成28年度
平成29年度
(水質・施設事故
停電、テロ)
・研修や訓練の実施
関連指標
備 考
評 価 等
≪平成26年度の評価等≫
・上下水道事業の業務維持・機能回復を目的とした地震災害時業務継続計画※
(BCP)を策定した。
29
将 来 像
将来像3 災害に強い上下水道を構築します
3−2 危機管理体制の強化
取組項目
№3-2-2 災害に備えた広報啓発活動の充実
取組内容
万一の断水に備えて、広報等を通じて水道水の汲み置きをはじめ、災害時給水拠
点の位置等を継続的に周知するなど、防災意識の向上を図る。
目 標
管理指標
緊急時に備えた水の確保率(%)注)
【算出方法】
(緊急時に備えて水を確保している
人数/アンケート回答者数)×100
平成19年度
平成31年度
31.0%
50.0%以上
計 画
実 績
平成26年度
平成25年度
平成27年度
平成28年度
平成29年度
42.6%
(636人/1,494人)×100
・広報誌・HPの掲載
・備蓄水の配布
・出前講座
関連指標
備 考
%
50.0
緊
水急
の時
確に
保備
率え
た
45.0
・広報誌・HPの掲載
・備蓄水の配布
・出前講座
その他:
災害用備蓄水配布数(駅頭啓発)=4,008人(平成24,25,26各年度)
災害に関する出前講座実施数=
3回115人参加(平成24年度),1回40人参加(平成25年度)
2回65人参加(平成26年度)
注)『緊急時に備えた水の確保率(%)』は、市民を対象に3年に1回
実施するアンケート調査から算出する。
目標(H31)=50.0%以上
42.6
40.0
35.0
31.0
計画
30.0
実績
27.6
25.0
H19
評 価 等
H22
H25
H28
H31
≪平成26年度の評価等≫
・平成26年9月に全戸配布した「とよなかの上下水道(No.43)」において、水の備
蓄方法や市内小学校に設置を行っている飲み水栓について掲載した。
・6月の水道週間に行った駅頭啓発(豊中駅、千里中央駅)では、災害用備蓄水の
ほか、災害時の応急給水場所の位置図と緊急連絡先を配布した。
・災害時における水の確保方法などに関する出前講座を実施した。
30
将 来 像
将来像4 環境にやさしい事業を展開します
4−1 環境対策
取組項目
№4-1-1 環境負荷の低減に向けた施策の実施と公表
取組内容
環境負荷を継続的に低減するため、組織内に構築した環境管理体制を維持・向上
させていく。また、環境保全活動の内容とその効果を明らかにしながら、わかり
やすく公表する。
管理指標
目 標
平成21年度 ∼ 平成32年度
環境保全活動を推進し、その
内容と効果を公表していく。
実 施
実 績
計 画
平成25年度
平成26年度
平成27年度
・環境活動の推進
・環境活動の推進
・環境報告書の策定
と公表
・環境報告書の策定
と公表
平成28年度
平成29年度
関連指標
PIコード4001:配水量1m3当り電力消費量=0.09(H23),0.09(H24),0.11(H25) kwh/m3
【算出方法】(全施設の電力使用料/年間配水量)
PIコード4006:配水量1m3当たり二酸化炭素排出量=42(H23),42(H24),58(H25) g・CO2/m3
【算出方法】(総二酸化炭素排出量/年間配水量)×106
PI番号Ot110:水処理電力原単位=0.339(H23),0.339(H24),0.307(H25) kwh/m3
【算出方法】使用電力量(水処理)/年間総汚水処理水量理)
PI番号E40:処理人口1人当たり温室効果ガス排出量=10.7(H23),10.8(H24),12.8(H25)
kwh/m3
【算出方法】温室効果ガスCO2換算排出量/下水道処理人口
備 考
評 価 等
≪平成26年度の評価等≫
・局内に構築した環境マネジメントシステム(EMS)に基づき、環境負荷の低
減に努めた。
・局全体の環境保全の取組みとその結果を取りまとめた「環境報告書」(平成25年
度)を策定し、公表した。
31
将 来 像
将来像4 環境にやさしい事業を展開します
4−1 環境対策
取組項目
№4-1-2 エネルギーの新たな活用や新技術の導入に向けた調査・検討
取組内容
下水汚泥や処理水などの有効活用、再生可能エネルギーの利用に向け、新たな技
術や資材の導入等に関する調査・検討を行い、実現可能なものから順次実施す
る。
管理指標
目 標
平成21年度 ∼ 平成32年度
エネルギーの新たな活用方法を検
討し、実現可能なものから実施す
る。
実 施
実 績
平成25年度
計 画
平成27年度
平成26年度
・調査・検討
平成28年度
平成29年度
・調査・検討
・屋根貸しによる
太陽光発電
・屋根貸しによる
太陽光発電
(事業者公募・選定)
(設置・稼働)
関連指標
備 考
評 価 等
≪平成26年度の評価等≫
・柿ノ木配水場と新田配水場において、民間事業者による太陽光発電事業の実施
に向け、事業者の公募と選定を環境部と連携して行った。
≪今後の取組み≫
・平成27年度中の発電に向け、選定した事業者と調整を図りながら、太陽光発電
の稼働に向けた準備を進める。
32
将 来 像
将来像4 環境にやさしい事業を展開します
4−2 合流式下水道の改善
取組項目
№4-2-1 合流区域における汚濁負荷量の改善
取組内容
合流式下水道からの雨天時放流水質を分流式下水道並みに改善するため、処理場
内での滞水池の設置をはじめ、貯留管の設置や雨水吐室の改造等の増強を行う。
管理指標
目 標
合流式下水道改善率(%)注1)
【算出方法】(PI番号E70)
(合流式下水道改善面積/合流区域面
積)×100
平成20年度
平成32年度
0.04%
100%
実 績
平成25年度
計 画
平成27年度
平成26年度
57.5%
57.5%
(832.8ha/1,449.6ha)
×100
(832.8ha/1,449.6ha)
×100
・スクリーン設置注2)
平成28年度
平成29年度
・スクリーン設置
(曽根東町、千里園、
本町地内)
―
・スクリーンの改良
(本町、玉井町、
千里園地内)
・遮集接続管の設置
―
(原田南地内)
(小曽根第1ポンプ場内)
・貯留管のポンプ設備
設置(二葉町地内)
関連指標
備 考
% 100.00
合
流
式
下
水
道
改
善
率
その他:夾雑物対策箇所数=5(H23),10(H24),15(H25)箇所
社会資本総合整備計画※における平成27年度の目標値=15か所
夾雑物対策済みのポンプ場及び雨水吐室の数
注1)「合流式下水道改善率(%)」は、合流区域のうち、雨天時に公共水域に放流される
汚濁負荷量を分流式下水道並みに改善した地域の割合をいう。
(算定式分母の合流区域面積を、PI指標に合わせ計画面積から整備面積に今回変更。)
注2)「日本経済再生に向けた緊急経済対策」に伴う平成24年度補正予算の事業
目標(H32)= 100%
80.00
57.5 57.5
50.4 50.4
60.00
48.6
40.00
48.6
計画
実績
20.00
0.04 0.04
0.00
H19
評 価 等
H21
H25
H27 H28
H31 H32
≪平成26年度の評価等≫
・平成28年度に予定しているスクリーン設置と遮集接続管の設置について、大阪
府と協議を行った。
33
将 来 像
将来像5 次世代につなげる事業運営をめざします
5−1 財務体質の強化
取組項目
№5-1-1 財政基盤の安定化
取組内容
財務体質を強化するため、経営の効率化により利益を確保しながら、建設改良費
の起債充当率を引き下げて企業債残高を縮減する。また、費用の平準化や建設財
源の確保を図るための対策を講じる。
目 標
管理指標
平成20年度
企業債残高(円)
平成32年度
(上水)
277億円
(上水)
247億円
(下水)
372億円
(下水)
289億円
実 績
計 画
平成25年度
平成26年度
平成27年度
(上水)
244億円
(上水)
245億円(見込み)
・起債発行の適正化
(下水)
299億円
(下水)
294億円(見込み)
管 路 = 70%
構築物 = 70%
平成28年度
平成29年度
・下水道事業の起債
充当率見直し
管 路 = 60%
構築物 = 60%
構築物 = 50%
関連指標
その他:給水収益に対する企業債残高=357.2(H23),354.9(H24),345.2(H25) %
【算出方法】(企業債残高/給水収益)×100
備 考
億円
400
350
企
業
債
残
高
300
250
372
354
下水
目標(H32)=289億円
338
323
310
299 294
285 277
267 258
255 252 244 245
200
上水
目標(H32)=247億円
150
100
計画(上水)
実績(上水)
50
計画(下水)
実績(下水)
0
H19 H20
評 価 等
H26
H32
≪平成26年度の評価等≫
・上下水道事業共に、起債発行額を企業債償還額以下に抑え、起債残高の縮減並
びに自己資本構成比率の上昇に努めた。
・平成26年度に地方公営企業会計制度が変更されたことに伴い、管理指標を「自
己資本構成比率」から「企業債残高」に変更するとともに、新たに目標値を設定
した。
34
将 来 像
将来像5 次世代につなげる事業運営をめざします
5−1 財務体質の強化
取組項目
№5-1-2 効率的な業務体制の推進
取組内容
効率的な組織体制による経営を推進するため、業務内容や業務体制に関する調
査・検討を行い、実現可能なものから順次実施する。
目 標
管理指標
平成21年度 ∼ 平成32年度
効率的な業務体制について検討し、
実現可能なものから実施する。
実 施
実 績
平成25年度
平成26年度
・共通業務の集約化 ・業務執行体制の
見直し
計 画
平成27年度
平成28年度
平成29年度
・調査・検討
・執務スペースの
検討
関連指標
備 考
評 価 等
≪平成26年度の評価等≫
・平成27から実施する組織機構改革に基づき、係業務について見直しと再編を
行った。
・局庁舎における効率的な執務スペースの確保に向けて、検討委員会及び作業部
会を設置し、改善必要箇所の洗い出しやその改善方法について検討した。
≪今後の取組み≫
・引き続き、局庁舎における効率的な執務スペースの確保に向けて検討を行う。
35
将 来 像
将来像5 次世代につなげる事業運営をめざします
5−2 経営資源 人材 の確保
取組項目
№5-2-1 人材の確保と育成
取組内容
技術や知識を保持・養成し、さらに次世代に継承するため、計画的に人材を確保
するとともに、各種研修への参加を推進する。
管理指標
目 標
平成21年度 ∼ 平成32年度
計画的に人材を確保するととも
に、各種研修への参加を推進す
る。
実 施
実 績
平成25年度
平成26年度
計 画
平成27年度
・計画的な人材の確保
・計画的な人材の確保
・研修への参加
・研修への参加
・研修内容の見直し
関連指標
平成28年度
平成29年度
・結果反映
PIコード3103:外部研修時間=6.2(H23),8.1(H24),5.1(H25) 時間
【算出方法】(職員が外部研修を受けた時間・人数/全職員数)
PIコード3104:内部研修時間=10.8(H25),10.6(H24),8.5(H25) 時間
【算出方法】(職員が内部研修を受けた時間・人数/全職員数)
備 考
評 価 等
≪平成26年度の評価等≫
・より優秀な人材を確保していくため学校訪問等のリクルート活動を実施した。
・新規職員8名を採用した。
・日本水道協会、日本下水道協会、下水道事業団主催の研修を中心に、幅広く外
部研修に参加した。
≪今後の取組み≫
・「職員研修計画」に基づき、将来の上下水道事業を担える人材育成を目的とし
て、局の実情を反映した研修について検討を行う。
36
将 来 像
将来像5 次世代につなげる事業運営をめざします
5−2 経営資源 人材 の確保
取組項目
№5-2-2 情報化の推進
取組内容
業務の効率化を図っていくため、「情報化推進計画」に基づき、新たなシステム
の導入や既存システムの改良を行う。
目 標
管理指標
平成21年度 ∼ 平成32年度
「情報化推進計画」の運用注)
実 施
実 績
平成25年度
平成26年度
計 画
平成27年度
平成28年度
平成29年度
・「情報化推進計画
(ver.3)」の運用
・「情報化推進計画
(ver.4)」の策定
・「情報化推進計画
(ver.4)」の運用
関連指標
備 考
注)「情報化推進計画」に定める目標の達成に向け、毎年度策定する「アクションプ
ラン」に基づき、進行管理を行う。
評 価 等
≪平成26年度の評価等≫
・平成24年に策定した「情報化推進計画(ver.3)」に従って、「H25年度アクショ
ンプラン」を作成し、情報化の推進に計画どおり取り組んだ。主な取組み内容
は、排水設備台帳の整理、水質届出書の電子化、大規模更改に向けた既存料金調
定システムの整理、下水道分野のGIS機能開発(特定事業所、告示エリア)であ
る。
・次期推進化計画となる「情報化推進計画(ver.4)」を策定した。
37
将 来 像
将来像6 お客さまに満足していただける事業運営を目指します
6−1 広報・広聴・啓発活動の充実
取組項目
№6-1-1 広報・広聴・啓発活動の推進
取組内容
上下水道事業に対する理解を深めていただくため、計画的に情報を発信するとと
もに、寄せられる意見や要望を評価・分析しながら、経営改善に努める。また、
施設見学や出前講座など、お客さまと接する機会を設け、情報の共有化を図る。
管理指標
目 標
平成31年度
平成19年度
お客さま満足度(%)注1)
【算出方法】
(水道(下水道)事業に対する総合的
評価の満足者数/アンケート回答者
数)×100
(上水) 52.4%
70.0%以上
注2)
(下水) 53.4%
計 画
実 績
平成26年度
平成25年度
(上水) 57.6%
(823人/1,430人)×100
(下水) 53.0%
(761人/1,436人)×100
・広報啓発活動の推進
平成27年度
平成28年度
平成29年度
・アンケート調査
(CS調査)
・広報啓発活動の推進
・アンケート調査
(CS調査)
関連指標
備 考
% 70.0
お 65.0
客
さ
60.0
ま
満
足 55.0
度
PIコード3205:水道サービスに対する苦情割合=0.79(H23),0.64(H24),0.58(H25) 件/1,000人
【算出方法】(水道サービス苦情件数/給水件数)×1,000
PI番号U100:下水道サービスに対する苦情件数=191(H23),177(H24),172(H25) 件/10万人
【算出方法】(苦情総件数/下水道処理人口)×105
注1)『お客さま満足度(%)』は、市民を対象に3年に1回実施するアンケート
調査から算出する。
注2)下水道事業の数値は、平成22年度に実施したアンケート調査の結果による。
計画(上水)
計画(下水)
実績(上水)
実績(下水)
56.1
57.6
52.4
50.0
目標(H31)=70.0%以上
上水道事業
下水道事業
53.4
53.0
H22
H25
45.0
H19
評 価 等
H28
H31
≪平成26年度の評価等≫
計画どおり以下の広報啓発活動を実施した。
・出前講座 ・出前教室 ・水道週間(駅頭啓発) ・図画・習字作品展
・職場体験学習 ・くらしかんパネル展 ・市民環境展 ・バスツアー
・利き水会 ・モニター会議 ・施設見学 ・広報誌 ・とよっぴー祭り
・コラボまつり ・ふれあい緑地フェスティバル ・来て見て体験in村
野浄水場
38
とよなか水未来構想/第7期実行計画
財
政
計
画
(平成 27 年度∼平成 29 年度)
1.需要予測
(1)人口・世帯数
人口は、国立社会保障・人口問題研究所で示されている平成 32 年(2020 年)度の 38 万人
をベースに推計しました。また、世帯数については、現在は微増傾向にあるものの、今後
は減少傾向に転じ、平成 32 年度には約 17 万世帯になると予想しています。
千人/千戸
500
400
389
389
390
392
394
395
395
392
390
387
385
382
166
167
168
169
171
172
172
171
170
169
168
167
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H27
H28
H29
H30
H31
H32
300
200
100
人口
世帯数
(2)水需要
水道の有収水量(水道料金の徴収対象となった水量)については、節水意識の高まりや
生活スタイルの変化、景気の低迷などを考慮して、生活用水、都市活動用水量(会社、業
務等)、その他水量(湯屋、臨時等)とも減少基調で推計しました。
下水道の有収水量(下水道使用料の徴収対象となった水量)については、水道の有収水
量の他に、井戸水、工業用水の近年の動向を加味して推計しました。
万m3
5,000
4,500
4,000
3,500
3,000
2,500
2,000
1,500
1,000
500
0
H21
H22
H23
H24
H25
H26
有収水量(上水)
39
H27
H28
有収水量(下水)
H29
H30
H31
H32
2.財政計画
水道事業
収益的収支(税抜)
(単位:千円)
水道事業収益
給水収益
加入金
他会計補助金
H25
(実績)
7,783,582
H26
(見込)
7,900,381
H27
(予算)
7,842,237
H28
(計画)
7,713,302
H29
(計画)
7,575,040
7,080,759
6,901,616
6,860,035
6,741,834
6,611,926
273,268
300,145
240,846
220,000
220,000
67,072
56,863
52,993
49,995
45,787
362,483
641,757
688,363
701,474
697,327
6,881,965
7,321,733
7,353,699
7,410,868
7,473,255
1,115,107
1,229,702
1,283,117
1,294,726
1,306,359
うち職員給与費
1,068,875
1,098,031
1,153,172
1,157,207
1,168,840
うち退職給付費
46,232
131,671
129,945
137,519
137,519
受水費
2,930,859
2,849,471
2,870,328
2,837,564
2,781,934
減価償却費
1,334,051
1,526,699
1,476,488
1,675,015
1,775,262
その他収入
水道事業費用
人件費
支払利息
597,388
569,771
576,833
518,014
515,847
その他支出
904,560
1,146,090
1,146,933
1,085,549
1,093,853
901,617
578,648
488,538
302,434
101,784
1,097,053
2,011,435
1,786,750
2,402,664
1,465,472
952,300
1,748,800
1,557,100
2,081,400
1,306,500
1,559
31,884
0
0
0
他会計負担金
24,000
188,872
188,319
248,737
142,945
出資金
94,961
0
0
0
0
固定資産売却代金
10,233
10,879
10,331
10,527
10,527
単
年
度
損
益
資本的収支(税込)
(単位:千円)
資本的収入
企業債
工事負担金
国庫補助金
14,000
31,000
31,000
62,000
5,500
3,017,147
3,818,174
3,915,126
4,470,406
3,418,760
建設改良費
1,337,688
2,125,210
2,182,099
2,745,481
1,738,906
企業債償還金
1,679,459
1,692,964
1,733,027
1,724,925
1,679,854
資本的支出
うち固定負債償還金
資
本
的
収
支
不
足
816
1,197
0
0
0
額
1,920,094
1,806,739
2,128,376
2,067,742
1,953,288
資金計算
(単位:千円)
当
年
度
資
金
過
不
足
額
395,190
263,482
▲ 196,566
▲ 11,718
▲ 45,782
前
年
度
資
金
過
不
足
額
1,643,391
2,038,581
2,302,063
2,105,497
2,093,779
計
2,038,581
2,302,063
2,105,497
2,093,779
2,047,996
資
金
合
40
下水道事業
収益的収支(税抜)
(単位:千円)
H25
(実績)
10,795,738
H26
(見込)
13,327,847
H27
(予算)
13,832,782
H28
(計画)
14,710,099
H29
(計画)
14,835,891
下水道使用料
3,815,549
3,764,099
3,652,888
3,689,069
3,640,232
雨水処理負担金
2,551,881
2,704,648
2,676,334
2,650,816
2,657,557
182,159
2,065,318
2,150,350
2,165,839
2,168,116
流域下水道受託管理負担金収入
2,257,025
2,277,979
2,620,858
2,631,957
2,575,057
流域下水道建設受託事業収入
1,980,652
2,503,840
2,720,718
3,556,859
3,779,371
公共下水道事業収益
その他収入
空港貯留施設受託管理費
8,472
11,963
11,634
15,559
15,559
10,584,124
12,606,929
13,426,672
14,123,016
14,347,639
701,980
632,605
651,396
676,124
707,017
うち職員給与費
518,940
516,863
562,205
565,462
573,475
うち退職給付費
183,040
115,742
89,191
110,662
133,542
712,506
721,731
849,116
852,116
852,116
2,786,767
4,049,069
4,057,941
4,100,051
4,151,744
705,138
657,164
670,050
583,559
566,756
その他支出
1,431,584
1,752,578
1,844,958
1,706,791
1,700,019
流域下水道原田終末処理場受託管理費
2,257,025
2,277,979
2,620,858
2,631,957
2,575,057
流域下水道終末処理場建設受託事業費
1,980,652
2,503,840
2,720,719
3,556,859
3,779,371
8,472
11,963
11,634
15,559
15,559
211,614
720,918
406,110
587,083
488,253
2,487,622
2,275,156
2,918,008
3,174,142
4,162,420
2,524,900
公共下水道事業費用
人件費
原田終末処理場管理負担金
減価償却費
支払利息
空港貯留施設受託管理費
単
年
度
損
益
資本的収支(税込)
(単位:千円)
資本的収入
企業債
1,546,000
1,409,600
1,816,200
1,775,900
他会計負担金
139,318
154,255
149,185
145,280
127,102
国庫補助金
772,410
697,495
938,500
1,250,842
1,508,398
工事負担金
25,996
11,188
9,564
300
300
3,868
2,573
4,439
1,700
1,600
受益者負担金
返還金
30
45
120
120
120
5,410,336
5,135,167
5,729,868
6,032,177
7,003,262
2,745,237
2,796,495
3,460,657
3,916,285
5,017,134
0
195
975
975
975
2,665,099
2,338,477
2,268,236
2,114,917
1,985,153
75,000
75,000
75,000
12,500
0
額
2,922,714
2,860,011
2,811,860
2,858,035
2,840,841
211,279
▲ 72,053
179,994
298,630
資本的支出
建設改良費
貸付金
企業債償還金
うち固定負債償還金
資
本
的
収
支
不
足
資金計算
(単位:千円)
当
年
度
資
金
過
不
足
額
210,329
前
年
度
資
金
過
不
足
額
1,953,467
2,163,796
2,375,075
2,303,022
2,483,016
計
2,163,796
2,375,075
2,303,022
2,483,016
2,781,645
資
金
合
41
3.主な整備事業費
水道事業
配水管増補改良事業
(単位:千円 税込)
H27(予算)
事業費
国 庫補 助金
財
企
業
債
源
自 己 財 等
H28(計画)
H29(計画)
1,509,959
1,646,072
1,341,059
0
0
0
1,085,000
1,335,400
1,049,500
424,959
310,672
291,559
施設整備事業
(単位:千円 税込)
H27(予算)
事業費
国 庫補 助金
財
企
業
債
源
自 己 財 等
H28(計画)
H29(計画)
611,650
977,037
182,795
31,000
62,000
5,500
472,100
683,000
158,000
108,550
232,037
19,295
下水道事業
管渠築造事業
(単位:千円 税込)
H27(予算)
事業費
国庫補助 金
※
財
企
業
債
源
自 己 財 等
H28(計画)
H29(計画)
2,693,956
2,295,629
3,201,746
651,000
755,142
1,116,198
1,360,200
927,800
1,433,800
682,756
612,687
651,748
処理場整備事業
(単位:千円 税込)
H27(予算)
事業費
※
国庫補助 金
財
企
業
債
源
自 己 財 等
H28(計画)
H29(計画)
562,149
1,305,472
1,403,613
211,000
495,700
392,200
307,200
693,600
925,700
43,949
116,172
85,713
※国庫補助金(社会資本整備総合交付金)を受けて実施している取組みは以下のとおり。
・№2-2-1 老朽化した下水道管路の改築更新
・№2-2-2 処理場・ポンプ場の改築更新
・№2-2-3 庄内下水処理場汚泥処理施設の再構築
・№2-3-1 雨水管等の整備
・№3-1-3 下水道重要管路の耐震化
・№4-2-1 合流区域における汚濁負荷量の改善
42
4.業務予定量
項 目
単位
H25
(実績)
H26
(見込)
H27
(予算)
H28
(計画)
H29
(計画)
行政区域内人口〈9月末〉
人
394,004
394,983
394,983
392,428
389,873
行政区域内戸数〈9月末〉
戸
171,027
172,225
172,225
171,366
170,250
給水人口〈9月末〉
人
393,996
394,975
394,975
392,420
389,865
給水戸数〈9月末〉
戸
171,023
172,221
172,221
171,362
170,246
m
3
44,815,602
44,170,894
43,803,440
43,141,097
42,399,365
m
3
122,782
121,016
119,682
118,195
116,163
水 年間給水量 道
事
業 一日平均給水量 a
年間有収水量
b
m
3
42,952,257
42,404,058
42,051,302
41,415,454
40,703,391
有収率 b/a
%
95.8
96.0
96.0
96.0
96.0
処理可能区域人口〈9月末〉
人
393,961
394,948
394,953
392,398
389,843
水洗化人口〈9月末〉
人
393,062
394,053
394,065
391,522
388,979
m
3
63,241,684
(61,846,184)
63,735,891
(62,536,191)
66,830,030
(64,890,230)
66,647,434
(64,712,934)
66,647,434
(64,712,934)
m
3
173,265
174,619
182,596
182,596
182,596
d
m
3
44,483,201
44,073,749
43,511,786
43,008,655
42,439,285
d/c
%
71.9
70.5
67.1
66.5
65.6
下 年間総処理水量 水 (うち年間汚水処理水量)
道
事
一日平均処理水量 業
有収水量
有収率 c
43
5.推計の考え方
水道事業
水道事業収益
■給水収益
推計した有収水量に、過去 3 か年の動向を踏まえた供給単価を乗じて計上しました。
■加入金
近年の動向を踏まえ計上しました。
■他会計補助金
一般会計からの繰入金として、緑丘配水場建設の用地取得に係る企業債利息を計上しました。
■その他収入
その他として、受託工事収益、受託事業収益、その他営業収益、長期前受金戻入等を計上しました。
水道事業費用
■人件費
職員給与費について平成 27 年度予算の職員数を基に定昇等を見込んで計上しました。退職給与費につい
ては、予定される退職者を基に計上しました。
■受水費
推計した受水量に受水単価(75 円)を乗じて計上しました。
■減価償却費
既得の資産および計画期間内に新たに取得する資産を対象に計上しました。平成 26 年度からは、地方公
営企業会計制度の見直しにより増加しています。
■支払利息
計画期間の借入利率を一律 2.0%として計上しました。
■その他支出
修繕費や委託料などのその他支出については、これまでの実績や今後の動向を踏まえ計上しました。
資本的収入
■企業債
企業債充当率を適債事業費の 90%として計上しました。
■工事負担金
庁舎改良工事に伴う下水道事業会計からの負担金を計上しました。
■他会計負担金
消火栓設置工事に係る一般会計からの繰入金を計上しました。
■出資金
緑丘配水場建設の用地取得に係る企業債元金を対象とする出資金を計上しました。平成 26 年度からは、
他会計負担金に計上しています。
資本的支出
■建設改良費
44
「3.主な整備事業費」を参照してください。
■企業債償還金
発行済みの企業債及び計画している事業を計上しました。
公共下水道事業
公共下水道事業収益
■下水道使用料
推計した有収水量に、過去 3 か年の動向を踏まえた使用料単価を乗じて計上しました。
■雨水処理負担金
一般会計からの負担金として、雨水処理に係る維持管理費と資本費(減価償却費、支払利息、固定資産
除却費)を計上しました。
■その他収入
その他収入として、一般会計補助金、その他営業収益、長期前受金戻入等を計上しました。
■流域下水道受託管理負担金収入
豊中市が受託している猪名川流域下水道原田処理場の維持管理費として、これまでの実績等を踏まえ、
豊中市も含めた構成団体(6 市 2 町)からの負担金として計上しました。
■流域下水道建設受託事業収入
豊中市が受託している猪名川流域下水道原田処理場の建設費として、これまでの実績等を踏まえ、主に
猪名川流域下水道原田処理場の事業主体である大阪府・兵庫県からの負担金として計上しました。
■空港貯留施設受託管理負担金収入
豊中市が受託している空港貯留施設の管理費として、これまでの実績等を踏まえ、大阪府からの負担金
を計上しました。
公共下水道事業費用
■人件費
職員給与費について平成 27 年度予算の職員数を基に定昇等を見込んで計上しました。退職給与費につい
ては、予定される退職者を基に計上しました。
■原田終末処理場管理負担金
原田終末処理場管理費負担金を計上しました。
■減価償却費
既得の資産および計画期間内に新たに取得する資産を対象に計上しました。平成 26 年度からは、地方公
営企業会計制度の見直しにより増加しています。
■支払利息
計画期間の借入利率を一律 2.0%として計上しました。
■その他支出
その他支出として、工事請負費、動力費や委託料などをこれまでの実績や今後の動向を踏まえ計上しま
した。
45
資本的収入
■企業債
適債事業費のうち、以下の割合を起債充当率(建設負担金のうち、猪名川流域下水道分は除く)として
計上しました。
平成 25 年度まで … 90%
平成 26 年度
… 管路及び構築物 80%
その他 90%
平成 27 年度
… 管路及び構築物 70%
その他 90%
平成 28 年度
… 管路及び構築物 60%
その他 90%
平成 29 年度
… 管路 60%
構築物 50%
その他 90%
■一般会計負担金
一般会計からの負担金を計上しました。
■国庫補助金
計画している事業を基に、補助対象となる金額を計上しました。
■工事負担金
受託工事分として計上しました。
■受益者負担金
これまでの実績や今後の動向を踏まえ計上しました。
■返還金
水洗化工事に係る貸付金の返還金として一定額を計上しました。
資本的支出
■建設改良費
「3.主な整備事業費」を参照してください。
■貸付金
水洗化工事に係る貸付金として一定額を計上しました。
■企業債償還金
発行済みの企業債及び計画している事業を基に計上しました。
46
用語説明
● 水道事業ガイドライン p.6
水道事業の経営状態やサービスレベルなどを定量的に評価するため、(社)日本水道協会
が制定した規格のこと。全 137 項目の業務指標が定められており、事業経営の自己診断、
お客さまへのわかりやすい情報提供に活用できる。
● 下水道維持管理サービス向上のためのガイドライン p.6
下水道事業の経営状態やサービスレベルなどを定量的に評価するため、(社)日本下水道
協会が策定した解説書のこと。25 項目の背景情報と 56 項目の業務指標が定められており、
事業経営の自己診断、お客さまへのわかりやすい情報提供に活用できる。
● 水道 GLP p.8
水道水の水質に関して、検査や試験が正確かつ適正に行われたことを第三者機関(社団法
人日本水道協会)がお客さまに対して保証する制度のこと。2 年ごとに定期審査、4 年ごと
に更新審査が行われる。
● 水安全計画 p.9
水源から蛇口に至るまでのあらゆる過程において、水質に影響を及ぼす可能性のある危
害を想定し監視することで、常に安全な水道水が供給できるように定めた計画のこと。
● 小規模貯水槽 p.10∼p.11
受水槽の有効容量が 10m3 以下のもの。
● 社会資本総合整備計画 p.20,p.23,p.34
社会資本整備総合交付金を受けるために必要となる整備計画のこと。
● NS形 p.24
ダクタイル鋳鉄管の継手形式を表す名称のひとつ。NS 形ダクタイル鋳鉄管は、継手部
が伸縮・屈曲し、さらに抜けを防止する構造となっており、地震時など地盤の揺れに追随
できる。
● 配水小ブロック化 p.28
給水区域を一定の規模で分割して管理すること。
● 業務継続計画 p.29
災害発生時などにおいても事業が継続できるように、最低限必要な業務やその対応策に
ついて定めた計画のこと。
● あんしん給水栓 p.30
災害時に水道水を利用できるように、大阪広域水道企業団が浄水池や送水管に設置して
いる給水栓のこと。
47
第6期 実行計画からの主な変更点
取組№
取 組 項 目
変 更 内 容
1
2-1-3
水道施設における設備等の更新
平成26年度に計画していた「電気設備更新の設計委託(柿ノ
木)」を延期した。
15ページ
2
2-2-4
老朽化した下水道取付管の更新
平成27年度から下水道取付管を計画的に更新していくため、新た
な取組項目として設定した。
21ページ
3
3-1-4
処理場・ポンプ場の耐震化
平成27年度以降に実施する耐震補強工事を示した。
26ページ
4
4-1-2
エネルギーの新たな活用や新技術の
導入に向けた調査・検討
平成27年度の計画に「太陽光発電(設置・稼働)」を追加した。
32ページ
5
5-1-1
財政基盤の安定化
管理指標及び目標を見直した。
34ページ
48