5. 「1月22日資源エネルギー庁からの発表」解説① 2015.1.27 JP-AC 1月22日に資源エネルギー庁から以下の発表がありました。 JP-AC で整理しましたので、電子申請やお問合せの前にご確認ください。 平成26年度の固定価格買取制度に係る 設備認定及び設備認定の運用見直しについて http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/dl/20150122_announce_phase_2.pdf 固定価格買取制度に係る電子申請手続の運用変更について http://www.fit.go.jp/contents/denshi_notice_meti_20150215.pdf 1.概略 申請(届出)日によって、適用される価格や制度、および申請(届出)方法が 以下のように段階的に変更されます。 ①平成27年1月30日まで 従来の制度・申請方法で申請することができ、3 月末(標準処理期間 2 か月)ま でに認定されます。 (不備が解消されず 3 月末までに認定できない場合を除く。) ②平成27年 2 月1日から2月13日まで 従来の制度・申請方法で申請することができます。 認定日 適用価格 設備認定申請 4月以降 4月1日以降の価格 変更認定申請 4月以降 運転前の大幅な発電出力の変更の場合は4月1日以降の 価格(※) 軽微変更届出 従来通りの運用 ③平成27年22月15日から 月15日から33月 月31 31日まで 日まで ③平成27年 新しい制度・申請方法で申請することになります。 設備認定申請および型式変更の変更認定申請の場合は、事前に JP-AC で型 式登録されていることが必要となります。 認定日 設備認定申請 4月以降 適用価格 4月1日以降の価格 一部は4月1日以降の価格(※) 変更認定申請 (範囲拡大) 4月以降 軽微変更届出 一部が変更認定申請に移行 「2.②変更認定申請の価格適用範囲の拡大について」参照 ④平成27年44月 月11日から 日から ④平成27年 新しい制度・申請方法で申請することになります。更に増設(運転開始後の 出力増加)の場合も、4月1日以降の価格が適用されることになります。 5. 「1月22日資源エネルギー庁からの発表」解説② 2.従来の制度と新制度の違い 主に、変更認定申請の範囲、および変更認定申請の価格適用範囲が変わります。 ①変更認定申請の範囲拡大について 従来の制度 変更認定申請 ・大幅な発電出力の変更 ・発電設備区分の変更 ・メンテナンス体制の変更 ・配線図、構造図の変更 新制度(2 月 15日から) ・発電出力の変更全て ・太陽電池の型式・メーカ変更 ・発電設備区分の変更 ・メンテナンス体制の変更 ・配線図、構造図の変更 軽微変更届出 変更認定申請以外の変更 変更認定申請以外の変更 ②変更認定申請の価格適用範囲の拡大について(※) 従来の制度 ・ 運転開始前の 大幅な発電出 力の変更 新制度(2 月 15日から) 新制度(4 月 1 日から) ・運転開始前の発電出力の変更 ・運転開始前の発電出力の変更 (小幅な出力減少、または増加後も (小幅な出力減少、または増加後も 10kW 未満の場合を除く) 10kW 未満の場合を除く) ・太陽電池のメーカ変更、種類変 ・太陽電池のメーカ変更、種類変 更、変換効率低下(10kW 未満の 更、変換効率低下(10kW 未満の 設備、製造中止を除く) 設備、製造中止を除く) ・増設(運転開始後の出力増加) ③型式登録必須化について 2 月 15日から、新規申請および型式変更の際に新たに入力する型式は、事 前に JP-AC で型式登録されていることが条件となります。型式登録されて いない場合は、メーカに登録を要請してください。 2.調達価格の決定時期の変更 平成27年4月1日以降、原則として、電力会社との接続契約の締結日の調達 価格が適用されます。(平成26年度中に、国の認定を受け、電力会社に接続 契約を申し込んだ場合は平成26年度の調達価格が適用されます。)なお、接 続契約の締結に当たっては認定が必要です。 (※)買取価格が既に決定されていても、発電内容に変更がある場合は、電力会社との契約変更手続き等が 必要となりますので、必ず電力会社にご確認ください。
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