平成 27 年 11 月 16 日保護者各位札幌大谷中学校校長種市政己 HTB テレビ放送及び朝日新聞の記事について（ご報告）初冬の候、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。平素より本校の教育活動に対し、ご理解・ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。さて、11 月 13 日（金）に HTB イチオシ、及び 11 月 15 日（日）に朝日新聞で扱われたいじめ問題に関する報道についてご報告いたします。 9 月に本校中学１年生でいじめと思われる案件について保護者の方よりお申し出がありました。学校といたしましては、ただちにいじめ対策委員会を設置し、事実関係について調査をすることで内容把握に努め、10 月初旬に北海道総務部法務・法人局学事課へ、10 月中旬には北海道知事への報告も行っております。加えて対応が必要な事項については迅速に指導を行い本件の対応に当たって参りました。今回テレビや新聞記事で紹介されました内容につきましては、当該保護者の方の主張を基本としたものであり、全てが本校で事実であると認定した内容であるわけではございません。記者の方には、「今回の経緯や内容について整理中であり、今後内容について精査しつつ公式な文書の作成を行っている。」と申し伝えてありました。また、東京から弁護士の方に来ていただき、いじめに対する学習会をおこない、同時に学級指導や学年指導等、いじめのない環境作りのための取組もして参りました。今回のいじめと思われる案件につきまして、誠意を持って対応しているにもかかわらず、ニュース等で事実とは異なる点も報道されたことに心を痛めております。なお、今回の HTB テレビに対しては、学校は公平・公正な扱いをうけていないと判断し、放送倫理・番組向上機構（ＢＰＯ）放送人権委員会に申立てをしております。また、朝日新聞社に対しましても、取材内容と異なる報道がなされたことに対して抗議をする予定でおります。学校は今後とも生徒たちが自分らしさを発揮し、のびのびと過ごすことのできる環境作りに教員一同、一致協力して邁進していく所存でございます。合掌