経 営 体 制 - 村上信用金庫

経 営 体 制
金庫の機構
(平成27年6月末 現在)
総
会計監査人
代
会
理 事 会
監 事 会
理 事・監 事
常 勤 監 事
監 事
常勤理事会
監 査 室
理
事
長
専 務 理 事
常 務 理 事
常 勤 理 事
コンプライアンス委員会
統 合リスク管 理 委 員 会
総合企画委員会
業務部
総合企画部
総務部
総
理
務
課
課
本店営業部
岩 船 支 店
関 川 支 店
府 屋 支 店
店
駅 前 支 店
支
荒 川 支 店
東
経 営 体 制
経
課
人事研修課
査
課
経営企画管理課
審
理
リスク 管 理 課
管
企業支援課
代理業務課
電算事務集中課
事務指導管理課
業務推進課
営 業 店
審査管理部
役 員
理 事 長(代表理事)
大滝 愼一
理 事
横井 仁
専 務 理 事(代表理事・審査管理部長)
嶋田 和司
理 事
川村 卯一
常 務 理 事(代表理事・総務部長)
齋藤 和彦
理 事
菅原 貞司
常 勤 理 事(総合企画部長)
鳥屋 栄二
常勤監事
小田 重人
監 事
本間 松明
監 事(員外)
宍戸由喜夫
常勤理
事(業務部長)
小田 兼人
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経 営 体 制
総代会制度の概要
信用金庫は、会員同士の「相互信頼」
と
「共存共栄」
と
「互恵」の精
理事会
神を基本理念に、会員一人ひとりの意見を最大の価値とする協同組織
理事会の決議に基づき理事長が選考委員を
委嘱し、
選考委員の氏名を店頭掲示
金融機関です。
したがって、会員は出資口数に関係なく一人一票の議
決権を持ち、総会を通じて当金庫の経営に参加することとなります。
しか
し、当金庫の会員数は8,287名
(平成27年6月末現在)
と多く、総会の
会 員
開催は事実上不可能であることから、会員の総意を適正に反映し、充実
選考委員
した審議を確保するため、
総会に代えて総代会制度を採用しております。
総代候補者
この総代会は、決算、取扱業務の決定、理事・監事の選任等の重要
事項を決議する最高意思決定機関です。
したがって、総代会は、総会と
選考基準に基づき
総代候補者を選考
総代会
同様に会員一人ひとりの意見が当金庫の経営に反映されるよう、会員
会員の総意を適正に反映するための制度
の中から適正な手続きにより選任された総代により運営されます。
また、当金庫では、総代会に限定することなく、
日常の事業活動を通じ
総 代
て、総代や会員の皆さまとのコミュニケーションを大切にして、
さまざまな
決算に関する事項、
理事・監事の選任等
経営改善に取り組んでおります。
重要事項の決定
総代の選任方法
1.総代の任期・定数
2.総代の選任方法
総代の任期は3年です。
総代は、会員の代表として、会員の総意を当金庫の経営に反映する
総代の定数は、
60人以上80人以内で、会員数に応じて選任区域
重要な役割を担っております。
ごとに定められております。
そこで総代の選考は、総代選任規程に基づき、次の3つの手続を経
経 営 体 制
なお、平成27年6月末日現在の総代数は69人です。
て選任されます。
地区を4区の選任区域に分け、会員数に応じて選任区域ごとに総代の定数を定める。
(1)総代候補者
選考委員の選任
①理事会の議決により、選任区域ごとの会員のうちから選考委員を委嘱
②選考委員の氏名を店頭に1週間掲示
(2)総代候補の選考
①選考委員が総代候補者を選考
②理事長に報告
③総代候補者の氏名を、店頭に1週間掲示
④上記掲示について新潟日報に公告
異議申出期間:2週間
● 会員から異議が無かった場合
● 選任区域内の会員数の1/3以上の異議の
● 選任区域内の会員数の1/3未満の
申し出があった場合
異議の申し出があった場合
● 当該総代候補者が選任区域
● 当該総代候補者が選任区域
他の候補者の選考
選考を行わず欠員とすることができる
の総代定数1/2以上
(3)総代の選任
の総代定数1/2未満
理事長は当該総代候補者を総代に委嘱
総代の氏名を店頭に1週間掲示
総代候補者選考基準
● 総代として相応しい見識を有し、
良識をもって正しい判断ができる人であること。
●その他選考委員が適格と認めた人。
● 地域における信望が厚く、
総代として相応しい人であること。
● 原則として選考する年の3月末現在、
満80歳未満の人。
● 金庫の理念・使命をよく理解し、
金庫との緊密な取引関係を有する人。
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総代の選任状況
(平成27年6月末日現在)
■ 総代の氏名等
選任区域
地区割
本 店
1 区
2 区
駅前支店
氏 名
会員数 総代数
2,223名
1,031名
21名
8名
東 支 店
1,096名
7名
岩船支店
1,290名
11名
⑤
富樫 貫
⑤
(順不同、敬称略)
吉村 仁蔵 ⑤
中山 明
⑤
渡辺 義之 ④
鷲尾 恒美 ⑤
渋谷 幸一 ⑤
大滝 徳蔵 ⑤
佐藤 道弘 ⑤
早福 正
加藤 幹司 ②
富樫 昭治 ①
加藤 悦郎 ⑤
飯島 久
瀬賀 稔
⑤
工藤 達朗 ⑤
山貝世津子 ①
齊藤 茂
②
中山 久一 ⑤
菅原 敏一 ③
渡辺 尚登 ⑤
佐藤 元平 ③
佐藤 清
③
佐藤 久也 ②
石田 勝雄 ⑤
冨樫 哲男 ⑤
須貝 一夫 ⑤
小田 修平 ③
吉田 雅博 ④
岩田 孝義 ②
大田 文一 ⑤
齋藤 幸一 ③
板垣 一夫 ③
舩山由喜男 ④
大場 伸一 ②
佐藤 真
鈴木八五男 ⑤
木村 重信 ⑤
村山 信吉 ④
茂原 正喜 ⑤
大野 進一 ②
今井 栄一 ③
石田 治雄 ⑤
木村 羊一 ③
坂上 孝雄 ④
佐久間成一 ①
松田 隆栄 ⑤
渡辺 勝昭 ③
渡辺 秋美 ②
田村 義雄 ②
須貝 幸一 ④
津野 良平 ①
五十嵐重弘 ③
渡邊 与一 ③
羽田文一郎 ③
小林 健司 ④
山田 在敬 ④
能見 毅
⑤
酒井 勝栄 ②
齋藤 文雄 ④
佐藤 哲夫 ⑤
高橋 孝志 ②
富樫 保晴 ①
斎藤 義勝 ⑤
松本 文一 ①
大滝 秀夫 ②
松山 晴久 ②
④
②
髙橋 賢一 ②
工藤 仁志 ①
関川支店
986名
8名
3 区
4 区
荒川支店
729名
6名
府屋支店
932名
8名
佐藤 隆一 ②
(注) 氏名の後の○数字は総代への就任回数です。但し、総代に5回以上就任されている方につきましては⑤と記載しております。
職
種
年
別
50代
8.6%
個人事業主
17.1%
代
別
70代以上
40.0%
法人事業主
82.9%
業
その他 5.7%
不動産業 2.9%
宿泊業 4.3%
飲食業 4.3%
40代
4.3%
60代
47.1%
種
別
建設業
37.1%
製造業
10.0%
その他サービス業
10.0%
経 営 体 制
■ 総 代 の 属 性 別 構 成 比 (平成27年3月末日現在)
小売業
25.7%
業種別は日本標準産業分類の大
分類に準じて記載しております。
第67 期 通 常 総 代 会 の 決 議 事 項
第67期通常総代会において、次の事項が付議され、原案のとおり了承されま
した。
①報告事項
第67期業務報告、貸借対照表および損益計算書報告の件
②決議事項
第1号議案 剰余金処分案承認の件 第2号議案 会員除名の件
第3号議案 理事および監事任期満了につき選任の件
第4号議案 退任理事および退任監事に対する退職慰労金贈呈の件
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経 営 体 制
内 部 管 理 基 本 方 針( 要 旨 )
当金庫では、業務の健全性や適切性を確保するため、以下の基本方針を制定し、
その態勢整備と実効性確保に努めております。
1. 理事及び職員の職務の執行が法令及び定款に適合する
5. 監事がその職務を補助すべき職員を置くことを
ことを確保するための体制
求めた場合における当該職員に関する事項
(1)
「 村上信用金庫行動綱領」
とこれに基づく
「コンプライアンス基本
監事がその職務を補助すべき職員を置くことを求めた場合は、常勤
綱領」
を定めるとともに、具体的な手引書である
「コンプライアンス・
理事会は監事と協議の上、内部監査部門の職員を、監事を補助
マニュアル」および具体的な実践計画を記した「コンプライアンス
すべき職員として指名することができる。
実施計画」
を策定する。
(2)
法令等遵守に関する事項を一元的に管理する
「コンプライアンス委
員会」
を設置するとともに、
各業務部門および営業店毎に
「コンプラ
イアンス担当者」
を配置し、
コンプライアンス委員会との連携を図る。
(3)
公益通報者保護の窓口として、通報・相談窓口を設置する。
(4)
反社会的勢力に対しては、
「反社会的勢力に対する基本方針」、
「反
社会的勢力対応規程」、
「 反社会的勢力対応マニュアル」および
6. 監事の職務を補助すべき職員の理事からの
独立性に関する事項
(1)監事の職務を補助すべき職員は、当該監査業務に関して監事の
指揮命令に従い理事の指揮命令を受けないこととする。
(2)
監事の職務を補助すべき職員の人事に関する事項については、
監事との意見交換を実施のうえ決定するものとする。
「村上信用金庫行動綱領」
に基づき、
確固たる態度で対応する。
7. 理事及び職員が監事に報告をするための体制
2. 理事の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
その他の監事への報告に関する体制
(1)
理事の職務の執行に係る情報・文書は、
「文書保存取扱規程」
およ
(1)
理事は次に定める事項について、事態認識後直ちに監事に報告
び「情報資産管理規程」等の規定に基づき適切に保存・管理する。
することとする。ただし、監事が出席した会議等で報告・決議された
(2)理事会、常勤理事会の各議事録は、
「 理事会規程」、
「 常勤理事
会規程」
に基づき作成し、適切に保存・管理する。
事項は対象としない。
①理事会及び常勤理事会で決議された事項
②当金庫に著しい損害を及ぼすおそれのある事項
3. 損失の危険の管理に関する規程その他の体制
(1)
リスク管理の基本規程として
「リスク管理規程」
を策定し、
リスクカテ
③経営状況に関する重要な事項
④内部監査状況及びリスク管理に関する重要な事項
経 営 体 制
ゴリー毎にそれぞれのリスクの特性等に応じた管理規程等を策定
⑤重大な法令・定款違反
する。
⑥公益通報の状況及び内容
(2)
当庫全体のリスクを一元的に管理する「統括部門」及びリスク
カテゴリー毎の主 管 部 門を定め、
リスク管 理の実 効 性および
相互牽制機能を確保する。
また、
リスク管理方針に基づき、資産・負債を総合管理し、運用戦
略等の策定・実行に関わる部門を
「統合リスク管理委員会」
とする。
⑦その他コンプライアンス上重要な事項
(2)
職員は、前項に関する重大な事実を認識した場合には、監事に
直接報告できるものとする。
(3)
監事は、理事及び職員に対して監査に必要な事項の報告を求め
ることができるものとする。
(3)
リスク統括部門は、当庫におけるリスクの状況を定期的に又は
必要に応じて随時常勤理事会に報告する。また、特に経営に
8. その他監事の監査が実効的に行われることを
重大な影響を与える事案については、常勤理事会及び理事会に
確保するための体制
速やかに報告する。
監事は、職務を適切に遂行するため、理事会、常勤理事会および
その他の重要な委員会等に出席することができるほか、主要な
4. 理事の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
(1)
「 理事会」
と
「常勤理事会」
を一体化した意思決定・監督機関
と位置づけ、
それぞれの運営および付議事項等は「理事会規程
(および同付議基準)」および「常勤理事会規程」に定める。
(2)理事会は、機関・職制・業務分掌・権限委譲等に関する諸規定を
策定し、効率的な職務遂行を実践する。
(3)
理事会は、経営方針、経営計画、業務・態勢に係る基本方針等を
定め、
より具体的な対応は常勤理事会、各種委員会および担当
理事等の判断に委ねる。
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稟議書その他業務執行に関する重要な書類を閲覧し、理事または
職員に対しその説明を求めることができる。
リス ク 管 理 体 制
金 融 機 関 業 務には、信 用リスク、市 場リスク、流 動 性リスク、
当 金 庫 のリスク管 理 体 制は、理 事 会を最 終 意 思 決 定 機 関 、
オペレーショナル・リスクなどのさまざまなリスクがともない、IT化社
総 合 企 画 部をリスク統 括 部 門とし、
リスクごとに担 当 部 署と管 理
会の急 激な進 展 等を背 景に、
リスクはますます拡 大 、多 様 化して
要領等を定めております。また、定期的に各種リスクに関する情報
おります。このような環 境 の 中で当 金 庫では、これらのリスクを個
収 集 、分 析を行うとともに 、監 査 室がリスク管 理 状 況 の 検 証を
別に管理するだけでなく、各種リスクを計量化し、総 体 的 に捉える
実施し、
リスク管理の高度化に努めております。
ことにより、金 庫 の 経 営 体 力との 比 較・対 照を可 能とする、統 合
的なリスク管理体制の強化を進めております。
最終意思
決定機関
理 事 会
監 事 会
常勤理事会
A L M 作 業 部 会
統 合リスク
管理委員会
市
動
場
オペレーショナル・
リスク
各 種 のリスク
性
関
■ 信 用リスク
事 務 リスク
システムリスク
法 務 リスク
人 的 リスク
ク
有形資産リスク
ス
ク
リ ス ク
リ
ス
風 評 リスク
連
リ
信用リスクとは、
お取引先の財務状況の悪化等により貸出
金など元本や利息の回収が困難となり損失を被るリスクの
ことです。
■ 市 場 関 連リスク
経 営 体 制
用
流
信
リスクの
区 分
リスク管 理 対 応 部 会
個人情報検討部会
総合企画部
統括部署
資 金 運 用 部 会
市場関連リスクとは、
金利、
株式相場、
為替等の変動により保
有資産の価値が変動し損失を被るリスクのことです。
■ 流 動 性リスク
業
総
■オペレーショナルリスク
務
務
部
部
検 証
審 査 管 理 部
主管部署
流動性リスクとは、予期せぬ資金の流出などにより資金繰り
が悪化する
「資金繰りリスク」
と、市場の混乱などで通常よ
りも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされる
「市場流
動性リスク」により損失を被るリスクのことです。
事務リスク・・・・・・・・・正確な事務を怠る、
あるいは事故・不正等に
起因するリスクのことです。
シ
システムリスク・・・・コンピュータシステムの障害または誤作動、
ステムの不備、不正利用等に起因するリス
クのことです。
法務リスク・・・・・・・・・契約書などの法的要件の不備や法令違反
などに起因するリスクのことです。
監査室
人的リスク・・・・・・・・・・人事運営上のトラブルやセクハラなどの差別
行為などに起因するリスクのことです。
検 証
業務担当
本 部 各 部・営 業 店
有形資産リスク・・災害その他の事象から生じる有形資産の毀
損や損害のことです。
風評リスク・
・
・
・
・
・
・当金庫に対する評判が悪化することにより、
有形無形の損失が発生する危険性のこと
です。
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