小谷村

RUCKUS WIRELESS 導入事例
広域
災害
点在
村 避難所
強 情報連携 証明
無線 LAN
選定条件
事例概要
小谷村 長野県
最西北部 位置 、東 長野市、南 白馬村、西 富山県、
北 新潟県 接
冷涼
指定避難所 8
所
設置 、村営
観光地
屋外向
話 伺
防災情報
防災用公衆無線 LAN
小谷村 総務課 企画財政係
活用
。小谷村役場
相澤和之氏
、同村
災害時
導入
小谷村
村内
屋内
活用 開始
。
防災対策 無線 LAN
。
防災向けインフラ整備の重要性
小谷村は村の中央を縦断する糸魚川 - 静岡地質構造線上に位置し、もろくて
弱い地質地帯が広範囲に及んでおり、地すべりや山腹崩壊などの土砂災害の発生
が多い地域である。
小谷村役場としてこれまで積極的に災害対策に取り組んできたが、被災時に
おける情報収集の重要性に関して、小谷村役場 総務課 企画財政係の相澤和之氏
は言う。「小谷村は集落が広い地域に点在しています。土砂災害で道路や電話網
が分断されたり、平成 7 年には豪雨で村内を流れる姫川が氾濫し、集落が孤立
するなどの事例もありました。村ではこれらの被災時においての情報収集・活用
を重要視し、いかに安全に住民を避難させられるかという観点のほかに、避難後
の情報配信として迅速に情報を周知する設備の整備が急務と考えていました。」
そこで防災対策として、広域の避難所に無線 LAN を設置する防災情報ステーション
事業を 2014 年に設置することを決めた。
導入と運用の両面から、選定したのは「ラッカスワイヤレス」
相澤氏は無線 LAN ソリューションの選定にあたり、次の指針を掲げた。
1:途切れることなく通信ができること。
2:公共の場所で使用されるため他の無線との電波干渉が極力少ないこと。
3:特別豪雪地帯に指定される環境の厳しい屋外においても使用に耐える
タフで堅牢な作りであること。
長野県 小谷村(おたりむら)
長野県北安雲郡小谷村大字中小谷 131
http://www.vill.otari.nagano.jp/
緑と雪と温泉のふるさと
信州おたり
小谷村は中部山岳、上信越高原、二つの
国立公園に抱かれ、中央を流れる姫川と
スキー場、温泉、古街道や美しい自然に
より、人々の心を慰めてきました。
先から受け継いできた伝統、民族文化と
素朴な人情味、地道な仕事への熱意は
郷土の誇りとしてこれからも育んでいき
ます。
導入のポイント
途切れない通信と安定した通信速度
屋外アクセスポイントのラインアップ
の豊富さ
高いパフォーマンスと費用対効果
4:集中管理ができること。
5:コストパフォーマンスがよいこと。
導入製品
これらの指針をもとにいくつかの無線 LAN ソリューションを検討した結果、全て
コントローラ:
Ruckus ZoneDirector 3000
屋内アクセスポイント:
Ruckus ZoneFlex 7372 48 台
屋外アクセスポイント:
Ruckus ZoneFlex 7762 13 台
の要求項目を満たすラッカスワイヤレスの製品が最適であると判断され、採用さ
れるに至った。
小谷村では、役場、小学校、公民館など 8 か所の指定避難所に合計 61 箇所
のアクセスポイントを設置している。内訳は 13 台のアクセスポイント (Ruckus
ZoneFlex7762*1) を屋外の「防災情報ステーション」とし、48 台のアクセス
ポイント (Ruckus ZoneFlex7372*2) を指定避難所の屋内に設置した。それ
らを小谷村役場に設置したコントローラ (Ruckus ZoneDirector 3000*3) で
管理している。
住民や職員が被災時に避難所で Wi-Fi によるインターネットが使用できるが、
被災時に円滑に利用できるようにするため、訓練の意味も含め日常でも解放している。
RUCKUS WIRELESS 導入事例
長野県神城断層地震
情報収集手段
2014 年 11 月 22 日 ( 土 )
強
地震 襲
土砂崩落
寸断
、
倒壊
8
指定避難所 開放
所
Wi-Fi
午後 10 時 08 分 、小谷村
。長野県神城断層地震(長野北部地震)
大型 地震
避難所 過
活用
村内
家屋
住民
、
、
、親戚 知人
職員 役場
情報周知 行
、
情報伝達 、避難所住民 心的
復旧処理 移行
道路
住民
災害
利用 、各避難所住民
情報収集 行
多
居住困難
。
、発足
避難所 住民 、
国道 148 号
全壊
震度 6 弱
。
。
端末
Wi-Fi
迅速 連絡 取
軽減 安心
可能
効果
使用
。
小谷村役場屋上に設置した
防災情報ステーション
、
出来 。被災時 情報伝達 重要性 証明
。
導入
1年
十分 活用
関
事例
、防災分野
。
「 ラッカス Wi-Fi ソリューションは、
地域防災に最適なソリューション
であることが証明されました。」
小谷村
総務課 企画財政係
相澤 和之 氏
今後は観光向けにも拡張
一方で小谷村はスキー場や温泉などが多数ある観光地でもある。総務課 企画
財政係の相澤氏は言う。
「現在は防災用途のみに使われているラッカスソリューション
ですが、今後は村に年間 99 万人が訪れる観光客向けに拡張していきたいですね。
特に小谷村をはじめとする長野県北部は外国人の観光客が多いので、スキー場、
ホテル、観光地などに設置することで利便性を上げ、様々な情報発信の基地に
していきたいです。
」
小谷村には、国内でも有数の豪雪地帯であることから、栂池高原スキー場、白馬
乗鞍温泉スキー場、白馬コルチナ国際スキー場という 3 つの大規模なスキー場
があり、冬期間はスキー客で賑わう。観光客に利便性を提供することで、地域全体
のインフラ整備を向上させ、村の観光客誘致にもつなげたい考えだ。
スキー場への設置は具体的に計画中である。ホテルへも民間企業と連携しながら、
Wi-Fi 環境を整備していきたいとの考えだ。
ラッカスワイヤレスジャパン合同会社
開発元
http://www.ruckuswireless.com/
お問い合わせ先
http://jscom.jp/
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