PTAだより 平成27年2月発行(第84号

PTAだより
白根高校
平成27年2月23日発行(第84号)
PTA会長 深澤 道孝
残暑厳しい日々が続いていた8月21日(前泊)から23日までの3日間、第64回
全 国 高 等 学 校 P T A 連 合 会 大 会「 福 井 大 会 」が 開 催 さ れ、 本 校 か ら は 新 藤 校 長 先 生 と 私、
他に県内各高校から合わせて約85名参加しました。
今回の「福井大会」では、メインテーマは「教育と考福」サブテーマに「未 来 に 引
き 継 ぐ 知 と 恵 み 」と題し催されました。
第 一 日 目 ( 8/22) は 、 開 会 式 前 に 3 会 場 に 分 か れ 、 開 会 式 を 生 中 継 で 各 会 場 に 配 信 す
る形になっておりました。開会式前の各会場では地元の人々の演武、太鼓の演奏、又、
私が参加した会場では福井県の高校生たちによる書道部のパフォーマンスや、吹奏楽部
の見事な演奏が行われ楽しませていただきました。大会実行委員長の開会及び歓迎の挨
拶、全国高等学校PTA連合会会長の挨拶、来賓として福井県知事、下村文部科学大臣
からのお祝いの挨拶等があり、その後、基調講演として脳科学者である茂木健一郎より
「今求められている考福脳 ~脳科学者からの提案~」として、記念講演があり、マス
コミ等で見るそのままの口調や表現で時折冗談を混ぜながら人の脳について話をしてく
れ、特にアインシュタイン、エジソン、又、映画俳優のトムクルーズは、学習障害(難
読症)で、本、教科書等が読めなかったそうですが、人に読んでもらい記憶することへ
の集中力は素晴らしかったとのことです。誰にでも苦手な事はあるが、好きなもの、得
意なものを見つけ目的と自信を持って頑張ることの大切さを強調しておりました。
午後は各会場(7会場)にて分科会が開かれ、新藤校長先生と一緒に特別第2分科会
「自然・命守るべき宝は今も」と題したパネルディスカッションに参加しました。
そ こ で は 、「 ラ ム サ ー ル 条 約 湿 地 」 に 登 録 さ れ た 三 方 五 湖 と 中 池 見 湿 地 の 保 全 活 動 と 、
第二次世界大戦中ユダヤ人へ「命のビザ」を発給した杉浦千畝氏の人道主義について学
び、特に杉浦氏が発給した「命のビザ」で多くのユダヤ人がナチスドイツの大量殺略を
生き延び、分科会会場にもなった敦賀市文化センターに隣接する敦賀港へヨーロッパ大
陸からシベリア鉄道で横断し日本へ渡ってきたユダヤ人の人々がいたという事実に大変
驚かされ、また、杉浦氏の人類愛に心打たれました。
夜は、山梨県内の各高校PTAの会員の方々と懇親を深め、有意義なひと時となりま
した。
第 二 日 目 ( 8/23) は 、 メ イ ン 会 場 で も あ り ま す サ ン ド ー ム 福 井 に て 全 体 会 が 開 か れ 、
参 加 者 全 員 が 集 ま り ま し た 。( 約 一 万 人 と の 事 )
前日と同じくアトラクションとして、武生商業高校吹奏楽部(北陸トップクラスの実
力 ) の 演 奏 、 ま た 、 福 井 商 業 高 校 チ ア リ ー ダ ー 部 ( J E T S )( 全 米 チ ア リ ー デ ィ ン グ 選
手権優勝3回、現在2連覇)による素晴らしい演技が行われ、会場一体となった楽しい
ひと時でした。
また、この日は福井県立恐竜博物館特別館長、東洋一氏による「福井の恐竜 ~アジ
ア、そして世界へ~」と題した講演が行われました。日本の恐竜は、ほとんどが福井か
ら発見されていること、昔は地球の大陸が陸続きになったり離れたりしており、その期
間に日本へ入ってきたと推測されること。また、中国の砂漠から続々と新種の発見があ
る等、いろいろと興味深い話を聞くことができました。
その後、閉会式が行われ、来年の岩手県での開催への引き継ぎが行われ、全日程が終
了し、県内の皆様と帰路につきました。
3 年 生 進路 概況 報 告
進路指導主事 早川 剛裕
本年度3年生187名の内、延べ214名がそれぞれの進路目標の実現に向けて入学
試験や採用試験に挑戦し、1月31日現在の合格者数は延べ171名で、その内16
5名が進路を決定しています。
出願者の約8割が推薦入試・AO入試を利用しての受験であり、このことは、近年の
本校における受験の特徴となっています。また、地元への進学・就職決定者は119
名で進路決定者の7割を占め、看護・医療・福祉・保育・食物系などの学部学科への
進路決定者も60余名に上り、全国的な動向と同様に「地元志向」や「実学・資格志
向」がみられます。一方、ここ数年、国公立大の推薦入試は厳しい状況が続いており、
本年度の公立大合格者は3名にとどまりました。対して、就職希望者は年々微増傾向
にある中、13名が就職内定を得ました。公務員試験では補欠合格者1名のみという
厳しい結果でした。
合 格 状 況 ( 1月 31日 現 在 )
● 国公立大 3名
山梨県立大
都留文科大
● 専門学校等 61名
人間福祉
文
2
1
甲府看護専門学校
帝京山梨看護専門学校
専門学校甲府医療秘書学院
サンテクノカレッジ
山梨県美容専門学校
甲府市立甲府商科専門学校
山梨県産業技術短期大学校
日本工学院八王子専門学校
山梨県歯科衛生専門学校
共立高等看護学院
優和福祉専門学校
● 私立大学 74名
山梨学院大
21
帝京科学大学
健康科学大学
山梨英和大学
神奈川大学
工学院大学
東京経済大学
女子栄養大学
玉川大学
9
4
3
3
2
2
1
1
● 就職 13名
他
● 短期大学 19名
山梨学院短期大学
7
6
5
5
5
4
4
4
3
2
2
他
19
株式会社オギノ
株式会社サンキムラヤ
関東興産株式会社
甲府紙器株式会社
ちぼりキネヤ株式会社
他
センター試験が1月17・18日の2日間にわたり実施されました。志願者数は、
56万人余、本校からも54名(進路内定者を含む)がチャレンジしました。今回は
受験する科目の選択パターンにより試験会場が振り分けられたため、山梨大学・山梨
県立大学・山梨学院大学・山梨英和大学の4会場に分かれての受験となりました。
各 教 科 の 全 国 平 均 点 は 別 表 の と お り で す 。「 生 物 」 と 「 物 理 Ⅰ 」 で 平 均 点 に 2 0 点 の
得 点 差 が 生 じ た た め 、 理 科 で 「 得 点 調 整 」 が 行 わ れ ま し た 。 7 目 型 ( 900点 満 点 ) の 平
均点は、文系型が553点、理系型は571点となりました。
科目別平均点
世界史B
日本史B
地 理B
現代社会
政治・経済
物理基礎
化学基礎
119.2
65.6
62.0
58.6
59.9
54.8
31.5
(63.0)
35.3
(70.6)
生物基礎
地学基礎
26.7
(53.3)
27.0
(54.0)
国
語
※ 参 考 URL
物
理
64.3
化
学
62.5
生
物
55.0
地
学
40.9
英語〈筆記〉
116.2
( )内の数値は100点満点換算値
大 学 入 試 セ ン タ ー http://www.dnc.ac.jp
河 合 塾 Kei-Nethttp://www.keinet.ne.jp
委員会活動を振り返って
ボランティア委員会
文化部校内発表
委員長
山本
由紀
今年度のボランティア委員会の活動は、
1会員及び生徒のボランティア活動の支援。
2地域社会から学校へのボランティア受け入れ要請に関する協力。
3学園祭への協力。
以上3点の活動計画の基スタートしましたが、年末の華道部の老人ホーム慰問につい
て は 、イ ン フ ル エ ン ザ の 流 行 で 施 設 側 よ り 人 数 に 制 限 が か か り 生 徒 の み で の 慰 問 と な り 、
学園祭で家庭クラブ模擬店への協力が実施出来ただけでした。
委 員 長 と し て お 役 に 立 て な い ま ま 任 期 を 終 了 し て し ま う 事 は 心 苦 し い 思 い で す。息 子 、
娘とお世話になりました白根高校を今後は、地域社会の一員として陰ながら応援させて
いただきます。1年間ありがとうございました。
企画広報委員会
委員長
若尾
仁
今年度1年間、企画広報委員会の活動にご理解とご協力を頂きまして誠にありがとう
ございました。今年度実施しました活動について報告いたします。
「PTAだより」につきましては、今回発行の本号を含めまして、本年度は3回の
発行を行いました。主な学校行事、生徒の活動状況、また先生方、PTAならびに生
徒の感想などを掲載しました。皆様にわかりやすく近況報告できるように、各学年の
委員、担当職員の先生に協力頂いて、校正し発行いたしました。
開放講座につきましては、6月のガーデニング教室、11月のケーキ作り教室を企
画開催し、ご多忙の中、多くの方にご参加いただき交流を深める有意義な講座となり
ました。
今年度、本委員会の活動が無事円滑に行われたことを、関係者皆様に感謝申し上げ
ます。ありがとうございました。
生徒指導委員会
委員長
加藤
1月28日(水)・29日(木)・30日(金)の3日間、文化部発表会が白朋館を会場に
開催され、生徒、先生方、保護者の皆様に多数ご来場いただきました。1日目には、合唱部、
ICC(国際交流)、箏曲部、吹奏楽部、茶道部が発表しました。合唱部の「春のメドレー」、IC
Cの「Let it go」を題材にした英語歌詞あてゲーム、箏曲部の「いつも何度でも」、吹奏楽
部の「ひまわりの約束」の演奏に加え、茶道部による呈茶、2日目には、軽音楽部の5つの
バンドによる迫力ある演奏、3日目には演劇部の創作劇「コメコメマン」が披露されました。
どの部の出し物も日頃の練習の成果が発揮され、生き生きとした姿を見ることができました。
出演者および運営にあたった生徒会の皆様に感謝いたします。
(箏曲部)
(吹奏楽部)
(放送部)
(演劇部)
(軽音楽部)
小百合
無 事 に 1年 間 の 生 徒 指 導 委 員 会 活 動 を 終 え ら れ る の は 、 先 生 方 や 委 員 の 皆 さ ん の ご 支
援によるものと心から感謝申し上げます。
本 年 度 の P T A 活 動 は 登 下 校 指 導 、 春 と 年 末 の 安 全 週 間 へ の 参 加 、 青 少 年 の 非 行 ・被
害防止県民大会への参加等でした。講演ではネット社会における様々な問題に対処し、
モラルの大切さを学校、家庭で話し合う必要性を強く感じました。
私事情により不備があったことを心苦しく思っております。力添えを頂いた先生方、
保護者の皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
(合唱部)
進路指導委員会
委員長
金丸
(ICC部)
(茶道部)
弥生
早いもので、26年度のPTA活動も残すところ僅かとなりました。進路指導委員会
役員として、PTA専門委員会からスタートし、進路指導説明会への参加、2学年イ
ンターシップの見学などの活動を行いました。1年を振り返ると、この活動を通じて
進路について子供と話す機会も多くなり、また学校に足を運ぶ回数が増えることで先
生や保護者の方とも色々お話する機会があり貴重な時間をもてました。
役員として、至らぬ点もあったと思いますが、皆様のご協力のもと活動を終えられ
る事に感謝しております。本当にありがとうございました。
編
集
後
記
少しずつですが日足も伸び始め、春の訪れが感じられる今日この頃です。
2月号は1学年企画広報委員会が担当させていただきました。
発行にあたりご協力いただきました役員の皆さま、ならびに先生方ありがとうござ
いました。
1学年 企画広報委員 櫻本 喜郎