2015年3月期決算説明会

２０１５年３月期決算説明会
証券コード：７２７１
２０１５年６月４日
1
将来見通しに関する注意事項
本資料に記述している業績予想および将来予測は
現時点で入手可能な情報に基づいて当社が判断した
ものであり、潜在的なリスクや不確実性が含まれます。
その為、様々な要因によって、実際の業績が記述する
将来の見通しと異なる結果となる可能性があることを
ご承知おき願います。
したがって、投資に関する最終決定につきましては
上記を踏まえ、投資家の皆様ご自身のご判断で
行われるようお願い致します。
本資料に掲載する情報に全面的に依拠して投資判断を
下されることはお控えくださいますようお願い致します。
2
説明内容

トピックス

１５年３月期決算概要

１６年３月期業績予想

第４次中期経営計画
3
トピックス①
タイ子会社工場本格稼働
タイの100％子会社「YASUNAGA（THAILAND）CO.,LTD.」の生産工場が、
本年１月よりコンロッドの量産を開始。現在、３ラインが稼働中。
さらに２ラインを立上げ準備中。
完成イメージ
２月９日初出荷式
ライン前からの風景
4
トピックス②
メキシコに子会社設立決定
グローバル展開の一環として、北米地域における自動車生産の拡充に対応し、
更なる競争力向上を図るため、メキシコに生産子会社の設立を決定。
エンジン部品の海外生産拠点としては、インドネシア、韓国、タイに次ぐ４拠点目。
（１）名
称
（２）所在地
（３）事業内容
（４）資本金
（５）設立年月
（６）敷地面積
（７）操
業
Yasunaga Mexico S.A. de C.V. （仮称）
メキシコ合衆国ハリスコ州ラゴスデモレノ市
エンジン部品及び工作機械の製造、販売
８０百万メキシコペソ（約６．４億円）（予定）
２０１５年７月（予定）
約３０，０００㎡
２０１８年夏頃（予定）
5
トピックス③
新型ワイヤソーＴＶ６００シリーズ発売
太陽電池用新型ワイヤソー「ＴＶ６００」初号機を４月に出荷。
従来よりも細いワイヤを使用することで、切り代の少ない加工が可能。
４月に上海で開催された「PV Power EXPO」に出展し、２台即売。
【高性能機種ＴＶ６００Ｒの特長】
完成イメージ
ライン前からの風景
6
説明内容

トピックス

１５年３月期決算概要

１６年３月期業績予想

第４次中期経営計画
7
事業概要
2015年3月期売上高構成（連結）
コンロッド
エアーポンプ
ディスポーザ
ワイヤソー
環境機器
12%
検査測定装置
機械装置
19%
その他
1%
シリンダーヘッド
シリンダーブロック
売上高
296億5百万円
自動車関連 81%
工作機械
エンジン部品
68%
カムシャフト
クランクシャフト
8
１５年３月期決算トピックス
減収減益
エンジン部品事業の国内生産において消費税増税の影響や
大口顧客向けの販売が減少し、利益面では海外生産拠点の
立上げ費用等がマイナス要因となった結果、減収減益。
（単位：百万円）
14年3月期
実績
15年3月期
下期
上期
通期
対前年
増減額
31,439
14,135
15,469
29,605
△ 1,833
614
116
34
150
△ 463
(2.0%)
(0.8%)
(0.2%)
(0.5%)
680
130
208
339
（対売上比）
(2.2%)
(0.9%)
(1.3%)
(1.1%)
当期純利益
375
41
45
86
（対売上比）
(1.2%)
(0.3%)
(0.3%)
(0.3%)
売上高
営業利益
（対売上比）
経常利益
△ 341
△ 288
9
決算概要：セグメント別売上高・営業利益（連結）
売上高の（）は構成比％
【前年同期対比】
売上高
（単位：百万円）
エンジン部品
機械装置
環境機器
その他・調整
合計
営業利益の（）は営業利益率％
営業利益
14年3月期 15年3月期対前年増減 14年3月期 15年3月期対前年増減
22,565
20,159 △ 2,405
(71.8%)
(68.1%) (△10.7%)
5,405
5,474
(17.2%)
(18.5%)
3,093
3,595
(9.8%)
375
68
656
△ 70
127
(1.3%) (△1.3%)
(2.3%)
502
94
(12.2%) (16.3%)
(3.1%)
△16.0億
△ 6.7億
197
工作機械
ワイヤソー
検査測定装置
＋5.6億
△0.9億
△4.1億
216
121
海外向けエアーポンプ
ディスポーザシステム
-
＋1.2億
＋0.9億
(6.0%) (128.4%)
1
△ 67
29,605 △ 1,833
614
150 △ 463
(100.0%) (100.0%) (△5.8%)
(2.0%)
(0.5%) (△75.5%)
31,439
375
GMグループ
トヨタグループ
△ 185 △ 842
(2.9%) (△0.9%)
売上増減内訳
△8
59
10
決算概要：連結売上高増減要因（得意先別）
（単位：百万円）
< >は対前年伸び率
<＋82%>
<＋15%>
<△24%>
<△39%>
<△9%>
<△7%>
<△43%>
<△2%>
～
〈工作機械〉
エンジン部品事業
〈ワイヤソー〉〈検査装置〉
～
機械装置事業
11
決算概要：損益計算書の状況（連結）
【前年同期対比】
（単位：百万円）
売上高
売上原価
販管費
営業利益
営業外損益
経常利益
税前当期純利益
法人税等合計
当期純利益
2014年3月期
金額
31,439
27,425
3,399
614
66
680
610
234
375
2015年3月期
構成比(%)
100.0%
87.2%
10.8%
2.0%
0.2%
2.2%
1.9%
0.7%
1.2%
構成比(%)
100.0%
87.5%
12.0%
0.5%
0.6%
1.1%
1.1%
0.8%
0.3%
増減率(%)
増減額
△5.8% △ 1,833
△5.5% △ 1,511
4.2%
141
△75.5%
△ 463
183.5%
122
△50.2%
△ 341
△47.4%
△ 289
△0.5%
△1
△76.8%
△ 288
主に海外子会社の円建借入金（親子ローン）の評価差額による
≪ＰＯＩＮＴ≫
（営業外収益）
為替差益
（営業外費用）
支払利息
減価償却費
金額
29,605
25,914
3,540
150
189
339
320
233
86
160
0.5%
366
1.2%
128.7%
206
101
22
0.3%
0.1%
140
108
0.5%
0.4%
38.0%
372.8%
38
85
12
決算概要：貸借対照表の状況（連結）
【前年同期対比】
（単位：百万円）
流動資産
固定資産
資産合計
流動負債
固定負債
純資産
負債・純資産合計
有利子負債
自己資本比率
一株当たり純資産
2014年3月期 2015年3月期
16,029
15,936
31,965
13,000
8,044
10,920
31,965
14,707
17,577
32,285
11,858
8,510
11,917
32,285
増減額
△ 1,322
1,641
319
△ 1,142
465
996
319
主たる増減
流動資産
現金及び預金
固定資産
有形固定資産
流動負債
短期借入金
未払金
支払手形・買掛金
固定負債
長期借入金
長期リース債務
純資産
為替換算調整勘定
退職給付に係る調整累計額
△1,129百万円
＋1,393百万円
＋ 500百万円
△1,066百万円
△494百万円
△1,074百万円
＋1,667百万円
＋502百万円
＋336百万円
12,299 13,536
1,237
34.2%
36.9%
＋2.7P
912.83円 996.10円＋83.27円
13
決算概要：キャッシュ・フローの状況（連結）
【前年同期対比】
（単位：百万円）
2014年3月期
2015年3月期
増減額
営業活動による
キャッシュ・フロー
4,512
940
△ 3,571
投資活動による
キャッシュ・フロー
△ 5,368
△ 3,179
2,189
財務活動による
キャッシュ・フロー
1,235
1,026
△ 208
現金及び現金同
等物の増減額
475
△ 1,136
△ 1,612
現金及び現金同
等物の期末残高
4,240
3,104
△ 1,136
ＰＯＩＮＴ
(主たる要因）
営業活動によるCF
投資活動によるCF
財務活動によるCF
減価償却費
売上債権の減少
たな卸資産の増加
仕入債務の減少
有形固定資産の取得
有利子負債の増加
＋ 1,726
＋ 1,148
△　798
△　565
△ 3,231
＋ 1,146
14
有利子負債の状況（連結）
（単位：百万円）
14年3月末
有利子負債（D）
15年3月末
12,299
13,536
現金及び預金
4,346
3,217
ネット有利子負債（D）
7,953
10,319
純資産（E）
10,920
11,917
D/E レシオ
1.13倍
1.14倍
ネット D/E レシオ
0.73倍
0.87倍
15
説明内容

トピックス

１５年３月期決算概要

１６年３月期業績予想

第４次中期経営計画
16
業績予想：2016年3月期売上高・利益の予想（連結）
（単位：百万円）
通期
売上高
16年3月期（予想）
15年3月期
上期
下期
対前年
通期
増減率
29,605
15,000
17,000
32,000
8.1%
150
130
220
350
133.0%
(0.5%)
(0.9%)
(1.3%)
(1.1%)
339
70
230
300
（対売上比）
(1.1%)
(0.5%)
(1.4%)
(0.9%)
当期純利益
86
△ 80
0
△ 80
（対売上比）
(0.3%)
(△0.5%)
(0.0%)
(△0.3%)
営業利益
（対売上比）
経常利益
△11.6%
-
17
業績予想：セグメント別売上高・利益の予想（連結）
売上高の（）は構成比％
（単位：百万円）
エンジン部品
機械装置
環境機器
その他・調整
合計
営業利益の（）は営業利益率％
実績
売上高
16年3月期予想
上期
下期
通期
20,159
10,000
11,600
21,600
△ 80
200
120
(68.1%)
(66.7%)
(68.2%)
(67.5%) (△0.9%) (△0.8%)
(1.7%)
(0.6%)
5,474
2,860
3,660
6,520
127
△ 10
50
(18.5%)
(19.1%)
(21.5%)
(20.4%)
(2.3%)
(2.1%) (△0.3%)
(0.8%)
3,595
1,980
1,580
3,560
216
140
20
160
(12.2%)
(13.2%)
(9.3%)
(11.1%)
(6.0%)
(7.1%)
(1.3%)
(4.5%)
375
160
160
320
△8
10
10
20
29,605
15,000
17,000
32,000
150
130
220
350
(100.0%) (100.0%) (100.0%) (100.0%)
(0.5%)
(0.9%)
(1.3%)
(1.1%)
15年3月期
15年3月期
実績
△ 185
営業利益
16年3月期予想
上期
下期
通期
60
18
設備投資・減価償却費の推移
（単位：百万円）
予想
19
株主還元
＜株主数の推移＞
＜配当金の推移＞
1株当たり年間配当金
EPSの推移
予想
20
説明内容

トピックス

１５年３月期決算概要

１６年３月期業績予想

第４次中期経営計画
21
第4次中期経営計画（2014年度～2016年度）
基本戦略
１．グローバルニッチ№１
◇各事業体の取組み
⇒ 地域№１、顧客№１、製品№１の達成／強化
◇グローバル地域の拡充 ⇒ 韓国工場・タイ工場の安定成長
インドネシア工場の拡充
次の生産拠点検討（メキシコ現地法人設立決定）
２．新事業の創出
◇ 『二次電池用穴あき突起集電箔打・塗工・乾燥装置』
『シリサイド系熱電変換材料・発電素子』の事業化を目指す
３．財務体質の強化
◇財務体質の強化継続
22
第4次中期経営計画（2014年度～2016年度）
事業戦略
エンジン部品事業
◇自動車メーカーの生産体制に合わせた、生産拠点の体制強化を進める
機械装置事業
◇成長市場を見極め、ニーズを先取りしたモノづくり技術を創出し
世界的な競争力を持った装置を開発する
環境機器事業
◇「浄化槽用エアーポンプ」「燃料電池用エアーポンプ」「ディスポーザ」の
３本柱で、業界№１の地位を固めるべく、更なるシェア向上を目指す
23
第4次中期経営計画海外拠点の近況
山東安永精密機械有限公司
（中国・山東省泰安市）
韓国安永㈱
（韓国・全羅北道益山市）
Yasunaga Corp. America
（アメリカ・ミシガン州）
工作機械、治具等の製造・販売
エンジン部品の製造・販売
・現地日系自動車メーカー向け売上増加。
・15年7月よりコンロッド量産開始。
エンジン部品の販売
・米ビッグスリー向け営業活動。
・メキシコ新会社設立サポート。
上海安永精密切割機有限公司
（中国・上海市）
Yasunaga Mexico S.A. de C.V. （仮称）
（メキシコ・ハリスコ州）
ワイヤソー、消耗部品の販売・サービス
エンジン部品、工作機械の製造・販売
・14年11月「上海スライス・ラボ」開設。
ワイヤソー実機を設置してテストカット
サービス実施等、サファイア加工市場
向け営業強化。
・15年7月会社設立予定。
・18年夏頃操業予定。
YASUNAGA (THAILAND) CO., LTD.
（タイ・ラヨーン県）
P.T.YASUNAGA INDONESIA
（インドネシア・セラン県）
エンジン部品、エアーポンプの製造・販売
エンジン部品、工作機械の製造・販売
・15年1月よりコンロッド量産開始。
・生産ライン３本稼働中。
・さらに２本を立上げ準備中。
・インドネシア自動車市場拡大に対応すべく
既存工場内場所空けのため、
隣接地に購入した建屋へ15年3月より
エアーポンプ事業を移設。
24
エンジン部品の新規商談状況
製品名
16年3月期
17年3月期
18年3月期
19年3月期
国内
コンロッド
海外
シリンダーヘッド
国内
海外
その他
国内
海外
25
2016年度（最終年度）連結業績目標値
（単位：百万円）
売上高
営業利益
営業利益率
エンジン部品事業
21,900
170
0.8%
機械装置事業
7,660
430
5.6%
環境機器事業ほか
4,440
420
9.5%
合計
34,000
1,020
3.0%
連結財務ベースの長期的な数値目標
自己資本比率
ROE　(自己資本利益率)
４０％以上
継続的に１０％以上
26
第４次中期経営計画
売上・営業利益計画の進捗
連結売上高の推移
機械装置
億円
400
連結営業利益と営業利益率の推移
環境機器他
エンジン部品
億円
12
3.0%
3%
10
340
300
296
320
2%
8
1.1%
1%
4
200
3.5
0.5%
1.5
0%
0
100
0
-1%
-4
14年度実績
15年度計画
第４次中計
16年度計画
14年度実績
15年度計画
16年度計画
第４次中計
27
プロフィール
■設
立
：１９４９年９月（昭和２４年）
■代表者
：代表取締役社長
■上
：東京証券取引所１部（２０１４年６月１２日）
１単元の株式数１００株
場
補足資料①
安永暁俊
■事業内容
：エンジン部品、機械装置（工作機械、ワイヤソー、検査測定装置）、
エアーポンプ及びディスポーザシステムの製造･販売
■資本金
：２１億４２百万円
＜２０１５年３月期＞
■売上高
：２９６億５百万円（連結）
＜２０１５年３月期＞
■従業員
：１，６２２名（連結）
■事業所
：本社（三重県伊賀市）
工場（伊賀市４、名張市１）
■関連会社
：国内４社、海外７社（６ヶ国）
＜２０１５年３月３１日現在＞
28
製品技術の歩み
補足資料②
’03
ＧＭ社(米)
カムシャフト
ディスポーザ
システム
’10
太陽電池用
’07
’10
固定砥粒加工方式
ウエハー加工一貫ライン
太陽電池用
’09
29
事業領域エンジン部品事業
補足資料③
( % )はエンジン部品
製品別売上比率
自動車メーカーが
内製している
エンジン部品を
当社が生産
【14年3月→15年3月】
エンジン内部に組み込まれる
部品の生産・加工
(47→47%)
トヨタ、三菱自、ダイハツ、三菱ふそう、
CHRYSLER
(13→16%)
(17→11％)
韓国GM、スズキ、クボタ、三菱重工、
トヨタ
三菱重工、スズキ、ダイハツ
エンジンの性能、
機能を熟知
高品質、低コストの
製品づくりを提案
(14→15%)
(1→2%)
GMPT、GMHOLDEN、三菱自
韓国GM
その他(8→9％)
【主要取引先】
トヨタ自動車、韓国GM、GMPT、
三菱自動車工業、ダイハツ工業、
三菱ふそうトラック・バス、CHRYSLER、
三菱重工業、クボタ、スズキ、
GMHOLDEN等
30
事業領域機械装置事業（工作機械）
セルマシン(注１)で多くの実績
専用機の
豊富な経験から
補足資料④
標準ジグをBBS(注２)
コンロッド、軸物（カムシャフト、
クランクシャフト）加工設備
標準機を開発
専用機で培ったノウハウを標準化
部品事業の
生技ノウハウを
開発、設計に
コンロッドでは
国内外で高い評価
盛り込む
ターンキー受注に対応可能
注1：工程特化型マシニングセンター
低コスト、高品質の製品づくりを提案
注2：Build Block Systemでセルマシンに組付け
【主要取引先】
国内自動車メーカー及び関連メーカー（トヨタ系、ホンダ系など）
海外自動車メーカー（中国、韓国など）
31
売上高・利益の推移（連結）
韓国GM向けシリンダーヘッド納入開始
トヨタ向け国内コンロッド量産納入開始
補足資料⑤
太陽電池市場拡大
リーマンショック
08.9
海外新拠点（韓国・タイ）
への先行投資
太陽電池市場悪化
※○囲みは
過去最高値
32

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