消費生活アドバイザー資格の更新手続きについて

日産協発第27-176号
平成27年12月17日
更新手続き未済の皆様
一般財団法人日本産業協会
研修課
消費生活アドバイザー資格の更新手続きについて
拝啓
時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
当協会は今年、消費生活アドバイザー資格制度創設35周年を終え、現在、消費生活ア
ドバイザー資格の価値向上に努めるとともに消費生活相談員資格試験の登録試験機関とな
るための準備にも精力的に取り組んでいるところです。
消費生活相談員資格試験は、平成28年度より消費者安全法及び消費者安全法施行規則
に基づき実施される予定です。
実施された場合、平成28年4月1日時点で、現行3資格(消費生活アドバイザー資格、
消費生活専門相談員資格、消費生活コンサルタント資格)の保有者は、一定の要件を充足す
ることにより、
「消費生活相談員試験」の合格者とみなす経過措置が法で定められることと
なります。
経過措置として「消費生活相談員試験」の合格者とみなされるためには、平成28年4
月1日現在、現行3資格のいずれかの資格保有者であることが要件の一つとなります。
更新手続き未済により資格の有効期間が過ぎている皆様は、資格保有者とならないため、
法で定められた経過措置を受けることができなくなりますので、資格更新の手続を期限内
に実施いただきますようお願い申し上げます。
1. 「消費生活相談員試験」の合格者とみなす要件
(1) 平成28年4月1日時点で「通算して1年以上の実務経験」がある場合
現行3資格のいずれかを保有し、
「地方公共団体における消費生活相談の事務又は
これに準じる事務に通算して1年以上従事した経験(通算して1年以上の実務経験)」
を有する場合は、合格者とみなされます。
ただし、上記要件を満たしていても、平成23年4月1日から平成28年4月1
日までの5年間において、
「通算して1年以上の実務経験」がない場合には、加えて
指定講習会の課程を修了することが条件となります。指定講習会は、内閣府令で定
めるところにより内閣総理大臣の指定する者が実施する講習会です。なお、当協会
は指定講習会を実施する機関となるための準備も進めています。
(2) 平成28年4月1日時点で「通算して1年以上の実務経験」がない場合
現行3資格のいずれかを保有し、指定講習会の課程を修了した場合は、法の施行
後5年内に限って、新資格試験に合格した者とみなされます。
2. 更新手続き
(1) 更新手数料の振込
①
期限
平成28年1月15日
更新手数料を振り込む(ゆうちょ銀行での支払方法参照)
。
更新手数料
(2) 関係資料等の返送
10,800円(消費税込み)
期限
平成28年 1 月19日 必着
更新手数料を振込後、当協会に以下の書類等を返送する。
①
更新手続き関係書類(一式:本年11月に送付済)
(3) 消費生活アドバイザー証(更新)を送付 (送付予定日
平成28年4月上旬頃)
当協会より、平成28年4月1日付けで発行した更新後の消費生活アドバイザー証
を送付する。
敬具