通過パス消込シートによる可視化

i-Tool 拡張機能②
テストケースの明確化、カバレージとトレース
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拡張機能②
テストケースの明確化、カバレージとトレース
◆ 事例概要
●テスト実行ログの取得
・被テストプログラムの条件判定文(if、then、else)に通過ログ取得機能を埋め込み、テスト実行時にログを取得します。
・テストケースごとにログをDB化して蓄積、管理します。
●通過パス消し込みシート(構造化フローチャート)へのマーキング
・「視覚的」、「直感的」な網羅性、トレースの確認が可能です
●カバレージ : i-Toolの消し込み
・テストケースの実行ログ(単体トレース)を重ね合わせて、メソッド毎のパスのカバレージを把握。
・通過パス消し込みシート(テスト支援の為の構造化フローチャート)にカバレージ結果をマーキングし可視化。
・テスト実施、未実施パス(条件網羅)が視覚化、容易に把握することが出来ます。
●i-Toolのテスト実行パストレース
・結合トレースの把握が可能です。(メソッドを渡った通過ルートのトレース)
・関連メソッドを統合(手繰り寄せ)した通過パス消し込みシートにマーキングして可視化します。
●処理パス(カバレージ検証パス)の厳密化。テストパス漏れの防止
・他のツールにはない強力なソース正規化機能
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:
複合判定条件の分解など。
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拡張機能②
テストケースの明確化、カバレージとトレース
◆ 単体トレースとカバレージ
✔
✔
単体トレース(テスト実行ケースごと)により、テスト1件に対する通過検証が可能
カバレージ:単体トレースを通過パス消込シートに蓄積
集約
通過パス消込結果シート
(テスト件数が5件の場合の例)
「単体トレース」
トレース
カバレージ
「サマリー版エビデンス」
(カバレージ結果)
通過パス消込シート
✔個別のテストの通過ルートの出力、確認が可能。
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拡張機能②
テストケースの明確化、カバレージとトレース
◆ 通過パス消込シートによる可視化
✔カバレッジ結果エリア
通過パス消込結果シートの出力内容(消し込み結果の成果物)
カバレッジ結果をif,then,else,
endifの条件文及び命令文ごとに網羅
率を集計して出力する。
カバレージ
通過ルートをマーキング。
✔ソースエリア
構造化フローチャート
✔通過パス消し込みエリア
✔実行回数集計エリア
テストにて実行された行(通過
行)にマーキング。(黄色に塗られ
た部分が通過した行です。)
テスト実行された回数を集計して
出力する。
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凡例(通過パス消込結果シート内の記号)
I:IF
〇:命令文
T:THEN
*:コメント行
E:ELSE
<>:カッコ
EI:END-IF
-:
3
⇒
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◆テスト実行結果の結合トレース表示
✔ 結合テスト環境でもテスト実行結果(通過ルート)をプログラム単位で確認可能。
✔ 再現テストでの実行パストレースも可能に。
被テストプログラム構成(例)
テスト後の通過パス消込イメージ(例)
<個別メソッド毎の実行パス>
結合テスト単位
Test-nn
Test-02
Test-01
メインメソッド
X
Test-01
X
X
メソッド
A
メソッド毎
A
手繰り寄せ形式による
実行パス・トレース表示
d
A
メソッド
d
メソッド
テスト実施し
通過ログを
マーキング
e
e
トレース
B
B
メソッド
B
同じ
メソッド
手繰り寄せ後の通過パス消込
シートに通過ログをマーキン
グすることでトレースするこ
とが可能。
C
メソッド
C
d
C
メソッド
e
e
e
テスト対象メソッド全てに通過ログ取
得機能を埋め込む。
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テストケースの明確化、カバレージとトレース
◆ 実行パスの正確化、厳密化:漏れの無いパス
✔
4つの通過ルート
ソース解析(正規化)による処理パスの厳密化
①複合条件の分解
Ex. If (a=b) and (c=d)
➔単位条件判定(a=bとc=d)
に分解。
If (a=b) and (c=d)
then
処理1
else
処理2
End-if
正規化
②省略されたelse句も通過検証が可能
正規化によりelse句を補完
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I
If a=b
then
If c=d
then
処理1
else
処理2
End-if
else
If c=d
then
処理2
else
処理2
End-if
End-if
T
I
T
○
-
E
E
○
EI
-
T
○
-
E
○
EI
EI
I
If a=b
then
If c=d
then
処理1
else
処理2
End-if
End-if
T
I
T
○
-
正規化による補完
Else
continue
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-
E
-
○
-
EI
-
EI
E
○
←
補完された通過ルート
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テストケースの明確化、カバレージとトレース
◆ 効果
効果
●テスト品質の「標準化」と「向上」の実現。
テスト支援ツールとして、i-Toolの通過パス消込機能を適用することで、テスト品質が
標準化され、さらに品質が向上した。
➔ 初期段階での適用により、結合テスト以降での手戻りが削減。
➔
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テストケースの網羅性の把握が容易(視覚的な把握)となり、ケース漏れが削減。
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