ステージ6言語コース -生徒の履修資格審査手続き

ステージ6言語コース -生徒の履修資格審査手続き ビギナーズ・コース、コンティニュアーズ・コース(ヘリテージ・コースもしくはバックグ
ラウンド・スピーカーズ・コースがある言語コースのみ)、ヘリテージ・コースの履修を希
望する生徒は、ボード・オブ・スタディーズの履修基準に準ずる履修資格があるか否かの審
査を受けなければならない。 生徒は、可能であれば10年生の3学期中に、履修資格審査を校長に申し込む。 履修資格審査の申し込み 生徒は以下の手順で履修資格審査の申し込みを行う。 ・Statutory Declaration(誓約書)を含むApplication for Eligibility Determination(履修資格審査
申込書)の記入と提出 ・校長より追加書類の提出を求められた場合は、それら書類の提出 ・申し込みに関連ある追加書類の提出を生徒が望む場合は、それら書類の提出 虚偽、不正確、不完全な情報を提出した場合は、HSCにおける生徒の履修資格が保証されな
い可能性をもたらす。 Application for Eligibility Determinationの一部は生徒の通学校もしくはコースを提供する学校
が記入する。 履修資格の決定 生徒の履修資格は、コースを提供する学校の校長が決定する。コースを提供する学校とは、
生徒の通学校、Saturday School of Community Languages、Open High School、Distance Education Centre(通信教育センター)、TAFE(職業訓練専門学校)など。生徒が公認家庭教師の下で
コースを履修する場合は、通学校の校長が履修資格を判断する。 コースの履修開始時に、当該コースの全履修基準を満たしている生徒のみが、コースの履修
資格があるとみなされる。 校長による履修資格の判断は、申込書提出後可及的速やかに生徒に書面にて渡される。可能
であれば、コース開始時期からさかのぼって、学校が休みの時期を除く最低10週間前に提出
されるものとする。 生徒のApplication for Eligibility Determinationならびに生徒の履修資格判断にあたって校長が
検討した追加資料は学校が保存する。 サポート ボード・オブ・スタディーズのウェブサイトに、ビギナーズ、コンティニュアーズ、ヘリテ
ージの言語コースに関わる履修基準の適用を示すケーススタディーが記載されている。ケー
ススタディーは履修基準に対する生徒の理解や、校長による生徒の履修資格審査をサポート
する内容となっている。校長は、複雑もしくは特殊なケースについて、ボード・オブ・スタ
ディーズに政策的助言を求めることが可能。 不服申し立て 履修資格判断がコースの履修基準に準じていないと生徒が考える場合は、判断の再検討を第
一段階として校長に求め、第二段階としてボード・オブ・スタディーズに求めることができ
る。校長は再検討を求める手続きが存在することを生徒に伝え、生徒から要請された場合に
はReview of Eligibility Determination form (履修資格判断再検討要請書)を生徒に渡すものと
する。 校長による履修資格判断の再検討を求める場合、生徒は履修資格判断受領後一週間以内に再
検討要請書を校長に提出しなくてはならない。要請はReview of Eligibility Determination form
をもって提出する。このとき、当初の履修資格審査申込の際に提出されなかった関連書類の
提出も認められる。これを受けて校長もしくは学校のレビュー・パネルが判断を再検討し、
学校による再検討の結果を書面で生徒に伝える。 ボード・オブ・スタディーズに校長の判断の再検討を求める場合は、生徒が校長の初回判断
を受領してから二週間以内に、学校からボード・オブ・スタディーズに要請を提出する。再
検討要請には以下の書類が必要となる。 ・記入済みのReview of Eligibility Determination form ・記入済みのApplication for Eligibility Determination (Statutory Declarationを含む) ・履修資格審査申込ならびに再検討要請の一環として生徒が校長に提出したすべての書類 ボード・オブ・スタディーズのオフィスはボードの判断を書面にて校長と生徒に通知する。