行く年、来る年。ふるさとの年末年始 行く年、来る年

1
2015 JAN
NO.44
平成27年1月20日発行
(毎月1回20日発行)
行く年、来る年。ふるさとの年末年始
など若者たち
商工会青年部 入居説明会
の
災害公営住宅
新園舎完成
三宝保育園の まつり
も
公民館で子ど
ープン
とよマルシェオ 舎解体
校
校
旧豊間中学
す号
出航!ふぇにっく の発表会
所
育
保
幼稚園・
新年を迎え、笑顔で初仕事
毎年、大勢の人が初詣に訪れる勿来町の國魂神社。
紅白の衣装に身を包んだ巫女が、笑顔で参拝客を出迎
えます。境内に鐘楼があることでも有名な同神社。鐘の
音とともに聞こえてくる巫女たちの
「おめでとうござい
ます」
という声に、参拝客にも笑顔がこぼれました。
マークのある記事にスマホ
やタブレットをかざすと動
(見方はP11)
画が見られます!
詣風景
勿来地区の初 ロン祭り」
サ
「
で
館
山田公民
No.44 久之浜・大久
有志の会の皆さんに加え、震
災 後 か ら 久 之 浜 を 訪 れ、今 も
支 援 活 動を続けているF K P
︵フクシマ キズナ プロジェク
うまれ
ト︶、3 1 1 生の会の皆さんも
昨 年 に 続 いて 餅つき に 参 加 。
つな
﹁繋 ぐ・伝 える・続 ける﹂がモッ
トーの有志の会。FKP、3 1
1 生の会のメンバーも﹁東京に
帰っても、家 族や友 達、知り合
いに久之浜のことを伝えよう。
そして活動を続けよう﹂と思い
をひとつにしました。
4年目のコットン栽培
浜風商店街での餅つき後、
メ
ンバーは大 久 町にあるオー ガ
ニックコットン畑に移 動。久 之
浜・大 久 地 区 復 興 支 援 チーム
ゆい
せん にち こう
結 、千 日 紅の会 が 世 話 を 続 け
ている畑です。
春の種 植え、夏の雑 草 採り、
多くのボランティアの手を借り
て栽 培 が 続 け られま し た 。久
之 浜へのボランティアバスツア
ーで知り合い、結婚したカップ
ルが誕生するなど、
コットン栽
培 を 通 じて芽 生 えたつながり
も確実に実を結んでいます。
久之浜町商工会青年部
21
久之浜町内の区画整理事業
区域内の新商業施設建設予定
地とその周 辺で昨 年 開かれた
﹁きらきら広 場﹂。久 之 浜 町 商
工会青年部が主催し多くの人
が集まりました。﹁久之浜に住
んでいる人も、久之浜から離れ
ている人も、多くの人が集まり
一緒に話 せる 交 流の場 が 今の
久 之 浜には必 要 だと考えまし
た﹂と青年部会長遠藤諭さん。
月 日 、商工 会 青 年 部に
よる﹁サンタが街にやってくる﹂
が行われました。サンタに扮し
た遠藤さん、阿部範芳さん、根
本 重 和さんらが海 竜の里セン
12
ターで 子 ど も た ちに、特 別 養
護老人ホーム翠祥園ではお年
寄りにクリスマスプレゼントを
渡し、そして真っ暗な夜の久之
浜町内へ。車や徒歩で会場へ足
を運ぶ親 子 連れの姿。そして、
子 供 達にプレゼントを 配るサ
ンタクロースの姿がそこにあり
ました 。
﹁きらきら広 場はきっ
か け 作 り。2 月には 災 害 公 営
住宅が完成し、人が戻ってきま
す。多くの人が集まり楽しむた
めには、何が必要か。商業施設
の運 営 会 社の一員として、
これ
からも考えていきたい﹂と寒空
の下、遠藤さんが話しました。
小さなサンタ阿部康太君(6歳)が、翠祥
園でお年寄りにクリスマスプレゼント
寒空の下、訪れた子どもたち。サンタさん
からのクリスマスプレゼントに大喜び
サンタが街にやってくる
白いシートの巨大スクリーンにクリス
マスツリーが映し出されました
種植えの時のことなどを話しながら、和
やかに進む収穫作業
多くの人の協力で、今年もたくさんのコッ
トンが採れました
久之浜で4度目の餅つき
「餅つきは周りの掛け声があるから楽しい」
と311生の会の代表井上能宏さん
震 災 後、ボランティアバスツ
が れ き
アーで久之浜を訪れ瓦礫撤去
を行ったメンバーで結成された
﹁ 企 業 人 ボ ラバス有 志の会 ﹂。
毎 年 恒 例となった 餅つき大 会
が 月 日 、浜 風 商 店 街 駐 車
場で行われました。
30
浜風商店街を訪れた多くの人が、つきたてのお餅
を堪能
昨年も演奏を披露した和太鼓チーム浜風。
和太鼓体験コーナーも開かれました
久之浜に集うボランティアたち
11
1
H i s a n o h a m a・o h i s a
長︶協 議 会 会 長 ら区 長、そして移
転する住民が出席。末続の移転代
た末続および金ヶ沢地区。集団移
津 波により大 きな被 害を受 け
﹁とにかく早く家を建て住みた
行いました。
者 新 妻 久 男さんらが記 念 植 樹を
表者鈴木清一さん、金ケ沢の代表
転 先となる両 地 区の住 宅 団 地の
い﹂、﹁ようやく安心して生活でき
末続・金ヶ沢
防災集団移転団地竣工式
日竣
震災以来ほぼ毎月翠祥園で
口腔ケアのボランティア
る﹂と話 す移 転 者の皆さん。震 災
雄 大さん。平 成
千葉県松戸市の歯科医師岸田
整 備 工 事 が 完 了 し、 月
工式が行われました。
から3 年 ヵ月。新たな地での生
之 浜・大 久 地 区 行 政 嘱 託 員︵ 区
市 及 び工 事 関 係 者 、吉 原 二 六 久
ました。
活 再 建に向 けた 節 目の日 を 迎 え
年5 月、
いわき
式には、清 水 敏 男 市 長 を 始 め
後列右から二人目が岸田医師。1月
11日にも翠祥園を訪れ、入所者の口
腔ケアを行いました
を訪れ災害ボランティアに登録し
ました。派遣されたのが湯本にあ
るゆったり館。そこには、施設の破
損と原 子 力 災 害により避 難 生 活
を送る特 別 擁 護 老 人ホーム翠 祥
園の入所者の姿がありました。
阪 神 淡 路 大 震 災 以 来 、避 難 生
活を送る高 齢 者や障 害 者などが
誤いん 性 肺 炎で亡 くなる事 例 が
多く報告され、口腔ケアの重要性
進 む 災 害 公 営 住 宅 。正 式 名 称 が
久 之 浜 川 田 地 内に建 設工 事が
用開始となります。震災から約4
が引き渡され、入居と駐車場の使
あと、いよいよ 2 月
日には、鍵
2 月 中 旬に内 覧 会が行われた
いての説明が行われました。
自 治 会 や駐 車 場 管 理 会 な どにつ
ジュールや共 益 費について、団 地
設と地 域 歯 科 医との連 携のあり
十 分 効 果 が 得 られま す。今 後 施
はありますが、口腔ケアの徹 底で
歯 科 医 師の施 設での治 療に限 界
れています。﹁ボランティアとして
岸 田 医 師の翠 祥 園 訪 問は続けら
者が全て末続の地に戻った今でも、
翠 祥 園の復 旧工 事が済み入 所
が指摘されてきました。
﹁久 之 浜 東 団 地﹂と 決 まり、 月
年の時を経て、久之浜に多くの人
﹁久之浜東団地﹂
入居説明会
明会が開かれました。
日、久之浜一小体育館で入居説
医師は話しています。
方を考えていかなくては﹂と岸 田
災害公営住宅
23
が戻る日が近づいています。
申 込み手 続きについて、入 居スケ
動画が
見られます
動画が
見られます
動画が
見られます
動画が
見られます
「わっしょい!わっしょい!」
つきたてのお餅
はやわらかくて、
とてもおいしい!
12
説 明 会では、災 害 公 営 住 宅 本
工事も進む災害公営住宅「久之浜東
団地」
を望む完成した金ヶ沢団地
久之浜公民館 正月飾りづくり
平&久之浜第一幼稚園
もちつき会
劇団
「短距離男道ミサイル」
のパフォーマ
ンスに児童クラブみんなで大興奮
「第24回浜っこ大会」
。一小と二小児童が
一緒に遊び楽しい時間を過ごしました
10
久之浜一小児童クラブ
お楽しみ会
大久川河口近くの堤防からの初日の出
久之浜・
大久
23
年末年始 久之浜・大久
久之浜地区子ども会育成会
第24回浜っこ大会
17
移転者代表と市長、福島復興局いわ
き支所長4人が記念植樹を行い工事
の完成を祝いました
12
2015年(平成27年)元旦。防災緑地の盛土
や海岸堤防工事の進む久之浜の町中。いつ
もは工事車両が頻繁に通る県道には多くの
自家用車と海岸へ向かう人の姿が。そして待
ちに待ったその瞬間、水平線上の雲の間か
ら初日の出が顔をのぞかせました。手を合
わせ拝む人、カメラのシャッターを切る人、
様々な人の様々な思いと共に新年が幕を明
髙橋政雄さんの指導で行われた市民講座
けました。
「正月飾りづくり」
2
24
No.44 四倉
戯 室 、給 食 室 のほ か 、室 内 に
いものの、6つの保 育 室やお遊
床面積は旧園舎と変わらな
震 災 後は原 発 事 故の影 響で
していました。
園 児に配 慮 して、練 習 を 自 粛
仮設園舎で
過ごした3年間
月に日 本ユ
た家 庭の子 ども達なども入 園
た が、双 葉 郡 か ら 避 難 してき
数が減 少した時 期もありまし
市外へ引っ越すなどして、園児
年
で全壊の判定を受けました。そ
のため平 成
して、現 在 は1 0 8 名 が 元 気
ようやく恒久的な園舎が完
成して、新たなスタートを切っ
に登園しています。
学 校 や クリナップ四 倉 工 場の
た 同 保 育 園 。園 児 た ちの笑 顔
仮設園舎には遊戯室がなく、
られて、毎年メンテナンスはし
体 育 館 、卒 園 式は大 浦 公 民 館
があふれ、歓声が響く真新しい
おゆうぎ会や運動会は大浦小
ていましたが、プレハブ造りの
などを利用してきました。
年 に建て
仮 設 園 舎 を 見て、園 児 た ちは
園 舎で、﹁おかげさまで立 派な
ふさわしい充 実した保 育に取
園 舎 が 完 成 し ま し た 。園 舎に
り 組 み、子 ど も 達 が 楽 し く 過
﹁園 児 た ちは 屈 託 な く 明 る
舎では、どうしても行事が制限
ごせる保育園にしていきたい﹂
く過ごしていましたが、仮設園
子さん。
と阿 部さんは意 気 込んでいま
いました﹂と、園 長の阿 部 美 知
約3 年間、プレハブ園舎での
と阿部さん。
されてしまって ﹂
…
例 え ば 園 児 によ る 鼓 笛 隊 は 、
の建 設 を 進 め、昨 年
月 末に
保 育を続けながら新しい園 舎
建 物の中に音 が響いてしま う
﹃新しくてピカピカ﹄と喜んで
﹁ 旧 園 舎 は 昭 和
が建てられました。
園児たちが楽しく
過ごせる保育園に
プールや 砂 場 を 設 けているの
保育室も広くなって、園児た 新園舎での保育は 1 月 5 日
ちも大喜びです
から始まりました
も特徴です。
阿部 美知子 さん
下仁井田字北追切の三宝保
三宝保育園 園長 育 園 は、旧 園 舎 が 震 災の影 響
社会福祉法人 三宝護念会
す。
日、﹁冬
冬休み子どもまつり開催
絵凧、餅つき、映画
四 倉 第一幼 稚 園の生 活 発 表
みんな上手にできました
生活発表会で
四倉公民館で 月
月 7 日 、四 倉 小の体 育
子 ども達 が和 紙に思い思いに
絵 凧 作 り 教 室では、参 加 し た
保 護 者 らが 集 ま り、午 前 中の
した。四倉地区の園児と児童、
会 場に詰めかけた保 護 者 ら
劇などをのびのびと披露。
が参加して、合奏や歌、ダンス、
も も 、ば ら 組の園 児
館で行われました。たんぽぽ、
会が
絵を描いて、凧を作りました。
は、わが子の成長した姿に拍手
名全員
正 午からの餅つき会では、
つ
とお正 月﹂
﹁おおかみと七 匹の
こども映 画 会があり、﹁年 神 様
わき総合図書館主催の冬休み
と声援を送っていました。
休みこどもまつり﹂が開かれま
26
きたての餅に舌 鼓 。午 後は、い
12
12
子 や ぎ﹂な ど5 作 品 を 上 映 し
ました。
「よいしょ、よいしょ」の掛け声に合 いわき絵凧の会のみなさんに教わ
わせて、餅をつきました
りながら凧作りに挑戦
新園舎完成で
より充実した保育を
ので、お昼 寝 中の別のクラスの
待望の新園舎が完成しました。
動画が見られます
動画が見られます
年長児のぼたん組の園児に囲まれる阿部美知子園長
ニセフ協会の支援で、仮設園舎
11
44
12
動画が見られます
23
38
ばら組 は、劇「さるかにがっ もも組の劇「がんばれ ねず たんぽぽ組は、劇あそび「ゆ
せん」などを披露
みのおてつだい」
めのたまご」などを発表
3
Yo t s u k u r a
四倉漁港内堤防事業等
説明会が開催
18
ふくまるで
クリスマスイベント開催
月 日のクリスマス会で
は、たくさんのサンタクロース
が来場して、子ども達にプレゼ
ントを届けました。 また、市内外で活躍するアイ
ドルやミュージシャン、ゴスペル
のライブがあったほか、
ロックバ
ンド 元﹁B O Ø Y﹂のド ラマー
高橋まことさんが、車内に募金
協 力 者の写 真を展 示したクリ
スマストレーラーで駆 けつけ、
子 供 た ちにプレゼントを 渡 し
ました。
日には、テレビドラマなど
い ず み ひ な
で活躍する和泉妃夏さんが、
一
人 芝 居﹁ ク リスマスツリ ー 少
年﹂を披露しました。
餅つきでにぎわう
仲町の暮市
20
謹賀新年
元旦の四倉
仲町 商栄会の年
12月
末恒例の暮市では、 26日
松飾りやしめ縄など
の正月用品のほか、
野 菜 や 生花 などが
販売されました。
餅つき大会では、
つきたての餅が配ら
れ、来場者はひと足
餅はあんこやきなこで味つけして、 早く正月気分を味わ
来場者に振る舞われました
いました。
四倉児童クラブの
12月
クリスマス会では、 25日
まずスープパスタや
フライドポテトなど
で昼食会を楽しんだ
後、午後からは駄菓
子やくじ引きなどの
お店やさんごっこで
スープパスタは大好評で、何度もお 楽しい時間を過ごし
かわりする子もいました
ました。
水平 線 から太 陽
1月
が顔をのぞかせると、 1日
四倉海岸に集まった
みなさんは、初日の
出に向かって手を合
わせました。
また四 倉 諏 訪 神
社には、多くの初詣
朝日に照らされた境内でお参りす 客が訪れてにぎわい
る親子連れ
ました。
クリスマス会で
楽しい思い出づくり
三宝保 育 園の 年
12月
長組の園児たちが、 17日
四 倉 町 細 谷 にある
楢 葉 町の応 急仮 設
住宅を訪問しました。
いわき中央 警 察
署長から一日警察官
の 委 嘱 状を交 付さ
れた後に、年末年始
の
事 件 や事 故の防
チラシを配って、住民のみなさんに
防犯を呼びかける園児たち
止を呼びかけました。
園児が仮設住宅で
防犯呼びかけ
4
パワーオブジャパンのみなさん
がサンタに扮して来場しました
親子連れを前に、ライフワーク
の一人芝居を披露した和泉さん
下仁井田排水 機 場 の
復旧工事につ い て
県小名浜港湾建設事務所の説明を聞
く、漁港近くの住民のみなさん
下仁井田字明神前地内の排
水 機 場 は、降 雨 な どで近 隣の
農 地が長 時 間 水に浸かるのを
防 ぐた めに、地 域 を 流 れる 古
川の水を、施設内のポンプを通
して横川へ放流しています。
震 災で建 物や設 備への被 害
はなかった ものの、ポンプへ川
の水を通 す前にゴミなどを取
り除くための除 塵 機の基 礎 部
分 が、土 地の液 状 化のた め 沈
下しました。
震 災 以 降 も沈 下 が進み、設
備の稼 動に支 障が出る恐れが
あったため、市 農 地 課では、設
備を一旦撤去して、地盤を改良
した後で除塵機を設置し直す
工事を進めています。
12
12
27
四 倉
月 日 、四 倉 商工 会 館で
開かれた県小名浜港湾建設事
務 所による 説 明 会には、漁 港
に近い住 民や漁 業 関 係 者が出
席しました。
県の担当者から漁港内堤防
事業と、道の駅よつくら港周辺
の緑 地 復 旧 事 業についての概
要および今 後の工 事の進め方
が説明されました。
堤防は計画延長が約850
メー ト ルで、高 潮 や 津 波 を 防
ぐ高さで築造されます。
また、国 道 6 号 側と漁 港 側
を往来する乗り越え道路と階
段を、各2ヵ所に設けます。
説 明 会では、堤 防 が 国 道 6
号に隣 接 する 場 所では﹁ 騒 音
対策を検討してほしい﹂などの
意見が出されました。
平成27年3月の完成に向けて工事が進められ
ている下仁井田排水機場
点描 四倉の年末年始
No.44 平
月 日、豊間復興協議会
隣の駐 車 場スペースに復 興 商
以前は民宿〈久一〉を営んでいまし
た。震災前は観光地でもあった豊間地
区。以前のように町の良いところを
知ってもらいたいと、簡易宿泊できる
トレーラーハウスを用意しました。ま
た、地域に戻ってきた人たちの憩いの
場のカフェ
〈きゅういち〉でみなさまを
お待ちしています。
店主・遠藤玲子さん
4事業者のふるさとへの思い
〈中華はまや〉(ラーメン、中華料理)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
店﹁とよマルシェ﹂が プレオー
プンしました。
これは先頃完成した復興公
営 住 宅・豊 間 団 地の入 居 者 、
地域住民の生活利便性の確保
と 震 災 後の地 域コミュニティ
の再生を目的として作られた
もの。独 立 行 政 法 人 中 小 企 業
基 盤 整 備 機 構が実 施 する﹁仮
設 施 設 整 備 事 業﹂を活 用して
います。
20
〈B&Bきゅういち〉(軽食、和食、宿泊)
「憩いの場」
復興商店
とよマルシェ
プレオープン
12
震災後、閉店も考えてましたが、以
前のお客さんや地域の方々から「いつ
店主・馬目正幸さん
からお店やるの」
「もう一度ラーメン
食べたいな」など声を掛けていただ
き、豊間に戻ることを待っていてくれ
ました。みんなに元気な姿を見せ、み
んなの元気な姿が見たい。たくさんの
人に支えられて、また店が始めること
ができ、とても感謝しています。
「感 謝」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〈ウロコジュウ〉
(鮮魚、干物、製造直販)
「地 元」
かっつぉ
震災前、合磯にかまぼこ工場を営ん
でいました。今回のオープンに際し
て、多くの方の協力で加工場と店舗を
作ることができました。これからは地
元に還元するとともに、地元に戻った
人が、戻ってきて良かったと思えるよ
うな店にしたいてず。加工場でも地元
の方を雇用していきます。
店主・金成勝弘さん
〈ベジタブルShiGa〉
(野菜、牛乳、惣菜、日用品)
「始 動」
店主・志賀文彦さん
震災前は、牛乳の製造販売をしてお
り、
「全国農協乳業協会ミルクツアー
ニッポン2009」において飲用牛乳類
の人気商品第1位をいただいた矢先に
震災に遭い、悔しい思いをしました。
地域に戻ってきた人たちに寄り添い商
品を え、次に本格的に牛乳の製造販
売を再開させたいです。
5
Ta i r a
25
12
24
11
20
21
60
関西方面から
たこ焼き交流会
12月
9日
薄磯の初日の出
豊間団地集会所で
市社会福祉協議会主
催、
「豊間団地たこ焼
き交流会」が行われま
した。主に、大阪、奈良
の若手住職が11名が
たこ焼きを振舞い団
地生活の悩みや生活
の様子を聞きながら
普段着の住職たちがたこ焼きを振
舞いながら、声を掛けていました
談笑していました。
今年もサンタがやって来た
豊間・薄磯にサンタ集合
月 、 日、
NPOパワー
オブジャパン主催﹁第4回あわ
てん ぼ うのサンタクロース大
作戦﹂
で全国から募ったプレゼ
ントを全 国から集 まったサン
タクロース約 名で、薄 磯 団
地・豊 間 団 地 な どをまわりプ
レゼントを配布しました。
日には、前 日にオ ー プン
した 復 興 商 店︿とよマルシェ﹀
でイベントを 行い会 場 を 大い
に賑わせていました。
神田望美
同 代 表は﹁今 回で4 度 目のイ
ベント、雨が降って回りきれな
い所 もありましたが、全 国 か
らのプレゼントを届 けられて
良かった。
また継続していきた
い﹂
。
と話していました。
平地区(豊間・薄磯・沼ノ内)
∼年 末 年 始 Photoだより∼
海まち・とよま市民会議
12
旧豊間中学校校舎
震災遺構を断念、解体へ
15
平
月 日、沼ノ内 公 民 館で
開催しました。
1、
ロゴについて
ロゴの商 標 登 録 、使 用 者 や
使用目的について話し合われ、
後日事例を確認することにな
りました。
また、
感謝状授与は
学校行事の都合で年明けに実
施することになりました。
2、
子育てについて
部会で
﹁小・中学生通学路の
確保﹂
や
﹁新保育園∼中学校一
貫機構へ対する付加価値の検
討﹂を議 論し、﹁冬 休みの学 習
会﹂を 開 催 することを 決 めま
した。
月 、 日に沼ノ内 公 民
館で実施された学習会では高
専 生や東 北 大 生、地 域 住 民に
よる学習指導が行われました。
▲とよマルシェで行われたイベント。
じゃんけん大会や抽選会で会場をわ
かせました
12
21
▼ 団 地 を 訪 れ た サ ンタク
ロースたちに住民も喜び驚
いた様子でした
山から里へ
天狗様の仮住まい
12月
10日
▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪
3地区の現況
薄磯にある
「古峰農
商 神 社」は 薄 磯を見
下ろす山にあり、住民
からは「天狗様」の愛
称で呼ばれ 、震 災 時
は約50名が避難した
場所でしたが、高台整
備のため一時小塚地
小塚地区に設置された天狗様高台
区に仮設置され整備
が整備されるまでここで地域を見
後戻される予定です。
守ります
動画が
見られます
6
月 日、沼ノ内 公 民 館で
﹁旧 豊 間 中 学 校 校 舎の今 後の
あり方﹂
について、薄 磯・豊 間・
沼ノ内の3 区役員と市の合同
意 見 交 換 会が行われ、震 災 遺
構としての保 存を断 念するこ
とが決定しました。
意 見 交 換 会で 鈴 木 幸 長 薄
磯副区長は区内での検討の経
緯を説 明し、解 体を求 めたた
め、遠 藤 守 利 豊 間 区 長と遠 藤
欽也沼ノ内区長も立地区の薄
磯区の意見を尊重しました。
3 地 区の意 見 を 踏 まえて、
本 間 静 雄 市 行 政 経 営 部 長は
﹁計画について断念せざるを得
ない。震 災の記 憶 や 教 訓 を 後
世に伝 えたり、防 災 教 育の場
を 別に設 ける 必 要 も あ り ま
す﹂
と話し、
校舎内に残る震災
当日に生 徒た ちがメッセージ
を書いた黒板や残された備品
などについては、
引き続き意見
を聞 きながら、保 存や活 用を
検討していきます。
12
60
けられるのでは﹂と考えて、平
成 年 4 月 日 、いわきデイ
クルー ズは再 開 しました。第
一便は市 内の3つの幼 稚 園を
招待。﹁子どもたちの歓声が聞
こえ、とても嬉 しかったです﹂
と鈴木さんは当日を振り返り
ます。
現 在は、小 名 浜 湾 内をメイ
ンに臨時便で対応しています。
東 港 と3 号 ふ 頭 を 結 ぶ 臨 港
道路の建設工事の様子も近く
で見 ること ができ 、海 側 か ら
いわきの復 興している様 子を
見て、日 々 変 わる港に驚 く乗
客もいるそうです。﹁浜 通りの
観 光 は 厳 し く、長い戦いにな
りますが、前に進むのみです﹂
と、力強い眼差しで話します。
震災から3年 ヵ月が過ぎ、
少しずつにぎわいが戻るなか、
今 日 もふぇにっくす 号は笑 顔
を乗せ、小 名 浜 港から出 港し
ます。
を動かし踊りました。年中児のぱんだ組による音楽劇
んぼうのサンタクロース」を披露。年中児のひまわり組は
年齢の小さいクラスの子どもたちは音楽に合わせ、手足
年少児のうさぎ組はサンタの衣装を着てダンス「あわて
「おおきなかぶ」では子どもたちの演技に会場が笑顔。
音楽劇「野菜のパーティーおおさわぎ」でさまざまな野
年 長 児 の きりん
菜になりきって演
組 による 言 語 劇
じていました。ま
「いなかのねずみ
た、年長児のそら
とまちのねずみ」
組 は 手 話 を 取り
で、子どもたちは
入れた「世界中の
び 箱 や 鉄 棒 など
ルに応えて「はじ
ました。
株式会社 いわきデイクルーズ
小名浜港観光遊覧船
ました。﹁周りはぐちゃぐちゃ
で、とんでもないことになって
しまったが、がれきを取り除け
ばなんとかなる﹂と、鈴木さん
は片付け始めました。しかし、
船は動けるが観光どころでは
ない状 態 。やむなく休 業 する
ことにしました。
そんななか、その年の7 月
︿アクアマリンふくしま﹀が再
開 。ま た 、 月 には︿いわ き・
ら・ら・ミュウ﹀が再開し、数件
ですが、運航しているかの問い
合わせの電話もありました。
念願の再開
復興へ前進
12月6日、所内のホールで保育発表会が行われました。
11月28日、お遊戯室で生活発表会が行われました。
いわきの観光を盛り上げる
﹁いつまでも休んでいるわけ
にはいかない。不安もありまし
たが、観 光 遊 覧 船が運 航 する
よ うになれば、地 域 を 元 気 づ
永崎保育所
江名幼稚園
小名浜からいざ出港、
ふぇにっくす号!
11
を披露しました。
言語劇内で特技のブリッジを披露するきり
ん組の子どもたち
めの一歩」を歌い
ハワイから支援でいただいたスカートを穿
き「虹を」を踊るそら組の女の子
小名浜地区の幼稚園や保育所で、発表会が行われました。子どもたちの
可愛らしい演技や成長した姿に会場からは、温かい拍手が送られました。
素敵な衣装で楽しい発表会
津波で被災
やむなく休業
22
㎞の海岸線があるいわき
を 海 か ら 見ても らいたいと 、
平 成 4 年から遊 覧 船 事 業が
始 まり、今 年で創 業 年を迎
えます。
しかし、震 災による津 波 が
︿いわき・ら・ら・ミュウ﹀内にあ
る事 務 所を直 撃。代表 取締 役
の鈴木秀夫さんは来場者を誘
導し、従 業 員とともに同 館 内
の2 階に避 難 し、
一晩 を 過 ご
し ま し た 。ふぇにっく す 号 は
ロープを増やし岸壁から離し
て繋いでいた た め、大 きな 損
傷はなかったものの、事務所に
は津波で押し流された自動販
売 機 が 入 り 込 み、パソコンは
壊れ、書 類などは全 部 流 失し
元旦に行われた初日の出クルー
ズ。乗客はご来光を見て感動
子どもたちが」
と、
体 操 教 室でで き
会 場 の アンコ ー
るようになった跳
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
No.44 小名浜
24
25
10
動画が見られます
7
Onahama
現 在、海 岸 堤 防かさ上 げ工
事と併せて進められている永
崎 地 区 の防 災 緑 地 整 備 事 業
は、平 成 年 月に着工され、
一部の盛 土工 事が開 始されて
います。
盛土には現場内で生じたコ
ンクリートのがれきが再利用
され、海抜7 .2m の高さで整
備される堤防より ㎝ 高くな
りま す。防 災 緑 地の全 長は約
1.
1㎞で、幅は約 m となり
ます。
今 後、かさ上 げ工 事が完 了
した南側の海岸堤防工事にも
着 手し、順 次 防 災 緑 地の盛 土
工事を行う予定です。なお、防
災 緑 地工 事は平 成 年 度 末
の完成を予定しています。
永崎地区防災緑 地
進捗状況
昨 年 月 8 日 に竣 工 し た
県水産試験場の
﹁いわき丸﹂は、
津波で沈没した先代いわき丸
の代 船として、新 潟 造 船 株 式
会 社で建 造されました。全 長
約 m 、総 トン数は1 8 9t 。
以前よりひとまわり大きくな
り、揺 れや 時 化に強い船にな
りました。
月 日 から新 しい﹁いわ
き 丸﹂での調 査 が 始 まりまし
県漁業調査指導船
﹁いわき丸﹂の活動
25
12
30
28
樋門と水門工事にも着手し、盛土工事が完了
したら、
植樹を行う予定
‥‥お知らせ‥‥
中之作つるし雛飾りまつり
●日 時 1月31日(土)∼
2月2日(月)まで
10:00∼16:00
●場 所 清航館
●内 容 つるし雛飾りの展示、カフェ
※1日(日)には、
雛のお茶会も
80
40
10
20
10
9代目となる県水産試験場の
漁業調査船
「いわき丸」
小名浜
あります。
ちりめん
瓢箪細工&縮緬細工の作品展
●日 時 2月14日(土)
10:00∼15:00
2月15日(日)
10:00∼14:00
●場 所 江名諏訪社務所
●内 容 金成夫妻の作品展示
装備を曳航し、連続的に海
底土の放射線量を調査
た。主 な 調 査は相 馬 ∼いわき
沖合水深500m までのヒラ
メやカレイ類の分 布を調べる
底 魚 資 源 調 査、広く回 遊 する
魚を調べる浮 魚 資 源 調 査、沖
合360 ㎞の海水温や潮の流
れを 調べる海 洋 観 測 調 査 、海
底の地質を調べる漁場環境調
査です。そして、震災以降から
新たに始まった放射性物質関
えい こう
連 調 査では、長 さ8m の曳 航
式海底土放射線連続観測装
置により、海 底 土の放 射 性 物
質の濃度を調査しています。
沿岸漁業の操業自粛により
増 加 した 水 産 資 源 を 上 手に
利 用 するため、漁 業 再 開 後の
持続的な資源の利用方法につ
いて調査研究しています。
ひょうたん
みんなで協力しめ縄作り
11月30日、江名諏訪神社総代長10名が集まって、新年度
に向けてしめ縄作りをしました。2年間、江名と折戸、上神
白の3地区合同で作り方を学び、自分たちで1から作るの
は今回が初めて。2日がかりで長さ8mのしめ縄を3本作製
しました。
12月7日、神社正面と鳥居2本に同総代長とかじの葉会
のみなさんで縛
り上げ、地 域の
人々 の 健 康 や
安全を祈願しま
した。
3人1組になり、
しめ縄の元となるゴザを作製
8
動画が見られます
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
小名浜ピックアップ
笑顔溢れるもちつき会
11月5日、江名幼稚園で「もちつき会」が行われました。
天気にも恵まれ、園庭で「ペッタン、ペッタン」と杵で餅をつ
くと「楽しい」と嬉しそうな園児たち。
また、その日はファザーズデイでもあり、園児のお父さん
も参加し、力強く餅をつくと「がんばれ」と可愛い声援が送
られました。
お昼にはホー
ルに集まり、き
なこ餅やのり餅、
お雑煮を食べ、
親子で笑顔を見
せていました。
手を真っ白にしながら、
ついた餅を丸めました
No.44 勿来
震 災 当 時、社 務 所で神 社の仕 事
をしていたという 宮 川 さん 。突 然
大きな揺れに襲われ、立っているの
もままならない状態でした。
市の避 難 所にも指 定されている
同神社。しばらくすると、近隣の住
民が津 波から逃れるためにやって
きました。同神社には、参集殿にあ
たる﹁天心らんまん﹂という施設が
あり、普 段は神 社の行 事や地 域 住
民の趣味の集まりなど多目的に活
用 していま すが、震 災 時は避 難 所
としても利用されました。
幸い電 気と水 道が使 えたため、
避 難 者 も 比 較 的 不 便 な く 生 活で
みんなのために
自分ができる最善の活動
植田八幡神社
宮 司 宮川 千春さん
きていた そ うですが、よ う や く 事
態 が 収 拾 し た 1ヵ月 後の4 月
日、直下型の大地震が発生。そのた
め電 気も水 道も使えなくなってし
まいました。復旧するまでの約1ヵ
月 間 は 、配 水 所 か ら 水 を 汲 み に
行ったり、境内に穴を掘ってシート
で囲みを作り、そこで用を足しても
らうようにするなどして避難者の
受け入れを続けた宮川さん。﹁逃げ
ることは考えていませんでした。み
んなで励 まし協 力 し合いながら、
できる限りのことをしていました﹂
と 当 時 を 振 り 返 りま す。2ヵ月の
間で避 難 してきた 住 民は、およそ
150人にも上ったそうです。
また、2度の地震で本殿や鳥居、
石燈籠など、多くのものが被災。が
け崩れや壊れた玉垣などの撤去は
済 んでいま すが、ま だ 復 旧工 事 が
終 わっていない本 殿 や石 燈 籠の新
設工事などについては、年明けから
少しずつ行われる予定です。
﹁当時避難していた方や、参拝に
来た方が気持ち良くお参りできる
よ う、復 旧工 事 を 完 了 させてみな
さんを迎えたいです﹂と思いを語る
宮 川さん。完 全な復 興を目 指しな
がら、
これからも植 田 八 幡 神 社を
守り続けます。
新春 勿 来 地 区 初詣フォトギャラリー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
國魂神社
熊野神社
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
植田八幡神社
震災当時、神社が被災したにもかかわらず、
声かけなどを行いながら避難者の対応に尽
力した、植田八幡神社宮司の宮川さん
八角形の入り口は
「八幡」
や
「末広がり」
を表
し、
三角の屋根は
「天・地・人」
を意味するよう
宮川さんがデザインした
「天心らんまん」
勿来町
錦町
植田町
植田駅裏の高台にひっそりとたたずむ〈植田八幡神社〉。初詣は毎年たくさ
んの人で賑わいを見せていますが、地震により境内のさまざまなものが被災。
震災当時の状況を、宮司の宮川千春さんに伺いました。
11
震災で歪みや隙間ができてしまった本殿。復旧工事中は、仮の拝殿が設置されます
9
nakoso
復興グランドデザイン
ワークショップ
防災緑地整備に向けた
苗木の採取
60
根を切らないよう、丁寧に採取します
動画が見られます
22
11
30
利用再開のお知らせ
磐城農業高校やなこそ授産所
などによる飲食ブースも設置
クリスマスリース作りの 体 験
ブースもあり、女の子に大人気!
祝!勿来工業高校
新校舎 落成
震災により旧校舎の解体工
事が予定されている勿来工業
高 校 。建 設 が 進 め られていた
新 校 舎 が 昨 年 月 末 に完 成
しました。 月 日には改 築
落 成 記 念 式を実 施。テープカ
ットのほ か、新 校 舎 脇で記 念
植樹も行われました。
災害公営住宅 11 11
四沢団地1号棟 入居開始
一つひとつ手作業で仕上げた
作品を求め、大勢の人が来場
震災以降、
災害がれきの仮置
き場となっていた、
山田町にある
市勿来市民運動場。
がれきの搬
出および整地が完了し、
昨年12
月1日から利用が再開されまし
た。
なお、利用の際は事前予約
が必要となります。
詳細は、
勿来
体育館まで。
☎0246-63-5789
11月29日、
〈なこそ交流スペース〉
でのサロンの作品
展示やバザーを中心とした
「なこその希望サロン祭り」
が、
山田公民館で開催されました。
動画が見られます
12月17日、汐見が丘幼稚園
で「もちつき会」が行われました。
前日に洗って準備しておいたも
ち米を、参加した保護者に続き
千本ぎねでつく子どもたち。そ
の後、自分たちでついた餅を雑
煮やきな粉、砂糖醤油で味付
けし笑顔でほおばりました。
サロン祭り 開催!
みんなで仲良くもちつき
植樹を行った生徒会役員
12
清水敏男市長から鍵を受け取る、入居者代表
の宗像シヅヱさん
(写真右)
なこその希望
なこそ地区だより
12
1 月 1 日から入 居が開 始
された 、市 災 害 公 営 住 宅﹁ 勿
来 四 沢 団 地 1 号 棟﹂。昨 年
月 日、同 団 地 集 会 所で完 成
式および鍵の引渡し式が行わ
れました。
10
昨 年6 月の実 施に続 き、防 災
緑地に植樹するための苗木の
採 取 が、 月 日 に小 浜・岩
間地区で行われました。
参 加 者は、地 域 住 民や主 催
となるN P O 法 人のメンバー
ほか、市・県の職 員、樹 木 医の
先生など、合わせて約 名。震
災後から勿来地区の復興に協
力 している、筑 波 大 学の学 生
に よ る 団 体﹁ Ts u k u b a f o r
﹂
のみなさんや、芝浦工業
3.11
大学の学生も参加しました。
集 まった 苗 木 は、樹 木 医の
木 田 都 城 子 先 生が樹 種など
を説明。ポットへ植え替えを行
い、全 部でおよそ4 0 0 鉢 が
集 まりました。また 同 時にド
ングリの採 取 も 行 わ れ、4 パ
レット分の収穫となりました。
25
勿 来
月2日、﹁第7 回小浜・岩
間地区復興グランドデザイン
策定に向けたワークショップ﹂
が、植 田 公 民 館で開 かれまし
た。
前 回に引 き続 き、具 体 的な
方 策 案について議 論。﹁自 然の
保全と景観の創造﹂﹁生活の利
便・環 境の向 上﹂をテーマに、
次のような意見が出ました。
・3つの神社を結ぶ遊歩道を
つないで散歩コースとする。
・ 道 路の植 栽 やブロック塀の
高さ制限による景観向上。
・ 酉小屋、
地引網、
バーベキュー
等の住民交流を実施。
また、同 月 日には第8 回
も行われ、
﹁産 業 再 生・新たな
産 業おこし﹂
﹁人の絆 づくりと
文 化の伝 承﹂をテーマに、次の
ような意見が出ました。
・ 地 元 企 業と連 携し、雇 用 創
出を含めた事業の実施。
・花火大会に釣り舟を出す。
・お祭りや防 災 訓 練、避 難 訓
練などを両地区共同で開催。
今 後 は、テーマ別の方 策 案
を体系化したのち、地域の
﹁目
標・理 念﹂について再 協 議を重
ねていく予定です。
12
夏井地区周辺の復旧工事のいま
サイクリングコースや、
ターゲットバードゴルフなどが
楽しめる
「夏井川サイクリング公園」
。
公園内の園路や夏井川河川沿いのサイクリングロー
ド約600mの修復工事は、平成24年度に完了しており、
現在は次の整備が進められています。
○夏井川堤防整備事業
第44号
平成27年1月20日発行
海岸堤防整備に合わせ、海抜7.2mの高さで河川堤防
の整備が行われています。施工範囲は左岸側1,160m、
右岸側1,250mで、サイクリング公園がある右岸側の
760mは平成26年7月に工事が完了。現在は左岸側の
河口付近520mと、右岸側の上流490mの工事が進めら
れています。
○草野下神谷地区海岸、夏井地区海岸整備事業
草野下神谷地区の海岸堤防1,390m、夏井地区の海
岸堤防3,592mの範囲で海抜7.2mへのかさ上げを予
定。現在、夏井川河口から南側の約1,360m、北側の約
8 0 0 m 、滑 津 川
と弁 天 川 の 間 、
約500mが整備
中です。
ま た 、夏 井 川
河口付近の海岸
には消波ブロック
の 設 置 が 進めら
7.2mの高さまでかさ上げが行われ、進んで行
れています。
く海岸堤防整備の様子
(12月19日撮影)
ふるさとだより展 開催
今回で4回目となる
「ふるさとだより展」
。誌面で掲載し
きれなかった写真や各地区などをピックアップして展示
いたします。ぜひご覧ください。
●いわき・ら・ら・ミュウ(2F展示室)
日時/2月3日(火)∼2月26日(木) 9:00∼18:00
休館日/2月18日(水)
●いわき総合図書館(ラトブ5F)
日時/3月3日(火)∼3月25日(水) 平日・土曜日10:00∼21:00 日・祝日10:00∼18:00
チームスマイル 協定書調印
エンタテインメントを通じた心
の復興を目的として、平禰宜町に
シアター〈いわきPIT〉の建設を
予定している一般社団法人チー
ムスマイル。この復興支援活動
に対し、市およびいわき商工会
右から清水敏男市長、矢内廣
議所との基本協定書の取り交わ チームスマイル代表理事、小野
し式が、
1月6日に行われました。 栄重いわき商工会議所会頭
将来のライフプランを無料で個別アドバイス!
「住まいと暮らしの再建相談会」
◆2月 8日(日) 市文化センター
◆2月21日(土) 勿来市民会館
◆開催時間 ①10:00 ②13:00
③15:00
(各90分程度)
◆定 員 各日9組
※お申し込みは各開催日の3日前
まで
【予約・問い合わせ】
市ふるさと再生課 ☎0246-22-7437
応急仮設住宅や雇用促進住宅などで行われたイベントを紹介
12月
3日
お米の重みは、あったか真心
中央台高久第一応急仮設住宅
毎月、集会所にて開かれる
「浜
○かふぇ」。参加者も今ではすっ
かり顔馴染みになり、住民同士の
交流の場として定着しています。
今回は浄土宗滋賀教区青年会か
らお米の支援が届けられたほか、
被災地視察で訪れた群馬県昭和
村の社協職員による大正琴の演
奏も行われ、いつもの
「かふぇ」
を 今回はチョコフォンデュも用意
盛り上げていました。
され、笑顔で頬張る子どもたち
12月
7日
客席とともに祝った、真打ち昇進
いわき芸術文化交流館アリオス
平成24年の7月から11月まで
行われた
「おでかけアリオス タイ
ムカプセル2012」。久之浜、小
川、勿来を5名のアーティストが
訪れ、地区の人と交流し
「うた」
作
りを行いました。当時のメンバー
の一人、講談師の神田京子さん
が真打ちに昇進し、いわき公演が
行われ、多くの人が駆けつけて神 いわきの民話を題材にした「ダ
田さんの真打ちを祝いました。 イダラボーのデート」
などを披露
災害公営住宅の整備状況
常磐湯本団地(仮称)
○建設戸数/集合住宅 75戸(1
号棟30戸・2 号棟
25戸・3号棟20戸)
戸建住宅 13戸
12月19日現在
現況写真
○構 造/集合住宅 PC造(1、
2号棟5階建て・3
○入居開始/
号棟4階建て)
集合住宅 平成28年1月
戸建住宅 木造
戸建住宅 平成27年11月予定
●メールの方/[email protected]
携帯電話からのメールはQRコードを
読み取ってください。
●FAXの方/☎0246-26-5157
●おたよりの方/左記編集室まで
ふるさとだよりの記事が動画でも見られます!
、
ビュー
インタ
どの
な
り
おまつ
!
る!
見られ
動画が
11