衛 研 第 1 − 1 0 号 平成27年 6月10日 感染症発生動向調査事業 各 関 係 機 関 の 長 様 埼玉県衛生研究所長 感染症発生動向調査事業週単位情報の送付について(通知) このことについて、別添のとおり送付いたします。 担 当 電 話 FAX e-mail 埼玉県衛生研究所 感染症疫学情報担当 0493−59−9325 0493−59−9613 [email protected] 平成 27 年 6 月 10 日 彩の国 埼玉県 埼玉県感染症発生動向調査事業 感染症患者発生情報(週報) 埼玉県内情報 平成 27 年 第 23 週 (平成27年6月1日∼平成27年6月7日) 今週の注目される疾患 全数把握対象疾患では、一類、二類(結核を除く)の届出はなかった。三類感染症は、腸管出血性大腸菌 感染症 5 人の届出があり、前週より増加した。四類感染症は、レジオネラ症 1 人の届出があった。五類感 染症は、後天性免疫不全症候群 2 人、侵襲性髄膜炎菌感染症 1 人、侵襲性肺炎球菌感染症 3 人、梅毒 3 人、 風しん 1 人の届出があった。 定点報告対象疾患では、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(4.31→4.43)の定点当たり報告数は前週より増加 し、前年までの同時期より多い状況にある。保健所別では、朝霞(6.29)、川越市(5.63)、本庄(5.50)、熊谷 (5.22)保健所管内で多い状況が続いている。年齢階級別では、6 カ月未満を除く全階級から報告があった。 咽頭結膜熱(0.91→0.87)の定点当たり報告数は前週と同水準に留まった。保健所別では、鴻巣(1.00→ 2.42)、坂戸(0.80→1.60)保健所管内で大きく増加し、越谷市(2.00)保健所管内で多い状況が続いている。 年齢階級別では、1 歳∼4 歳で全体の 70.5%を占めている。流行性耳下腺炎(1.09→0.89)の定点当たり報告 数は、前週より減少したが、4 月以降、増加傾向にある。保健所別では、幸手 (1.78→3.56)保健所管内で 大きく増加し、春日部(2.50)、東松山(2.00)、加須(2.00)保健所管内からの報告が多い。伝染性紅斑(1.84 →1.39) の定点当たり報告数は前週より減少したが、依然多い状況が続いている。保健所別では、さいた ま市(2.52)、川口(1.88)、朝霞(1.86)保健所管内からの報告が多い。手足口病(1.31→1.56)の定点当たり 報告数は、前週より微増した。保健所別では、秩父(1.67→5.33)保健所管内で大きく増加し、朝霞(3.57)、 熊谷(3.00)保健所管内からの報告が多い。眼科定点対象疾患では、流行性角結膜炎 28 人(前週 28 人)の報 告があり、第 20 週以降やや多い状況が続いている。基幹定点報告対象疾患では、無菌性髄膜炎 1 人、マイ コプラズマ肺炎 2 人、感染性胃腸炎(ロタウイルス)4 人の報告があった。 <全数把握対象疾患の患者情報> 一類感染症 報告なし 二類感染症 報告なし(結核を除く) 三類感染症 腸管出血性大腸菌感染症 四類感染症 レジオネラ症 五類感染症 後天性免疫不全症候群 侵襲性髄膜炎菌感染症 侵襲性肺炎球菌感染症 梅毒 風しん 5人 (病型 患者 3人、無症状病原体保有者 2人、 血清型 O157 4人、O91 1人) 1人 2人 1人 3人 3人 1人 (病型 肺炎型) (病型 AIDS 1人、無症状病原体保有者 1人) (病型 早期顕症Ⅰ期 2人、無症状病原体保有者 1人) (病型 検査診断例) ※1 この情報に関する御質問・御意見等がございましたら、下記まで御連絡ください。 衛生研究所 感染症情報担当者会議(感染症疫学情報担当) TEL: 0493-59-9325 FAX: 0493-59-9613 e-mail: [email protected] URL: http://www.pref.saitama.lg.jp/b0714/surveillance/index.html ※2 全国の感染症発生動向に関する情報は、国立感染症研究所の感染症疫学センターホームページ(URL: http://www.nih.go.jp/niid/ja/from-idsc.html )で御覧になれます。 <定 点 把 握 対 象 疾 患 の患 者 情 報 > A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 県 内 全 保 健 所 か ら 報 告 が あ っ た。保 健 所 別 で は 、朝 霞(6.29)、川越 市 (5.63)、本 庄 (5.50)、 熊 谷(5.22)保 健 所 管 内 か ら の 報告 が 多 い 。 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(埼玉県) 定点当たり報告数 7.00 6.00 5.00 4.00 3.00 2.00 1.00 0.00 1 2 3 4 5 6 2011年 2012年 7 8 2013年 9 2014年 10 11 12 月 2015年 咽頭結膜熱 加 須 保 健 所 を 除 く 県 内 15 保 健所 か ら 報 告 が あ っ た 。 保 健 所 別 で は 、 鴻 巣(2.42)、 越 谷 市 (2.00)、 坂 戸(1.60)保 健 所 管 内か ら の 報 告 が 多 い 。 咽頭結膜熱(埼玉県) 定点当たり報告数 2.00 1.50 1.00 0.50 0.00 1 2 3 4 5 2011年 6 2012年 7 8 2013年 9 2014年 10 11 12 月 2015年 流行性耳下腺炎 秩 父、本 庄 、坂 戸 保 健 所 を 除 く 県 内 13 保 健 所 か ら 報 告 が あ っ た。保 健 所 別 で は 、幸手 (3.56)、 春 日 部(2.50)、 東 松 山(2.00)、加 須 (2.00)保 健 所 管 内 か ら の 報 告 が 多 い 。 流行性耳下腺炎(埼玉県) 定点当たり報告数 3.00 2.50 2.00 1.50 1.00 0.50 0.00 1 2 3 4 2011年 5 6 2012年 7 2013年 8 9 2014年 10 11 2015年 12 月 感染症発生状況(全数把握対象疾患) (第23週) 今週 届出 一類感染症 エボラ出血熱 クリミア・コンゴ出血熱 痘そう 南米出血熱 二類感染症 急性灰白髄炎 結核* ジフテリア 重症急性呼吸器症候群(SARS) 三類感染症 コレラ 細菌性赤痢 腸管出血性大腸菌感染症 四類感染症 E型肝炎 ウエストナイル熱 A型肝炎 エキノコックス症 黄熱 オウム病 オムスク出血熱 回帰熱 キャサヌル森林病 Q熱 狂犬病 コクシジオイデス症 サル痘 重症熱性血小板減少症候群 腎症候性出血熱 西部ウマ脳炎 ダニ媒介脳炎 炭疽 チクングニア熱 つつが虫病 デング熱 東部ウマ脳炎 五類感染症 アメーバ赤痢 ウイルス性肝炎(E型・A型を除く) (2015年 6月9日 15:00集計) 今週 累 届出 計 累 計 ペスト マールブルグ病 ラッサ熱 - 5 中東呼吸器症候群(MERS) - 鳥インフルエンザ(H5N1) 鳥インフルエンザ(H7N9) 腸チフス 2 パラチフス 24 1 1 2 鳥インフルエンザ(H5N1を除く) ニパウイルス感染症 7 日本紅斑熱 日本脳炎 ハンタウイルス肺症候群 1 Bウイルス病 鼻疽 ブルセラ症 ベネズエラウマ脳炎 ヘンドラウイルス感染症 発しんチフス ボツリヌス症 マラリア 野兎病 ライム病 リッサウイルス感染症 リフトバレー熱 類鼻疽 レジオネラ症 レプトスピラ症 6 ロッキー山紅斑熱 侵襲性肺炎球菌感染症 水痘★ 先天性風しん症候群 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症 梅毒 急性脳炎 播種性クリプトコックス症 クリプトスポリジウム症 クロイツフェルト・ヤコブ病 3 破傷風 劇症型溶血性レンサ球菌感染症 5 バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌感染症 後天性免疫不全症候群 2 13 バンコマイシン耐性腸球菌感染症 ジアルジア症 1 風しん 侵襲性インフルエンザ菌感染症 7 麻しん 侵襲性髄膜炎菌感染症 1 1 薬剤耐性アシネトバクタ−感染症 指定感染症 該当疾患は無し 15 2 10 15 1 21 3 45 5 3 31 4 2 1 1 4 3 1 水痘★ : 患者が入院を要すると認められるものに限る。 ウイルス性肝炎(A型・E型を除く)再掲 累計 B型 2 C型 D型 その他 累計は診断日で集計 *結核は月単位で集計、別に掲載します。 口 霞 巣 川 朝 鴻 庄 谷 須 本 熊 加 戸 加 山 坂 草 狭 ( − : さいたま 市 越 谷 市 川 越 市 手 幸 春 日 部 父 秩 東 松 山 県 全 保 所 # 1 R S ウ イ ル ス 感 染 症 咽 頭 結 膜 熱 咽A 頭群 炎溶 血 性 レ ン サ 球 菌 報 告 数 7 6 139 704 定点当たり 0.03 0.04 0.87 4.43 報 告 数 3 19 69 定点当たり 0.12 1.19 4.31 報 告 数 12 88 定点当たり 0.86 6.29 報 告 数 29 55 定点当たり 2.42 4.58 報 告 数 1 20 定点当たり 0.20 4.00 報 告 数 3 4 定点当たり 1.00 1.33 報 告 数 4 22 定点当たり 1.00 5.50 報 告 数 4 47 定点当たり 0.44 5.22 報 告 数 1 10 定点当たり 0.10 1.67 報 告 数 3 20 定点当たり 0.50 3.33 報 告 数 2 12 41 定点当たり 0.22 1.33 4.56 報 告 数 8 16 定点当たり 1.60 3.20 報 告 数 4 40 定点当たり 0.36 3.64 報 告 数 1 12 79 定点当たり 0.04 0.75 4.94 報 告 数 1 45 定点当たり 0.13 5.63 報 告 数 2 16 23 定点当たり 0.15 2.00 2.88 報 告 数 4 11 125 定点当たり 0.15 0.41 4.63 0.00 ) #1 鳥インフルエンザを除く 健 イ ン フ ル エ ン ザ 1,203 7.57 139 8.69 114 8.14 100 8.33 62 12.40 3 1.00 4 1.00 120 13.33 1 0.17 16 2.67 21 2.33 42 8.40 55 5.00 127 7.94 53 6.63 36 4.50 310 11.48 感 染 性 胃 腸 炎 107 0.67 10 0.63 6 0.43 6 0.50 3 0.60 7 0.78 1 0.17 3 0.50 19 2.11 3 0.60 3 0.27 8 0.50 6 0.75 4 0.50 28 1.04 248 1.56 8 0.50 50 3.57 12 1.00 7 1.40 16 5.33 5 1.25 27 3.00 1 0.17 1 0.17 1 0.11 8 1.60 18 1.64 25 1.56 19 2.38 9 1.13 41 1.52 221 1.39 30 1.88 26 1.86 11 0.92 1 0.20 1 0.33 3 0.75 12 1.33 10 1.67 8 1.33 15 1.67 3 0.60 8 0.73 9 0.56 9 1.13 7 0.88 68 2.52 報告患者数 水 手 伝 痘 足 染 口 性 病 紅 斑 134 0.84 19 1.19 10 0.71 8 0.67 3 0.60 1 0.25 3 0.33 4 0.67 8 1.33 5 0.56 5 1.00 10 0.91 14 0.88 2 0.25 10 1.25 32 1.19 2 0.01 1 0.20 1 0.06 - 保健所別 突 百 発 日 性 咳 発 し ん 流 行 性 耳 下 腺 炎 * * - 28 1 2 0.68 0.10 0.20 2 * * * 0.40 * * * 2 * * * 0.67 * * * 1 1.00 * * 9 4.50 * * * * * * 1 * * * 1.00 * * * 2 1 1.00 1.00 1 1.00 1 * * * 0.33 * * * 4 0.80 * * * * * * 1 0.50 5 1 0.63 1.00 #3 オウム病を除く 6月 9日 13:00集計 平成27年6月1日∼平成27年6月7日) 無 マ 急 流 細 菌 イ 性 行 菌 性 コ 出 性 性 髄 プ 血 角 髄 膜 ラ 性 結 膜 炎 ズ 結 膜 炎 マ 膜 炎 # 肺 炎 2 炎 50 141 0.31 0.89 1 19 0.06 1.19 5 5 0.36 0.36 2 2 0.17 0.17 10 2.00 4 2 0.44 0.22 12 2.00 15 2.50 32 3.56 6 1.20 8 0.73 18 11 1.13 0.69 4 3 0.50 0.38 3 9 0.38 1.13 7 13 0.26 0.48 #2 真菌性を含む ナ (第23週 ヘ ル パ ン ギ # 3 ク ラ ミ ジ ア 肺 炎 * * * * * * * * * * * * - 感 染ロ 性タ 胃ウ 腸イ 炎ル ス 4 0.40 * * * * * * * * 1 1.00 * * 1 1.00 * * 2 2.00 - ) ( 感 染 症 発 生 動 向 調 査 週 情 報 イ ン フ入 ル院 エ ン ザ * * * * * * * * * * * * - ) ( ー 221 134 伝染性紅斑 突発性発しん 141 流行性耳下腺炎 28 流行性角結膜炎 1 2 - 4 - 無菌性髄膜炎 マイコプラズマ肺炎 クラミジア肺炎 #3 感染性胃腸炎(ロタウイルス) (入院)インフルエンザ - #1 鳥インフルエンザを除く - - 3 - 45 2 14 2 58 3 7 1 1 12 - 79 5 63 15 149 19 38 1 - - - - - - 0歳 1 - - 2 - - - - 1-4 - - - 2 - 1 - - 5-9 - - ー6ヵ月 12ヵ月 1歳 - - - 3 - 5 - 9 - 1 1 ー6ヵ月 12ヵ月 1歳 - 3 - 3歳 17 13 - 2 27 38 14 149 85 16 1 3歳 - 3歳 - - 4歳 12 6 - - - - 1 - - - - - - - - - - - - - - #2 真菌性を含む - - - - - - 25-29 1 - 5歳 27 3 - - 38 45 - 12 14 118 112 12 - 5歳 - 5歳 - - - - - - 30-34 1 - 6歳 19 1 - - 30 8 14 74 90 7 - 6歳 - 6歳 年齢別 36 14 152 92 26 - 4歳 2 4歳 10-14 15-19 20-24 - - 2歳 5 8 - 5 10 46 8 113 38 18 2 2歳 - 2歳 報告患者数 ー6ヵ月 12ヵ月 1歳 ※ 表 中 の 数 値 は 各 定 点 か ら の 報 告 数 ( − : 0 ) - 細菌性髄膜炎 #2 合計 - 急性出血性結膜炎 合計 50 ヘルパンギーナ 2 248 手足口病 百日咳 107 水痘 1,203 704 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 感染性胃腸炎 139 6 合計 7 咽頭結膜熱 RSウイルス感染症 インフルエンザ #1 合計 感 染 症 発 生 動 向 調 査 週 情 報 1 - 8歳 15 2 1 - 13 5 2 55 63 2 - 8歳 - 8歳 1 - 9歳 12 1 - - 12 1 3 38 34 5 - 9歳 - 9歳 - - - - - - - - - 15 7 - - 5 1 - - 4 - 1 126 18 - - 2 - - - - - - - - - - - - - - - - - - 1 - 1 - 1 - 1 - 4 - 5 - - - - - - - - - #3 オウム病を除く - - - - - - - - 1 - - - - - - - - - - - - - 70∼ 6 - 2 - - - 1 - 10-14 15-19 20-29 30-39 40-49 50-59 60-69 70∼ 11 - 1 - 12 6 7 89 50 4 - 10-14 15-19 20∼ 1 - 10-14 15-19 20-29 30-39 40-49 50-59 60-69 70-79 80∼ 平成27年6月1日∼平成27年6月7日) 35-39 40-44 45-49 50-54 55-59 60-64 65-69 - - 7歳 17 - - - 23 14 13 58 93 3 - 7歳 - 7歳 (第23週 全国・関東情報 第 21週 ( 5月18日∼5月24日 ) 平成27年6月10日 インフルエンザの定点当たり報告数は第17週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は沖縄県 (3.57)、山形県(2.40)、岩手県(1.57)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける 報告数は39例と前週と比較して減少し、17道府県から報告があった。 RSウイルス感染症の報告数は321例と増加した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約74%を占めて いる。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別の上位3位は新潟県(1.68)、宮 崎県(1.36)、宮城県(1.14)である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は減少したが、過去5 年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してかなり多い。都道府県別の上位3位は鳥取県(7.63)、鹿児 島県(5.35)、山形県(5.17)である。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別 の上位3位は山形県(15.17)、大分県(14.86)、宮崎県(13.69)である。水痘の定点当たり報告数は減少し た。都道府県別の上位3位は富山県(1.07)、大分県(1.00)、宮崎県(0.81)である。手足口病の定点当たり 報告数は2週連続で増加し、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は徳島県 (8.13)、鳥取県(5.79)、香川県(5.61)である。伝染性紅斑の定点当たり報告数は2週連続で増加し、過去5 年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は滋賀県(2.03)、福島県(1.96)、埼玉県(1.59) である。百日咳の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は沖縄県(0.15)、栃木県(0.08)、 宮崎県(0.08)、福岡県(0.06)である。 マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別の上位3位は富山県(1.40)、 高知県(1.00)、宮城県(0.92)である。感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は減少し た。33都道府県から163例報告があり、年齢別では0歳(13例)、1∼4歳(119例)、5∼9歳(26例)、10代(4 例)、70歳以上(1例)であった。 <関東情報> 咽頭結膜熱の定点当たり報告数は、埼玉県(0.88)、千葉県(0.72)、東京都(0.70)からの報告が多い。 全国 インフルエンザ #1 RSウイルス感染症 咽頭結膜熱 報告数 定点当たり 報告数 定点当たり 報告数 定点当たり A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 感染性胃腸炎 水痘 手足口病 報告数 定点当たり 報告数 定点当たり 報告数 定点当たり 報告数 定点当たり 伝染性紅斑 報告数 定点当たり 突発性発しん 報告数 定点当たり 百日咳 報告数 定点当たり ヘルパンギーナ 流行性耳下腺炎 報告数 定点当たり 報告数 急性出血性結膜炎 定点当たり 報告数 流行性角結膜炎 定点当たり 報告数 定点当たり 細菌性髄膜炎 #2 報告数 定点当たり 無菌性髄膜炎 マイコプラズマ肺炎 報告数 定点当たり 報告数 定点当たり クラミジア肺炎 #3 報告数 定点当たり 感染性胃腸炎(ロタウイルス) 報告数 定点当たり 関東地域 2,498 0.51 321 0.10 2,006 0.64 10,717 3.40 22,070 7.00 1,271 0.40 5,255 1.67 2,341 0.74 2,094 0.66 53 0.02 989 0.31 1,345 0.43 11 0.02 399 0.58 8 0.02 12 0.03 124 0.26 8 0.02 163 0.35 #1 鳥インフルエンザを除く 259 0.17 37 0.04 599 0.63 3,442 3.65 5,998 6.35 444 0.47 742 0.79 1,013 1.07 682 0.72 14 0.01 134 0.14 428 0.45 8 0.04 163 0.80 4 0.05 1 21 0.26 2 0.02 13 0.16 茨城県 栃木県 10 0.08 2 0.03 40 0.53 243 3.24 441 5.88 33 0.44 24 0.32 53 0.71 32 0.43 11 0.15 30 0.40 - - 22 1.29 2 0.15 - 32 0.42 3 0.06 13 0.27 149 3.10 127 2.65 14 0.29 54 1.13 42 0.88 31 0.65 4 0.08 1 0.02 12 0.25 1 0.08 5 0.42 群馬県 31 0.32 29 0.48 221 3.68 397 6.62 15 0.25 104 1.73 58 0.97 37 0.62 1 0.02 7 0.12 30 0.50 26 1.86 5 0.71 #2 真菌性を含む 2 0.25 1 0.14 千葉県 37 0.15 4 0.03 140 0.88 675 4.22 1,313 8.21 99 0.62 187 1.17 255 1.59 127 0.79 2 0.01 21 0.13 143 0.89 1 0.02 32 0.78 - - - 埼玉県 2 0.25 #3 オウム病を除く 平成27年 21週 東京都 神奈川県 68 0.33 7 0.05 97 0.72 451 3.37 730 5.45 67 0.50 45 0.34 133 0.99 87 0.65 1 0.01 16 0.12 83 0.62 1 0.03 25 0.76 - 3 0.30 2 0.20 4 0.40 - 1 0.11 4 0.44 - 52 0.13 18 0.07 183 0.70 1,070 4.12 1,882 7.24 127 0.49 148 0.57 290 1.12 209 0.80 4 0.02 50 0.19 74 0.28 11 0.28 2 0.08 5 0.20 4 0.16 29 0.09 3 0.01 97 0.47 633 3.06 1,108 5.35 89 0.43 180 0.87 182 0.88 159 0.77 2 0.01 28 0.14 56 0.27 5 0.11 42 0.89 (-:0.00) 2 0.22 2 0.22 S I ASR (Saitama InfectiousAgents Surveillance Report) 埼玉県病原微生物検出情報(月報)2015 年 5 月号 2015 年 6 月 10 日発行 ☆ この情報は感染症法に基づく、感染症発生動向調査により、埼玉県衛生研究所及びさいたま市健康科学研究セン ターの持つ病原体検査情報をまとめたものです。 今月のコメント 咽頭炎由来の溶血性レンサ球菌 Streptococcus pyogenes T12 が 3 件検出されました。 ウイルス分離状況 四類感染症 臨床診断名 平成27年6月4日現在(累計:1月∼) ウイルス 検出月 検体数合計 3月 4月 5月 累計 1 5 3 12 検体数 E型肝炎 五類感染症つづき 臨床診断名 麻しん B型肝炎 検査中 検体数 A型肝炎 1 A型肝炎 1 3 1 2 検査中 重症急性 呼吸器症候群 デング熱 検体数 SFTS 風しん 先天性風しん 症候群 検査中 検体数 5 2 9 デングウイルス 4 1 7 無菌性髄膜炎 検査中 五類感染症 臨床診断名 咽頭結膜熱 インフルエンザ 平成27年6月4日現在(累計:1月∼) ウイルス 検出月 検体数合計 3月 4月 5月 累計 84 66 65 411 検体数 2 アデノ 1 1 0 2 1 検査中 1 0 1 0 65 42 検体数 インフルエンザAH3 6 1 4 0 〃 B 3 2 15 0 0 〃 AH1pdm09 アデノ 3 0 ライノ 0 0 1 1 0 3 0 0 0 6 10 39 2 13 ヒトメタニューモ 2 検査中 検体数 11 ノロ 6 サポ 1 流行性 角結膜炎 流行性 耳下腺炎 1 その他 ヒトメタニューモ ライノ サイトメガロ コロナ ノロ ボカ ヒトパルボB19 EB 検査中 2 アストロ 感染性胃腸炎 ロタ(A) 1 1 アデノ 1 1 1 1 サイトメガロ 1 検体数 1 コクサッキー A2 1 8 8 1 2 2 1 1 2 赤痢菌 チフス菌 パラチフスA菌 三類 コレラ菌 腸管出血性大腸菌O157 腸管出血性大腸菌O26 腸管出血性大腸菌その他 四類 レジオネラ菌 肺炎球菌 百日咳菌 VRE MRSA 五類 溶血性レンサ球菌 2 〃 A8 1 2 コクサッキー A6 〃 A16 検査中 検体数 15 9 2 2 3 39 ヒトヘルペス 6 脳炎・脳症 (四類以外) 1 ライノ 3 RS 1 1 4 2 単純ヘルペス 1 アデノnt インフルエンザAH3 検査中 1 1 1 5 5月 2 2 1 累計 15 3 2 1 1 2 2 1 4 1 1 4 1 1 1 43 2 1 5 4 9 10 1 2 43 48 4 1 1 1 1 14 18 1 4 2 2 1 1 44 240 2 1 1 5 13 13 4 1 1 13 27 45 7 8 1 2 1 1 44 3 平成27年6月4日現在 病原体名 分離月 3月 〃 A10 手足口病 4月 2 細菌分離状況 1 〃 A6 検査中 検体数 3月 4 1 コクサッキー A10 検査中 ヘルパンギーナ 3 0 アデノ 41 検出月 検体数 麻しん ヒトパルボB19 ヒトヘルペス 6 ヒトヘルペス 7 アデノ 31 検査中 検体数 風しん EB 検査中 検体数 風しん 検査中 検体数 ヒトヘルペス 7 ムンプス 検査中 検体数 アデノ 検査中 検体数 ムンプス 検査中 検体数 コクサッキー A9 パレコ アデノ 1 アデノ 2 ヒトヘルペス 6 ヒトヘルペス 7 インフルエンザAH3 インフルエンザB パラインフルエンザ RS 1 1 8 その他 4月 5月 備考(5月分) 6 1 H-(VT1):1 1 1 H11(VT1&2):1 1 1 1 血清型UT: 1 1 3 Streptococcus pyogenes (T12): 3 1 感染性胃腸炎(Salmonella Enteritidis):1 2 1 この情報に関してのお問い合わせは、感染症情報センター(感染症疫学情報担当) 0493-59-9325へ S I A S R (Saitama Infectious Agents Surveillance Report) H27年6月10日 埼玉県における食中毒発生状況(2014年) 2014 年の食中毒発生状況を下表に示しました。発生件数は 25 件、患者数は 589 名でした。 病因物質別では、ウイルス性食中毒が 13 件、細菌性が 7 件のほか、寄生虫性、化学物質による 食中毒の発生も確認されました。 ウイルス性食中毒は、1∼3 月と 11∼12 月の冬季に集中して発生し、原因ウイルスはいずれ もノロウイルスでした。 細菌性食中毒は、カンピロバクターによる食中毒が 5 件と腸管出血性大腸菌による食中毒が 2 件確認されました。カンピロバクター食中毒は、飲食店での鶏肉の喫食が原因と推定される 事例が多く報告されていますが、焼肉(牛レバー)を推定原因食品とする事例も確認されました。 腸管出血性大腸菌食中毒では、広域に流通した馬刺しが原因と考えられる事例のほか、給食を 原因とする規模の大きな事例も発生しました。 寄生虫性食中毒は、全国的にも増加傾向にあり昨年はアニサキス症が 2 件のほか、県域で初 めてクドア・セプテンプンクタータ(クドア)による事例が確認されました。 その他の原因物質では、イワシのつみれ汁を原因食品とするヒスタミンによる事例とツキヨ タケの誤食による事例が確認されました。 表 2014年 埼玉県における食中毒発生状況(さいたま市、川越市を除く) 病因物質 ノロウイルス ノロウイルス ノロウイルス ノロウイルス ノロウイルス ノロウイルス ノロウイルス ノロウイルス ノロウイルス ノロウイルス ノロウイルス ノロウイルス ノロウイルス カンピロバクター カンピロバクター カンピロバクター カンピロバクター カンピロバクター 腸管出血性大腸菌O157 腸管出血性大腸菌O157 アニサキス アニサキス クドア・セプテンプンクタータ ヒスタミン 植物性自然毒(ツキヨタケ) 合計 25 件 摂食者数 136 45 6 89 61 112 30 93 82 43 8 142 46 26 35 3 3 8 2 140 3 1 7 70 8 1,199 患者数 121 28 4 33 23 68 21 55 14 27 7 42 29 9 8 3 3 3 2 51 1 1 7 22 7 589 発生日 1月3日 1月5日 1 月 19 日 1 月 21 日 1 月 23 日 1 月 24 日 2 月 10 日 3月2日 3 月 26 日 11 月 23 日 11 月 25 日 12 月 6 日 12 月 20 日 7月4日 7 月 21 日 10 月 1 日 10 月 12 日 11 月 17 日 4月8日 7 月 25 日 2月3日 8月7日 8 月 25 日 3 月 24 日 9 月 29 日 原因食品 会食料理 仕出し料理・弁当 会食料理 弁当 調理提供した食事 仕出し料理・弁当 弁当 菓子 調理提供した食事 宴会料理 会食料理 調理提供した食事 会食料理 串焼き等 鳥わさ・鶏刺等 あぶり鶏白レバー 焼鳥丼等 牛レバー等の焼肉 馬刺し 給食 刺身類 あじのにぎり寿司 ヒラメ イワシのつみれ汁 キノコの油炒め等 原因施設 飲食店 仕出屋 飲食店 飲食店 飲食店 仕出屋 仕出屋 菓子製造 飲食店 飲食店 飲食店 飲食店 飲食店 飲食店 飲食店 飲食店 飲食店 飲食店 飲食店 給食施設 販売店 飲食店 飲食店 給食施設 家庭 感染症の流行状況 2015年 第23週 - 埼玉県 彩の国 埼玉県 総合トップ Foreign Language くらし・環境 文字サイズ・色合い変更 健康・福祉 検索 音声読上げ しごと・産業 文化・教育 県政情報・統計 総合トップ > 県政情報・統計 > 県概要 > 組織案内 > 保健医療部 > 保健医療部の地域機関 > 衛生研究所 > 感染症情報センター > 感染症の流行情報 > 感 染症発生動向調査 > 感染症発生動向調査 2015年 > 感染症の流行状況 2015年 第23週 感染症発生動向調査 2015 年 LINE いいね ツイート 掲載日: 感染症の流行状況 2015年 第23週 感染症の流行状況 2015年 第 1週 感染症の流行状況 2015年 第 2週 感染症の流行状況 2015年 第 3週 感染症の流行状況 2015年 第 4週 2015年第23週(平成27年6月1日∼6月7日)の要点 平成27年6月10日 A群溶血性レンサ球菌の定点当たり報告数は、前週より増加し、報告数の多い状況です。外出後の手洗い・うがいとと もに、十分な休養をとるよう心がけてください。また、お子さんの体調がすぐれない時は、医療機関に電話で相談の 上、早目に受診してください。 インフルエンザに関する情報はこちらをご覧ください。 麻しんに関する情報はこちらをご覧ください。 風しんに関する情報はこちらをご覧ください。 感染症の流行状況 2015年 第 5週 感染症の流行状況 2015年 第 6週 感染症の流行状況 2015年 第 7週 感染症の流行状況 2015年 第 8週 感染症の流行状況 2015年 第 9週 感染症の流行状況 2015年 第 10週 感染症の流行状況 2015年 第 11週 感染症の流行状況 2015年 第 12週 感染症の流行状況 2015年 第 13週 感染症の流行状況 2015年 第 14週 感染症の流行状況 2015年 第 15週 感染症の流行状況 2015年 第 16週 感染症の流行状況 2015年 第 17週 感染症の流行状況 2015年 第 18週 感染症流行状況 疾患 推移 流行状況 インフルエンザ ↓ ★ RSウイルス感染症 → 咽頭結膜熱 推移 流行状況 伝染性紅斑 → ★★★ ★ 突発性発しん → ★ → ★★★ 百日咳 → ★ A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 ↑ ★★★ ヘルパンギーナ ↑ ★ 感染性胃腸炎 ↓ ★★ 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) → ★★ 水痘(みずぼうそう) → ★ 急性出血性結膜炎 → ★ 手足口病 ↑ ★ 流行性角結膜炎 → ★★ *1.推移、流行状況は、県内全域の傾向です。 ↓:減少) 疾患 *2.推移は2週間前からの傾向を示します。(→:増減無し、↑:増加、 *3.流行状況は今週の流行を示します。(小さい←★、★★、★★★→大きい) 疾患名をクリックすると、各疾患の流行状況のグラフがご覧いただけます。 全国の感染症発生動向状況については、国立感染症研究所のホームページ「感染症疫学センター」(アドレス http://www.nih.go.jp/niid/ja/from-idsc.html)でご覧になれます。 この情報は毎週水曜日に更新する予定です。ただし、祝日等により変更の場合もあります。 感染症の流行状況 2015年 第 19週 感染症の流行状況 2015年 第 20週 感染症の流行状況 2015年 第 21週 感染症の流行状況 2015年 第 22週 お問い合わせ 保健医療部 衛生研究所 感染症疫学情報担当 郵便番号355-0133 埼玉県比企郡吉見町江和井410番地1 埼玉県衛生研究所 電話:0493-59-9325 ファックス:0493-59-9613 お問い合わせフォーム
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