栄町Uターン同居・近居支援金支給要綱 (目的) 第1条 この要綱は、Uターン者の親に対し、予算の範囲内でUターン 同居・近居支援金(以下「支援金」という。)を支給することにより、 子育て、介護等の共助を推進し、町民の定住化及び栄町への移住の促 進を図ることを目的とする。 (定義) 第2条 この要綱において「Uターン者」とは、栄町の区域内に住所 (住民基本台帳法(昭和42年法律第81号)に基づき住民基本台帳 に記録される住所をいう。以下同じ。)を有していた者が、栄町から 転出(同法第24条の規定による転出をいう。以下同じ。)をした日 から1年以上経過した後に、栄町に転入(同法第22条第1項の規定 による転入をいう。以下同じ。)をし、再度栄町の区域内に住所を有 している者をいう。 2 この要綱において「親」とは、Uターン者の父又は母であって、栄 町の区域内に住所を有するものをいう。 (支給の対象となる者) 第3条 支援金の支給を受けることができる者(以下「対象者」とい う。)は親であって、自己及びその属する世帯の世帯員のいずれにも 町税の滞納がないものとする。 2 前項各号の規定にかかわらず、次に掲げる事項に該当する場合は、 対象者としないものとする。 (1)父又は母のいずれかが同一のUターン者に係る支援金の支給を受 けている場合 (2)Uターン者が18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間 にある者のみである場合 (支援金の額) 第4条 2 支援金の額は、Uターン者1人につき、10万円とする。 前項に定めるもののほか、Uターン者に配偶者がいる場合又はU ターン者に子ども(15歳に達する日以後の最初の3月31日までの 間にある者をいう。以下同じ。)がいる場合は、前項に規定する支援 金の額に、それぞれ10万円を加算することとする。ただし、当該配 偶者及び当該子どもが当該Uターン者と一緒に栄町に転入する場合に 限る。 (支援金の申請) 第5条 支援金の支給を受けようとする対象者は、Uターン者が新たに 栄町の区域内に住所を有した日から6月以内に、栄町Uターン同居・ 近居支援金支給申請書兼請求書(別記様式)に町長が必要と認める書 類を添付して、町長に申請しなければならない。 (支援金の支給) 第6条 町長は、前条の規定による申請があったときは、その内容を審 査し、支援金を支給することが適当と認めるときは、その旨の決定を し、当該申請者に対し、支援金を支給するものとする。 2 町長は、前項の規定による審査の結果、支援金を支給することが適 当でないと認めるときは、その旨の決定をし、当該申請者に対し、そ の理由を付してその旨を通知するものとする。 (返還) 第7条 町長は、偽りその他不正の手段により支援金の支給を受けた者 があるときは、その者から、その支給を受けた額の全部を返還させる ことができる。 2 前項に定めるもののほか、町長は、栄町の区域内に住所を有した日 から起算して3年を経過する日までの間に、Uターン者又はその属す る世帯の世帯員が転出したときは、その者に係る支援金の支給を受け た者から、その支給を受けた額の全部又は一部を返還させることがで きる。 (台帳の整備) 第8条 町長は、支援金の支給状況を明確にするため、支援金支給者台 帳を整備しておくものとする。 (補則) 第9条 この要綱の施行に関し必要な事項は、町長が別に定める。 附 則 この告示は、公示の日から施行する。
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