ペントバルビタールカルシウム

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ペントバルビタールカルシウム
定量法の項を次のように改める.
定量法
本品約20 mgを精密に量り,水5 mLに溶かし,内標
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準溶液5 mLを正確に加えた後,水を加えて50 mLとする.
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この液5 mLを量り,水を加えて20 mLとする.この液2 mL
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を量り,水を加えて20 mLとし,試料溶液とする.別にペン
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トバルビタール標準品を105℃で2時間乾燥し,その約18
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mgを精密に量り,液体クロマトグラフィー用アセトニトリ
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ル10 mLに溶かし,内標準溶液5 mLを正確に加え,水を加
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えて50 mLとする.この液5 mLを量り,水を加えて20 mL
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とする.この液2 mLを量り,水を加えて20 mLとし,標準
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溶液とする.試料溶液及び標準溶液20 μLにつき,次の条件
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で液体クロマトグラフィー 〈2.01〉 により試験を行い,内標
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準物質のピーク面積に対するペントバルビタールのピーク面
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積の比QT及びQSを求める.
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ペントバルビタールカルシウム(C22H34CaN4O6)の量(mg)
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=MS × QT/QS × 1.084
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MS:ペントバルビタール標準品の秤取量(mg)
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内標準溶液 パラオキシ安息香酸イソプロピル0.2 gを液体
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クロマトグラフィー用アセトニトリル20 mLに溶かし,
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水を加えて100 mLとする.
試験条件
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検出器:紫外吸光光度計(測定波長:210 nm)
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カラム:内径4.6 mm,長さ15 cmのステンレス管に5
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μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル
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化シリカゲルを充塡する.
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カラム温度:40℃付近の一定温度
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移動相:リン酸二水素カリウム1.36 gを水1000 mLに溶
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かし,薄めたリン酸(1→10)を加えてpH 4.0に調整す
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る.この液650 mLに液体クロマトグラフィー用アセ
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トニトリル350 mLを加える.
流量:ペントバルビタールの保持時間が約7分になるよ
うに調整する.
システム適合性
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システムの性能:標準溶液20 μLにつき,上記の条件で
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操作するとき,ペントバルビタール,内標準物質の順
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に溶出し,その分離度は5以上である.
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システムの再現性:標準溶液20 μLにつき,上記の条件
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で試験を6回繰り返すとき,内標準物質のピーク面積
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に対するペントバルビタールのピーク面積の比の相対
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標準偏差は1.0%以下である.
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