011-1603.pdf 1 2 3 ペントバルビタールカルシウム 定量法の項を次のように改める. 定量法 本品約20 mgを精密に量り,水5 mLに溶かし,内標 4 準溶液5 mLを正確に加えた後,水を加えて50 mLとする. 5 この液5 mLを量り,水を加えて20 mLとする.この液2 mL 6 を量り,水を加えて20 mLとし,試料溶液とする.別にペン 7 トバルビタール標準品を105℃で2時間乾燥し,その約18 8 mgを精密に量り,液体クロマトグラフィー用アセトニトリ 9 ル10 mLに溶かし,内標準溶液5 mLを正確に加え,水を加 10 えて50 mLとする.この液5 mLを量り,水を加えて20 mL 11 とする.この液2 mLを量り,水を加えて20 mLとし,標準 12 溶液とする.試料溶液及び標準溶液20 μLにつき,次の条件 13 で液体クロマトグラフィー 〈2.01〉 により試験を行い,内標 14 準物質のピーク面積に対するペントバルビタールのピーク面 15 積の比QT及びQSを求める. 16 17 ペントバルビタールカルシウム(C22H34CaN4O6)の量(mg) 18 =MS × QT/QS × 1.084 19 MS:ペントバルビタール標準品の秤取量(mg) 20 内標準溶液 パラオキシ安息香酸イソプロピル0.2 gを液体 21 クロマトグラフィー用アセトニトリル20 mLに溶かし, 22 23 水を加えて100 mLとする. 試験条件 24 検出器:紫外吸光光度計(測定波長:210 nm) 25 カラム:内径4.6 mm,長さ15 cmのステンレス管に5 26 μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル 27 化シリカゲルを充塡する. 28 カラム温度:40℃付近の一定温度 29 移動相:リン酸二水素カリウム1.36 gを水1000 mLに溶 30 かし,薄めたリン酸(1→10)を加えてpH 4.0に調整す 31 る.この液650 mLに液体クロマトグラフィー用アセ 32 33 34 35 トニトリル350 mLを加える. 流量:ペントバルビタールの保持時間が約7分になるよ うに調整する. システム適合性 36 システムの性能:標準溶液20 μLにつき,上記の条件で 37 操作するとき,ペントバルビタール,内標準物質の順 38 に溶出し,その分離度は5以上である. 39 システムの再現性:標準溶液20 μLにつき,上記の条件 40 で試験を6回繰り返すとき,内標準物質のピーク面積 41 に対するペントバルビタールのピーク面積の比の相対 42 標準偏差は1.0%以下である. 43
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