記者配布資料平成 28 年 2 月 29 日大阪経済記者クラブ会員各位 1970 年代のヴィンテージ生地がカバンになって蘇る！～大阪商工会議所のクラウドファンディング支援プロジェクト第６弾！～【お問合せ先】大阪商工会議所中小企業振興部（大西）ＴＥＬ０６－６９４４－６４５１大阪商工会議所が、大阪府、民間ファンド運営事業者等と連携して支援してきた㈱オールドファブリック（大阪市中央区、代表取締役：田渕正伸）は、本日 2 月 29 日から、クラウドファンディングを活用して広く一般から事業資金を募る。大阪商工会議所が支援するクラウドファンディングのプロジェクトとしては 6 例目となる。 ○ヴィンテージ生地専門の仕立て屋がクラウドファンディングに挑戦！今回、クラウドファンディングを開始する㈱オールドファブリックは、ヴィンテージ生地専門のオーダースーツ専門店（テーラー）。テーラーは、後継者不在や経営不振等を理由に減少の一途を辿っているが、廃業店の在庫には、現在では見かけなくなった高品質の生地が多い。同社の田渕社長は、これらヴィンテージ生地を有効活用する専門店として、2004 年に創業した。2012 年からは、スーツだけでなく、カバン製作もスタート。一つ一つ職人の手作りで、一枚の生地からできるカバンは最大でも 8 個までの限定品となっている（添付資料ご参照）。こうした商品の販路拡大策について大阪商工会議所に相談があり、このたび㈱サイバーエージェント・クラウドファンディングが運営するサイト「Ｍakuake」 (https://www.makuake.com/project/old-fabric/）で 50 万円の支援を募ることになった。支援者へのリターンとして、カバンのほか、コースターやペンケースなども用意している。 ★事業者：㈱オールド・ファブリック（大阪市中央区、1950～70 年代ヴィンテージ生地専門店、代表取締役：田渕正伸） http://www.old-fabric.co.jp/ ★運営事業者：㈱サイバーエージェント・クラウドファンディング（東京都渋谷区、 https://www.makuake.com/ 代表取締役社長：中山亮太郎） ○大阪商工会議所のクラウドファンディング活用支援クラウドファンディングは、インターネットを介して不特定多数から少額の事業資金を集める仕組みで、技術やアイデアを事業化する新しい資金調達手段として注目されている。新規顧客の獲得や顧客ニーズの把握も期待できることから、大阪商工会議所では 2014 年度からその普及と個々のプロジェクトの支援に取り組んできた。大阪商工会議所では、今後も大阪府と連携してクラウドファンディングの活用を促進し、起業や新規事業の起ち上げなど有望プロジェクトの発掘、事業企画書の作成やコンセプトの打ち出し方、成功に導く方法などを積極的に支援する。＜添付資料＞㈱オールド・ファブリックの製品㈱オールドファブリックの製品カバンの制作にあたっては、生地の裁断から縫製まで、一個のカバンを全て一人の職人が手作りしている。生地のデザインを活かすために、柄の位置を考えながら裁断するなど細部にこだわっている。クラウドファンディング支援者へのリターンとして提供する、ヴィンテージ生地を使用した職人手作りのカバン（イメージ）【参考資料】 ○オーダースーツ専門店（テーラー）の推移大阪府洋服商工業組合（オーダースーツ専門店が加盟する同業者組合）の組合員数 1970 年 1980 年 1990 年 2000 年 2010 年 2015 年 686 名 581 名 359 名 254 名 157 名 136 名 ○クラウドファンディングサービス「Ｍakuake」 2013 年 8 月にサービスを開始し、これまでに 1000 を超えるプロジェクトをサポート。親会社の㈱サイバーエージェントが運営する「Ameba」(会員 4000 万人)と連携した PR 力が強み。以上