町田立体の本線部が開通します - 国土交通省 関東地方整備局

平成28年3月4日(金)
国土交通省関東地方整備局
川崎国道事務所
−記者発表資料−
国道16号保土ヶ谷バイパス(Ⅱ期)
町田立体の本線部が開通します
∼交通渋滞の緩和が期待されます∼
○開通時期:平成28年4月下旬
※開通日時については、決まり次第お知らせします
○開通延長:2.1km
○開通車線:4車線(片側2車線)
事業の実施にあたっては、渋滞への影響を考慮し交通規制範囲の縮
小や規制時間の短縮等、施工方法を工夫し進めてまいりました。
引き続き、慎重に事業を進めてまいりますので、ご理解とご協力を
お願いいたします。
発表記者クラブ
竹芝記者クラブ、神奈川建設記者会、都庁記者クラブ、神奈川県政記者クラブ
問い合わせ先
国土交通省 関東地方整備局 川崎国道事務所 電話 044−888−6411(代表)
副所長
阿久津 保則(あくつ やすのり)
計画課長
1
小田桐 潔(おだぎり きよし)
国道16号
保土ヶ谷バイパス(Ⅱ期)町田立体
開通概要
位置図
町田市
とうきょうと まちだし つるま
東京都
東京都町田市鶴間
とうきょうと まちだし つるま
東京都町田市鶴間
保土ヶ谷バイパス(Ⅱ期) 町田立体
延長2.1km
至 八王子
横浜町田IC
横浜市
東名入口
16
南町田北
至 横浜
つきみ野入口
保土ヶ谷バイパス(Ⅱ期)町田立体
卸センター入口
上川井IC
凡 例
246
事
大和市
業
中
高速道路
国
道
主要地方道
一般都県道
市
道
神奈川県
開通形態
現
状
東名入口
交差点
至 渋谷
八王子
至 横浜
至
南町田北
交差点
横浜町田
インター
東名高速道路
至 厚木
開
通
東名入口
交差点
南町田北
交差点
横浜町田
インター
至 渋谷
至
至
横浜
八王子
保土ヶ谷バイパス(Ⅱ期) 町田立体 延長2.1km
東名高速道路
至 厚木
H28年4月下旬開通
横断図
開通部分(本線部)
−凡 例−
:本線部
(H28年4月下旬開通)
:ランプ部(工事中)
歩道部
歩道部
一般部
一般部
2
:一般部
:高速道路
交通渋滞の緩和
○国道16号 町田市鶴間周辺は、東名高速横浜町田ICや国道246号との交
通が集中し、慢性的な渋滞区間となっています。
○保土ヶ谷バイパス(Ⅱ期)町田立体の整備により、当地域に用事のない
通過交通が高架部に転換し、適切な交通の分散が図られ、渋滞緩和が
見込まれます。
■渋滞ボトルネックの解消
保土ヶ谷バイパス(Ⅱ期)町田立体
延長2.1km
至 八王子
つきみ野入口
55,202台/日
16
①
南町田北
②
46,666台/日
東名入口
52,373台/日
東京都
大和市
横浜町田IC
神奈川県
町田市
横浜市
卸センター入口
凡例
61,932台/日
246
上川井IC
至 横浜
16
渋滞状況(写真撮影:平成27年9月)
南町田北交差点∼横浜町田ICまでの所要
時間が短縮
①南町田北交差点付近
(分)
至 横浜
10
8
6
4
2
0
8
2
整備前
至 八王子
約6分の短縮
整備後
出典:民間プローブデータ (平成27年3月 平日平均)
整備後は、規制速度60km/hで算定
②東名入口交差点付近
至 横浜
物流企業の声
町田市内の営業所から横浜町田IC
まで30分以上かかるため、1時間程度
の余裕を見込んでおり、業務上の支障
となっています。
町田立体の開通により、横浜町田I
Cへの所要時間の短縮に期待していま
す。これにより、取扱い量の増加、燃
料費の抑制などの効果が見込まれます。
出典: ヒアリング調査(平成28年2月)
至 八王子
3
生活環境の改善
○保土ヶ谷バイパス(Ⅱ期)町田立体の整備により、交通の転換が図られ、
生活道路へ迂回する交通の解消による安全性の向上が期待されます。
○また、交通渋滞が緩和され、所要時間が短縮されることによる救急医療支
援への貢献が期待されます。
■生活道路の機能回復
■町田市の負傷事故発生状況
国道16号から鶴間地区の市道へ迂回する交通状況
(8時台)
町田市
至 八王子
246
16
至 鶴間地区内
:負傷事故箇所
(H26∼H27上半期)
東名入口交叉点
横浜町田IC
保土ヶ谷バイパス(Ⅱ期)町田立体
16
至 横浜
246
至 国道16号
写真撮影:平成27年10月
延長2.1km
資料:警視庁「交通事故発生マップ」より作成
■救急搬送時間の短縮
三次医療施設へのアクセス
保土ヶ谷バイパス(Ⅱ期)町田立体
延長2.1km
(分)
南町田北交差点∼病院までの
搬送時間が10分短縮
246
東京都
16
相模原市
町田市
神奈川県
出典:民間プローブデータ (2015年3月 平日平均)
整備後の保土ヶ谷バイパス区間は規制速度
70km/hで算定
横浜市
町田市の救急車出動件数
21,000
増加傾向
19,000 18,282
17,000
19,011
(参考)
緊急搬送の経過時間と死亡率
19,476 19,713 19,734
搬送時間が短くなることで、死亡率
の低下につながる。
16
増加傾向
16
467
15,000
412
H22 H23 H24 H25 H26
出典:町田市統計
4
出典:カーラーの救命曲線
国道16号
保土ヶ谷バイパス(Ⅱ期)町田立体
<事業の概要>
目的
国道16号保土ヶ谷バイパス(Ⅱ期)町田立体は、国道16号が国道246
号と交差する東名入口交差点付近を立体化し、東名高速や横浜新道等の幹線道
路との連絡強化、交通渋滞緩和、沿道環境の改善を図る等、円滑な道路交通網
の形成を目的とした、東京都町田市鶴間地先における延長2.1kmの道路事
業です。
つるま
計画
位置図
保土ヶ谷バイパス(Ⅱ期)町田立体
延長2.1km
とうきょうと まちだし つるま
主要渋滞箇所
46,666台/日
至 八王子
東京都町田市鶴間
東京都町田市鶴間
2.1km
21.0m
第1種第3級
80km/h
4車線
とうきょうと まちだし つるま
:
:
:
:
:
:
東京都町田市鶴間
箇
所
延
長
幅
員
道 路 規 格
設 計 速 度
車
線
数
61,861台/日
61,932台/日
交通量:H22センサス
至 渋谷
完成イメージ
横断図
至 厚木
東名入口交差点
横浜町田IC
至 横浜
施工状況例 ※交通規制に伴う渋滞に配慮し、工事を進めております
現道でのトラッククレーン架設の状況
5
国道246号直上での送り出し架設の状況