平成 28 年度 札幌水道じっかんキャンペーン業務 企画競争実施

平成 28 年度 札幌水道じっかんキャンペーン業務
企画競争実施要領
1
業務の名称
平成 28 年度
2
札幌水道じっかんキャンペーン業務
業務の目的
札幌市水道局(以下「水道局」という。)及びその事業は、利用者からの料金に支え
られており、水道局の財政状況や老朽化した水道施設の更新といった水道事業の現状・
課題や、それらが利用者に及ぼす影響、更には各家庭における災害に備えた飲料水備蓄
の必要性などの情報を正しく伝え利用者と共有していくことは、安定した事業運営につ
ながるほか、安全な水道水が供給されていることをお知らせすることで、安心してじゃ
ぐちをひねって水道水を飲んでいただくことにもつながるものである。
水道局ではこれまでも、水道事業に関する情報をわかりやすく提供し、水道事業への
理解・関心を深めてもらうことを基本方針として広報活動を行ってきたが、今後 10 年間
に進めていく具体的な取組を示す計画として平成 27 年3月に策定した「札幌水道ビジョ
ン」では、「実感できる札幌水道」のキャッチフレーズのもと、重点取組項目の1つと
して、利用者とのコミュニケーションの充実を図ることとしている。
そこで、年間を通じた広報活動について、下記①~④を目的とし、統一性を持って効
果的に展開していくため、本件業務を実施することとする。
① 札幌の水道水のおいしさと安全性を実感してもらう
② 安全安定給水のための取組について理解し、関心を深めてもらう
③ 災害に備えた飲料水の備蓄の必要性をPRし、備蓄の推進を図る
④ 「きき水体験」参加者1万人以上の確保
3
業務の概要
⑴
業務内容
下記の各業務を行う。業務の詳細は、別紙1「平成 28 年度 札幌水道じっかんキャ
ンペーン業務 業務内容」を参照のこと。
① 「さっぽろ水道フェスタ 2016」の実施
② 「きき水体験」の実施及び水道事業の啓発
③ 水道凍結防止キャンペーンの実施
④ 「ミニさっぽろ 2016」への出展
⑤ PRグッズの企画・製作
⑥ 着ぐるみの企画・製作
⑵
業務期間
契約締結の日から平成 29 年3月 31 日まで
- 1 -
⑶
委託費
本業務に係る委託費の上限額は、1,300 万円(税込)とする。
※本業務は、平成 28 年度札幌市水道事業予算の成立を前提としているため、当初予
算案の修正などにより、業務の委託が不可能になった場合になどには、一部また
は全部について委託しないことがある。
⑷
成果品
業務の終了後速やかに、下記のものを提出すること。
① 報告書(A4判)1部及び報告書の電子媒体1部(アンケート集計結果含む)
② 各種作成データの電子媒体1部
③ 本業務において製作したPRグッズのうち使用しなかったもの
④ 別紙1「平成 28 年度 札幌水道じっかんキャンペーン業務 業務内容」において提
出することとしているもの
⑤ その他、水道局と協議したうえで、成果品として必要とされるもの
⑸
水道局公式キャラクターの使用について
本業務の遂行にあたっては、利用者に親しみをもって水道事業に触れてもらえるよ
う、水道局の公式キャラクター「ウォッピー」を随所に登場させるものとし、下記の
ものを効果的に活用すること。
① ウォッピーの各種基本ポーズのデータ(イラストレータ)
水道局が提供する。なお、新ポーズの製作は妨げないが、事前に水道局の承諾を
得ることとし、製作後の著作権を札幌市に帰属することを条件とする。
② ウォッピーの着ぐるみ(本業務で製作するものとは別のもの)
本業務で製作する着ぐるみが完成するまでの間にイベント等で使用するウォッピ
ーの着ぐるみは、水道局が一般財団法人札幌市水道サービス協会から貸与を受けて
提供する。ただし、同協会が使用するなどの理由により使用できない場合がある。
⑹
ボトルドウォーター「さっぽろの水」の使用について
企画提案には、本業務に係る各種イベント等で配布するノベルティとして、ボトル
ドウォーター「さっぽろの水」
(500ml ペットボトル)の無償配布を盛り込むことがで
きる。当該ボトルドウォーターは水道局が 10,000 本を上限に提供する。
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本業務の実施部局
札幌市水道局 総務部 企画課
〒060-0041
札幌市中央区大通東 11 丁目 23 番地
電話:011-211-7014
FAX:011-232-1740
- 2 -
札幌市水道局本局庁舎3階
E-mail:[email protected]
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応募方法
⑴
既存資料の供与及び閲覧
札幌市の水道事業に関するパンフレット等の刊行物は、本業務の実施部局で配布す
るほか、水道局本局庁舎及び各水道センターに配架している。また、水道局ホームペ
ージ(http://www.city.sapporo.jp/suido/)に掲載している。
その他、企画競争の参加者(以下「企画提案者」という。)が要求するもので閲覧が
可能な資料は、本業務の実施部局において閲覧に供する。
⑵
企画競争に係る質問の受付及び回答
企画競争に関する質問は、別添様式2により提出すること。
回答は、質問者に随時回答するとともに、公開する必要があると認める場合は、質
問及び回答の内容を、質問者の名を伏せて水道局ホームページに掲載する。ただし、
質問者の企画提案の内容に係る質問については掲載しない。
提出方法:持参、郵送、FAX、又は E-Mail によること。
※持参による提出は平日の9時~17 時とする。
受付場所:「4 本業務の実施部局」に同じ
受付期限:平成 28 年3月 24 日(木)17 時まで(必着)
⑶
企画提案書及び企画競争参加意向申出書の提出
① 企画提案書の書式
冊子形態(A4判・縦・左綴じ)とする。書体、写真挿絵等の仕様等については
自由とする。公正な審査を期するため、企画提案者を特定できるもの(社名・ロゴ・
個人名等)を記載してはならない。
② 企画提案書の内容
趣意書
:
提出する企画案について趣意書(1ページ)を作成すること。
企画案
:
業務内容の全てを網羅したものであること。
参考見積書:
内訳を記した見積書であること。
※上記は企画提案書の書式に準じて作成し、同じ綴りとすること。
③ 提出方法
企画提案書は、印刷物 12 部及び電子媒体(CD 又は DVD)1部を持参又は郵送(書
留)によること。印刷物 12 部の内訳は、表紙に社名あり1部(正本)と社名なし
11 部(副本)とする。電子媒体については社名なしのデータとする。
企画競争参加意向申出書(別添様式1)は1部とし、企画提案書の提出時に併せ
て提出すること。
※持参による提出は、平日9時~17 時とする。
④ 提出先
「4 本業務の実施部局」に同じ
⑤ 提出期限
平成 28 年4月5日(火)17 時まで(必着)
- 3 -
6
審査方法
⑴
一次審査
企画提案書による書類審査を行う。
一次審査の結果については結果判明後、速やかに E-Mail 又は文書により企画提案者
全員に通知する。ただし、企画提案者が少数の場合は、一次審査を省略することがあ
る。
⑵
二次審査
一次審査通過者によるプレゼンテーションを行う。
① 実施場所
札幌市水道局本局庁舎3階
会議室A(予定)
② 実施日
平成 28 年4月 15 日(金)(予定)
※二次審査の詳細については、企画提案書の提出締め切り後に別途連絡する。
③ 説明方法
持ち時間は企画提案の説明 20 分、質疑応答 10 分の計 30 分を予定している。ただ
し、企画提案者の数に応じて短縮することがある。
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契約候補者の選定
⑴
審査方法
水道局内に設置する実施委員会において評価し、最も優れた企画提案者を契約候補
者として選定する。また、企画提案者が1者であっても、企画提案の内容の審査を行
い、優れていると判断された場合、契約候補者として決定する。
⑵
審査基準
審査基準は概ね下記の項目とする。
① 札幌水道フェスタ
・多くの集客が期待できるか
・年代を問わず楽しめる内容か
・水道水のおいしさ・安全性を効果的に PR する工夫があるか
・水道への興味関心を喚起し、水道局の取組や飲料水の備蓄の必要性などの理解
につながる内容か
② きき水体験
・幅広い市民の参加により、目標人数(11000 人)の達成が期待できるか
・実施方法(デザイン・運営方法・場所・時期等)は適切か
・水道水のおいしさ・安全性の実感につながる内容か
・水道事業や飲料水備蓄の必要性などの理解につながる工夫があるか
- 4 -
③ 凍結防止キャンペーン
・多くの市民が見聞きできる提案か
・水道凍結に対する理解の促進と凍結の予防効果が期待できるか
・ターゲットに合わせて、適切な媒体やPR手法を提案しているか
④ ミニさっぽろ
・小学3・4年生が、仕事を体験しながら水道事業を理解し、関心を深められる内
容か
・仕事体験は多くの子どもが参加できるものか
・水道のしごと体験者以外の子どもたちにも水道事業への理解を促す工夫がある
か
⑤ PRグッズ
・イベントで配布するノベルティとして魅力的か
・業務の目的や配布する場面に適したグッズを提案しているか
⑥ 着ぐるみ
・仕様に沿った提案か
⑦ 委託業務全般
・業務を実施する人員・運営体制は適切か
・全体を通して統一感を持った内容になっているか
・業務の目的を十分に理解し、高い効果が期待できる魅力的な提案か
⑶
最高得点者が2者以上ある場合(同点の場合)の決定方法
審査の結果、最高得点者が2者以上となった場合は、審査項目のうち「⑵ ⑦委託
業務全体への理解度」の評価点が最も高い者を選定する。それでもなお、同点の場合
は、当該企画競争参加者がくじを引きにより選定するものとする。この場合において、
当該企画競争参加者またはその代理人がくじを引かないときは、これに代えて、当該
企画競争事務に関係のない職員がくじを引くものとする。
⑷
結果の通知
審査後速やかに、二次審査の参加者全員に対し、E-Mail 又は文書で結果を通知する。
⑸
契約の締結
契約は随意契約(地方公営企業法施行令第 21 条の 14 第1項第2号)により行うこ
ととし、具体的な契約内容及び委託費の額は、契約候補者と水道局との協議により決
定するものとする。
契約は水道局総務課契約係が行う手続きによるものとする。
なお、実施委員会において契約候補者との協議が不調に終わった場合は、次点とし
た者と協議することとする。
- 5 -
8
留意事項
⑴
企画競争への参加に係る一切の経費は企画提案者の負担とする。
⑵
提出書類の内容に含まれる著作権、特許権、実用新案権、意匠権、商標権その他法
令に基づいて保護される第三者の権利の対象となっている事業手法、維持管理手法等
を用いた結果生じた事象に係る責任は、全て企画提案者が負うものとする。
⑶
提出された企画提案書は返却しない(電子媒体も含む)。
⑷
提出後の企画提案書の訂正、追加及び再提出は認めない。
⑸
企画提案者は、企画競争の実施に必要な場合、提出書類等を水道局が利用すること
を許諾することとする(複製の作成を含む)。
⑹
契約候補者は、その後の委託業務の遂行に必要な場合、提出書類等を水道局が利用
することを許諾することとする(複製の作成を含む)。
⑺
提出された企画提案書等の書類は、札幌市情報公開条例(平成 11 年条例第 41 号)
に定めるところにより、公開される場合がある。
⑻
企画競争にあたって、企画提案者が虚偽の記載及び申告など、不正とみなされる行
為を行った際には、契約の相手方としない場合がある。
⑼
契約締結時点で、契約候補者が地方自治法施行令第 167 号の4に該当した場合、入
札参加資格停止措置を受けた場合又は暴力団関係者となった場合には、契約を締結し
ない場合がある。
⑽ 「3 業務の概要」に示す内容は現時点のものであり、また、企画提案の内容がその
まま契約内容となるものではない。業務及び契約の内容等は、水道局と契約候補者と
の協議を通じて決定するものとする。
⑾
本業務の実施に必要な会場、物品及び人員の確保等のほか、本業務の実施に係る一
切の費用は、本件委託費の中に含めて積算すること。
⑿
本業務の実施に必要な許認可等の各種手続きは、本業務の契約後、受託者の責任に
おいて行うこと。
⒀
本業務において利用する施設(札幌市水道記念館、藻岩浄水場、イベント会場等)
の設備、備品又は貸与物品等の破損、汚損や、本業務の従事者又は参加者等の怪我な
どにつき補償等の対応が必要となる場合は、受託者の責任においてこれを適切に処理
すること。
⒁
本業務で使用する各種広報物(チラシ・パネルなど)の製作にあたっては、札幌市
が発行する「広報に関する色のガイドライン」を参考にし、できるだけ多くの人に見
やすく分かりやすい情報提供に努めること。
⒂
本業務の実施にあたっては、札幌市が発行する「イベントをエコ化するためのガイ
ドライン」を参考にし、環境への負担軽減の観点から、ごみの減量、リサイクルに留
意すること。また、上記のほかにも「札幌市環境マネジメントシステム」に準じ、環
境負荷の低減に努めること。
⒃
水道局ホームページ(http://www.city.sapporo.jp/suido/)には、質問に対する回
答やその他企画競争に関する情報を掲載することがあるため、随時閲覧すること。
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