がん遺伝子診断における北海道大学病院との連携を開始

2016年3月2日
各位
三菱スペース・ソフトウエア株式会社
がん遺伝子診断における北海道大学病院との連携を開始
三菱スペース・ソフトウエア株式会社(本社:東京都港区浜松町、社長:稲畑廣行、以下 MSS
という)は、北海道大学病院の「がん遺伝子診断部」と連携してがん遺伝子情報のデータ解析を開始
する運びとなりましたので、お知らせいたします。
MSSは、宇宙分野で培ったソフトウェア開発技術及び数値解析を用いて、遺伝子情報のデータ解
析に参入しました。以来、20 年以上にわたって、データ解析の経験、データマイニングのアルゴリ
ズム改良及びソフトウェア開発により、高精度なデータ解析技術を蓄積してまいりました。
これらの実績に基づく北海道大学病院との共同研究の結果、日本人特有の遺伝子変異を考慮し、
かつ、国内で承認された分子標的薬の組み合わせを解析できるアルゴリズムとソフトウェアが完成い
たしました。
遺伝子情報の扱いにつきましては、北海道大学病院と当社の接続は閉鎖系のネットワークと生体認
証により高いセキュリティを確保しております。
また、電子署名による改ざん防止と、ワークフローの自動化によるデータ取違いの防止を行いデー
タの信頼性も高めております。
今後、MSSは北海道大学病院との共同研究をさらに進めていき、日本人のがん遺伝子データベー
スの拡充により応用領域を拡大するとともに、得られたデータベースの多様性により分析精度の向上
も図ってまいります。
将来は、様々ながんに対応した「がん診断パネル」の実用化を目指し、最先端のがん治療をデータ
解析の面から支えていきます。
開始時期:2016年4月1日
【本件に対するお問い合わせ先】
三菱スペース・ソフトウエア株式会社
営業本部 第二営業部 大場
TEL:06-4961-8825
e-mail:[email protected]